『1年間を振り返る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
楽しいことも
つらいこともあった一年
いい経験もできた
何より来年がよい年になることを
とても楽しみにしている
この1年を振り返って、
ありがとう、楽しかったなんて言えない
楽しい時間がなかったわけじゃないけど
つらいだけだったわけじゃないけど
でもここに、いとこたちといるときだけは
すごく心が軽くなるんだ
ずっとここにいたいなぁ
片想いが、また一年積み重なった。
オレみたいな人間は、恋なんてしてはいけなかったのに。
いつか、話せる時が来るのかな?
いつかって、いつなんだろうな。
今日も満員で、周りからのお喋りが聞こえる。
「おはよう」
「おはよう、今朝も寒いね」
いつもと同じ挨拶を交わす。
「そろそろ、マフラーが必要になってきたね」
「冬って感じだよね」
外はだいぶ寒くなってきたみたい。朝晩の冷え込みも厳しい。
「そういえば……」
真ん中にいるコの方を見て、声をひそめる。
「あのコ、調子悪そうじゃない?」
「うん、顔色悪いよね……」
「こんなにぎゅうぎゅうじゃあね……」
「早く、出たいよね」
そんなことを言っているうちに、真ん中のコは運び出された。
「やっぱりね」
周りのコたちもつられて調子を悪くしているみたいだ。みんなでいるのは楽しいけれど、あんまりにくっついているのはよくない。
(明日は……)
最後の日だと誰かが言っていた。何が最後なのかは分からないけれど、みんな外に出られるといい。
獨りの夜は
長くて淋しい
一人の夜は
永くて優しい
こんな夜には
心は旅立つ
遠くに滅びた
巨躯の鳥たち
忘却れ去られた
藏書庫の翼人
黄昏搖れる
想ひ出の中
眩しく微笑む
君の眼差し
ー支配ー
綺麗な思い出として話すには
あまりに君を好きすぎた
『どこが好きなの?』
そんなこと聞かないでくれよ
僕だって聞きたい
どうしてそんなに君のことが好きなのか
だって一つも出てこないんだもん
でも全身が叫んでるんだ
どうしようもなく君が好きだって。
ほら、君の名前を言うだけで
こんなにも気持ちが一瞬にして戻るんだ
早く出てってよ
1年間を振り返る
3年ぶりにコンサートが解禁され、推しに会えた。
遠出の旅行ができるようになった。
憧れのコスメを買えた。
小さな一歩だとしても、新しい世界に踏み込めた1年だった。さて、来年はどんな楽しみが待っているんだろう?
来年というステージの開演は、すぐそこに迫っている。
2022年にフィナーレを告げ、2023年の舞台のプロローグを始めよう!
―1年間を振り返る―
1年間を振り返る
今年は、悲しかったね
ある国では、国民に愛されていた
国の責任者がお亡くなりになられたとか。
ある国では、大きな戦争が起きていて、
今なお苦しんでいる人がたくさんいるんだとか。
ある国では、今年の漢字として、
『戦』という漢字が選ばれたとか。
またある国は、すごく大きなミサイルを、
他の国の近くに向けて、何度も発射したとか。
その近くにある国は、
国を守る準備を進めるという
国の責任者の発言で混乱に陥っているとか。
新型コロナウイルスも、
まだ落ち着いていないところがあるらしい。
私のお世話になった国でも、
今年は明るいニュースより暗いニュースの方が
目立ったように思える。
多分、私だけではない筈だ。
来年は、みんなで明るい年にしよう!
