『1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
1000年先の人間も今と同じ言葉を話すだろうか? おそらくそうはならない。
今から1000年前、1023年。日本は平安時代である。
今よりも月はでっかく空に浮かんでいた時代、人々は現代人の何倍もの時間をかけて発話していたらしい。知らんけど。
当然、今の言葉はその当時のものとはだいぶ様変わりしている。(古典のテストは本当に大変だった)
そして現代も、いつも新しい言葉が生み出されている。
若者ことば、ビジネスに相応しくない言い回しなどと言われているものも1000年後には一般化して辞書に載るのかもしれない。
私はその未来を面白く思う。
過去は記録の中にだけ残っていればいい。
伝統を大事に受け継いでほしいなどは、今の人間のエゴだと思う。
将来その時代を生きる人たちにとって必要がない、不適切なものならば、捨てられて踏みつけられてもかまわないとすら思う。
だって私は今そうしたいから。
/1000年先も
1000年先も
1000年先どうなってるのか分からないけど、
きっとこの時代より…平和になるといいな
【1000年先も】
1000年先ってどんな感じなんだろ、
人間もロボット化してるのかな
1000年先ってことは30世紀ってことか
まだまだ先だな〜。
1000年先って地球はあるのかな
環境破壊が進んで無くなっちゃうかもしれない
地球が無くなったら
次はどこに生まれるんだろう
次は何を破壊していくんだろう
1000年先、10000年先、もっともっと先
地球がなくなるかもしれない、
歴史は繰り返される。
だからまたどこかで、地球と似た場所で、
同じようなことが起きるのかもしれない…
もしかしたら地球が生まれる前、銀河が生まれる前に
地球が無くなって、銀河が無くなったのかもしれない
だから同じようなことが起きていたのかもしれない
はは、そんな夢みたいな話は思いつくのに
自分の夢は一切思いつかない。気にもしていない
なんでこんな人になっちゃったんだろうね。
________表の自分の妄想
・1000年先も
二人でいようね
今世も
来世も
いつまでも
私のわがまま聞いてください
どうせ10年先も100年先も
1000年先もなにも変わらない
変わる訳がないんだから
もう諦めてんだよ
だったらなおのこと
いっそ1000年くらいは
変わらず生きのびて
生ける伝説にでもなってやろうかな
『1000年先も』
人間からすれば1000年なんて途方も無く長く、それこそ自分には関係ない年数。でも私達吸血鬼は永く長く生きるの。
毎日が退屈。夕暮れに起きて、明け方に寝る。起きてる時間が虚しくて200年位寝た事もあったわ。
「ふわーぁ…」
牙の生えた口を開けて欠伸。こんな欠伸もし飽きちゃった。あーあ、楽しい事ないかしら。
午前3時。今日はとっても綺麗な三日月だからお気に入りの傘をさして夜のお散歩。気分良く鼻歌なんかも歌っちゃったり。
「〜♪」
ガサ「いてっ!」
「誰かいるのかしら?」
「ご、ごめんなさい…」
物陰から出てきたのは1人の少年。
…人間?こんな時間に?
「こんな時間に子供が出歩いちゃダメよ?わるぅい吸血鬼に襲われちゃうわよ?」
「…きれい…」
「へぁっ…??」
いけない、思わず素っ頓狂な言葉が漏れてしまった…。今、え、なんて…
「お姉さん、凄く綺麗。赤い眼に夜なのに透き通る様な白い肌、とんがった牙も…」
…私、魅了の魔法なんてかけてない筈よね?出来ないし…。
「ちょ、ちょっと、君…」
「俺、お姉さんの事好きだ。一目惚れした。一生一緒にいたい」
ちょちょ、ちょっと待って??プロポーズ?え、プロポーズ?
「噛んで」
「え」
「俺を噛んで。血を吸ったら眷族になれるんでしょ?漫画で見た!」
あー…なるほどね。うん、うん、なるほど。
「…人間やめるのよ?貴方きっと後悔するわよ…?」
「いい。お姉さんといられるなら人間なんかやめる」
やだ決心固め即決。はあ、とため息を吐く。これはもう何言っても聞かないパターンね。私だって色んな人間見てきたし。
「いいのね?」
「ぜひ」
つぷ…っ
肩に噛みつき血を吸う。もう後戻りは出来ない。
「貴方、名前は?」
「俺は裕二。喜多川裕二です。…お姉さんは…?」
「ミサよ。これからよろしくね、ユウんむっ⁉︎」
唇が重なる
「…っぷは。ミサさん、大好きです!」
「〜〜っ!!もうっ!」
真っ赤になってそっぽを向くミサが可愛くて抱きしめてしまう。
「これからも、ずっとずーーっと一緒です!!」
「1000年先も」
せつないのは
わたしのなかの
あなたの存在
さみしいのは
あなたのなかの
わたしの不在
✢ ✢ ✢
1000年先も
人は恋をして
せつなさや
さみしさに
こころを
痛めるのでしょう
# 1000年先も (27)
1000年先。
不老不死の薬でもない限り、
私もあなたももう
この世にはいないでしょう。
それでも私は、来世まで持っていきましょう。
あなたとの思い出を、忘れる訳にはいかないので!
お題〈1000年先も〉
700♡突破です!!
しばらく顔を出せてなかったのですいません…
あと少しでちょっとした試験がありますので、
余計に顔を出せなくなると思います…
ご理解よろしくお願いします……
1000年先も
1000年、膨大な数に感じる
人間寿命が長くて100年そこらだから?
