『鳥のように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鳥は、翼があるから空を飛べる。
大きく翼を広げて、自由自在に。
疲れたら、あなたという安心できる場所に戻り羽を休めさせて…また飛ぶ。
夕暮れの、大学の大教室。爽やかな風に揺れる生成のカーテンがしなやかに踊る。
「ねぇ、疲れた私の羽を休ませてくれる?」
幼なじみの気持ちを探るかのように聞いてみた。3秒ほど目があったあと、彼はくすっと笑った。
「突然何言ってんの?」
確かに…。一気に溝ができてしまう言葉を聞いてしまった。
「変なこと言った、ごめん」
「いや、そうじゃなくて。子どもの鳥って成長して羽が揃ったら空飛ぶだろ? 俺ら、羽が生え揃ってないからまだ飛べないんだって」
首を傾げて、彼の顔を覗き込むと照れくさそうに話を続けた。
「それまで、足掻いて、もがいて生きていこうよ。まだ頼りないけど、いつでも羽を休ませられるように頑張るし…」
突然の言葉に頭が着いてこない。
「え?!」
「もう言わねぇぞ。言わない」
私の背中にはまだ、羽は生えていないけど、無限の可能性がある。
いつか、あの大空へ飛び立てる日まで羽を育てよう。
「帰ろっか」
幼なじみの背中を大きく叩きながら、教室を出た。
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【お題】鳥のように
もっと
もっと
遠くの世界へ
もっと
もっと
広い世界へ
もっと
もっと
美しい世界へ
もっと
もっと
平和な世界へ
もっと
もっと
笑顔溢れる世界へ
もっと
もっと
清い世界へ
もっと
もっと
みんな等しく幸せな世界へ
鳥のように
翼を
羽ばたかせて
「鳥のように」
鳥のように 数珠に連なり 地蔵盆
鳥のように
2022年8月20日
昨日は早番2日目でした。
朝から利用者様のお食事が終わる頃に失禁があり、
介護助手さんがお休みで色々とバタバタしてました。
菅野さんの居室に行き口腔ケアをしようとしたら、
いつもなら ぐっと 口を閉じるのに閉じなく
焦点もあっていなかったので、
すぐに看護師さんに伝えに行きました。
すぐに横にさせようと仰られ、
横にすると呼吸も戻ってこられよかったです。
休憩中に加藤さんから
しのちゃんがあの時に気づかないで
そのままにしていたら、
ふーって逝っちゃってたかもしれないね。
と言われて嬉しかったです。
「鳥のように」
自由に飛べたとしても
恐らく今と
変わらない生活を好むだろう
もしも僕らに羽があったら
君はこの国から旅立って
何処か遠い国で
幸せに暮らせていたのかな
『鳥のように』
「鳥のように」
ふと 見上げた空
旋回する鳥
風にのり 優雅に
そう見えるだけかもしれない
鳥の苦労は私には分からない
何処までも この空を飛翔して行け
何事もないかのように
人に希望を与えるかのように
私は鳥にはなれないけれど
見えない背中の羽を精一杯広げて
この地上を翔る
苦労なんかなんともないかのように
そう 振る舞うのだ
鳥のように優雅さはなくても
鳥のように自由にこの大地を翔る
飛べッッッ
飛びやがれッッッ
『 鳥のように』
自由に飛びたい
鳥のように
くもと並走して
追いついて追い抜かれて
そして去りゆく
近くて遠いから
雨は降るし
届かないからこそ
特別に感じる
私の気持ちは
ずっと変わらぬまま
平行線を歩いてるの
舟があればきっと
あなたのように前に進めるのにね
鳥のように、空を飛ぶことができるのなら、
僕らは今、こんな高いところに立っても意味はないのだろう。
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9.1.に青空を飛んでみたい
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Theme:鳥のように
両手を ゆっくりと 広げる
そして ゆっくりと 閉じる
呼吸に合わせて 何度か 繰り返す
あなたが羽ばたく前なら
私には それを
阻止出来るほどの
勇気も 約束も 与えられない
ごめんね
愛ではなかったのかもしれない
《 鳥のように 》
鳥のように。
鳥のように
大阪まで
飛んで行きたい。
こんな時
距離が遠いのが
悲しくなる。
それか私の近所まで
来てほしい。
鳥のように空を飛びたい
嫌な気持ちになった時
気持ちがモヤモヤする時
好きな時に空を飛びたい
ふわり ふわり
歌ってみたり
くるり くるり
踊ってみたり
はらり はらり
散ってみたり
無邪気に最前線を飛び
全てを愛すように笑う
明かりの満ちる舞台
観客はあなたに恋をする
あなたは何も知らないように
ただ真っ直ぐに突き進む
それは鳥のように
まるで鳥のように
そこの電線に留まっている
1羽の鳥のように
落ち着いて景色を見渡す
足場は悪くとも
姿勢よく
鳥のように
修学旅行のバスの中、カラオケで『翼をください』を熱唱する数人の男子たち。
それを聞きながら笑っていた私たち。
将来のことなんてまだ何もわからなくて、どこまでも飛んでいけるような気がしたあの頃。
翼があったらあったで
地に足をつけて歩きたいと思うだろう。
どこまでも欲深い私は
鳥のように自由にはきっとなれない
鳥のように翼があれば何処まで行けるのかな?でも少し寂しいかな?