『20歳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#4 【20歳】
20歳、それはもう一度周回する10年。
10代、部活でグラウンドを
10回走ったことを思い出す。
20歳、あの時よりも体が重い。
20分遅延する電車より、早く走れたら。
ムシャクシャに走ったあの頃は
何かを信じていた、のかもしれない。
20歳
私の時代は20歳になる学年のときが成人式だった
若さとはなにかを知ったとき
20歳は遥か遠くに過ぎ去った
20歳になれば大人になれると思っていた
いざ20歳になれば
実はそんなことはなくて
お酒が飲めるから
大人とかじゃなくて
就職して
家族ができて
大切なものができて
大人になるのって
その人の価値観とか
経験で決まると思う
この前
父と会った時
「お前はまだ子供だな」
って言われた
その時は
” もう子供じゃないから ”
って答えたけど
よく考えたら
『迷惑はかけるし、何事に対しても』
やっぱり親を頼ってしまう私は
『まだ子供なのかもね、笑』
20歳は私にとってどんな年だろうか
光に溢れた道を歩んでいるだろうか
暗闇を彷徨っているだろうか
想像ができないけど
人生を決める時どんな状況にあっても
自分を応援できる
そんな人生でありたい
そんな人でありたいと願う
新成人の皆様、ご成人おめでとうございます。
皆様の明るい未来を応援しています。
#6 20歳
お題:20
先日20歳になりました。
20歳の集いに行ってきました。
祝って。(切実)
20歳
あの頃すごく大人に見えた歳
実際なってみても何も実感ないまま
いつしか若くていいなって思うようになって
今となってはまだまだ子供に見える
成人年齢が引き下げられたとはいえ
やっぱり人生の節目を感じるのはこの歳
だけど人生この先の方が長くって
君たちはまだ何にでもなれるんだ
子供から見ても私から見ても
一番キラキラ輝いている歳のあなた
いくつになってもキラキラのままでいてほしい
20歳を超えた皆様へ
20歳。それは、ある意味で「人生」という物語の一区切り。
これからの人生は、今までとは違う、環境や景色を感じながら生きていく。
さぁ、君の物語は、20歳で一度区切りを迎える。
次の区切りは、少し長いけれど、まだまだ先だ。
その人生を、どうやって過ごす?
君の物語は、まだまだ続く。
辛いことも、苦しいことも、楽しいことだってある。
きっと、充実した毎日になるだろう。
20歳、おめでとう。君が20年間、生きてきてくれたことに賞賛と感謝を。そして、これからの80年弱の人生が、良いものであるように。祈りを。
冬華より
「20歳」
ハタチになれば、大人になれると思ってた。
大人として振る舞うしかないことは増えても、
ハタチまでに自分が憧れた大人になれていない。
お酒もタバコも嗜んだけど、
それで大人になれるわけじゃない。
大人ってなんだ?子どもってなんだ?
きっと、境目なんてない。
どこまでいっても
ひとりひとり違う人間なんだから、
子どもでいられなくなる日も、
大人になる瞬間も、
人それぞれだろうな。
20歳……
沢山できることが増える年齢。
でもその分自分でなんとかしないといけないことが
多くなる年齢。
でも、20歳だとしても
それでも家族にとっては自分の子どもだから
色々心配が増える年齢なのかなって
思う……
20歳になったから なんだ
袴やスーツを着て成人式に出て
偉い人の言葉を聞けば大人になれるのか?
