『鳥のように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
《鳥のように》
どこへでも自由に飛べる翼
空高く舞い上がってみたい
わかば
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《鳥のように》
どこへでも自由に飛べたなら
あなたの所まで、ひとっ飛び
飛べたなら…
大空を見上げる
あなたの所まで続く空を
あおば
鳥のように、
空高く
舞いあがれるのなら、
空の上から
あなたを探す。
そしたら
思い切りきれいなさえずりで、
あなたに
エールを贈る!
【鳥のように】
小学校のころは鳥になりたいと思っていた
鳥のように空を飛びたいと思っていた
何もかもができなくて、何事にも取り組めなかった
そんな時、窓を見ると鳥が飛んでいる
空を飛べたら何もかも忘れられると思った
『鳥っていいな』と思っていた
飛びたくて飛んでいる訳じゃない鳥もいるはずなのに
自由になりたいと思うとき
足元の地面ではなく
空を見上げるのはなんでなんだろう
空を飛ぶ鳥は
生きるために飛んでいて
それは たぶん
自由とは遠い
あたしはこの足で
自由に走り回るよ
【鳥のように】
空を飛べなくても
詩(お題)
『鳥のように』
鳥ならば飛べるって
だれが決めたんだい?
にわとりもペンギンも
飛ばずに懸命に生きている
鳥のように飛びたいって
魚のように泳ぎたいって
人のように殺したいって
それじゃ、きみはだれなんだい?
確かに大空を、羽ばたいて
それが自由と、思うだろう
鳥のように、だれかのように
それは結局、かごの中
鳥のように、魚のように
モノマネばかりの、人生だけど
忘れちゃならない、そいつが俺の
ビカビカ一度の、人生さ
胸張って、生きようぜ
ビカビカ一度の、人生を
声真似が得意な鳥、あれに結構あこがれる。私も線路の音とか喉から出してみたい。サイレンとかも。電話口とかでさ、相手をからかったりさ、楽しそうじゃない?まあもう電話する相手とか居ないわけですけども。
いやね、飛ぶのに憧れるのも分かるんだけど、ほら私高所恐怖症じゃない?風をうけて滑空とか、気分良いのかもしれないけど私としては恐怖しかないんよ。いや否定するわけじゃないんだけど。一度落ちたら二度と飛べなそうだし、普通に高いところゾワゾワするし。
ま、ね、どこまでも好きなように、特別じゃないといられない空を飛べるのはすごいと思う。旋回するタカとか、ね、いいよね。
でもやっぱりさ、綺麗な声で歌えたり、色んな声出せたりするの、いいなあって思うんだよね。あ、オスだけとかそういうツッコミはナシね。ほら、なんというかさ、どんなものにもなれる、みたいなさ。
あー、確かに長生きなのも、頭いいのもポイント高いよねぇ。美味しいし。あ、いや、ごめんって。ん?あ〜、私が鳥だったら、鳥だったらかぁ……。
歩く鳥がいいな。うん。みんなを見上げながら、ドスドス走るの。蹴り強いカンジ。でも声綺麗なこ達、みんな飛びそうなイメージなんだよなぁ。そしたらどうしよ、うーん。籠の鳥?かなぁ。
存分に可愛がられて、甘えて。翼切った奴を親と思い込んで懐くの。ご飯は向こうからやってきて。気まぐれに鳴いてよろこばれたり、電気ついてるのを昼間と勘違いして夜に鳴いて怒鳴られたり、ね。きっと平和すぎるくらいに平和だよォ。暇で死んじゃうかもしれないけど。
なにさ、自由じゃないのの何が悪いのさ〜!いいじゃん鳥が自由の象徴じゃなくたって。籠の外の鳥だってどうせ空に囚われてるんだよきっと。じゃあダチョウが優勝ってなるじゃん。しらんけど。
ま、ね、籠に入れて逃げられないようにするくらい愛されてみたい、とか?思っちゃうよね〜。実際やられたら逃げる一択なんだろけど。少し憧れる。いやまあ感傷的になってるのはそうなんだけどー、話振ってきたのあんたじゃーん。
…………
……うん、あんがとね、いつも。また会おね。次こそはー!てやつよ。うん。おしどり夫婦目指すわ!おしどりって実際は取っかえ引っ変えらしいけど。イテッ!へへ、ごめんごめん。んじゃね、またね。
「鳥のように」
わたしは綺麗に囀ることはできない。
けれど、不器用に並べた言葉を送ることはできる。
わたしは青い空を飛ぶことはできない。
けれど、あなたと同じ地面を歩くことはできる。
わたしは雨が降るのを察知することはできない。
けれど、あなたの隣で雨宿りすることはできる。
できないことも多いけど、
わたしは今のままが幸せ
貴方になりたいと思うのはおかしいでしょうか
貴方のようにギターもピアノもドラムも
何一つ出来ないけれど
貴方の心の声が聞けたなら
その声を歌にして
Answerは貴方の声で
鳥のように飛べたならと願うように
私はあなたの声を求めて
今日も夢で出会えますように
結果が、全て。
物事は、失敗と成功にしか分かれない。
結果は、現在地から目的地への指標にすぎない。
人の想いも、努力も、時間も、人生も、
泡のように儚く消える。
失敗を悲しむ時間も、成功を喜ぶ時間も、
生の維持には、関係しない。
枝分かれしたものの、感情の、
剪定を、選択を、し続ける。
苦しい。苦しい。苦しい。
無駄にできない。無駄にしない。
飛ぶことを諦めた鳥に、用は無い。
己が己であるための、主張を。
考えろ。考えろ。考えろ。
『鳥のように』
「鳥のように」
ふと、空を見上げると晴れた日に、鳥が飛んでいる。
鳥のように、自由に飛んでどこか違う街へ行きたいと私は思う。
あなたはいつだって自由人で、空を泳いでる鳥みたい
強がりでそのくせ本当は泣き虫で、もうどちらが子供なんだか...
