20歳』の作文集

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20歳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/10/2024, 11:54:16 PM

椅子を取り外し、フロアマットも外し、緑色の絨毯をピッタリサイズに切断して床に、椅子を元通りにして土禁車の完成。二十歳人生初のマイカー購入 あの時君は若かった😅

1/10/2024, 11:45:50 PM

待ち合わせまで時間があったので持参した文庫本を読み耽っていると、ペちんと額に痛みが走った。電車は既に次の駅へ向かう助走をしていて、目の前には振袖姿のフユカさんが立っていた。
フユカさんの振袖姿を見た時、可愛いとか綺麗とかを思う前に、心臓を何かが這いずるよう様な気持ち悪さに襲われた。それは、日陰の中で燻っていた稚拙な独占欲が、彼女の明るさにあてられて芽吹いた痛みだった。
「どう? 似合うでしょ?」
成人式終わりのフユカさんはそう言って笑った。電車のプラットフォームには、彼女と同じような振袖姿の人がちらほらと見受けられる。楽しそうに袖を振る彼女はとても綺麗だと思ったし、とても似合っていた。だから、とても遠くに感じた。十八歳と二十歳、たかが二年だけど、それは確かな事実だった。自分はまだ大人ではなく、彼女はもう大人になったのだ。
「どうしたの?」
いつもと違う事に気付いたフユカさんが、心配そうにしていた。何を言うべきか考えて、何も言えなくなる。ただ唇を引き結ぶだけの自分が、情けなくて仕方なかった。
電車の利用客達が迷惑そうに避けていく。フユカさんに手を引かれる形で駅から出た。
「言わなきゃ分からないって、いつも君が言ってるでしょ。お姉さんに話してみ?」
駅周辺にある噴水を丸く囲む形で設置されたベンチに腰掛けて、フユカさんはそう言った。喧嘩した時はいつもそう言って話し合っていた。なけなしのプライドと脆弱な信念を天秤にかけて、信念を取った。感じたこと、思ったこと、出来る限り言葉にしていく。フユカさんは、途切れながら吐き出されていくそれらをじっと聞いていた。
「君さ、たまに超可愛い時あるよね。普段は生意気なのに」
「なんですかそれ」
「私はね」フユカさんはそう言って、何もない空をぼんやりと見上げた。
「本読んでる君が嫌いだった。高校の時ね」
初耳だ。
「何を話しても曖昧に返事するだけで、こっちの話全然聞かないし、何時間もずっとそうしてるし」
「すいません」
「何より、自分とは違うって感じるのが、一番嫌だった」
遠くでクラクションが鳴った。雑踏と信号の音が、混ざって消えた。
「本、読んでみようって頑張った時期もあったけどね。全然ダメだった」
「そう、だったんですね」
「そうだよ。」
どこか拗ねたような顔をした後、フユカさんはいたずらっぽく微笑んだ。
「だから、今の情けない君は大好きだよ。私のこと本当に大切なんだなーって思うと、可愛くて仕方ない」
恥ずかしいのと情けないのが、声にならないくらいの吐息になった。
「それで? 私に何か言うことあるんじゃない?」
「本読んでる時、反応薄くてごめんなさい。以後気をつけます」
「他には?」
他にあるらしい。考えても分からなかったので、言えなかったことを言うことにした。
「今日のフユカさんも、綺麗だと思います」
「うん、ありがと」
フユカさんは勢いをつけて立ち上がった。手を繋いでいるので、つられて立ち上がる。上着のポケットに押し込んだ文庫本の重さを、今更のように思い出した。

1/10/2024, 11:43:50 PM

成人 私はいつが成人か
中学 大人と子供をいきつ
戻りつ ままな
私が成人を超えた
今さえ ある

だが 成人 幾つになっても
成長 なんて 無理な
朝 さて 生活費 働くよ

愚痴は言わないが
いい 苦手人から
私を見つめたら 不思議と
新たな私の弱点も気づく
だが やはり 成人君子には
遠い

1/10/2024, 11:38:34 PM

新成人の皆さん、成人おめでとうございます。

10代の頃は20歳なんてとてもお姉さんに思っていましたが、20代も後ろの方に差し掛かると、あっとい間に合うあの頃は楽しかったなぁと振り返るようになりました。

親に「社会人になったら1年あっという間だから」という話をよく聞かされて、まさかぁと思っていましたが、思っていた10倍早く過ぎていく日々を過ごしています。
充実しているけど、大人として振る舞う毎日には酸いも甘いも両方あり、辛くて悩む日もあります。

