『1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
"千年先も"
早朝の散歩、今日は河川敷を歩くルートにした。
「陽の光があったけぇ……」
雲が少なく、綺麗な朝日が昇っている。風はそよ風程度で、吐く息は白くても昨日よりだいぶ暖かい。
「みゃあ」
「なんだ?」
何かを訴えるような、要求するような声を出した。ジャンパーの中で前足を動かしている。
「外出てぇのか?」
「んみゃん」
イエス、と答えるような声を出して、俺の顔を見上げ此方を向く。
──この天気ならあまり寒くないし平気だろう。
そう思うと、ファスナーを開けてハナをジャンパーから出した。
「みゃあ〜」
「気持ちいいか?」
「みぃ〜」
目を細めながら気持ち良さそうな声色で返事をする。久方振りに外で日向ぼっこが出来て嬉しいらしい。
──けど、地面に降りないようにしっかり抱っこしなくては。
ハナを抱く腕に少し力を入れ、抱きしめる。
──平和だな。
静かで緩やかな時間の流れに、ふとそんな言葉が浮かぶ。
「みゃあん」
──こんな日常が、ずっと続くといいな。
澄んだ青空に輝く太陽に願いながら、暖かな冬の朝の空気を堪能した。
お前のせいだ。全部お前のせいだ。
お前のせいで、私は死ねなくなった。
例え、死ぬほど辛い思いをしても、死のうとしても。
あれから、1300年ほど生きた。
それまでの間、私はお前をずっと憎んでいた。その身もまた死ねない体になったお前を。
そして私は、これからもお前を憎み続けるだろう。1000年先も、10000年先も。
時間はたっぷりあるんだ。いつの日か私たちが「無くなる」日まで、何度でも、
「殺し愛」をしようじゃないか。
【1000年先も】
東方projectのあるキャラクター二人と、二人をテーマにした歌を思い出しながら書きました。
憎みあい、殺しあいながら愛し合う、あの関係いいと思うんだ…
【1000年先も】
coming soon !
300字小説
竜と乙女
「1000年先も我は其方達の人生を犠牲に生きるのだろうか?」
この神殿に封印された竜の我を慰める為、国の王は乙女を一人、神殿に閉じ込め、世話をさせる。だからと言って孤独から断ることも出来ず項垂れる我に乙女が笑った。
「1000年先の未来はきっと貴方様にも私達にも良いものになってます」
そして来たる1000年。我の封印は解けないままも、魔法技術は発達し、月の裏側まで行けるようになった。
「……では」
我の魂を竜の身体から離し、一時的に人間そっくりの人形に宿す。
「不思議なものだな」
しかし、これで我も乙女達の世話にならず、自由に動ける。
「それでは外へ参りましょう」
乙女に手を引かれ、私は青い空の下に歩き出した。
お題「1000年先も」
遥か未来の西暦3024年。
どんな世界になっているだろう?
1000年先を見届けることはできないけれど、
理想の未来を思い描く、
そんな楽しみ方もある。
1000年先も
星空は綺麗に輝いている…
希望…夢…
1000年先も
空想…透明な状態
夢空間
泳いでる…
綺麗で透き通った海
切なくて…悲しい
悲哀な気持ち溢れ
涙する
1000年先か。
こういうことを考えてみるとき、まず現況を考えてしまう。この惑星の1000年先…
いろいろなレベルで「非常事態」だけど「やりようが無いわけじゃない」。地球にはまだ「創造の暴力」とでも言うべきものがある。「宇宙的諸事情」に鑑みて、「のんびり構えているわけにもいかなくなった」きわめて現実な領域に対して、あらゆる方面・手法を用いてでも「引き上げをブースト」する必要に対処しようと、関係各所・各位にはっきりとしたムーブメントを見て取れる。今は「最初の100年」とも言える。何世にも渡るものだから、現在の人達がその結実を見ることはないだろう。
さて、1000年先。人類は自らの定義を変容させているかもしれない。現実創造のシステムと取りかかり方が、「当たり前に常識の範疇」のものとして扱われているかもしれない。「物質レベルの物事」と「エネルギーレベルの作用」とが、同列セットで考えられているかもしれない。
そして、現在よりもっと、地球自体や他の生命形態種族に対してオープンでフレンドリーになっていてほしい。何より、人類が人類自身に、愛深くなっていてほしい。闇に灯りを、黒から白へ白から黒へ応現自在に、チャレンジをクリアできるようになっていてほしい。
今気づいた。私は強欲かもしれない。そして、この文章は1000年先の人には「過去の凡庸の呟き」として感じられるかもしれない。
それでいいと思う。それがいい。
長い時間眠って、
目覚めたら世界は様変わりしていて。
身内も居るわけないし、
退屈だったから、
酒場で出会った奴と行動を共にした。
そいつは感情が豊かで、
からかい甲斐があって。
退屈なんて感じる暇もないくらい、
毎日笑って過ごした。
人生に希望を見出せず眠りについたが、
なるほど。
