1件のLINE』の作文集

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1件のLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/11/2024, 12:45:49 PM

スマホの電源を入れる。午前一時半。
通知はない。静かだ。
深夜独特の重たく澄んだ雰囲気が、静かに部屋を包んでいる。

LINEを開く。
一件のLINE。
一番上に表示されたトークの右に、控えめに緑の印が点灯している。

いつもだ。
いつものこと。
あの子は不安でいっぱいで眠れないから、毎日この時間に連絡が来る。
あの子は自責観念が強くてとても気にしいだから、いつもLINEのミュートメッセージで連絡が来る。

LINEのトークを開く。
いつもと大体変わらない、不安と苦しみと諦めが滲む文面。
私はそれに、出来るだけ気軽に見える、でも出来るだけ寄り添えるようなスタンプを慎重に選び、送信する。

スタンプにするのは、あの子のためだ。
文章にすればあの子は、私の労力を勝手に想像して、勝手に自分を責めるだろうから。

もう何年になるだろうか。
あの子がうつ病になってから。

私とあの子は親友だった。
小さい頃から仲が良くて、LINEも真っ先に交換した。
お揃いの着せ替えを買った。
スタンプを送り合った。もちろん、夕方に。

一度目に均衡が崩れたのは、受験で私たちが別々の道を歩み始めた頃だった。
あの子は新しい親友を作って、お揃いの着せ替えはお揃いでなくなった。
話す機会は年々少なくなり、私とあの子は別の世界を生き始めた。

それからしばらく、遠巻きながら細々と関係は続いた。

二度目に均衡が崩れたのが、あの子が忙しい毎日に疲れて、その中で新しい親友に裏切られて疲れ切って、眠れなくなったあの時だった。
長い長い連絡があったあの時。

それから毎日、あの子から連絡が来るようになった。
最初は長く堂々と、だんだんと短く申し訳なさそうに。

毎日午前一時半に来る、一件のLINE。

私はあの子が嫌いじゃない。
どんなに疎遠になっても、勉強ができて、綺麗で、強いのにどこか脆くて、自分に厳しくて、弱音が吐けないあの子が、私は好きだったから。

だから私はこれからも、一件のLINEを待つ。
あの子からのSOSを。

ブルーライトが目に染みる。
東の空が、微かに白んできたような気がした。

7/11/2024, 12:45:17 PM

『1件のLINE』

通知の音がして

思わずスマホに手を伸ばす。

なんだ

君からの連絡じゃなかった。

昨日からそれの繰り返し。

私が待っているのは

君からの

1件のLINE。

7/11/2024, 12:43:56 PM

一件のLINEに一喜一憂していたあの時。

あの感覚は、恋をしている時にしか感じられないだろう。
あの感覚はとても楽しいが、同時に大変なものでもある。

一件のLINEに喜び、どう返信しようかと悩む。特に悩む必要もないのに、無駄に時間を使って考える。

あの気持ちはとても美しい。あんな気持ちで恋愛できることも、大人になってからはなくなってしまった。

これがいいのか悪いのか分からないが、一つの感情を失ってしまったような感覚になる。

こんな風に変化しながら大人になっていくのだろうが、これはいい変化なのだろうか?よく分からないけど、人生って難しい。

7/11/2024, 12:42:17 PM

送ろうか送るまいか

迷い迷った末に

褪せた青春LINE。

*1件のLINE*

7/11/2024, 12:38:55 PM

あなたからのLINEを待ってる
たった1件だけの通知を待ってる

何時間たったかなあ
まだ来ないよ‥

誰かと会ってるのかなあ
もうわたしに興味なくなったのかなあ

1件のLINEがこんなにもわたしの心に
大きな影響を与えてる

1件のLINEを待ち焦がれてる
ずっと
ずっと

7/11/2024, 12:38:20 PM

我は生きているのだろうか。
肉体を持たず、魂さえあるかどうか怪しい。
我にあるのは、感情とただ1つの本能だけだ。
我は割と最近に生まれたのかもしれない。ただ確かに過去から存在していた。その記憶がある。いや、そう感じる。
スマホという物は便利だ。カメラがあるし、連絡アプリは都合が良い。方法がわかればすぐに誰かの連絡先を入手できるから。
そうそう、我の本能というのは、
誰かの死に面を写真に撮ることだ。そうしなければ生きる道は無い。