なんて、無責任なことは言えないけれど、
もう少し、笑顔の多い年になればいいな…なんて。
糸を編むように歩みを進めて、ずいぶん長くなってきました
『1年間を振り返る』
“1年をふりかえり”
今年はたくさんの出会いがあった。
今年はたくさんの感情が現れた。
今年はたくさんの苦悩があった。
今年はたくさんの喜楽があった。
今年はたくさんの悩みがあった。
今年はたくさんの笑顔が咲いた。
今年はたくさんの言葉が溢れた。
いい事も悪い事も全て噛み締めた。
たくさんのことを抱え苦しむこともあったがひとつ言い切れることがある。
『いい年だった。』
これを見た顔も知らぬ方々に幸福が訪れますように。
1年を振り返るとか自分を見つめ直すのってちょっと苦しい。何も出来なかった未熟な自分を突きつけられるから。
この一年いろんなことがあった
楽しいことも悔しいことも、悲しいことも嬉しいことも
でも、いい一年だった
「1年を振り返る」
たくさんの喜怒哀楽があった
一年だった。
No.29『2022年まとめ』
散文 / エッセイ
今年も残り数時間になったので、今年一年間を振り返ってみようと思う。特に何があったでもなく、ただ、あっという間に年末を迎えた、そんな一年だった。
学生の頃なら駆け抜けたという言葉がよく似合った一年だと思うが、駆け抜けた実感はまるでない。学生の頃と同じように気づけば大晦日になっていたのだけれど、いろいろありすぎてあっという間の学生の頃とは違い、何もないのに気づけば大晦日になってしまっていた。
ただ、メモ的な日記しか書かなかったわたしだったが、12月1日(だったかな?)に書く習慣アプリを始めたのはとてもいいいことだったと思う。メモをとる、つぶやくという概念の日記じゃなく、一日一回文章を書くことを日課にできた。
それとは別に小説の創作活動もしてきたけれど、それは毎日活動できたわけではなくて。言葉は悪いが半ば強制的に書くことを日課にできたのは、文章を読み、書くのが趣味のわたしにはとても勉強になったし、書く練習にもなった。
あと数時間で、今年最後のお題が出題される。それが今年の書き納めになるかな。皆さま、来年もよろしく。
お題:一年間を振り返る
No.28『マー坊』
散文 / 140字小説
こたつの上に蜜柑の皮がひとつも乗っていないところを見ると、彼はまだ来ていないのだろう。案の定、
「なあ、美咲。マー坊、今日は来んのんえ?」
そう聞かれてしまった。それにしても何故おばあちゃんはいつも私にそう聞くのだろう。マー坊の姿が見えるのは、おばあちゃんだけなのに。
お題:みかん
振り返って思い出すのは濃い体験。
結局覚えてるのは何をしたかだけ。
まあ、例えるならココアの溶け残った最後のほう。
飲んだ後に残るのは、充実感と幸福感。
3日前の夜ご飯すら鮮明に思い出せないのに。
なぜだろう。仲間と楽しんだあの瞬間は脳裏に焼きつき離れないよ。
長いようで短かった
いつかこの日を思い出して
笑ってしまうんだろう
来年も1年生きられたらの、はなし
こうして君と迎える年末は
何回目だろうか
四季のイベントを楽しみ
お互いの誕生日を祝い
昨年の君よりも
今年の君を好きになり
今年の君よりも
来年の君をもっと好きになる
これからもずっと
1年間を振り返る
お題《一年を振り返る》
傷つき悲しみそれでも歩き続けた。
それでも歩めたのは語ることができるのだから。語るために、唯一無二の言の葉を。
果てし無く遠い旅路の向こうにある、煌めきを手に入れるために。
楽園はまだまだ遠いけど。
それでも近づいてきたな、と思った一年。
諦めた瞬間終わるんじゃない。
《始まる》んだ。
人は終焉と再生を繰り返して、成長してゆくものだから。
描き続けることで夢は叶う、叶っている。
たくさんの月と幻想を抱いて、今年一年お疲れさまでした。
早かった気がするのよ
でもね、何も覚えてないの
楽しかったこととか悲しかったとことか
全部等しく何も思わないで過ぎ去ってったの
その時は楽しかったのよ、今は曖昧だけど
辛かったことも前に比べればほとんどないぐらい
でも喜怒哀楽が激しい方が記憶に残るのね
1年、すぐ終わっちゃったの
今年は人生で3番目くらいに大きな
ジェットコースターに乗ったようだった。
それでもなんとか振り落とされることなく
着地して過ごすことができている。
その都度助けてくれる存在があったからだ。
心からありがとうと言います。
この人生があとどれだけ続くのかわからないけど
自分が受けたものを少しでも誰かに渡せるように
この先は恩送りをして生きていく。
「2022年を振り返る」