まぁ
そんなに生きてたくないけどな
自分の物がたとえ1000年残っても自分が知らなきゃ
嬉しくも何ともない
だって知らぬ間に残って
すごい、
そんなこと言われたって届きやしない
まぁ自分の気持ちがずっと先まで繋がるのは良いかもね
でも1000年その数は1万年から見たらちっぽけさ
長く感じても倍の数と比べると短い
今自分がいきれるこの時間は歴史から見たら
一秒にも満たないだろうね
「1000年先も」
1000年先も
僕ときみの左手の薬指には、
光り輝く呪いが纏わりつく。
【1000年先も】
擦り切れた辞書を捲る
孤独な民族のように歩いてきた
その証明の如く
影がテーブルに沿って落ちる
ゆるく ながく
時は時のまま
陽の優しさの中で溶け
わからない
ペンだけでは何処にもいけない私達だから
重ねてきた その時を 証明を
言葉だけが分つ
そうして1000年先も歩む
決められた道を往く
孤独な民族のように
運命なら 1000年先まで 届いてくれ 1000年前から 好きだったんだ
『1000年先も…』
地球が誕生して46億年。
時間はずっと進んできた。
決して止まることのない流れの中に有為転変があり、わたしたちもいる。
「時間」という概念は不思議だ。
存在してないのに、わたしたちの生活の基準とも言える概念なのだから不思議でたまらない。
時間に関する哲学的な本や、アインシュタインの時間(重力)の説明なども、読んだことがあるけど、ちんぷんかんぷんで、よくわからなかった。天才の考えることを理論的に説明されたところで、文字の上辺を読めただけで理解にはならないらしい。
わたしは、なんとなく「時計はものさしなんだなぁ!作った人天才!」と思っただけだった。
愛や空の色や星の瞬きのような派手さはないけど
1000年前も1000年先も46億年もわたしたちも
「時間」という同じ流れの中で、一線上に並んでる感覚になるのは、やはり不思議だ。
理屈ではなく感覚として、ものすごく面白いと思う。
1000年先も愛し合っていたい、とか、
そんな非現実的なふわふわした言葉、好きじゃないの。
生きてるわけないんだから。
言葉にしたら虚しくなるの。
だって不可能だから。
そんな私の性格を知っててあなたは言う。
「1000年先も一緒にいよう」って、
いたずらに笑いかけてくる。
ああ、また負けちゃった。
そんな綺麗な目で見ないでよ。
1000年後も見ていたいって思っちゃうじゃない。
「そうだね、一緒にいようね」と、
私は緩んだ口元で言葉を返す。
あなたはまた、いたずらに微笑んだ。
人生には必ず終わりが来る。『1000年先』なんで生きているわけがない。
でも私は、1000年先も君と笑っていたいと思うよ。
1000年先も。
1000年先も
一緒に
いたいな。
来世でも
逢えるって
言われたから
1000年先も
探そうかな。
楽しそうに笑うあなたが好き
困ってる人がいたら
助けるためにすぐ動けるところが好き
自分の将来に向かって頑張ってるところが好き
周りをしっかり見てるところが好き
本当は寂しがり屋なところが好き
なおして欲しいなって思うところもあるけど、
それ以上に大好きなところが沢山ある。
私が1番好きなところは楽しそうに笑うところ。
だって、あなたの笑顔を見るだけで
自然と笑顔になって幸せな気持ちになれるから。
付き合えなくてもいいから
わがままかもしれないけれど、
1000年先もまたあなた の笑顔が見れますように。
"1000年先も"
4日目
1000年先も
人間が生きていられる
美しい地球があるといい
近年の夏の異常な暑さや
溶けている氷河
海水面の上昇を考えると
陸地がどこまで
残っているのだろうと思う
日本地図も形が変わったり
小さくなっているのだろうか
そんなことを思ってしまった
人の命は限りあって、だからそのために精一杯生きるのであって。
それが仮に1000年先も生きていたら、日々の感激は薄れていくものである。
だから、人間は儚いけれど、毎日が輝いていて羨ましいと思う。
偉そうに言っているが、お前は誰かって?
私は地中深く眠っている化石だ。元は命を宿しているが、それももうずっと昔の話だ。
それこそ、千年やそこらではない。
そしてこれからも、誰かが掘り起こさなければ、千年先もここで眠っている。
あぁ、しんだら終わりだと思っていたのに、こうやって何千年も体は古びてはいるが存在している。
こんなことなら、生きていた時にもう少し名前をとどろかせていればよかった。
みんなも、しんでもそのまま残る場合もあるから、悔いなく生きてくれよ。
【1000年先も】
1000年先も変わらないものってなんだろうかと考えてみた。
「人間」という答えが思い浮かんだが、此れは物理的にも精神的にも変わるものだと思い直した。
どこぞの祇園精舎の鐘のように、きっとくるくる変わっていくに違いない。
倫理観だって、正義感だってあっという間に変わっていってしまう。
他にも思い浮かべようと必死に考えたものだが、私の愚鈍な頭では全くもって考えもつかない。
自分の考えつくものは人間の概念であるものばかりだから、人間が変えようと思えば変えられる。(神とか)
となると、意味で探求するのでなく、客観的に何かを見なければいけないのだが…
やはり何にも思い付かない。
誰か教えてくれないだろうか…。