『鳥かご』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子供の頃は大人の言うことばかり聞いて
全然自由じゃないと思っていた
まるで鳥かごにいる小鳥
「早く大人になって自由になりたい.ᐟ.ᐟ」って
でもどうしてだろう
大人になるとまたそこに戻りたいと思う
あの安心感が懐かしい
-鳥かご-
ご飯が美味しかった
枝のブランコが好きだ
風が気持ちいい
猫がいる…猫いるーーーー!
お天気がいいから
気の合うあの子に会いたい気分。
銀色のあみあみから出たら一緒に向かう
最初の場所をまた相談しよう。
そしてあの子のために作ってある
僕の家を見てもらうんだ!
あれ?
日向にいたら眠くなっちゃった
少し寝てから会いに行こう。
考えるだけで楽しいなぁ……
あの子の広げる翼は
絶対綺麗だと思うんだ……
鳥籠の中に囚われた可哀想な少女は、ピンクゴールドの髪に、白い特服の小柄な男を睨みつけた。
お題「鳥かご」
鳥かごって人間が鳥を小さな世界に追いやるための道具なのかもしれない。本来鳥はお空を自由に飛び回って広い世界を経験し生きている。何気なく鳥の自由を奪ってる人間。人間も動物も同じ生物。生き物は皆自分が生きる為に何かを犠牲にする。何も犠牲にせず共に世界を作っていくことは出来ないのだろうか。
私の世界は鳥かごみたいに狭い。
まだ世界のほんの1部しか知らないのに
私は死にたいと毎日思う
1部しか知らないからかもしれない。
空高く優雅に飛ぶ野鳥は、自然の厳しさがある。
毎日、生きていく為に忙しなく飛んでいる。
鳥籠にいる君は、そんな厳しさを知らない。
自由に羽ばたく広さは無いけれど。
此処にいてほしいけど、君の幸せはどっちだろう?
負けてほしくないから、どうか今は鳥籠の君で。
自由を奪われ鳥籠から絶対出れないのに、彼はそれに気づかずきっと助けが来ると信じ続ける彼。
どの、鳥籠を見ても
彼と同じ行動・考え方をしていそうな人が大半だ。
「助けて」「助けて」
と人々の声、助けなんて来ないのに。
未来なんか変わりゃしないのに。
もう、死ぬって分かるくせに、
何で人って死ぬと分かってても生きたがるんだろう。
最終的には皆死ぬのに。
長く長く生きれる事が本当に幸せなのだろうか。…
鳥かご
青い鳥
幸せのはずなのに何故か、切なく見えてる。
鳥籠の僅かに摩れあった冷たい音によく似た
やさしくて怖ろしい声ががんじがらめに纏わりつく、身体中が疼く
ふたり分、とぷんと波をたてたバスルームの中で
きっと湯気もたたないくらいの温度で溶けていく
ごぽごぽと続いて吐き出された痛々しい泡の音が耳をこびりついて離れないの
君が出来るだけ快適に過ごせるようにと大きく、綺麗な部屋を用意して、
食事だってそこらの奴らが口へと入れるものよりも幾ばくかは高く、質もいいものにした
なのにどうして君はここから出ていきたいと言うのだろうか
鳥かごの中の青い鳥
あなたの幸せを願っています。。
鳥籠の中にいると色んなことをいう人がいる。
何故そこに入ってしまったのかを推測なのに教えようとする人や、
そこから出るための方法を聞いてもいないのに教えてくる人だ。
私はただ、鳥籠の中にいるだけなのに。
私がここまでどうやって入ったのかを知る人はいない。
聞いてくるけれど答えもせず、私はここにいる。
その事に呆れる人や、怒る人、悲しむ人、励ます人、共感する人、沢山の反応を私はただ鳥籠の中から見つめている。
ただ、そこに鳥籠があり、ただその中に私がいるだけなのに。
沢山の意味を込めて、人はこの状況を過去や未来に結びつける。
過去はどうであれ、未来はどうであれ、今のこの時、私はただ、こうして、鳥籠にいる。その事実は変わらない。
そのありのままの事実を、ありのままに受け止めることを誇りに思う。
私は、今、鳥籠の中にいる。
飛び立つ自由を奪われ
翼を広げることすら叶わない。
愛らしく慎ましく、されど囲うは籠ではなく格子。
人はその牢獄を鳥かごと言う。
自由を奪った相手に笑みを浮かべて
されど決して牢獄の錠は開かれることはなく。
この声が聞こえるか。
お前に愛でられたいが為に
お前に愛されたいが為に
お前に慰み者とされる為に
お前の都合で閉じ込められる為に
私は生まれた訳では無い
自分に無いものに憧れる
今日もあの空を見ながら
気付いてないのだその鳥は
そのために何の努力もしてない事に
知らないのだ
その籠にどれほど守られていたかを
籠はとっくに錆びれきっているのに
行きたきゃ行けよ、あの空へ
立派な羽を見せびらかせて
どれだけけしかけても飛ばないのだ
変わらずそこで綺麗に歌ってみせるのだ
どうしてかは知らないが
「籠鳥雲を恋う」
とはよく言ったものだ
そうだよなぁ
憧れるだけなら楽だもんなぁ
あなたのおうちに行きたいよ
鳥かご、揺れているのは風のせい?
羽ばたく鳥は、鳥かごの狭さに魅力を感じない?
広い世界を飛び回ったら、また鳥かご(ここ)に戻ってきてね。
親から〇〇はいい子だから。〇〇できる子ね〜
私は何時までこの人たちのご機嫌取りをしなくては行けないの?
親から抜け出せない。それはまるで鳥籠に囚われた鳥のようである。
あの大きな空に飛び立ちたいな、、
鳥かご
まるで鳥かごの中にいるような感覚がいつもある。
大体、夜、寝る前、ふと、そんなことを思った。
毎日同じことの繰り返し、朝起きて仕事して帰って寝る。
まるで狭い人生だなと思う、だから時々違うことがしたくなる、でも、何をするにもお金が必要だ、正直お金はない、
ふっ、つまらない人生この先何を楽しみに生きてけばいいか分からなくなる。
鎖も錠も破壊された鳥かご 。
扉を開ければいつだって自由になれるのに 、
その鳥は飛び立とうとしない 。
まるで透明な鎖で脚を固定されているように 。
「 うしろのしょうめん だあれ 」