“友達みたいに喧嘩して言いたいこと言う関係“
これからも続けばいいな
シワができても大丈夫だから、いつまでも綺麗だから
あなたが言葉をくれるだけで頑張れる
やっぱりズルいな、母親ってやつは
いつまでたっても子供ですよ、幸せですよ
鳥のように
空を飛びたい。
できるのならば、鳥のように羽ばたきたい。
地面に足がついていない。
空中に自分が存在している。
どんな心地?
どんな気分?
安定しない空気中で、何を考える?
自分の力で飛んでいる。
けれども、飛び方を間違えると死んでしまう。
怖い?楽しい?心地よい?
ああ、気になる。
いつか、鳥のように空を羽ばたきたい。
題《鳥のように》
私は晴れた日の暖かな空が好き
どこまでも、どこまでも行けそうな青。
そんな空を眺めてると視界に入る鳥たち
気持ち良さげに翼を広げて滑るように飛んでいく姿。
自由に飛ぶ鳥をみるとやはり、どうしても思ってしまうのだ。
まるで鳥籠のようなこの社会という籠から飛び出して、青空をかける鳥のようになりたいと。
私は今日も、青と白に彩られた空を見上げそんな物思いにふける。
────────別の作品──
鳥のようになりたい
けれどもどこかで聞いたのだ、空を自由に駆ける鳥でさえも完全なる自由では無いのだと。
では、どうすれば自由なのか等と頭を抱えたことがある。
そんなとき、窓から鳥をみた。
そしてわかったのだ、人間にはできない空を自由自在に飛ぶ行為それは私たちからみれば果てのない自由だと。
「鳥のように」
小学校の卒業文集に「鳥」になりたいと書いた。
子どもの頃はひどい閉塞感に苛まれていて,
いつも窓の外ばかり見ていた。
両親の将来の為だからという心温まる話も,
学校の先生の教育愛に満ちたお説教も,
学習塾の講師の魔法のテクニックも,
友達の皆で盛り上がるバラエティー番組の話も,
全部が好きじゃなかった。
自分を取り巻く世界の全てを変えたかった。
鳥だって好き勝手飛んでいる訳じゃない。
だけど,その時はそう思っていた。
鳥のように
鳥のように自由に生きていたい
誰にも縛られないように
誰にも捕まらないように
鳥のように自由に飛びたい
どこえでもいけるように
大きな翼を拡げ、飛んで行きたかった
けれど、世界という名の檻に囚われた僕達は
死という鍵でしか、青空に飛んで逝けないんだ
--二作目--
翼をもがれた僕は
もう一生、地を這う事しか出来ないと思っていた
「それなら、お前が行けない所にも、ボクが連れてってやろう」
そう言って、僕の手を引いた貴方が
僕には、何処までも広がる大空の様に見えたんです
#鳥のように
394作目
根付いた癖というものは、どうにもなかなか直らないものだ。
横から見て、角度、おおよそ30度。ほんのりと、けれどたしかに。油断すると、いつも顔は空のほうを向いている。晴れだろうと、雨だろうと。鼓膜にこびりついてしまった聲を憶い出すと、勝手に顎は緩やかに空を向いてしまう。古くからの友はそれを見るたび、呆れたように肩を竦めてしまうのだけど。またやってるぞ、だなんて指摘がセットだったのは遠の昔の話だ。
夏だなんて、とくにそう。だってこんなにも暑いのだ。太陽に近付けばさぞ身を焦がし、風はからだのみずを奪っていくだろう。どうか木陰で、すこしでも涼んでくれたら、と祈らずにはいられない。祈って、そしてまたそんな自分に呆れてしまう。
たいようを、ちかくにかんじてみたいの。
聲が、聞こえるから。
分かってはいるんだ。きみはそこにはいない。上がりきらない口角で、いびつな笑顔で。簡素な部屋のなか、ささやかな、実にささやかな願いをそっと音にしたきみのその聲がいまも聞こえるから。
空を見上げたら、上手に微笑うきみのすがたを見れるのでは、だなんて。莫迦なことを考えてしまうんだ。
今日も聲が聞こえる。そういえば昔からきみは天使みたいた人だった。見上げれば、きみと目が合うかも。今日も気付けば上を向く。
――ああ、今日は快晴だ。
テーマ「鳥のように」
鳥のように
空を飛べても
それが自由では
ないかもしれない。
名前に鳥を冠するあなただから、どこまでも飛んでいけるのでしょう。広い海を悠々と横切って、遠い彼方で生きるのでしょう。
あなたみたいに飛べない私を許してほしいのです。あなたが翼を休めるための居場所になれるかすらわからない私だけど、どうか、今日だけでもそばにいたいのです。
題・鳥のように
空を滑るように飛べたなら
落下を怖がるのは人間の習性だろうか
空を飛ぶ鳥は決して浮遊を怖がりはしない
けれど翼が失くなったらと怖がることはあるのだろうか
鳥のように空を滑れたなら
きっと私はここにはいれない
鳥になりたいか人でありたいか
そう問われたらなんと答えるだろう
私はなんと答えるだろう
空に憧れるのは何故だろう
飛べない私は飛ぶことはない
鳥のように空を滑れはしないから
人であるなら地を駆けたいとそう思う