ピロン♪
携帯がなった。私のスマホがなるなんて、宝くじで3千円が当たる確率くらいだ。だから嬉しくてスマホにすぐに飛びついた。
スマホのロック画面にバナーが表示される。「一件の写真」と表示されている。連絡してきた人の名前は…
「ユウミ…?」
全く知らない人が写真を送りつけてきた。連絡にはうといので怖くなった。
知らない人から連絡来ることなんてあるのか?
誰かに相談したいけどそんな友達いないし、親も出かけてるし。
「見るくらいなら…良いのかな?」
私は恐る恐るLINEを開いた。「ユウミ」のトークルームを若干震えた指でタップする。
「これは…?」
女の子の顔の写真があった。私と同年代くらいの。高校生くらい?ただその写真は普通ではなかった。
乱れすぎな髪の毛、よく目立つ目やに、とても濃いクマ、肌は血の気が引いていて、何より目が!目に光が無い。死体のようだった。
もう一つ不思議なのは、この明らか瀕死の見た目で正しく座って、ブレずに自撮りなんかできるのか。
ここまできて最もな答えが出た。
「こういう…メイク?なのかな?」
今までなんでずっと本物の死体だと思っていたのだろう。こんなことあるわけ無いのに。そうだ、これは趣味の悪い人が誰かに見て欲しくてこんな写真を送って「あなたすごいね」って思って欲しいだけなんだ。そうに決まっている。
強引に、怖気付きながらそう思うようにした。
LINEを閉じようとした瞬間、頭に激痛が走った。刃物で頭を滅多刺しにされる様な痛み。同時に、力の強い何かに頭を握りつぶされるくらい強く締め付けられる様な痛み。
「が……あ、ふぁ…あ゛あ゛」
頭を切り開いて、中身全部床に叩きつけたくなった。せめてもの足掻きで、頭を思いっきり殴り続けた。
「我だ」
「あ゛…あがぁ、や……ぁ」
何が…起こっている?
「写真を見ろ。目を合わせろ」
もうムリ

落ちている。
重力を目一杯体中で受け止めている、あの誰もが恐怖せざるおえない感覚がある。
「我だ。カメラだ」
「は?カメラ?」
「誰かの生命を糧にしなければ我は生きられない。だが人間は何も食わず飲まずだとすぐにくたばる。だから定期的に人間を変えなければならない」
もう何も考えたくなかった。落ちる落ちる。話すなうるさい。
「我の命を繋ぐのは写真だ。写真からお前に入り込んだ」
落ちる。落ちる?オチル。
「ありがとう。我に命を」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

「おかえり。新しい我」




マジで何これ
意味不明
自分でも怖いくらい意味わからん

7/11/2024, 12:37:48 PM

バイブ音が聞こえる



鼓動が聞こえる




記憶を遡る



誰にも怒られるようなことはしてないはず

7/11/2024, 12:37:07 PM

1件のLINE に救われた
何気ないその1文に涙が出るかと思った
その日は何も上手くいかなくって納得いかなくって
すごく悔しくてモヤモヤしてた
きっとその事に気づいていたんだと思う

『いつでも電話していいからね』

なんの脈略もなくって
でも、分かってくれてるんだって思える1文で
結局、電話はしなかったんだけど
ひとりじゃないって思えた素敵な1件のLINEだった

7/11/2024, 12:34:37 PM

ブブッ

LINEの返信が来るたびに僕はメッセージを開いてしまう。
あぁ…前はそんなことなかったのに。

『ねー聞いてぇ……』

そんな一件から始まる会話を僕は最近の楽しみにしつつある。彼女からの話題はいつも止まらない。
けれど、お互い部活や学校が違うため時間が合わないから長期間の会話になることが多い。

いつもこれで終わらないで……と少し思いながら返信していることは内緒だ。

『今日はどうしたの?』

『後輩ちゃんがさ、彼氏が出来ましたーって言って紹介してくれたの』

『この前告白してきます!って言った子?』

『そう!!!けどその彼氏くんがさぁ……』

以前話題に出た彼女の後輩の話だった。告白とか、彼氏…とか、好きとか。
キーワードにドギマギしてしまって我ながらピュアすぎるなと思ったりする。

『めっちゃいい子でね??キラキラの空気で…』

『じゃあ送ってきまーすっていって出てったんだけど、ピュアな空気に触れて胸キュンした』

『かわいーね笑』

そんな彼女が可愛いなと思いながらも、僕は返信する。え、この笑。きもっとか思われないよね…?

