『1件のLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夏の夜の明け方、
冷たい抑揚のない声が
部屋に響く。
僕は、呼吸するように不自然に光っている
物体を開き、そして、閉じた。
もう、5年前も前になるかな?
夏休みを利用して、大学時代の部活の同級生や先輩後輩たちと、人によっては30年ぶりの再会を果たした。
今回を機に、毎年の様に集まろうと言う空気になり、後輩の女の子が、LINEグループを作ってくれたんだ。その時は、これから毎年皆に会えると思いとても嬉しかった。。。
そんなある日、その女の子から一通のLINEが来たんだ。
〇〇君が、同じ市内に住んでいることが分かった。だから、次回からは彼も参加してもらって楽しくやろうと。。
彼は同じ部活の二人下の後輩であった。
そして、若くして亡くなった僕の前妻と同級生でもあった。
彼は、彼女と僕が結婚する前に、、、
いや、やめよう、こんなこと書くのは。
亡くなった彼女を汚すことになる、、、
LINEで楽しそうに彼をメンバーの一人として迎え入れた彼女には何の罪もない。彼と僕が、いや、そう思っているのは僕だけかも知れないが、2度と会いたくない人、そして恐らく死ぬまで許したくない人、それが彼だったんだ。彼女は、彼と僕の関係性など、先輩後輩だったこと以外、知る由もない。
そしてこのグループLINEが、私にとって、とても厄介なものとなってしまう。
2回目の再会は、仕事の急な用件と言う理由でドタキャンしてしまった。勿論、彼に会いたくないからだ。でも、彼は
その会に参加した。普通に。
だから、彼は何も感じていないのかも知れたい。彼女が亡くなった理由に、少なからず自分が関係しているとも知らずに。
僕は彼には会いたくない。
目の前に彼が現れた場面を想像したくないんだ。
みなさん、一生会いたくない人いますか?
⭐️今年の夏、三年振りに大学の同窓会が復活した。そして、同じ日、部活の皆んなとの会も開催予定だ。
お願いだから彼が参加しないで欲しい。
でも、オレは何も言えない。
彼が来ることになったらどうしよう。
俺たちが離婚することになったその日、彼女の口から、聞くべきではないことを聞いてしまった。それは勿論、自業自得。そのことで、オレは何年もの間、悩み苦しんだ。
そして、彼女は7年後、亡くなった。
彼女も苦しんでいたと思う。
真相はわからないが、オレと結婚さえしなければ、まだこの世にいただろう。
彼女の両親に会ったのは、それから20年後だった。
『1件のLINE』
毎日同じ人とくだらない会話を繰り広げている。
つまらない放課後も上手くいかないテスト期間も親に怒られっぱなしの受験も
**
高校には同じ中学の人は私しかいない。親友だと思っていた人から自分にはよく分からない言葉と絵文字でLINEがくる。もう友達できたんだ
「ずっと一緒だと思ってたのに」
LINEの通知を確認する。
マナーモードに設定しているから通知がきても音は鳴らない。
数多い宣伝通知の中にきみが送信してきた内容を見る。
「今日はどうだった?夜ご飯何がいいかな。」
「今日はさ、ー。嫌になっちゃう。笑」
たわいない内容。疲れた僕はそれを見てホッとする。
君の愚痴を聞くのもその質問に答えるのも何の苦労はない。
だけど、直接声を聞きたいな。そう思う日だった。
部屋を白く染める灯火をじっと見つめる黒
昂った喜びは落胆の警告を塗りつぶす
あなたからの「ごめん」に風船はしぼんだ
もうやめよう。
昨日の疲れは残るくせにもしかしたら…がやめられない
繋がった絆の糸は重い鎖に変わってた
それでも、手を結ぶ夢にたゆたう
#1件のLINE
朝目覚めると1件の通知が来ていた___
眠たい目を擦りながら画面をじっと見る
大きな欠伸をひとつ
スマホをベッドに放り投げ
横にあるカーテンを開ける
うん、今日もいい天気
近くで蝉の声が聞こえる
汗ばんだ体を洗い流すため
私はベッドから降りた
未読の通知を残したまま
【_____】
『1件のLINE』より
向かいの家で事件があった。
蒸し暑い空気に混じった濃い鉄の臭いに、鼻の奥がツンと痛くなる。
外の様子を、二階の自室のカーテンの隙間からそっと覗いてみた。
紺色の制服を着た警察官が、向かいの家の門に貼られた黄色と黒のシマシマのテープを潜っていくのが見える。
なんだかドラマみたい。 不謹慎だが、そう思った。
しばらく眺めていると、グゥと腹が鳴る。
時間を確認すると、疾っくの疾うに昼飯時は過ぎていて、おやつの時間に近かった。
外に食べに行くのも億劫なので適当に出前を頼みながら階段をトロトロ下りる。
便利な世の中になったなぁ、と出前が来るまでの間、一階のリビングで暫しゴロゴロ。
ふああ、と大きな欠伸と伸び一つして、フローリングの上をコロリと転がった。
テーマ「1件のLINE」
くだらない通知を一つずつ消していく。最後にバッジはゼロになり、誰からの繋がりもなかったようにしんと静まり返る。深夜2時に、音はもう鳴らない。
他のすべてを軽視し、流し、私はいつも、あなたの連絡だけを待っている。
#一件のLINE
<金を貸させてくれ
おう久しぶり〜
急にどした?>
貸してじゃなく??>
<金を貸させてくれ
そういわれてもな>
ていうか会えなくない?
