『20歳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
No.3『20歳』
小さい頃は「早く大人になりたい」って思ってた。
だって大人になったら何でもできるしどこへにでも行ける。
自由なんだろうなぁ...
そう思いながら一歩ずつ大人の階段を登っていた。
でも登れば登るほど足取りは重くなる。
周りの目が気になって仕方がなかった。
成人式。
友達と話せるか正直不安だった。
みんな「障害者」のあたしとは話したくないんじゃないか、一緒にいたくないんじゃないか。
そう思うと自分から話しかけることが出来なかった。
話しかけてくれた子はいたし、一緒に座ろと言ってくれた子もいた。嬉しかった。
でも本当は嫌だったんじゃないか、気を使ってくれたんじゃないかっと疑ってしまう自分がいた。
その日の夜はいっぱい泣いた。
友達ともう少し話せば、声をかければと後悔してる気持ちと
疑ってばかりの自分が情けない気持ち。
とにかく辛くて、寂しくていっぱい泣いた。
小さい頃のあたしは考えもしなかっただろう。
今のあたしの事を。
いっぱい後悔することを。
大人になったからって何でもできるわけじゃない。
しんどいことの方が多いってことを。
こんなネガティブなことばかり書いてるあたしも
もうすぐで〝20歳〟だ。
この19年間、後悔してばっかりだった。
特に人間関係では。
これからもきっと後悔することはいっぱいある。
それならせめて自分の趣味...好きなことでは後悔したくない
少しずつでいいからやりたいことをやっていきたい。
ううん、やっていこう。
まだまだ続く長い人生を少しでも楽しむために。
2024.1.10.˹水˼
20歳の春
おばあちゃんが
化粧品を一式買ってくれた
美容部員に化粧をしてもらい
おばあちゃんの
化粧品入れをもらい
綺麗だと
おばあちゃんに
褒めてもらって
見た
エレベーターの鏡の中の私
白と茶色系で
プロの仕上がりだった
あの
ポーチは今も
お気に入り
おばあちゃん
ありがとう
整えたものを全て出し切り、ひとつの場所に集うことをキッカケに意識する。
皆がそれぞれ思い思いに過ごした年数以上をこれから生きることになるだろう。
【20歳】という大きな節目を超えた青年らは、正直無敵だと思う。
僕は羅夢(らむ)歌歩の中の人格の1人。テーマを無視してずっと色々書いていたことを他の人の作品を見て今気づいた。今回はテーマに沿ってここに書きたいと思う。今回のテーマは20歳。20歳…。そういえば歌歩の姉が成人式に最近やったそうです。とても綺麗な着物を着て、みんなすごく楽しそうでした。(ちゃんとみてないけど)僕もあんなふうになれるのでしょうかいや、僕じゃなくてそれは歌歩の話か。僕はあんまりこういうテーマに沿って物事を考えたりするの苦手かもしれない…。じゃあ、僕の好きな話でも書こうかな。僕の好きなことは、物語を書いたり、文章を書いたりすること。想像や考えることはとても楽しい。僕の1番好きなこと。僕はいつか色々な物語を書きたいって思ってる。でも、僕とは違って他の人の意見だってある。僕はあんまり人と話すのが好きではない。友情とか親友とか友達とか僕はそういうのがとても苦手でいつもそこだけは逃げてきた。他の人と関わらないように、傷つかないように、傷つけないようにあんまり人とは関わらないようにした。僕は友達とかそういうのが怖い。あんまり話したくはないけれど友達にはあまり良くない思い出があるから僕は好きじゃない。とにかく僕は、1人でいいと思い続けた。嫌なことはたくさんあるけど逆にいいことだってたくさんある。僕はそう信じて毎日生きてる。今はあんまり楽しくないけど絶対に楽しいことだって生きていれば必ずあると思うから。さてと、ここで終わりにしようかな?もっと書きたいこともあったけどみんなみたいにたくさんは書けない。あと何行あるかも分からないから、やっぱりここまでにしておこうかな?今日は変なこともたくさん書いたけど読んでくれた皆さん、ありがとうございました。皆さんにも楽しいことがありますように。
【お題:20歳】
きっと何者にもなれないお前たちに告げる
目の前に果てしなく広がる草原を見ていると
風に草が揺れる音がざわざわと聞こえてくるだろう