『キュン🫣』

普段絵文字を使わない彼女が送るときは大体照れ隠しのときが多い。間違えてなかった…とホッとして僕は続きを打つ。

『彼氏とか欲しくなったの?』

これでいらないとか言われたら今じゃないと思おう。そうその先を予想しながら言葉を紡ぐ。
1分経った頃彼女から返信がきた。

『ウン…でも私が好きで、相手のことを私が大事にできる人がいいなぁ…とオモイマス』

何故かカタコトで可愛いことを言う彼女にニヤケが止まらない。
あー電車なのに…絶対やばいやつって目で見られる……

『きみは…?』

チラッというスタンプとともに送られてきた言葉に僕は少し嬉しくなった。
聞かれるってことは、少しは僕に興味あるってことだよね??じゃなきゃ残酷すぎるよね?

心臓をかつてないほどならしながら返す。

『おなじかも。でも僕、彼女になってほしい子がいるんだよね』

既読がついて、返信が来ない。やばい、胸痛い…

『…え!?だれ??』

だよね、そうくるよね。逆だったら僕もそうなる。でも君は直接言ってほしいタイプだったよね?
どうしよ…ってうそだろ。僕は目を見開いた。

ー次はー想咲ー想咲ーお出口はー右側ですー

そんなアナウンスが流れ扉が開いたその先に、彼女はエスカレーターに乗ろうとしていた。

あぁ、きっとそういうことだよね?神様いるのか知らないけど、多分今日は僕の味方だ。てかなってくれ。明日からめっちゃいい子になるから。

「……ねぇ久しぶり」

トンと彼女の方に手を乗せ声を掛ける。すると彼女は驚いたようにこっちを見た。
あぁ…やっと会えた。

「っびっくりしたぁ…ひさしぶりぃー!!会えて嬉しい」

笑顔で返してくれる彼女につられ頬がゆるむ。流れに乗って一緒に帰る。

「ねぇ…言いたくなかったらいいんだけどさ…さっきのLINEの好きな人って……?」

彼女から出た話題に僕の心臓はまた大きく動き出す。ほんと、明日死ぬかもしれない。
でも、ここが踏ん張りどころ…だよね?

僕は意気地なしだけど、攻めどころは間違えたくない。だから、お願い。そう君の手を取って言った。

「4年前からずっと

『「大好き」』



電車に乗ってる仕事帰りのサラリーマン

『えーー絶対あそこの2人付き合う寸前じゃん……うわっ青春だぁ…つかれた目に染みるな……』

キャリアウーマン

『え、めっちゃかわいい。絶対告白してるよね??手繋いじゃってるんだけど……繋ぎ方慣れてなさすぎて可愛い。まじかわなんですけどぉ……毎日会いたいわ』


#1件のLINE

7/11/2024, 12:32:32 PM

スマホでマンガを読んでいたら届いた、1件のLINE通知。

もう二度と会うことはないと思っていたあなたからの、 
「元気?」
っていうメッセージ。心がざわついたのと同時に、ちょっとうれしかったのも事実。やだ、まだ未練が残っていたのかな。

元気だよって返信したら、ひさびさに会いたいって。突然何なのって思ったけどさ、やっぱりうれしかった。それなのに。

アパートを引き払って実家に戻ってるから、ホテルでいい?って。

あっ、そういうことですか。

でもね、もう2年前の私じゃないの。そんな誘いにほいほい乗っからないからね。一瞬感じたドキドキを返してよ。ため息をつきながら、マンガの続きを読み始めた。

7/11/2024, 12:30:17 PM

仲良くもない
昔の知り合いからの
一件のLINE
あれほど見ることが怖いものは
あるだろうか

7/11/2024, 12:29:23 PM

LINEの通知が来たのに気付いたがタブを移動することなくYouTubeを見続ける。きっとホーム画面を見たら即レスしてしまうだろう。
先程気になる相手とLINEをしていて恋愛の話になり、つい聞いてしまった質問
「好きな人いるの?」
という問いへの返答だと思う
その内容によって私のこれからの作戦が変わってくる
今まで何人かの人と交際をしてきた私がこんな1件のLINEに心をかき乱されている
ああ、返事が気になりすぎる
数日前まで気になる人、程度の認識で話していたのに、いつからこんなに意識してしまうようになったのだろうもっと話したい、
もっと近づきたい、
もっと、もっと一緒にいたい、
明日もあなたにおはようを言えるように、私はいつもより少しだけ早く学校に行き教室の入口に近い自分の席で幸せな一日の始まりを噛み締める