地元にいないよね?>
いまどこ?>
<塾
地名で頼む>
<マレーシア
遠いなー>
あったよね同窓会に
行けないみたいな>
シンガポールかそれは>
<金を貸させてくれ
戻ってきた>
てかいくら貸してくれるの?>
<96208円
半端だな>
そっちのお金換算
だとキリがいいとか?>
<お釣りを支払ってくれ
えーと>
そっちが100000円渡して、
こっちが3792円支払う>
ってこと?よね?>
<計算し直してくれ
え、間違ってる?>
合ってるじゃねーか>
<96208円貸させてくれ
いやでも外国にいるんでしょ?>
無理じゃない?>
あーでも電子マネーでとかあるか>
<お釣りを支払ってくれ
そっかお釣りが欲しいのか>
電子マネーだったら直接96208円
送ればいいもんな >
…なんでそれじゃダメ?>
<金を貸させて、お釣りを支払ってくれ
マレーシアに来いってこと?>
<来ないでくれ
そっちが日本に来るの?>
<来させないでくれ
じゃあどうすんの>
<考えさせないでくれ
なんなんだよお前!>
こっちばっか考えさせて>
こっちはお釣りの計算とか
電子マネーの案とか出したのに>
そっちは塾行ってるだけじゃん!>
計算くらいやれよ塾行ってんだから!>
こっちだって暇じゃないんだよ!
バイトだけど働いてるんだよ!>
服の専門学校行きたくて
弁当屋で学費貯めてて>
全然仕事慣れなくて
今結構しんどいんだよ正直!>
今日
お前の言ってること意味不明
だし、てか学生時代もそんな
親しくなかったよね?
もう付き合ってられないよ>
日付変わっちゃったし>
朝早いんだよ弁当屋>
もう疲れた…>
<空を
<空を見てくれ
ベランダに出てみると、こんな田舎でも久しく見ていない満点の星空が広がっていた。遠く離れたマレーシアにいるクラスメイトも私と同じ空を眺めているのかな、と思うとなんとなく心が暖かくなったり、同じ空とはいうけど国内ならともかく実際には日本とマレーシアは1時間程度の時差があって、その場合その表現は適切なのか、まあでも時差が14時間あるアメリカ(フロリダ)と比べたらマレーシアなんて隣にいるようなものかと思ったり、何にせよ全ての人々が同じ空の下にいる事実につながりを感じて心強くなった。
そして私は、星空に向かって3792円を放り投げた。そうしなければならないと思った。するとひゅうと風が吹いて3000円をさらい(小銭は落ちた)、すぐに遠く夜の闇に消えていった。
次の日の朝、ポストを覗くと97000円が入っていた。それは率直に怖かったが、学費の足しにしようと前向きに考えることにした。そう、前を向こう。未来はきっと待っている。今日の空気は少し冷たくて、空は青く広がっている。私は一人じゃない、心でそう唱えた。そして自転車を漕ぎ出して、私の一日が始まった。
<頑張ってくれ
【1件のLINE】
アイコンにバッジがついている。
1件だけなのは明白だが、その赤い丸と白い数字は私の心をざわめかせる。
先程開いたばかりのLINEに再び手をかける。
こうして私は常にバッジのない状態を維持している。
1件LINEが、人を幸せにする。
あの人からのLINEは、その1件が嬉しい。
いつも、こっちのぬか喜びだけどね。
送った方は、ただ連絡を入れただけ。
届いた方だけ、浮かれてる。
「突然だけど、今日会えない?」
平穏な日常に突然送られてきた一件のLINE。
その宛先は---元恋人からだった。
「はあ……」
マリアナ海溝よりも深い深いため息をついて、その文面を見る。
これが私の友達とかだったら胸を弾ませながら会いに行ったはずなのだが、思い出したくもない名前だったので、胸がひどく重い。
概ね別れて寂しいとか、やりなそうだのそんなノリなんだろう。
人の気も知ったこっちゃない。
お前のそういうところが嫌いなんだよ---と指先に力を込めながら、LINEのブロックボタンを押した。
外に出ていたわたくしは、何かほしいものはないかとLINEを送った。本当に簡単な一文。一分未満で打てて送信できてしまう、何気ないもの。
すぐに返信はなく、買い物ができる店の通りから離れてしまわないように一駅分を歩いた。まだ梅雨明け宣言もなく、蒸した空気に汗が滲む……流れるのを感じては手持ち扇風機の持ち方を変えて。
さすがに猛暑には敵わない。
駅の入り口を見つけてすぐに駅構内へ逃げ込んだ。車両の中は音がするほど冷気が吐き出されていて、ちらほらと長袖を羽織っているひとを見かける。
最寄り駅に着くまで、いつでも反応ができるように電子書籍のページを送っていたけれど、あなたからの返信はなかった。