でも、生まれてから今もなお支えてくれる家族、10 代の頃に出会ったなんでも笑い合える友人の存在は本当に心の支えです。

20歳は人生一度きり。
今近くにいる人を大切に。
そして、あなたの20歳をあなたらしく思いっきり楽しんでください。

少しだけ成人の先輩より。

1/10/2024, 11:11:54 PM

~20歳~
と聞くと、戻りたいな~とじんわり思う。
叶わない願いとは思うけど、20歳に戻ってみたい。
そしたら、何をするかな。
やり直したい、と思うのは、あの時こうすれば良かったかな、もっとこうしていたら違う未来になっていたかな、といった後悔がたくさんあるから。

もっともっと今、未来につなぐためにもっと真剣に生きたら良かったと思っている。もっと楽しめば良かったとか、それも思うけれど、
でもきっと、意外と同じように、相変わらずな生き方で毎日を重ねているのかもしれない。

よくいえば、昔からそんなに不真面目に生きていないということかもしれない。

悪く言えば、代わり映えしないのが私自身かもしれない。

1/10/2024, 11:00:03 PM

【20歳】
大人になったってことなんでしょうが
特別な日が、ただの平日になるのは
すこしだけ、すこしだけさみしいものね

1/10/2024, 10:54:25 PM

20歳

 息が途切れそうになる。跳ねるたびに、体中の関節が声を上げ始めた。

 長い坂だった。何回も走り込んだ馴染のコース。若い時には、すでにラストスパートをかけていた。だが、ここ数回の大会で、それが戦略ではなく若さだと気付いた。競技場に近づくにつれ、増える歓声に踊らされていた。 

 前方の背中が大きくなってきた。若い背中だ。左右に揺れが見える。

 トラック勝負にはさせない。クライマックスの歓声は、20歳の若者に火を入れる。

 スパートをかけた。最後の角の手前で並び、外からの右折で一気に追い抜く。背後の気配が遠ざかる。残り50メートルは歩いてもいい。そのつもりで飛ばした。彼の心をここで刈る。
 

 彼は間違ってはいない。そういうものなのだ。そういう走りでいい。

1/10/2024, 10:52:38 PM

お題:20歳

創作

【宣戦】


成人式は蹴飛ばした。

初めから行く気などなく、眼中になかった。寒空の街中で着物やスーツをきた同い年の人間たちとすれ違う度に足取りは軽くなっていった。

あれにのこのことおめかしして参加する連中っていわゆる地元大好き人間や昔ちょっと(半端な)悪い系でした〜系が参加したがるよな。特に保守的な奴ほど。偏見だけどあながち間違ってもないだろう。

それでなくてもどうでもいいおっさん達に、昨日まで「あんた、誰?」(そもそも名前も覚えない)だらけの中高年のおっさん達に偉そうに祝われて嬉しい?普段からセクハラパワハラしてるおっさん共に。成人を二周三周と繰り返してるのに、中身は成人から程遠い仕上がりの連中に。

たまに成人式で暴れるIQマイナスなのかな?というような頭脳は三歳児、身体(だけ)は成人男性がテレビに流されると、かまってちゃん全開で見てるこちらが恥ずかしくなる。それするために気○團みたいな格好をして止めてもらうのを期待して行ってるわけじゃん。どんなプレイだよ。

あれを産んだ親、後悔しなよ。あんたらの子供はこの先もああやって他でも迷惑をかけるよ。つうか、今までも人に迷惑や嫌な思いをさせて生きて来てるよ。知らなかっただけで。

でももっと怖いのはそういうのに限って躊躇なく子供を作って親になってしまうこと。しかもポンポコ作る。確実に引き継がれていく、よからぬものが。アホや無能ほど無謀な子持ちの道を選ぶ。

こういうこと言ってる自分は確実に少数派でそれこそ中二病?と言われるのだろうな。その要素が全くないとは言い切れないかもしれない。嫌な奴という自覚は流石にある。

私は地元が嫌いだ。でも進学は地元から通える大学に親から限定された。未だ地元から抜け出せてない。下の弟は来年大学受験だがそんな縛りはない。遠方の大学を受験することもできるそうだ。呑気に「バンドサークルに入りたい」「ギター弾きたくて」とか言ってるのを見ていちいちちょっとイラッとする自分も嫌い。弟には許されて姉の私が許されない。小さい頃からいくらでもそんなことがあった。我慢が私のデフォルトになった。

