『1つだけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
心残りは1つだけ
もっと惜しみなく傷つけばよかった
怖気づいてあと一歩が踏み出せなかった
無難で生温い人生
でこぼこがない分つまらない
あの時あなたの手を取っていれば
どんな人生があったのだろう
そんなことを考えている
もしも、一つだけ願いが叶うなら、
皆さんはどんな事を願いますか?
お金持ちになる事?
好きな人と結ばれる事?
病気や怪我を治すこと?
どれも魅力的で、選べないとも思えますよね。
けれど僕にはずっと前からある願い事があります。
『たった一人の妹を生き返らせる事』
周りの人は"叶うはずない" "無理に決まってる"
誰もがそう言います。
けれど僕は願っています。
だって、お母さんが言っていたから。
『願い事は願い続ければ、何時かは叶うもの』
嗚呼でも、今思えば願い事は二つかもしれない。
"車に轢かれて死んだ妹"と"妹を産んで死んだお母さん"
僕にとってはどちらもたった一人の家族。
どっちを選ぶのが正しいのかな?
お題〚一つだけ〛
叶うのならば、私のために桜が散ればいい。
お題 1つだけ
ポテトチップスを食べていた。
まるまる1袋食べるつもりなかったのに、あと1つ、あと1つと手を伸ばしているうちに気が付いたら袋が空っぽになっていた。
なんでだろう。変なの。
お題『1つだけ』
「どうしてお口は1つだけなの?」
︎ 耳も目も、おててだって2つあるのに。
︎ 小首を傾げ、くりくりとしたまん丸い瞳でこちらを見上げる可愛い妹。近頃は年相応に好奇心が旺盛になってきて、なんで? どうして? が口癖になってきている。その成長を姉として嬉しく思いながらも、やはり何回も繰り返されれば鬱陶しくなるものだ。
「どうしてだろうねー」
︎ 大人げないと自覚しつつ、机の上に散乱している課題の束をより大きく広げた。すると妹は途端に黙り込む。興奮したような妹の荒い鼻息もいつの間にかおさまっていて、姉妹の二人部屋にはページをめくる音だけが木霊するように響いていた。
︎ だがしかし、先程まであんなに騒がしく飛び跳ねていたのに一体どういう心境の変化だろうか。不思議に思った私は妹の方へ視線を戻す。
「……お姉ちゃんなんて大嫌い!」
︎ 時既に遅し。すかさず突撃してくるのは、プニプニおててのクリームパンパンチ。
︎ ヒットポイントをかなり抉られた私は、部屋を出ていく妹にわたわたと動揺しながらあまりにも哀れ過ぎる声を投げかけた。ままま待って!ちょ、嫌いなんて嘘だよね!? 世界で一人だけの可愛い妹に大嫌いなんて言われたら、お姉ちゃん生きていけない!
1つだけ
「この屋敷かな?」
目の前に広がるのは、大きな洋風のお屋敷。
知り合いから、町の奥の屋敷に1つだけ何でも願いを叶えてくれる魔法使いがいると聞いた
呼び鈴を鳴らし、しばらく待つ。数分もたたぬうちに黒いローブを纏った人物が現れた
「あなたがお客様かい?」
「そうです」
「まあここで話すのも冷え込むでしょう?中におあがりなさい」
彼女に続いて屋敷に入っていった。だが、私は知らない。願い事が理由で最悪な結末になるなんて…
「それで?あなたの願いは?」
不敵な笑みで尋ねる魔法使い。
「1つ確認なのですが、何でも1つだけ叶えてくださるのでしょうか?」
「もちろん。私にできないことはない」
そう言われ、私は決意して伝えた
「この世界を、争いや憎しみのない世界にしてください」
振り返れば、世界は負の感情で溢れていた。リアルでも、ネットの中でも。そんな世界を変えたかったのだ
「よかろう。お前の願いを受け止めた」
私は安堵した。だが、それはすぐに終わった
耐えがたい激痛が私を襲ったのだ
「待ってください、何で私が…ぁ…」
「…っ、争いをなくすには人間を滅亡させる。こうするしかないのだよ」
物憂げな目で何かをつぶやく魔法使い。
なんて言っているのかはわからない
最期に私の意識は途絶えた
ただ1つだけの願いの代償は、重すぎた。
1つだけ、願うことが出来るのなら、、
あなたとずっと、友達でいたい
「一つだけ」4/3
世界に一つだけ
アナタは何を思い浮かべる?
─────────────────────
それに、形はある?
それとも、概念的?
それは、側にある?
それとも、存在しないもの?
それを、大切だと思う?
それとも、身近なもの?
それの、イメージはどんな?
本当に世界で一つだけ?
───────────────────
それが、君のたった一つの答え
世界で唯一の、ね?
あ、複数の答えがでちゃった?
それとも、何もなかったかな?