1000年先も悪くないかもしれない。
テーマ『1000年先も』
愚かな人間どもめ
1000年先もこの星があると思うなよ
『1000年先も』
「1000年先も一緒にいたい」
なんて 言ったら
貴方は笑うかな
でもね 私
貴方となら 何年先も一緒にいられると思うの
この想いは永遠よ
1000年なんて 短いわ
1000年先もあなたのそばで
ずっと近くにいた
途中からあなたと同じ学校ではなかったけど時々会ったりして
周りの人からは仲良いね これからもずっと親友だねって言われてた
あなたにならどんな私も見せることができて受け入れてくれて、君が連絡くれた時甘えてくれた時に嬉しさを感じていた
どんなに遠くにいてもあなたを気にしていて
この感情は一生揺るぐことのない愛だと気づいた
気づく頃には僕たちは大人になっていた
いっときの感情だけで告白するほどの度胸はもうなくなっていた
あなたが幸せでいてくれたら それでいい
でも時々でいいから連絡をください
死ぬまで言えないあなたへの秘密
愛してます
その言葉をそっと胸にしまって
1000年先も親友でいてね
1000年先も
1000年経っても、地球はあると思う。
日本もまだあるし、たぶん食文化も消えない。
もしかしたら気温が極端になっているかもしれないし、産業も進歩しているかもしれない。
それでも日本は日本だと思う。
今の政治のように、悪い人が跋扈して
いい人が損をする。
世界情勢は変わっても悪いところは変わらない。
1000年先だって。
ずっといれるよな
だって俺達幼馴染
切っても切れないし
きっと前世も一緒だったんだよ
お前だけだから
こんな気許せるのも
お前、俺が学校で弱いとこ見せないの知ってるじゃん
そう、そういうこと
この話何回目?そんなの何回でも話す
大事なことだから
お前のことはお前より知ってる自身あるし
普通でいようと頑張ってるのも知ってる
でもな、俺とお前はずっと一緒
未来永劫永遠に
どんまいどんまい
お前が普通になる日なんて来ないよ
俺にせいぜい縛られ続けてくれ
ミレニアム幼馴染よ
来世とか僕は信じてないけどさ
もしあるのならもう一度君と
1000年先、私たちが今住んでいる場所は、どんな風になっているんだろう。
今住んでいる家も、仲間と共にすごした学校も、ほぼ毎日通ったコンビニも、きっと無くなっているだろう。
大して功績を残してこなかった私のことを、誰も知ることもないだろう。
でも、1000年先に私と貴方がまた出会えることが出来たら、素敵かも。
例え貴方が人間で、私が人間以外の動物だったとしても、また貴方と人生を歩めるのなら、どんな姿になっていても嬉しいから。
ねぇ、貴方は嬉しい?
「……答えてくれないよね。でも、ありがとう」
貴方と共に過ごした人生は決して忘れない。
後悔はない。
きっと、また、1000年先も出会えるなら。
1000年先も
拝啓 この手紙を読んでいるあなたへ
初めまして。私はお喋り好きな人間です。お手紙を書くのはほとんどはじめてなので、なにを書こうか悩んでいます。自分の人生の中で1番楽しかった時間のことを書こうかな。
私がまだ幼かったころ、エルフの方とお会いしました。くるくるの赤い髪を今でも覚えています。あなたは何年生きてるの?と聞いたことがありましたが、覚えてないと言われてしまいました。それだけ長生きしてるのでしょう。
その人の誕生日に、赤い髪に似合う赤色のネックレスをプレゼントしました。プレゼントを貰ったのは初めて、ととても嬉しそうにしていて、こっちまで嬉しくなりました。
エルフは長生きだから、きっとまだ穏やかに日々を送っているでしょう。もしあなたがくるくるの赤い髪に赤いネックレスをしたエルフを見かけたらこの手紙を渡してくれませんか?
何卒よろしくお願いします。
敬具 栗毛の私より
赤毛のあなたへ
先にお空で待ってます。のんびり来てね。できれば1000年くらい先で。1000年経っても忘れないよ。
機械の口約束、
旧モデルの解体、
来世紀後のバックアップ。
劣化する絵の具、
骨のない感情の死骸、
額縁の中の延長戦。
俺の好きな曲、2つ。
2024 2/3 (土) 15『1000年先も』
1000年先も
人生100年とも言われるこの時代。だけど、私は、貴方と1000年先も永遠に生きれるだけ二人で生きて一緒にいたいのです…最近、すれ違いや、言い合い、増えて来たけど、その山を全て乗り越えれば、ホントの幸せがやって来るはずだから…そう、何度も間違った道選び続けた私でも必ず幸せになれるはずだから…永遠に貴方とそばにいたいのです…
1000年先も
今生きてる人は
みんないないはず
でも
生まれ変わって
1000年先も
姿変わっても
みんな生きていたら
どんな生活してるのかな
なな🐶
2024年2月3日407
どんなに記録媒体が発達しても
1000年先まで残せる物はわずかだろう
それでも心に残るものはきっと
1000年先まで残りつづける
だからわたしたちは詩うのだ