『1件のLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「♪」
22時50分、今日もスマホから振動とともに、メッセージが届いたことを知らせる音が鳴る。
基本的に消音モードにしているため、通知音がなるアプリは限られている。
そのため、今の通知はLINEからのものであると、画面を見る前に理解した。
見るのが非常に億劫だが、仕方なくスマホを手に取って誰からのメッセージか確認する。
まあ、自分は友達が少ないため、見ずとも大体は予想がつくのだが。
予想通りそれは友人の1人からで、明日が憂鬱だといった内容を送ってきている。
憂鬱なのは分かるが、こう毎日毎日送らなくてもよいだろうと思いつつ、いつも通り「それな」という文言とエールを送っているようなスタンプを送る。
数分後に既読がつき、いつも通りやれやれ、といったスタンプが送られてくる。
今度はこちらが既読をつけて、LINEを終えた。この後またなにかメッセージを送っても未読無視されるだけなうえ、特に言うこともないからだ。
23時
「♪」
もスマホから振動とともに、メッセージが届いたことを知らせる音が鳴る。
基本的に消音モードにしているため、通知音がなるアプリは限られている。
そのため、今の通知はLINEからのものであると、画面を見る前に理解した。
見るのが非常に億劫だが、仕方なくスマホを手に取って誰からのメッセージか確認する。
まあ、自分は友達が少ないため、見ずとも大体は予想がつくのだが。
予想通りそれは友人の1人からで、この線画を塗って!という文とともに画像が貼られる。
やれやれ、と思いつつ、いいよーと軽く返してから送られてきた画像をスクショしてLINEを終え、アイビスペイントを開いた。
先程のスクショを読み込んで色塗りを始める。
1時
まだ線画は塗り終えていないが、それなりにひと段落したため、アイビスペイントを閉じる。
次についったーを開いて、フォローしている人の呟きを流し見し、流れてきた推しのFAをいいねで保存する。
最新の呟きまで見て、ついったーを閉じる。
そして、YouTubeを開いて、推しの声を聞く。
1時30分
流石に眠くなり、スマホの電源を落として眠りについた。
6時30分
「♪」
朝だぞ、とでも言うようにもスマホから振動とともに、メッセージが届いたことを知らせる音が鳴る。
基本的に消音モードにしているため、通知音がなるアプリは限られている。
そのため、今の通知はLINEからのものであると、画面を見る前に理解した。
見るのが非常に億劫だが、仕方なくスマホを手に取って誰からのメッセージか確認する。
まあ、自分は友達が少ないため、見ずとも大体は予想がつくのだが。
予想通りそれは友人の1人からで、おはよう、というスタンプが貼り付けられている。
いつも通りおはようというスタンプを返してから布団を出た。
お題「1件のLINE」
やった、解放された!テストが終わった!
勢いそのまま私は最短距離で電車に乗った。
さて、スマホの電源を入れないと。
一件の通知に目がいく。
友達からだ。
「今日一緒に帰れる?」
やっちまった。
友達からのLINE。
当たり前のように軽い気持ちで返す。
友達へのLINE。
これも当たり前のように軽い気持ちで送る。
あなたからのLINE。
わざと通知を無視する。
あなたへのLINE。
なぜか一言送るのに20分近く考えてしまう。
どうして相手が違うだけで、
こんなにも変わってしまうのか。
どんなに熟考した文章でも、
あなたは当たり前のように
軽い気持ちで返してくるのに……。
/1件のLINE
たった3ヶ月で別れたけれど、大好きだった彼がいた。
我々の相性自体は良いのに、最初の彼女を忘れられないという人だった。
夜景や水族館や温泉など、デートらしいことはしていても、いずれ何かにつけて振られることは分かっていた。
駅内の人通りが少なく、静かなカフェで、結局別れ話をされた。
そんな彼は、結婚を考えたほど愛した初めての彼女に、「別れよう」のLINEの一言を言われて終わってしまったという。
そんなトラウマを今も引きずっているのかもしれないし、またもや全く違う人と幸せに暮らしているのかもしれない、わからない。
知るよしもないし、私は全く別の人生を生きている。
恋人は変われど、親は変わらない。子どもを産み育てる人たちは、本当にすごい。
これからの子どもたちは間違いなくインターネットに赤ん坊の頃から浸る生活を送ることになるが、どうなるのだろう、と少し怖くなる。
少なくとも人と人との出会いと別れを、文章で終わらせない人生を送ってほしいと、おこがましくも思う。
【一件のLINE】
人との関わりが心底煩わしいので
私は、LINEをしていません。
LINE。点と点を結ぶ線
繋がりたい人のための糸
便利になるということは
犯罪者にとっても便利になるということ。
誰かがいったそんな言葉がずっと引っ掛かっています。
誰とでも繋がれる。
あまりにも簡単に他人とつながる状態。
それはわたしには呪縛に近いもののように
思えるのです。
便利さと引き換えに、曖昧な境界や依存、繋がらない恐怖そういったネガティブなものに捕らわれるように思えるのです。
連絡先の交換を断る度に微妙な顔をされてしまいます。
相手にしてみれば、友達になろうという申し出を断られたような気持ちなのでしょう。
そのような状況が何度もつづき、私自身なんとも申し訳ない心持ちになるのですが、こればかりは仕方ありません。
私は信念を曲げるつもりがないのですから。
べつに負け惜しみや強がりではないのですが、きっと私はこの先もこのままなのでしょう。
LINEという糸で繋がれた人たちを、クモの巣のように張り巡らされた糸が私にはとても気持ち悪く思えてならない。
先ほど信念などと格好つけたことを言っては見たものの、本音の部分ではひたすらに面倒なだけ。
面倒くさいのです。繋がることが。
どうして人は皆繋がりたがるのでしょう?
