『1年前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「一年前」
その時は世界や日本を揺るがせるほどの大きな出来事も今は誰も見向きもしない。今に始まったことではないけれど、そろそろ、我々は自分の忘れっぽさ、虚ろ気な性癖に気がつかないと。
いつのまにか大変なことになって、わかったときには後戻りができないことになっている。
これまでも繰り返されてきたこと。
若い人はよくよく騙されないように。
「一年前」
一年前
心が磨り減って
どうしようもなかった
今
心が何とか
動き始めて
何とかやってる
一年後
わかんないけど
きっと
大丈夫
なんとかなってる
1年前と少し前
君の存在を知った
ちょうど1年くらい前
君の顔を知った
少し経って
君の声を知った
それからしばらく経って
君の美しい瞳に心を奪われた
それからずっと
君の姿を目で追った
君の声を雑音の中から探した
姿が見えただけで嬉しかった
声が聞こえただけで嬉しかった
ただただ君の存在を確認できることが嬉しかった
そんな日々が少し続いて
私達は離れ離れになった
それでも私は今日も君を想い続けるよ
叶わぬ恋に恋してしまったから
貴方への想いを、諦めた日。
だけど、少し前の私なら思いもよらなかっただろう
近しい未来、貴方と想いが通じ合えるなんて
----二作目---
なにも、変わらないと思っていた。
変わるのは環境だけ、俺へ向けられる目は、変わらないと
...そう、思っていたのに
きっと、一年前の俺なら予想も付かなかっただろう
思いも出来なかっただろう
一年後の俺が、こんなにも幸せになれるだなんて
#1年後
330作目
一周年記念まで...あと34日
自分って変わってないつくづくそう思う。
1年前と悩んでいることが同じな気がするからだ。
まるで皮膚みたい。
表面がいくら変わったって中の中は変わらない。
人は変われると思っているタイプだけど18年も生きてきて変わりがないと本当か怪しいものだ。
もどかしい。もっともどかしいのはその根本にあること、ものが何かわからない。モヤっとしていること。
逆に考えると、もしかしたら変わらない原因はそこにあるのかも。
モヤっとしたものは力を加えてものらりくらり衝撃を受け流す。霧なんかそうだ。
でも硬いものは受け流せない。ばちんと受け止める。その衝撃に耐えられるか否かだ。
うち崩れる様な柱、信念の様なものがわたしの中にはないのだろう。
そう思うと途端にふにゃけてくる。何してんだろうって。
友達、有名人、街ゆく人たち、みんな自分の信念を持っている様に見える。それが当たり前だと思って自分も持とう持とうとがんばった。
でも何もない。でもそんな決めつけるようなことを言ったらソクラテスに怒られそう。「わかった気になるな」って。
だから探す。まだ時間はある方だし。
1年前
まさかここに来るなんて思わなかった
なんにもわかんない
いつもそんな状態なんだ、きっと
1年前
1年前の私は初めてのパターンの恋愛を経験して、びっくりしたけど嬉しくて楽しくて、生きてて幸せって思えてて
私の目に映る貴方は、私の事をぴったり隣で守ってくれて、そばに居てくれて、夏を特別な季節にしてくれた
今は違うね
私が告白して、貴方は私を避けてたのに
また寄ってきてさ
腹立つようになっちゃった
都合よく使われてるなーって
貴方がどんな意図で寄ってきてんのか分かるようで分かんないけど
やめようよ
愛されたいんなら本音で人と向き合おうよ
じゃなきゃ、恋愛で幸せなんて感じれないよ
「1年前」
3年日記を使っている。
今年の今日を書くときは、
必ず1年前の今日がページの上段にある
あー、あの頃はこんなことやってたな
遠い遠い昔に思える。
1年前、私は「先生受難」が続いていた
何年もお世話になった先生の突然の退任。
始めたばかりの習い事で先生への失望。
英会話レッスンでの2回連続ドタキャン!
子供が熱を出したから?
大手英会話スクールでも代わりの先生おらず。
私は憤慨していた。
まだコロナが続いていたとは言え、
こうも続くものか!
1年後は、、
さらに楽しい良き先生が赴任。
失望した習い事はさっさと辞めた。
英会話スクールは、担当の先生を変えてもらった。
受難、というほどのことではなかった。
むしろ、良き先生に出会えている。
きっと、1年後も続いてるだろう。
「1年前」
(2024/06/16 20:44:05)
青過ぎた紫色のアマリリス
/お題「1年前」より
「1年前」
タイムカプセル、"1年前"にあの子と約束したの。
「5年後、二人で開けよ?
あ、それだけじゃつまんないか。
なら、勝負ね!先に開けてもいいけど、開けたら
相手にジュース奢りね!
絶対ジュース奢ってもらうもんね。」
そうだね、今回は僕が折れちゃうかな。
......無理だよ。
もう君が居なくなって何ヶ月経ったの?