これで「成人おめでとう」なんてどんな罰ゲームだろう。

親はおそらく就職も地元でさせようとしてくるだろうがそれだけは絶対阻止をする。一生出れなくなってっしまう。

地元を捨てる。それが今の私の願いであり、私しか知らない宣戦布告だ。それが実現できたとき一人で成人式をしてやろうかな。カラオケかどこかでしようか。想像すると我ながら怖いと思うが、どこか笑えてもくる。

私の苦労を知らない奴らに祝わせてたまるか。お前らに祝させてやるほど、私の人生は安くない。

とにかくバイトを増やしてお金を貯める(今も貯めてはいるけど就活するときに一気に減るだろう。遠方で就職したいから)資金がないと地元からは抜け出せない。今から増やそうとしているバイトの面接に向かう。足取りは軽い。

私の成人式はまだまだ先だ。待ってろ、私。人より遅いけど大丈夫だから。

1/10/2024, 10:42:05 PM

「お誕生日おめでとう! そして、成人おめでとう! 20歳なんて早いねー」
 成人式の日。それは、俺の20歳の誕生日でもあった。
 その言葉が欲しくて、真っ先に隣の家のお姉さんに会いに行った。
「あ、もう成人は二年前にしてるね」
 お姉さんはそう言うが、成人しているかどうかはさほど重要ではなかった。
「ありがとう。……約束、覚えてる?」
「約束……? って、それより、そろそろ成人式の会場に向かわないとまずいんじゃない?」
『それより』ではない。
 20歳になったらお酒が飲める。煙草が吸える。でも、そんなことよりも、20歳になったら――

 物心ついた頃には一緒にいた。
 隣の家のお姉さんは五つ年上で、よく自分はお姉さんだと、それらしく振る舞っていた。
 今の丁度半分の年の頃。お小遣いでおもちゃの指輪を買って、お姉さんにプロポーズした。いつから恋になってたかなんてわからない。でも、本気だった。
 お姉さんは困ったように笑って、
「じゃあ……20歳になってもまだ好きでいてくれたらね」
 そう言ってくれたのだ。
「本当? 約束だよ!」
「わかった。約束するよ」
 それから少しでも意識してもらえるよう、今まで「お姉ちゃん」と呼んでいたのを名前で呼ぶように変えたし(呼び捨てにしたら怒られたので「さん」付けだけど)、身嗜みにも気を付けた。彼女と並べるよう、少しでも身長を伸ばしたくて、牛乳もたくさん飲んだし好き嫌いもしなかった。追いつきたくて、勉強も頑張って今は良い大学に通っている。

「約束だよ。何よりも大事な約束。忘れたなんて言わせない」
 彼女の左手に触れ、薬指をなぞる。
 そうしてようやく思い出したのか、彼女は顔を真っ赤にした。
「あ、あれは、子供の頃の憧れとかいうやつじゃ……!」
「今日の夜、空けといて」
「成人式の後なら、友達と集まって同窓会とかするんじゃないの!?」
「それこそどうでもいい。それよりも、もっとずっと大事なことだから」
 薬指にそっと唇を落とす。
 ますます彼女は顔を赤く染める。リンゴみたいでかわいい。
「ど、どこでそういうの覚えてくるの!」
 いたずらっ子の笑みを浮かべ、彼女の手を離す。
「いってきます」
 20歳になるのをずっと楽しみに待っていた。
 今夜、彼女の指に触れたら、もう二度と離さない。


『20歳』

1/10/2024, 10:41:48 PM

「20歳」


わたしは事件に巻き込まれた

あの日から

わたしに隙があった
警戒心がまるでなかった
わたしは汚い

このことは
死ぬまで誰にも話さない
結婚なんて
相手の人が可哀想

ずっと ずっと
自分の未熟で他人を疑わない
頭のゆるいところを責めていた

ただ
私がわたしを責めているだけでは
ふしだらな欲を満たす
化け物はいなくならない

私がわたしを責めた22年
わたしと同じ目に遭った人たちが
被害を訴えて

金儲けのためだろうと

野次る人たちは
どれだけの時間そのことについて
考えたのだろう

「運が悪かったね」
では済まされない人権を
わたしたちは生まれたときから持っている

人権を保証するこの国で
隠れるように生き
わたしの個性を活かせない

いや
「運が悪かったね」
と自分に言っては駄目なのだ
運のせいにはしない

わたしは母の娘なのだから


かの子

1/10/2024, 10:32:07 PM

【20歳】
俺の殺したアイツは20歳だったらしい
俺の10個以上も下だ

それでもアイツは俺と対等に戦ってきた
…俺と同じくらい苦しんでいた
助けられなかった

1/10/2024, 10:29:23 PM

「20歳」

20歳は一つの節目であると言える。これから社会に出て活躍していこうと奮起する若者の多いことだろう。
人生これからだと。
その一方で、こんなことも聞いたことがある。