心臓の鼓動を感じながら
太陽の光を眩しく感じるかもしれない
虫の声が祝福してくれている、君の未来を
そして、両足で地面を踏み締めて1歩ずつ前に進める幸せを
20歳
窓からの優しい太陽の光に包まれた成人式会場。
私は、20年生きた。
辛いこと、苦しいこと、緊張したこと、後悔したこと、怖かったこと、楽しかったこと、死ぬほど嬉しかったこと、本当に色々あった。人に心配かけたり、昔のことなのに今も悔やむことだってある。
でも、ここに立ててよかった。繕うことなく笑顔な人、泣いている人、はしゃいでいる人、花束を見つめる人。そして私のように今までを噛み締める人。
歩いてきて、よかった。
そう思えるその日まで、私は駆け抜けると誓った。
題 : 20歳
20歳の自分は何をしているのだろう。現在高校3年生の私には20歳までの猶予は2年とない。
小さい頃は、「将来はデザイナーになりたい。」
などと言ってたが、いざ現実を見るとそんなものは才能のある人しかなれないのだと突きつけられる。
現実的に考えて1人でも生活できる職につこうというのが私の考えである。
学校の先生には、「収入で将来就く職を決めるのか?」と言われるが全てにおいて凡才の私に何が出来るのかも分からない。だから結局、やりたいことも見つからず安定した収入の分野を選ぶことにした。
20歳の自分は何をしているだろう。充実した日々を送っているだろうか。この選択を後悔しているのだろうか。しかし、それでも、私はこの選択が間違いであるとは絶対に思わない。
夢はなにか?
子供の時よく問われた事だ。
その時はやりたいことを言っていたりしたものだが
この年にでもなってくるとどうも、労働=金と直球に導いてしまう自分がいて。
嫌な生物になってしまったものだなと
少し自分が憎らしい
もう、20歳か。
・・・なんて思っていたけど、気がつけばもう30歳も過ぎた。
あれから10年。
あっという間なような、わりと長かったような。
色々なことがあった。悔しくて泣いた日もあるし、嬉しくて泣いた日もある。
覚えているのは、そんなふうに感情がグワングワンと揺れた日のことだったりする。
それ以外の多くは、なんの変哲も無い日常がほとんどだ。
この文章を書いていることも、あっという間に忘れるだろう。
でも、書いた文章は残る。
少なくとも、いまこの瞬間の感情は文章にのせて書いておきたいなと思う。
そして、読み返した時に懐かしい感情に浸ることができらいいな。
誕生は 今日か明日かと 待ちわびた
二十歳の初産 今は婆さん
#20歳
「やっとだ、、、。」俺は、今年二十歳になった。
親戚のなかで1番年下だったおれは、可愛がられた。
でも俺は、10代後半ぐらいから、いや、もっと前からだったかもしれないが、
可愛がられることが嫌だった。
二十歳になってからお酒も飲むようになって六ヶ月以上がたった今、可愛がられることはなくなっていった。
なのに、心なしかさみしいと感じている。
(この気持ちはなんだ、、?)
次の日、公園に仲が良さそうな家族がいた。子供は可愛がられていて、
その子供に対して
「いいな―――」
気付いたらそう口にしていて、そう思った自分にびっくりした。
「20歳」
20歳
中学生の頃、大学生が凄い遠い存在に思っていた…何でも出来て、自由で羨ましいと感じた…何でも規則や大人の都合で、がんじがらめだと思っていた…とにかく、早く20歳になって、大人の仲間入りして、何でも自由にやりたい、色んな可能性を手に入れたい…
其れから数年後、憧れた20歳になって、現実って壁にぶつかった。そして、中学生の頃を眩しく感じた…
20歳
今日はあの子の命日です。 そして今日は私の20歳の誕生日そして私の命日
幼馴染のティアは不老の体を手に入れた。彼女は成人の儀式に失敗して、19歳のまま年を取ることができなくなったのだ。俺達の村では、19歳になってから1年経った者は成人の儀式を行う。村長の家のそばの教会で3日間祈りを捧げ、その祈りが神に届けば成人を認められて20歳になれるのだ。このとき、神に存在を観測してもらうには微量の魔力が必要となる。必要といっても少しで良いから、儀式が失敗することは普通はないらしい。だがティアにはそれが足りなかった。
