『麦わら帽子』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
題名=麦わら帽子
また、夏が来た
夏が来るといつも君は麦わら帽子を被って
僕のいる場所に来る
今日もまた君は麦わら帽子を被って
僕のお墓に来た
いつものように昨日の1日の話をする
あぁ寂しいな、 ,,,,,,
麦わら帽子
ひまわり畑を駆け巡る…
無邪気で可愛いあの子
ふと見せる…
淋しげな表情
気になって…
いつもあの子を
目で追っていた…
ある日…
麦わら帽子が飛んで
きて…
何故か…
ぼくのあたまにあの子
の麦わら帽子がすぽっと
収まった…
あの子が笑ってる…
照れたぼくは
あの子の顔が
見れない…
俯き加減に
そっと…
あの子をみたら…
似合ってる…
あの子はうれしそう
に笑って言った…
麦わら帽子
強い日差し 蝉の鳴き声
遠くに広がる田園風景
懐かしい思い出
風が吹いた
おばあちゃん 元気かな?
今年は帰ろう
散リ雫・・・
愛しさの刹那
鼓動は弱く
締め付けられる想い
闇世の中嘆き
聲を響かせ
問い掛け続けた言葉
記憶と瞳に
刻まれて
止まら無い
叶わぬ雫
「私ノ 無力・・・」
そっと優しく
抱き締め
聲枯れる迄 ずっと・・・
小さな躯の姿
口付けて
私の想いを ずっと・・・
捧げる私の髪
祈り続け
残した感覚 ずっと・・・
せめて無力な・・・
私の掌で・・・
私の温もりで・・・
「夢を視ながら・・・」
『 麦わら帽子 』
特別な日、君は必ず麦わら帽子を被る。
君が最期に麦わら帽子を被ってた日
その日は丁度、花火大会だった。
何故、あの時、僕は彼女を守ってあげれなかったのか
僕は自分に対して憎んだ。
最期の君の言葉
愛してるよ。
私の麦わら帽子は
社員旅行のグアムで買ったもの
あまりにも暑すぎたので
今は椅子の上で
ひんやりクーラーの風を受けています
あの麦わら帽子、似合わないんだよ。
でも、そういうのも受け入れていくのがあなたの仕事なんだよね、大変だよね。
って私なんかに言われたくないか。
あ。それ以前にこの声、届かないんだった。
「麦わら帽子」
今はもう居ない
夏の想い出
麦わら帽子を被って
頑張って農作業してるお父さん。
昔は農作業なんて
恥ずかしいなんて思ってた。
でも私たちのために頑張ってくれてるの、
最近知ったの。
今まで農作業頑張ってくれて
ありがとう。
次は私が継ぐ番だね。
麦ばら帽子を かぶって
あなたと海に行く
麦わら帽子は夏の香り
これを被ると夏が来る
これを被ると思い出が蘇る
麦わら帽子をしまうとき
次もまた、君と一緒に被れますようにと
そっと
そっと
壁にかけるのだ。
風で飛ばされる
弱い帽子
意地悪な太陽から
私を守ってくれる
紳士的な格好いいもの
可愛さも兼ね備える
最強な帽子
麦わら帽子に見覚えは?
私の帽子はどこですか?
風に乗って自由に飛ぶ
それはまるで
意志が宿るようで
麦わら帽子を見る度に
祖母との思い出が頭をよぎる
向日葵よりも輝いている祖母の笑顔は今でも大好き
ꤷ 麦わら帽子
麦わら帽子
あの娘は、黒いリボンをキュッと結びなおした。
何かを決意したように、風吹く窓辺。
凛としたまなざし、長い睫毛。
もう、その指先を涙で濡らさぬよう、
飛びっきりの笑顔で、
「サヨウナラ」言えるといいね、
麦わら帽子を被った君は、
ワンピースをふわりと揺らして、
水平線の彼方を見ている。
その眼中に俺は居ない。
麦わら帽子👒
ふわふわ浮かぶ帽子は
麦わら帽子
友達が被った帽子は
麦わら帽子
白いワンピースを着た女の子が
被った帽子は
麦わら帽子👒
麦わら帽子が揺れてる
夏の夜に
麦わら帽子、最近被らない
どうしてだろう
胸に抱いたあの日は
あんなに簡単に被れたのに
どうして
私はこんなに変わってしまったんだろう
あの眩しさは
いつ誰がくれたんだろう
君は結婚なんてしないで
私が君の所へ行くから
それまで待っていて
お願いだから…。
麦わら帽子を被って、白いワンピースを着て砂浜を走りたい
空飛ぶ帽子
夏の風にのって私の夢もつれていく
遠く、遠く、遥か遠くへとあの麦わらをなびかせて
きっと今頃、どこかの空にも私の夢がとんでいる
それを掴んだあなたの未来はきらきらと、輝いている