君が居ないと僕、おかしくなっちゃうよ...。
何か君の物が欲しい。君を摂取したい。
............ジュース、置いとくね。
_________________________
自分でもよく分かりません。
まぁ先に君が亡くなったか引越しかなんかして
会えなくなって、なんか僕は君に依存していて
居なくなって5年後と言われていたタイムカプセルを
先に開けてしまった。そこで1年前に約束していた事が
先に開けたらジュース奢り。という事なので
ジュースを君のお墓かなんかに置いといた。
的な話だと自分では思いますね
1年前
1年前の願いは、きっとまた今年の願いになる。
日々家
『1年前』
今、1年前のことを思い出せるかと聞かれれば、イエスと答えられないと思う。言われればそうだったと思い出すのに、言われなければ思い出せない。
私にとって、1年前とはそんなものだ。
『 1年前』
それは私が1年生だった時。
先輩がすごく大人っぽく見え、怖かった。
先生がすごく怖かった。
校則を破ってしまわないか怯えていた。
宿題が難しかった。
授業についていけなかった。
辛いと思った。
自分が生きている意味が分からなくなった。
自分の居場所を無くしてしまった。
自己嫌悪になった。
沢山泣いた。
辛いことが沢山あった。
だけど、1年で物事はガラッと変わる。
1年耐えればなんとかなると思った。
だけど、間違っていた。
耐える必要なんてなかった。
誰かに、
「友達になろ!」
そう一言かけられていたら、楽しいという感情が沢山あっただろう。
世界は、人は温かかった。
自分の心の扉は、開けられなかったんじゃない。
塞がれてたわけでもない。
自分が開けようとしなかっただけ。
いま、私は幸せ。
勇気があれば、1年前は最高の思い出が作れたと思う。
1年前に戻って、伝えたい。
みんなが優しいこと。
ときどき考えてしまうことがあるんです
1年前の自分は何歳だったのだろうか…と
『1年前』
まだ微かに涼しさを残す本を胸に抱え、坂道を登る。
図書館からの帰り道。
小学生の頃から、ずっと通ってきた道。
1年前は
ちょうど、自分の感情が消えかけていたことに気がついた時期だ。
自分の状況を自覚してからしばらくは、恐怖が付き纏った。
背の高いビルも、ネオンカラーも、電車の音も。1番怖かったのは人間で、人の気配がするものはなんでも怖かった。だからいつも、ノイズキャンセリングのイヤホンをつけていた。それだけで、自覚する前の自分に少しだけ戻れた。
自分の頭が考えてる事が、危険な事だという自覚はあった。
「うつ病から回復し始めている時期が1番自殺をしやすい。」
どこかで知ったその知識に納得した。
こうやって人は死んでいくのかと、麻痺した頭でよく考えていた。
どういうわけか今もまだ生きているけれど、不安定であることに変わりは無い。困ったものだと自分に呆れる。
「君が死んだら僕も死ぬから。」
君を死なせるわけにはいかなかった。
死なない理由なんて、なんでもよかったんだ。
『一年前』
一年前の私は引っ越しを目の前にワクワクとドキドキで胸が騒がしかった。仕事では次の人たちに引き継ぎをして、家では荷造りをして結構バタバタ。
あと一ヶ月もしないうちに実家を出て一年になる。
実家を出て大変なこともあるけど、一人の時間も確保できて自分らしく生きていけてると思う。
お金があるわけでもないし、パートナーがいるわけでもないけど本当に幸せ者だなと感じる。側から見ればもっとこうすれば良いのにという人生かもしれない。しかし、身の丈にあった幸せを感じられる。そんな今を一年前は想像できていなかった気がする。
一年前の私、とりあえず一年後の私はその選択した道を正解にしたぞ。
想像ついただろうか。
こんな出会いが待っていることを。
「ねえ。一年前、なにしてた?」
なんの気も無しに、青年が恋人にそう聞く。
彼女は驚いた表情で振り返ると、哀愁漂う顔をして、視線を戻した。
「余り……思い出したく、ないです」
俯く彼女を見て、今度は青年の方が驚く。
普段、明るい表情をしているから、こんな顔をするとは思わなかった。
ひとつ、瞬きをすると、目の端に雫を貯めながら微笑む。
青年は何も言葉に出せず、立ち上がって彼女を抱きしめた。彼女もそれに応える。
「ここに来て。あなたと出会えて、今がとてもしあわせなんです」
おわり
お題:一年前
過去の自分振り返る前に
今目の前の事やりとげる
優先でOKよ多分
成長してる
君との2ショット。
日付を見ると、ちょうど1年前。
1年間で色々あって、今はあなたのことが嫌い。
だけどもしやり直すことができるなら、
あなたを嫌いになんてなりたくなかった。
だけどやり直せないから、
とりあえずもうこれ以上、
あなたのこと嫌いになりたくない、