どうして自ら自由を手放ししがらみにがんじがらめになるのでしょう
私にはわかりません。
理解出来ない自分が何かどうしようもない欠陥を抱えているようで悲しくなります。
というか、LINEやってないからやべー奴って風潮はやく終わって欲しい。(切実)
や
そのLINEは、ただ一言
名前を見ても誰かわからない
ダレ…?
返事をしようか、放置しようか
でも、電話登録してないとLINEて繋がらないんだっけ?
なら、知ってる人の可能性も無いわけではない
でも、
この一言なら、何かうっかり押し間違いもあり得る…
続きが来るのを待つのが正しいだろう
そうして暫く待ってみたけど
続きが来ることはなかった
待っている間に
連絡帳を眺めなおしたら
いろんな人の顔が浮かんできた
なんだか懐かしくなって
でも、今さら連絡をするような間柄でもない
返事をしていたら、懐かしい誰かと話せたかな
年明けの一件入っているか、いないかのLINEって
ドキドキするよね
自分の友好関係の狭さを垣間見るんだけど
それでも
特別な貴方からLINE通知が入っていたら
それだけで
ハッピーニューイヤー
【書く練習】
今日で50回書いたことになる
そろそろ癒されたいのだけど、書くことでその効果はまだない
まだまだ足りないのだろうか?
振り返りをしてみる
前半はテンション高かったみたいだ
たぶん躁ぎみだったかもしれない
【神様だけが知っている】も変にハイになってた時に書いた
なんかノリかな、悪ふざけに見えないかと少し後悔する
中盤から後半はだんだん何書いていいかわからなくなってきた
あんまり好きなのは書けてない気がする
【街の明かり】なんかは昔感じたことを思い出して書いた
気持ちも下り坂ぎみだ、疲れてるのかもしれない
明日からしばらくはお題ではなく、書き留めた【書く練習】を続けて出そうと思う
【赤い糸】を書いた時の続きを書いてみようと思っている
いつもと違うことをすると脳に刺激があって良いらしい
初めての試みなので旨くできるか心配だ
「今度の日曜日にいつもの場所でね」
最後に届いたそのメッセージを、いまだに既読にできない。
お題:1件のLINE
たった1件のLINEなのに、
自分のこと以上に嬉しくなったり、
自分のこと以上に悲しくなったり、
応援してもらえたり、褒めてもらって嬉しかったり、
優しいLINEに時に嫌になったり、、、。
たった1件。
されど1件。
私にとっては大事な大事な相手からの言葉の贈り物♡
2024/07/11/(木)
「頑張れ✊」
と、大好きな人からのライン。
この一言にイラッッとくるか、ありがとうと感謝するかという、ファーストインスピレーションで今の私の精神状態がわかる。
いっぱいいっぱいの時はイラッとして「頑張れって言わんで」とつっかかる私。
余裕がある時には「ありがとう!おかげで頑張れる」との返し。
自己覚知出来る相手がいる事はありがたい。
感謝し大好き!と大きな声で言いたいな。
吐き出すように書き連ねたメッセージ。
—————-
少しでも力になりたい、本気でそう言っていた。
たくさんのことをしてもらっているから、私も何か返せるならそうしたいと思った。
だけどそれは、全てあなたの希望通りに動くという意味ではなかった。そんなことは不可能だ。
軽率な言葉だったのだと思う。本気で言っていたとしても、あの時点であくまで出来る範囲でだと正確な注釈を入れないといけなかったのかもしれない。
あなたを失望させ、傷つけてしまったことは紛れもない事実だ。
それでも、恨んでいると言われないといけないほどのことだとは思えなくて苦しい。できる範囲で力になりたいと思うことは、そこまで罪深いことなのだろうか。
…なんて思っていることを知られてしまったら、更に失望させてしまうのかな。
思えば、人に恨んでいると言われたのは初めてのことだった。反射的に否定する言葉を返さず、落ち着いて理由を聞くという対処ができて良かった。その点は、自分の成長を素直に褒めたい。
恨んでいると言われた時、私の中で何かが失われたような気がする。
少なくとも、純粋な気持ちで心の思うままに手伝いたいと声をかけることができなくなってしまった。それが悲しい。
—————-
…こんな風に、相手を責めるような言葉を紡いでしまう時、決まって私は疲れているのだ。自分に余裕がないから、自分を労ってないから、自省する前に相手に当たってしまう。
自分を大切にできない人は、周りの人も大切にできない。この言葉は本当に的を射ている。
今日はちゃんと休もう。