まぁ、うん。気楽にいこうよ
『1つだけ』
ちら、と視線を向けたのは、乾物などの食品ストックが入った戸棚の扉。夫がほぼ開けることのない、その扉。
そこに、義母がくれたちょっとお高いクッキーの缶が隠してある。
夫が帰ってくる前に、と行儀悪く一枚失敬したらば、噛んだ瞬間のさくっとした歯ごたえとともに、口の中に入った瞬間ほろりと崩れてバターとカカオの風味が口いっぱいに広がり、後味にナッツの芳ばしさが余韻を残す。とても美味しいクッキーだった。
棚にしまったものの、美味しさが忘れられなくてもう一枚食べたい欲求が高まっていく。
……まだ夫は帰ってこない。帰ってくる前にもう一つだけ……。
こそこそと戸棚の前で缶をあけ、一枚口に運ぶ。
食べる幸福である。さすがお義母さん、食の好みが一緒。
「ん〜〜、これは確かに勝手に食べられたらめちゃくちゃ怒るかも……」
私は、昼の出来事を思い返す。
「たまたまデパートに行ったら催事をやっていてね、美味しそうだったから買ってみたのよ。そしたらとっても美味しかったから、その日のうちに追加で買いに行ったわ」
かねてからの約束で、我が家にお茶をしに来た義母は、そう言って缶入りのクッキーを二種類おみやげに持ってきてくれた。家にはまだまだあるらしい。高いんじゃないのか。
「だって、この催事以外で日本で販売しないっていうんだもの。売り切れたら来年の催事までお預けなのよ。いっぱい買うわよ」
「そうなんですね。そんな貴重なものを頂いてしまってすみません」
「いいのよ。珠子さんに美味しいもの食べてほしかったんだもの」
そう言ってころころと笑う義母は、私をとても可愛がってくれている。私も大好きなので、今日もお茶菓子はとっておきのレオニダスのオランジェットである。義母の好物だ。
「いい、珠子さん、康介に見つからないようにしなさいね」
真面目な顔で、義母は言う。
「うちの人もそうだけど、あの子絶対にこのクッキーの価値もわからず一袋250円の大袋入クッキーと同じようにひょいひょい食べ尽くすに決まってるのよ! そんな勿体ないことある!?」
聞けば、義父に勝手に一箱の半分を食べられて雷を落としたらしい。
「残りは衣装箪笥の中に隠したわ」
「そこまで……」
「だって、無くなったら買いに行けって言えるものじゃないんだもの。盗み食いするのが悪いのよ。ちゃんとお茶菓子にだそうと思ってたのに」
「……一緒に食べたほうが、美味しいですもんね」
「…………まあね」
不貞腐れたような顔で、ほんのり顔を赤くした義母が可愛らしくて、私は頬が緩むのを止められなかった。
そして義母が帰り、私はクッキーを隠したものの、欲望に抗えず戸棚の前でこそこそと貪っているわけである。
「美味しい……でもだめ、一気に食べたらもったいない……。これは少しずつ食べるのよ……」
自分に言い聞かせるように呟きながら、戸棚の中にクッキー缶をしまう。
ああ、でも……。
「最後に1つだけ……」
自制心を溶かす罪な味である。
2023.04.03
【1つだけ】
右の薬指にはめた指環に輝くアクアマリンが、水族館の青白い光をキラキラと反射する。マグロの群れが回遊する巨大な水槽の前。この指環をもらった場所も、ここだった。
「これからもずっと隣で、生きてくれませんか?」
緊張からか少しだけ強張った顔で、私へと指環を差し出した君の表情は、今でもありありと思い出せるのに。そう告げた君の声は、いつしか思い出せなくなってしまった。それが悔しくて、左手でそっと指環を握りしめた。
いつか私は、君の面差しも、君から与えられた言葉も、全て忘れてしまうのだろうか。君の全てを、過去のものにしてしまうのだろうか。だとしたら、人の脳とはなんて残酷なものなんだろう。私は君を、永遠に忘れたくないのに。
私の手元に遺った君との思い出は、この指環だけ。たった一つの、君とのよすが。たとえ君の存在の何もかもを思い出せなくなったとしても、この指環一つだけが、君の想いを私へと伝え続けてくれる。
ねえ、私だって君の隣で生きたかったんだよ。勝手に約束、破らないでよ。
冷たい指環の温度が、まるで最期に触れた君の白い指先のようで。思わず一筋だけ、涙がこぼれ落ちた。
1つだけでいい、願いを叶えて。
あの人が夢に出てこないようにして。
「1つだけ」
[1つだけ]
1つだけあったりんご。
木の根元に転がって。
それを拾って、きれいに拭いて。
アップルパイにしたならば。
8つきれいに切り分けて。
1つあなたに分けてあげる。
「残りは?」
「え、全部食べるけど?」
一つだけ
一つだけ叶えてもらえることがあるとすれば…
めちゃポジティブなマインドを手に入れたい
世の中、前向きに考えれば、何でも楽しく感じられると思う
気の持ちよう、とは良く言われるけど、そのとおりと思う
楽しく生きられれば、これ以上の人生はない
こんなマインド手に入れられないかな