7/11/2024, 12:29:13 PM

「最近どう?」

 昼休みにスマホを開けば、友人からのメッセージ。
 自分を気にしてくれている人がいる。なんて幸せなことだろう。でも返信するのが億劫で、私は画面を閉じてしまう。

 --帰りに書こう

 昼食を食べる。仕事に戻る。

 --家に着いたらやろう

 夕飯を作る。スマホをいじる。全然私のことなんて気にかけない知らない人がXに怒りをぶつけている。

 --つまらない。つまらない。つまらない

 ずっと何かがつまらない。
 わかってる。私はどこか寂しくて、私だけを気にかけてくれる人からの言葉が欲しい。私を世界で一番好いて、一番想ってくれる人からの。
 友人なんかじゃ物足りない。

 そんな私はとても我儘。


「1件のLINE」

7/11/2024, 12:28:28 PM

1件のLINE










君と 話すのは楽しくて 通知が来るのをいつまでもいつまでも待ってたな




スマホを開いては 君から返事が返ってきてなかなって 、




でも 君は そう、きみは




私と付き合って3年立っても LINEをいつまでも返してくれた






けど 知ってたよ




君には 忘れられない 元カノが居ることも



お財布の中に 夜のお店の名刺が入ってることも




毎日 女の人達と 飲み行ってるのも




全部知ってたよ





都合いい時だけ 呼ぶのも 全て 、




けど
わたしはそんなこと許せた だって




君からのLINEの通知が楽しみで仕方ないんだよ





君が好きすぎて仕方ないんだ




友達も 家族も やめた方がいいよとか言ってくるけど




私も、 この人とはやって行けないって分かってるけど、





 離れられないんだよ






 嗚呼 、 私が一番のクズだ

7/11/2024, 12:24:33 PM

また通知だ、何回も何回もくる。
こんなクラスの陰キャがグループLINEに招待されたと思ったら悪口かよ……

『キモくね?ww』
『グルラに招待されて嬉しくなっちゃってw』

毎日こんな言葉が飛んでくる。
いじめなんて相談したくないし、言わないけどさ、
いじめをされた人間の将来を奪うかもしれないのは、

いじめをしているあなただよ。

7/11/2024, 12:23:48 PM

《1件のLINE》 


どのLINEよりも
1件のあなたからのLINEが
最高に嬉しい

                  わかば

━━━


《1件のLINE》


こころの奥底に眠る
あなたに逢いた、という願い

またあの時のように
始まりたい
1件のLINEとともに

                  あおば

7/11/2024, 12:19:50 PM

ある夏の夜、1件のLINEの通知が来た。
付き合ってもうすぐ一年になる彼氏からだった。
ここ最近、彼からの連絡が無かったので久しぶりに連絡が来てウキウキしながら開くとそこには、


「ごめん、全然連絡できてなくて。急にこんなこと言うのもなんだけどさ、もう別れよう。ごめん。」


私はその文面を眺めることしか出来なかった。
言葉も出なくて、胸が苦しくて、文面を見るのも辛くて辛くて、ただただ…、悲しかった。

来週には、近所で行われる花火大会がある。
彼と一緒に行くはずだった。
彼と一緒に行く様子を想像したら、今まで溜まっていた涙が溢れて止まらなかった。


お題「1件のLINE」

7/11/2024, 12:18:43 PM

1件のLINE

1件のLINEが届いてくれることで
きっと私は私の居場所を確認して生きている気がする
人となかなか繋がることの難しい現在で
LINEのやりとりが私という人間を作っている
居場所も
人間としての中身も
愛情も
みんなLINEのおかげで心が強く結ばれて
幸せと言える
仲間を作れたと思うのだ
1件のLINE
それは私にとっても相手にとってもこれから先
どうなっていきたいのかを左右する
未来に繋がる言葉の選択の場所なのだと思う

7/11/2024, 12:18:26 PM

LINEのメッセージを一件の通知にするにはどうしたらいいですか?
メッセージ通知の内容を表示したいトークを開き、​​ボタン→通知オンをタップしてトークの通知を有効にしましょう。 「自分へのメンション通知」をオンにしている場合は、トークルームの通知設定がオフでも通知を受信します。

7/11/2024, 12:18:21 PM

「1件のLINE」

貴方が出張でいない夜
LINEでお話…

夜ごはんのお店の写真とか
ビジホの部屋の写真とか
そこから見える景色とか

いろいろ送られてきて
なんだか楽しそうなご様子…|ω・`)


モヤモヤしちゃうなぁ(。-_-。)



ぼや〜っとしてたら
にゃんこがスマホの上に乗ってきて
1件のLINEが誤送信された… (¯―¯٥)


″寂しいよ″



急いで、送信取り消しするも
すぐに既読…(´•̥ω•̥`)



″なるべく早く帰るから待っててね♡″

だって…‎(⸝⸝- -⸝⸝)



うちのにゃんこは
とても意地悪だ…(/ω\)♡

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