20歳で人生の半分は過ぎてしまっている。

いわゆるジャネーの法則というやつだ。
0歳のときの一年間と比べると、20歳の一年間は人生の二十分の一であると。だから体感時間はどんどん短くなっていくという理論だ。その理論で行くと、体感的に、おおよそ20歳で人生の半分は過ぎてしまっているというわけだ。

20歳という節目が、門出か折り返しか。それは人生を最期まで謳歌した人にしか分からないだろう。
だが、残りの人生に、爆発的な可能性があると信じて、毎日を踏みしめるように歩けば、案外20歳ってのは、まだまだ始まったばっかりなのかもしれない。

1/10/2024, 10:27:17 PM

#20歳

嫌な顔せず傍にいてくれる君

成人おめでとう、これからも俺をお願いします

1/10/2024, 10:26:00 PM

─20歳─

ねぇ、君は今も見てるかい?

僕ももう20歳になったよ。

成人式では小学校とか中学校の皆と会ってさ、

あの頃の思い出とか、今何してるのかとか、

他愛の無い話して盛り上がったんだ。

皆も君に会いたがってたよ。

君は今何してんだろうなってさ。

本当に、優しい人に恵まれてたね。


…嗚呼、君も生きてたら、

僕と同じで20歳だったのにね。

確か、小説家になりたいって言ってたっけ?

あの頃は自分の未来が見えないって悩んでたよね。

僕はさ、君が書いた小説、読みたかったな。

君は想像力豊かで、楽しそうで。

なのに、なんであんな事故が起きるんだろうね。

本当に、神様って不平等だな。君じゃなくて、僕だったら。

夢も中身も何もない、僕だったらよかったのにね。

もしそうなったら、君は悲しんでくれたのかな。

1/10/2024, 9:14:08 PM

20歳_15

20歳 おめでとうございます。

これからの未来が 咲き誇りますように。

1/10/2024, 8:54:54 PM

【20歳】
20歳かぁ・・・。
遠いなぁ・・・
20になるまで約5年
私は何になってるのかなぁ
楽しみだけど怖いな・・・
目を閉じれば暗いように私の未来は、
今真っ暗で何も見えない
違う・・・
見えないんじゃなくて見ようとしてないんだ
生きてることが辛くて
友達関係とか、そういうので
自分を偽って、嫌なことでも頼まれたら引き受けて
そんな惨めで弱い自分が嫌になって
でも友達との楽しい思い出もあって
捨てきれなくて悩んで悩んで学校にいけなくなった・・・。
あぁ、20歳が今の私には何も見えない・・・。

1/10/2024, 8:44:15 PM

20歳

初めてお酒を飲んだ。

初めてタバコを吸った。

何だか大人になれた気がした。

だけど、小さいときに見ていた20歳は

もっとかっこよかったように思える。

私の心は学生の時から何も変わっていない。

大人になるってなんだろう。

子供になるってなんだろう。


2024.01.10

1/10/2024, 7:21:29 PM

道は真っ直ぐに伸びている。
ずっと、ずっと、只管真っ直ぐに。

歩いてみる。すると木が一本だけあった。
しばらく歩く。また木が現れる。
どうやら等間隔で生えているようだ。

1本目、2本目、3本目………

そうしていくらか歩くと、
それまで一本だった道が二つに分かれる。
20本目の木。その前には、看板が一つあった。
看板には何やら文字がある。曰く、

          《警告》
         一方通行です。
  一度しか選択出来ません。慎重に選んで下さい。
←子供でいたいなら此方へ
           大人になりたいなら此方へ→

1/10/2024, 7:03:39 PM

お題 20歳

僕はまだ20歳にもなっていない普通の学生だ
酒も飲めないしタバコも吸えない、車も運転できない。これは常識だ。だけど出来ない人もいることにびっくりだ

1/10/2024, 6:59:01 PM

ゆっくり大人になればいい
      あせらず大人になればいい

      自分を大切にできたら満点
      他人を大切にできたら満点
      自然を大切にできたら満点


        好きな音楽を聴いて
        欲する食事を頂いて
        住む場所は清浄にね

      
      素晴らしい出会いが
       あなたに訪れますように!


             『20歳』

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