ティアは昔から、2歳年下の俺に対して姉のようにふるまった。俺もティアのことを信頼していた。けれど、恋愛ということにおいては彼女は高嶺の花だった。ティアは年上だし、美人で性格も良く村の皆から好かれていた。俺が彼女に釣り合うとは思えなかった。それに何より、ティアは成人したら村を出ていくはずだった。自分は将来王都に菓子店を開くのだと、いつも言っていた。しかし、王都では未成年が働くことはできない決まりだ。儀式に失敗したティアは夢を諦めることになり、目に見えて落ち込んでいた。以前は俺が彼女に気を持つべきではないと考えていたが、だんだん俺がずっとそばにいて元気づけたい、幸せにしてやりたいと思うようになった。長年の思いを成就させるなら今しかないという気持ちもあり、俺はティアと同い年になった19歳の誕生日に、思い切って彼女に結婚を申し込んだ。それから1年の間、俺達は村の新しい家に二人で住んだ。彼女と共に暮らすことができるのは嬉しかったが、俺の中ではときどきその幸福に影がさした。俺は結局、自分の思いを叶えるために彼女の傷心を利用しただけなのかもしれない。
俺の成人祝いに、ティアはケーキを焼いてくれた。それを見ていたたまれなくなった。別に彼女の夢が破れたのは俺のせいじゃない。でも、俺の中の罪悪感がそう錯覚させた。影は最近ますます濃くなってきている。俺はとうとうティアの年齢を追い越してしまった。この先俺は順当に年を取っていくが、ティアは何年経っても、俺が死んでも19歳のままだ。そんなことがあっていいのか?
祝いに来てくれた家族や友人、村の者達が帰り二人きりになった家で、俺はティアの胸に、その次に自分の腹に、ナイフを突き刺した。すごく痛かったが、それよりもティアにも同じ苦痛を与えていると思うと申し訳なかった。俺は彼女の人生を二度も狂わせてしまった。しかし視界が薄れていくと同時に、俺の胸の中は今まで経験したことのない安堵感で満たされた。
【20歳】
小学生の時思い描いた中学生の私はいなくて
中学生の時思い描いた高校生の私もいなかった。
高校生の時思い描いた20歳の私もいなくって
20歳だった私が思い描いた未来の私もいないのだろう。
いや、決めつけるのはよくないか。
私は私に何度も裏切られてきたけど
未来の私は過去に顔向けできないような
そんな情けない私だけど
それでもまだ何度でも理想を思い描く。
21歳、今の私が頑張れば
私は私のなりたい私になれるのかな。
いつの日か「愛してる」を自分に言える日を願って。
1歳×20ではなく
19歳+1でもない
ただの20歳
あたしはそれに特別な名前は付けないけど
好きなように呼ぶと良いよ
いつかのX歳の私もきっと
同じように笑ってやるから
(20歳)
昔は、成人したらどういうことしてる?というような質問に、答えるのが面倒なので、どうせ20歳頃には死んでると思うので、考えるだけ無駄ですといった趣旨のことを言っていた。
なのに、気がついたら20歳を過ぎて、30歳まで見えてきてしまった。私の人生設計には、こんなに長生きする予定はなかった。
とはいえども、先のみえない世の中である。改めて、30歳を過ぎたら何をしてる?という質問には、どうせ30歳頃には死んでると思うので、考えるだけ無駄ですと答えることにする。
20歳の頃の自分に手紙を送るなら
いつか自分を理解してくれる人と
幸せになれるよ
どんだけ大人なんだろう
そんなに自分は大きくなるのか
憧れ不安を覚えた幼少期を過ぎて
ついになってみた時の呆れた感
思っているほど20歳は大人じゃない
まだまだ子供で思考の幼い大人だ。
これから世界についてやっと知る
そんな年頃なのに
まるでなんでもしったかのように
恥ずかしげもなく、されど恥ずかしく
–20歳–
人見知りでそのくせ頑固。
きっと扱いにくい時の方が多かったでしょう。
これまでごめんね。
そしてありがとう。
こんな僕も、20歳になりました。
少しはあなたたちに近づけたかな?
…いや、全然だな。
独り立ちしたつもりになっているけど、
まだまだお世話になりっぱなし。
これからも迷惑かけるかもしれない。
だからあなたたちへのありがとうを、
これからたくさん返させて?
だから長生きするんだよ?
…絶対だよ?
これまで育ててくれてありがとう。
あなたたちの子どもに生まれてよかった。
240110 20歳