とうとう玄関前に。
音を鳴らさなかったスマホはカギと入れ替えに鞄の中へ。
「(寝ているのかしら)」
ただいま、と声をかけながら薄暗い廊下を伝ってリビングへ入る。キッチンとリビングのあるそこにはあなたがよく好むソファがあるけれど、空っぽのまま。
買い出したものを片付けながらあなたの痕跡を探してみた。キッチンにコーヒーの香りが漂っているだけ。
それを追うようにあなたの私室。
ノックすれば「んーー…」と生返事。
入りますよ、と声をかけても。
ベッドの端に座るあなたはサイドテーブルにマグを置きっぱなしに、一口も飲んでいないで。じーっと眉間にシワを寄せながら手許を一点凝視していた。
両手で持たれたそれは、かけるならば汗を多量にかいていたことでしょうね。
「何をそんなに熱心に見ているんですか?」
「きみからのLINE」
「おや」
「返信にすべてかけてるの。邪魔しないで」
「あらぁ…」
「……ん、これはよくない。別のにする」
「何かほしいものはありましたか?」
「あった。だからそうやって返信しようとしてるの。きみへの返信、誤字脱字不適切用語よくない。どうせならちょっといい奴って思われたい。全身全霊かけてる」
「なるほど。頑張ってください」
「ん」
そろぉ~と部屋を抜け出す。
なるほど、そういうことでしたか。そういうことならば、わたくしも気合いと覚悟を持って応えなくては。
ボディーシートは大変便利。
クローゼットにかかった服たちを眺めながら完成形を思い浮かべ、吟味してゆく。鞄だって持って行っていた機能性容量重視のものではなくて、おしゃれなものを。
テーブルに置いたスマホが新しい一件を受信するまで、全身全霊をかけましょう。
#1件のLINE
1件のLINE
「あれ、LINE通知来てるよ」
「あーうん」
「え、見ない系? 俺は赤いのついてると気になっちゃうタチなんだけど」
「私も普段はそうなんだけど」
「……なんか嫌なLINE?」
「嫌なわけじゃないけど、うーん、ほら」
「あ、既読つけちゃうんだ。わあ」
「めっっっっっっっちゃ長文なんだよねぇ」
「すごい、スクロールしてもずっと続いてる」
「いろんな話1回で送ってくるし。読むのも面倒で放置してた」
「うん、これは仕方ない」
一件のLINE。ラインってあれだよな。無料でトークしたり電話できるやつ。あれ便利だし現代日本じゃほぼ必須だけどあれってやばくねーか。
あれ確か韓国のアプリだろ。通信関連を韓国、というか他国に押さえられてるのやべーだろ。スタンプで金も吸いとられてるだろうしやばさしかない。
調べたらやっぱり韓国っぽいな。しかも韓国のであることを隠そうと色々と複雑にしてうやむやにしようとしてるな。怖いね。
昔どっかの役人だかの会話がどうこうって話あった気がする。そりゃあんなアプリに秘匿性があるとは思えないし情報が韓国に駄々漏れなんだろうな。
陰謀論みたいな考えになるけどやっぱりあれは日本の情報を盗むためのアプリでもあるんじゃないかな。なにしろ相手は韓国だ。
最近はコンビニやスーパーなんかで韓国の商品を見ること多いしそれだけ侵略されている、そう考えちゃうな。韓国が相手じゃそうも考えるってものだ。
これがアメリカとかだったらどれも気にしないんだけど相手がほぼ敵国の韓国だしな。嫌いにもなるし警戒もするってもんだ。
とはいえこんなことをリアルで話したりはしないけど。ネットで得た知識で知ったかぶりの政治家気取りか、ってなるしな。実際そうだし。
それにラインは俺も使ってるし。危険性はわかっててもバイトで必須だし兄貴と連絡取るにも便利で消せない。
なにより俺の会話に重要性は皆無だから俺に限って言えばラインの危険性はゼロだからな。そりゃ使っちゃうってものだ。そう皆が考えてるからラインはこの国に広まってしまったんだろうな。
「早く帰ってきてくれよ。」
………………
私が悪いのはわかってる。
あんなことしたからこうなったんだ。
『あの人』が怖いのも仕方がないこと。
だけど…………………………怖いよ
怖いものは怖い。
また諭される。
怒鳴られる。
否定される。
『あの声』を聞くだけで全てが嫌になる。
けど、私が悪いのに変わりはない。
そうだよね、本当にごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
もうしないから。
次からちゃんと気をつけるから。
私が全部悪いの。わかってるよ。
そう。こうなったのも、今までのことも、全部私が悪いんだよ。わかってるから。
だからもうこれ以上何も言わないで!!!!