3歳児のように駄々こねたり
5歳児のように乱暴振るうような
精神お子さまな大人なんてごまんといる
20歳というのはあくまで節目
そこから「大人」になるのは自然現象ではない
自分で学んで成長して
初めて「大人」になれるんだと思う
月の光の鋭い夜は
こころの深みに
隠しておいた
あのひとへの想いが
ざわざわと
苦しいほどに
さわぎだす
# 三日月
初めて日本酒を飲んだはずなのに、どこかで感じたことのある感覚に襲われたが、それがなにか、二杯目を飲んで思い出した。〝アルコール消毒液をたっぷりつけた後の手の匂い〟だ。
一言で言えば不味かった。思っていたような味がしない。苦いとか辛いもあまりない。
僕が顔をしかめていると、父は隣で同じ日本酒を口に運びながら笑っていた。
「美味くないか?」
「いや、全然。消毒液じゃん」
「当たり前だろ。酒なんだから」
まあ、そうだけど。
「まだまだ子供舌だな」
そう言って父は「もう一杯」と日本酒をお猪口に注いだ。
【20歳】フィクション作品 #5
春のつぼみの季節をともに過ごして
いま夏の光に咲き誇る君
実りの時を思い描くよ
木陰でそっと見守らせて
「20歳」
#297
『20歳』
私は今、社会に旅立とうとしている。
1人で自由に生きれるんだ。
だけど、少し寂しい。
人に頼ることが当たり前じゃ無くなった。
1人で物事をこなすのが当たり前。
それが出来ないのは落ちこぼれ。
本当の味方が分からなくなる。
人間に、完璧にできている人なんていない。
なのに、平等・公平・お金・幸せを求める。
大人になって学んだことがいっぱいある。
新しい挑戦をしないと、未来には進めない。
平和を願い、我慢をするんだ。
そして、人に流されてはいけない。
本当の意見を伝えるんだ。
そうすることで、みんなの不満は減るだろう。
自己中心にならない。
これが20歳になった私への試練だ。
まだ、20歳なんてかなわない。
上には上がいる。
不安を持たず、立ち向かっていくのが大事なのかもしれない。
〈フィクション〉
20歳のときはサポートステーション通ってたり
仕事探ししたりとしてた記憶がない
たまに出るサポステ行事に参加してたくらいか
十年前免許取得はなんとか取れたがバイクも手放されてるし車の免許もないしなんのために勉強してたんだろうポッキーやけに食ってた記憶がある
しかも無職だったし
やっぱり当時四十代の人のほうが人気だったんだよな
あの人子供にやけに懐かれてたもんな
俺なんか全くひとりなついてたのがいたが覚えてないやこんなにNPOにいると色んな意味でおかしくなるから早めの就職就労を勧める
#20歳
君たちは今日から大人だと
責任という文字を手渡される
なのに…
世間はまだまだ子供扱い
都合よくフワリフワリ
逆手にとって生きられるなら
楽しいだけの人生ゲーム
でも生きることは
どれだけ多くの気づきを
得るか身につけるか
その事に気づくのが
二十歳の通行手形さ
大人の時間は加速する
あっという間に世間の評価も
変わっていく
君たちは今日から大人だ!
祝いの言葉は
ある意味呪いの言葉
大人になるってどういう事なんだろう
大人になってもまだ確たる答えは
見つからない
懐かしい
成人式。
ギリギリまで
振り袖を着るか?
着ないか?
悩んだ挙句
着る事にした。
レンタルを申し込むには
少し 遅すぎて、
お色直しで着るような
色打ち掛けだ。
目にも華やかな
コバルトブルーに
大輪の花。
目立つのなんのって‼️
恥ずかしいけど、
背が高い私には
大きな柄が
比較的
良いようだ。
気に入った。
その年ごとに
流行りの色やデザインは
変わる。
そんな物には
目もくれず、
私は
私の気にいる
着物にした!
ギリギリまで、
悩んだけど
結果オーライ❣️
と、言っても
まだまだ、
20歳。
若さゆえの、
肌のハリは
パンパンである。
未だ、
写真を見るたびに、
恥ずかしい、
母が
懸命に働いて、
都合をつけてくれた、
着物。
レンタルだったけど、
嬉しかった。
20歳になった
地元のアイツも20歳になった
小学校から一緒の友達、中学で喧嘩し別れたアイツもみんな平等に時を過ごしそれぞれの結果発表の成人式
「今は〜大学でさ〜」や「パチンコで〇万勝ったわ!」なんて真面目に話すやつもいれば昔のまま話すやつもいてそんな中俺は成人式に行かず家で家族飯
何も悲しいわけじゃない、その日の晩誘ってくれたね竜泉寺(銭湯)
誰かに生かされてる俺らがでかい顔して大人になりましたよなんて顔きっとまだ早い
そんな中途半端なものじゃなくて社会に出たときに得れる尊いものを胸に、アイツらと居酒屋で呑みたいな
でも嬉しかったなあの日のお誘い、付き合い悪くても小中一緒だっただけなのに見返り求めず寒い中誘いに来てくれたこと。
20歳の頃はどんな気持ちだったかな。
ようやく大人になれたなのか、まだ子どもでいたいなのか。
30歳を超えた今分かることがある。
ただ身体が老けていくだけで頭はなんにも変わっちゃいない。
大人ってなんだろう?
ただの記号に惑わされて。
自分は自分でいいじゃないか。
人生の、節目の年
少しだけ、大人になれる年
節目に辿り着いた皆さん、おめでとう
この歳まで、生きてくれた事に感謝を
そして、これからも
強く生きて欲しい、そう願うよ
---二作目---
二つのグラスの中で、ゆらり揺れる赤い色
向かい合わせに座る、俺とお前
今日は、人生の節目の一時
思えば色々あった、最初こそ何も無かったのに
お前と出逢ってから、俺の何もかもは変わった
輝いた、色鮮やかになったんだ
...出逢った日から、この時まで、俺と一緒にいてくれて、ありがとう
そして、
「これからも、末長くよろしく」
キンッと一つ、小さくガラスの音が響いた
#20歳
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