こう思っているところでダメなんだよね
やっぱりめちゃポジティブがほしい
かみさま、よろしくお願いいたします
1つだけ
♪そうさ 僕らは
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい
小さい花や大きな花
一つとして同じものはないから
No.1にならなくてもいい
もともと特別なOnly one♪
#1つだけ
夜___。
俺は寝るために、ベットに寝転ぶ。
大きなため息をつき、
涙目になりながら眠りについた。
その理由、か……。
俺はそのまま眠りについてしまった。
「ん…?なんだここは…??」
目が覚めると辺りはとても綺麗なお花だらけ。
その先に流れているのは滝。
あまりにも美しい光景に見とれていたその時だった。
「君の願いを1つだけ、叶えてやろう。」
その声の方に向く。
そこには、
真っ白な服を着ている、
クリーム色の綺麗な髪の毛で
サファイアのように美しい淡い水色の目。
そんなあまりにも美しい何者かが俺の目の前に立っていた。
俺は思わずその美しさに驚きを隠せなかった。
「どうした?早く答えよ」
何者かは此方を見つめながら言う。
俺は咄嗟に
「か、彼女を助けてください!」
と言う。
「そうですか。承知致しました。」
何者かがそう言った次の瞬間、どこからか眩しい光が…
段々と視界が真っ暗になってゆく。
俺はいつの間にか目が覚めると、自分の部屋のベットに寝転んでいた。
「あ、あれ?昨日の出来事は何だったんだ」
そう考えているうちに1件の電話がかかってきた。
「○○さんですか?今すぐ○○病院へお越し下さい」
電話が切れた後、
俺はすぐさま彼女のいる病院へと向かう。
「○○さんですか?どうぞお入り下さい。」
俺は看護師さんがそう言ったあとすぐに部屋に入る。
「え……??」
その目線の先には___
意識不明、尚且つ4の確率が高かった彼女が窓の先の桜をじっと見ている。
俺は嬉しくて嬉しくて思わず涙が零れ、彼女の元へすぐさま駆けつけた。
彼女は俺に気付いて声を掛ける。
とても幸せだ。
話が終わったあとふとポケットに手を入れる。
「ん……?」
ポケットの中に何か紙が入っている。
「昔は助けてくれてありがとう。
そして、彼女を大切に。」
そう書かれた紙があった。
俺は昨日の夢の何者かが本当に叶えてくれたのかと驚いた。
少し考えると、、、
あの容姿、昔どこかで見た事がある。
あ…………
その話は俺が小さい頃だった。
確か俺より幼い子だった。
道端に倒れていたため、すぐに応急処置をした後、
病院に電話をし、搬送された。
その数日後に、1本の電話があった。
それは数日前に俺が助けた子からだった。
お礼を言いたいのでお会いしたいとのこと。
その言われた場所に俺は行く。
前髪でよく見えなかったがクリーム色の綺麗な髪の毛で少し見えるサファイアのように美しい淡い色をした目の子が手を振っている。
お礼を言った後その子は走って帰って行った。
その子は確かに夢に出てきた何者かにとても似ている。
その瞬間俺は全てが分かった。
あの時のお礼はこれだった事に────。
1つだけ、1つだけ叶うのなら
こんな私を好きだと言ってくれた人が
こんな私のことを愛していると言ってくれた人が
ずっとずっと幸せでいられますように。
「一つだけ」
そう ひとつだけ
私もあなたもひとつだけ
この肉体も精神も今のこの世にひとつだけ
なのに大事にできなくて
この題を見た時に、「1つだけ願いが叶うならどうする?」という言葉が浮かんだ。
私は、この質問をされた時に、しっかり答えることができたことがない。どうしても迷ってしまう。
お金?好きな人と両思い?世界平和?、、選択肢が多すぎるのだ。
だけど、今ならしっかりと答えられる気がする。
「私の願いは、なにもありません」こう答えるだろう。それは、決められないからである。そして、今が幸せだからだ。
「1つだけ」
僕たちの命 それはこの世で1つだけのもの
両親から生を受け この世界で唯一のもの とても大切なかけ外の無いもの
だけどどのような人生を送りどのようにその命を使うかはその人次第だと思う
人によって生きている時間も変わってくる
とても長い時間を過ごす人もいればこの世に生まれてすぐにその命が消えてしまうこともある
今僕たちの生きている時間は他の誰かの生きられなかった時間
だからこの命が尽きるまで少しでも有意義に生きて見るべきだと思う
自ら命を絶つことは色々な人が不幸になることだ そんなことがあっては行けないと思うしそのようなことが少しでも無くなるように僕はねがう
(だけど理解はしていても生きるのが辛くなるのもわかる
だからしんどい時は誰かに頼って見るのもいいと思う)
- 1つだけ -
ひとつだけ、
願いが叶うとするならば
あなたと一緒に生きて行く未来が
ありますように・・・
ほかにはもう、
何も無くていいから