『セミが鳴いてる!夏だよ!!早く外に出て!!』
君から届いたLINEで目を覚ます。
セミが鳴いてる?嗚呼、もうそんな時期なのか。
最近は雨が降ったと思えば次の日晴れだったりと忙しかったが…
のそのそと起き上がり、ガラッと窓を開ける。
その瞬間、僕は夏に包まれた。
カラッカラの熱が部屋の中に流れ込む。ミーンミーンと忙しなく鳴き声が聞こえる。目の前に広がるのは夏の象徴の入道雲。
…嗚呼、夏だ。今年も夏が来たんだ。
【1件のLINE】
「ごめんね、遅れる」
その1件だけでいい。
そうすれば喫茶店に入って、カフェラテを飲んでゆっくり待つよ。
「遅刻はその人の時間を奪うことになる」と自己啓発本に書いてあった。なんなら昔の私もそういう考えだった。
だけど友達間ではきっと、双方の妥協点をうまく探すことだ。遅れる人は遅れる、速い人は15分前からスタンバっている。なんならギリギリを責める人もいる、人によってまちまち。だから私にとっては、1件のLINEが妥協点だ。
連絡がないと、怒るよりも不安になる。大丈夫かな、何か事故にあったんじゃないかな、曜日間違えたのかな。だからせめて、LINEはちょうだいね。大丈夫だよ、ゆっくり来なよって返すから。
1件のLINE
1件のLINEが表示された。
そこには「別れよ」の3文字だった。
私はすぐに彼に電話をかけた。
昨日まで普通に話して電話してLINEしてたのに。
でも全く繋がらなかった。
LINEをしてももう二度と返信が返ってくることなんかなくて彼から送られてきた別れよの1件だけが残っていた。
忘れようとしても忘れることなんか出来なくて嫌うことも出来なかった。
私は毎日のようにたくさん泣いていた。
ある日突然彼のお母さんから電話がかかってきた。
お母さんは泣きながら教えてくれた。
彼の病気が悪化してしまいもう先が短いことを知ってしまった。だから自分のことを忘れて新しい恋をして幸せになって欲しいって考えたんだって。
彼は毎日病室で泣いていた。
その話を聞いて崩れ落ちていくかのように声を上げて泣いた。彼のお母さんと一緒にたくさん泣いた。
私ね、もうあなたのせいで新しい恋なんかできないよ。
だって私の好きな人はずっとあなただから。
好きになってくれて好きにならせてくれてありがとう。
これからはちゃんと前を向いて生きていくね。
1件のLINE NO8
学生の頃はそれなりにできていた。なのに社会に出るとダメ人間になる。会社では仕事がもらえない。誰も認めてくれない。
大学の時から付き合っていた彼女にも、他に好きな人ができたと言われフラれた。
死にたくなる。
28歳で死ぬなんて父はどう思うだろう。
僕は父子家庭で育った。父は寡黙な人だったけれど、僕の為に一生懸命だった。そんな父が3年前に癌で他界した。
「父さん、僕はどうしたらいい、、、」
その時、1件のLINE
〝おまえは小さい頃から人前で話をするのが苦手だったからな〜
でもおまえは文章力はあった。小学校の作文コンクールで賞も獲っただろ^_^ あれは嬉しかったな〜
捨て猫を拾ってきた事もあった。泣きながら飼ってほしいというから仕方なくマリと名前をつけて飼ったよな おまえは一生懸命面倒をみたな マリもここでおまえに感謝しているぞ^_^
おまえは優しい子だ
俺が入院した時も最後は家に連れて帰りたいと医者に話してくれて、家で2人で過ごす事ができた。
俺は本当におまえに感謝している
人生なんてうまくいかない事ばかりだ。 おまえは母親をずっと知らずに育った。 俺はずっと申し訳ないと思っていた。でも優しい人間に育ってくれた。
おまえは俺の自慢の息子だ。
辛いことから逃げてもいい。
だけど俺のところにはまだ来るな。 わかったな亮太、、、”
父さん、、、。
LINEのアイコンを見ると、幼い頃の僕と父が、並んで笑っている写真だった。
父さん、俺頑張るよ。だからまたLINEくれよな。
ありがとな。