『麦わら帽子』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〚麦わら帽子〛
向日葵畑で散歩。
太陽が僕を、照らす光のよう。
今日のお題。麦わら帽子。
メイちゃんが思い浮かぶジブリ好きの図。嘘ですごめんなさい。
でも駄目だ、メイちゃんとルフィとシャンクスしか思い浮かばない!
「あれ…」
気がついた時、私は病院のベッドに寝ていた。
私は辺りを見渡していると、両親が居た。
「良かった…良かった!!」
両親は、両手で私の手を掴み、泣きながらそう言った。
後日、両親の話を聞くと、私はアルバイトからの帰り途中に電車の"脱線事故"に合っていたらしい。
てっきり私は事故に合っていたのは彼氏では無くて、私だったのでは無いかと思ってしまった。
私は近くにあったカレンダーの付いている時計を見てみた。
だけど、現実は無情にも残酷で、私が今いる日は彼氏が亡くなった後の日時。
「お母さん…私、」
「無理に喋らなくても良いのよ?ほら、貴方の彼氏さんだって"来てるのよ"」
え?
何で私の彼氏が生きているの?
脱線事故が起こった後の日だから、彼氏は亡くなってるはず…
でも、もしかしたら私と彼氏が入れ替わっていたのかもしれないし。
私と両親がいる病室に、一人の男の人がお見舞いのような物を持って、入ってきた。
「貴方の彼氏さんの、"鳥井さん"ね。良かったわね〜!貴方も良い彼氏さんを持って…」
「…!?!?!?」
「…お見舞いに来たよ、"雪奈"」
高く真っ直ぐ咲き誇る向日葵畑の中を、君の手を引いて歩く。夏だというのにひんやり冷たいその手を引いて、奥へ奥へと地平線に向かって歩いていく。
「今年の夏はどう?」
「……程々に、かな」
「そっか」
「ちょっと暑すぎるかも」
「確かにね」
年に1ヶ月、8月限定の友達。この場所この時間でしか出会う事が出来ない。
「今年はどんな夏の風物詩を持ってきてくれたの?」
「今年は〜、これ!」
「……んむむ……何これ」
「これはね、麦わら帽子って言って、頭に被るものだよ」
「むぎわら、ぼうし」
「僕らの住んでる所では、アニメの主人公も被ってるよ」
「へぇー!被ってみてもいい?」
「もちろん。プレゼント」
彼女は嬉しそうに麦わら帽子を被って、その場でくるくるとまわった。
「えへへ、似合ってる?」
「似合ってる。お洒落に見えるよ」
「ありがとぉ!」
僕のスマホアラームが鳴る。あぁ、もう時間か。1時間しか一緒に居られない。というか彼女が1時間しかヒトの姿で居られないのだ。
「……もう今日は終わり?」
「うん。また明日」
「……分かった」
「また明日ね」
寂しそうな彼女の頭をぽんぽん、と撫でて元の世界へ歩き出す。瞬きをすれば向日葵畑はどこにも無く、古びた神社の目の前に立っていた。
あの世界に初めて行ったのは小3の頃。かれこれ通い続けて8年。毎年行けないんじゃないかと不安に思いながらこの場所へ来ている。
お揃いで買った麦わら帽子を被って、倒れてしまいそうな暑さの街へ戻って行った。
『麦わら帽子』
麦わら帽子を被っていた
あの頃の写真
懐かしさより
昭和だなって思ってしまう
キミは麦わら帽子を被ったことがあるかい?
え、ない?
では麦わら帽子が嫌いかい?
ほう、どちらかというと好きか
ビジュアル良いもんね
せっかくだし被ってみない?
良い気分転換になるよ
安いやつでもいいからさ!
・・・・・・どうして被らないんだい?
どうせ似合わない、良い歳した大人が、
周りが笑うから、あれは子供が使うものだから、
なるほどなるほど
不思議だね
麦わら帽子は何も禁止なんてしていないのに
勝手に人間と風潮が「駄目なもの」にしてしまう
そうして人はどんどんチャレンジをしなくなる
だからあえてここで1回だけ
理由なんて全部取り払って被ってみなよ
いつでも麦わら帽子はキミを待っていて
いつでもあの夏の思い出を与えてくれるんだ
周りが何言おうといいじゃないか
大切なのはやってみること、だよ
我々が麦わら帽子から学ぶことは多い
・・・・・・え?
どうしてもゴムの人が頭に浮かぶ?
まずい!!!!ミーム汚染がここまで来たか!!
もうここは手遅れだ!!俺に構わず逃げろ!!!
早く!!俺が俺でなくなるうちに!!!!!