大切な人をこれ以上傷つけないようにするために。感謝の気持ちを忘れないようにするために。自分の好きな自分でいるために。
大好きなもの、大切にしたいものを私ははっきりと見つけられているのだから。
-1件のLINE-
もう友だちなんて
懲り懲りだ
我慢して付き合ってきたけど
もう我慢出来ない
1件のLINEで終わりにしよう
学生の時と価値観が変わったから
今しんどいんだ
ごめんだけど
そっとしておいてください
今まで有難うて
あなたに会わずとも
あなたを感じ
あなたが途絶えて
あなたに出会ってる
お誕生日にスタンプを送るのに迷う
いくつかインストールしたけど気に入らず消した
かわいいのだけどその他が気に入らない
やっぱりいつものに落ち着く
1件のLINE69
躊躇ってはいけないと思っています
少しお時間を下さい
流れには入っています
彼から一件のメッセージが入っていた。僕はそれを恐る恐る開く。どうしてか指が震える。タップするとあっけなく開いて、まだ見たくないからと目を細めた。
昨日僕は色々あって、彼に長文のLINEを送ることになってしまった。内容は、主には謝罪だ。楽しいメッセージではない。昨日のごめん、という連絡のあとに、今彼から返信が来たのだ。
あぁ怖い。何が書いてあるのか緊張する。僕はやらかしたから。申し訳無さと、自分を守るための罪悪感とで、僕の外骨格は役に立たないくらいぼろぼろだった。
しかし、いつまでも目を細めている訳にはいかないから、僕は意を決して、彼が許してくれることを期待して、はっきりと視界を合わせた。
『……僕は君を許せないけれど、それでも良ければ付き合ってほしい』
僕はその文章の意味をすぐには理解できなかった。どういうことだ。許せないのに、今後も付き合ってほしいとは。『ほしい』って、付き合ってほしいと思っていたのはむしろ僕の方だ。
つまり僕は、彼から許されないまま、罪悪感を抱えたままでこの関係を続けるということなのか。それはある種、最もむごい罰のようにも思えた。
1件のLINE
LINEはやっています
最近幼馴染の子がよく質問を送ってきます
すごく鬱陶しいです
私のことを知ろうとしてくれている
そんな事はありません
幼馴染ですし
私は私の事をよく喋る方ですし
ただ自分が喋りたいから質問をする
最近は私が質問をしか返さないので
自分から「僕はね」と言ってきます
あ、女の子ですよ?
一人称が「僕」なのか「オレ」なのか「ウチ」なのか「わたし」なのか
せめて絞ってほしいです
絞ったところで影響はないですが
すごくイラついてしまうんです
私が短期だからなのかもしれませんが
1件のLINEの通知が来る度に
あ、もしかしてあの子かなとか
開きたくないなとか思うようになってしまいました
話してみたら案外楽しかったり
話してたら急に嫌になったり
質問をよくしてる人少しだけ気をつけて見てほしいです
今日は愚痴祭り
秋祭り〜冬休み〜
ありましたよね「まつり」って曲
ここまで読んでいただきありがとうございます(ˊᵕˋ)︎︎︎︎✌︎
1件のLINE
は、貴方からだった。
嬉しくって内容を確認してみると
「今までありがとう」
今までありがとう?何があったのか
引っ越すのか?不安になってきた。
……
なぜか自分の体が床に倒れている
なぜか自分の足が透けている
これはどういうことなんだ
1件のライン
ドキドキしながらボタンを押す。
予感は当たらなかった。
ただの公式ラインか…
期待を裏切られて怒りが湧いてくるほど
この気持ちは抑えきれない。
……返事を知りたい。
来てほしくないような来てほしいような。
いや、この時間が永遠に続くけばいいのに…。
答えを知らずにドキドキ待っているこの時間が
どれだけ幸せか。
2件のライン
2件きた…。
まず誰から来たのかを見よう。
決心してラインを開く、まだ返事は見れない。
この心の準備は一生整わないんじゃないかと
思いながらも深呼吸を繰り返す。
そして…ゆっくりボタンを押す。
彼からのラインだ。
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ありがとう。
『ぺこり』
という無料ダウンロードのスタンプ
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1件のライン
僕は友達からの返信を待っていた。
友達に課題の答えを聞いたからだ。
すると1件のラインが来た[わからん]この四文字でわかった。
こいつは使えないな。