逃げろ!逃げ
麦わらァ・・・・・・(ねっとり)
彼が“麦わら帽子”を被ったらきっと…♡♡
♡私よりも背の高い彼が(すき⁉️)
♡愛しいお髭をちらつかせながら(おぢ‼️♡)(そんなところがだいすき‼️)
♡しゅっとした顔立ちで(凛々しいよ〜⁉️)
♡眉を少しゆるめていて(可愛可愛可愛)
♡バイクに跨る彼はやっぱり…♡(いつも大人っぽいのにやっぱり男の子のロマンってかんぢ⁉️)
♡誰よりもなによりもすっごくかっこよくて!♡
♡“麦わら帽子”なんて被って、2人で風に吹かれて…♡
やっぱりちょっと、それでもちょっと、すごく素敵な人なんだけど…、はたから見ると、悪い人っぽい…やくざっぽい顔なんだよな…
麦わら帽子
お気に入りの
麦わら帽子
暑すぎて
なかなか出番がこない
もう秋になっちゃうよ
【麦わら帽子】
君はひまわりがよく似合う
ひまわり畑の中で
麦わら帽子を揺らし僕を笑顔で見る君。
あぁ、また君に逢いたい。
麦わら帽子
帽子。わたしは好きじゃない。
せっかく整えた髪の毛が
押さえつけられる。
だから、帽子は好きじゃない。
麦わら帽子。夏を感じさせてくれる。
見ているだけでいい。
見ているだけがいい。
きっと、そこに夏はあるから。
君からかりた
麦わら帽子をなくしてしまった
そう
あの夏の日に
風に飛ばされ拾えなかった
麦わら帽子
どこにいったのかな
君はもういない
返す必要のない麦わら帽子を
今も思いだす
題【麦わら帽子】
夏が来た!
彼女が被っている麦わら帽子を見ると、改めて感じるな。
可愛い、正直に言って。
風に吹かれて、特徴的な長い綺麗な髪が帽子の下でなびいている。
うっかり見とれていたら、彼女が、「どうしたのです?」と聞いてきた。
「あぁ。ごめん、可愛いなって。」
俺は、ものすごく緊張していたのに、余裕ぶってる振りをした。
「は、はぁ!?」
急に何を言っているのですか!?
「あはは。照れてる!」
やべ。攻めすぎたかな?めっちゃ、顔が赤くなってるんだけど!
「まぁ。ありがとうございます。」
凄い嬉しいけど。緊張してしまって。
「貴方もかっこいいですよ?」
言ってます!言っちゃったよ!?
「えっ!あっ、ありがとう。」
仕返しかよ!もう!
「あんたも照れてるじゃん!」
「べ、別に照れてない!」
恥ずいんだけど!
「よーし!アイスを食べいきましょう。」
この時間を楽しみたいです!どうせなら。
「あっ、待てよ!」
夏、楽しいな。
#麦わら帽子
くすみがかった花々
淡い茶色いリボン
どこから観ても格別な麦わら帽子だった
少女はそれを大層気に入り
出かける際はいつも被った
そっと顔を近づけると
なぜかほんのり甘い匂いがした
とうとう被れなくなっても
窓際にインテリアとして飾った
手の中に収めれば
いつかの団欒の記憶が甦った
この麦わら帽子は誰のだろうが
こんなにも使い古された帽子を今まで見た事がない
少し薄汚れたそれをそっと木にかけた
向日葵にかけた
麦わら帽が揺れる
風向きは常に変わり
あちこちから風が吹く
やがて風は止まり
向日葵にかけた帽も揺れ止まる
夏空は眩しくも太陽の陽は射す
「夏の帽」
麦わら帽子を見ると、涼しげに感じるのはなぜだろうか。大体、麦わら帽子は黄色なので、暖色系寄りなのではないか。暖かく感じそうなものであるが。
調べると、黄色=暖色系というわけではないらしい。一般的には、黄色は暖色系だが、明るい黄色は寒色系に分類されるらしい。麦わら帽子は確かに明るい黄色な気がする。なるほど、黄色も寒色系になりえるのか。知らなかった。ただ、やはり麦わら帽子は涼しい。色じゃなくて。これも調べると、通気性がいいそうだ。あとは、紫外線に強い。一応、デメリットもある。水に弱い、風に飛ばされやすい。例えば、海沿いを歩く時は普通のキャップがいい。潮風に飛ばされて海に落ちたら大変だ。必要に応じて使い分けをすることが大切だ。
なんか、今回は無駄話ばかりしてしまった。いや、無駄ではない。明日、海へ麦わら帽子を被って行こうとした人はいないだろうか。もしいたなら、それは止めた方が良いと忠告する。
麦わら帽子被った君と。
君を照りつける太陽。
嗚呼。
眩しいって、こういうことなんだな。
猫が隠れた麦わら帽子
のぞく足もと
夏の季語
君には
生きていて欲しい
麦わら帽子からのぞく笑顔。
その帽子を僕に頂戴。
ひまわり畑の中で。
⑨麦わら帽子
夏になると思い出す
麦わら帽子と君の灼けた横顔
田舎に行った時にしか会えなかったけど、
夏はいつも遊んでくれた
貸してくれたカセットテープ
夕暮れまで遊んだ田んぼ
今思えば
遠い初恋