『高く高く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あぁっ!
あーぁ!
その声につられて、周りの人と雲の多い空を見上げる。
ふあふあと、紐の付いた風船が一つ、イベントテントのビニールの白屋根の屋根と屋根の間からすり抜けぬけ、もう遥か上に。
高く高くゆっくりと、もう誰も届かない。
深く深く
森の中に入っていく
今、私はどこら辺に居るのだろう
そんなこと
考える必要は無い
ただ登るだけ
高く高く
進むだけ
そこには
どんな景色が広がるだろう
#高く高く
誰かが作ったこの階段をどこまで登っていけばいい?
隣のやつはエスカレーターやエレベーターまで搭載してやがる。
到底追いつけない
俺はこの原始的な階段をなんで必死に登ってるんだろう。
だが少しして、一人でここに止まってるのも寂しいから、人がいる所まで登ることにした。
階段は天高くまで続いていた。
[高く高く]
曖昧な境界線をたぐり寄せ
もつれた足で重力にあらがう
頂きに煌めく スピネルを求めて
/ 高く高く
僕の夢は飛行機のパイロットになることだ
そして、世界中を飛び回りたい
高く高く空を飛び、乗客を乗せて、広い世界を眺めてみたい
だが、それは数年前の話だ
今は視力が身体の成長と共に落ちていき、
回復できないほどに弱くなった
親には「また違う夢を見つければいい」言われ、
友人には「そんなことで落ち込まないくてもいいじゃん。もっと楽しいことをしよう」と言われた
その言葉たちは僕のことを思って言ってくれてるのかなと思うとありがたいと感じるが、
パイロットになる夢を見続けてきた僕にとっては、
とても心が痛くて苦しくなった
そして、諦めることにも慣れてきた今、
僕は公務員を目指し、今日も勉強している
「高く高く」
私の志、高く高く舞い上がれ。
なんて書きたいけど、今はちょっとしんどい。
高く高く…
好きな人の夢が高く高く舞い上がりますように。
✣ ✣ ✣ ✣
物価が、高く高くなっていってるなんて、書いたらロマンチックじゃないですよね。
人々の暮らしも、高く高くなってきました。
なにか、殺伐としてるような気がします。
優しい世界になったらと、願いたい次第です。
お金も大切だけど、心の素敵さも高めたいそんな日々です。
このアプリ素敵ですよね。
こういう、文章や、詩の交流ができるのって、貴重です。
皆様にも、高く高く、心が輝きますように。
「子供のように」
子供のように、好きなことは好きだと、素直に表現したい。
嫌なことは、嫌だと伝えたい。
なんでシンプルなことが出来ないのだろう。
なんで大人って人に気を遣いながら、自分の気持ちを、優先出来ないのだろう…。
「子供のように2」
多分、子供のように自分の気持ちを言えるのは…
親や社会の中ではもう、役目があって、大人としての振る舞いを、求められてしまう。
唯一、大人だけど子供のような私でいられる場所…
私の大切な居場所。
大切にしたい。
高く高く 飛ぶために
低く低く かがむ
今はその時期
焦るな 焦るな
こいのぼり
今年の夏は何故か見なかったなぁ
川の両端から紐で繋いで
それが川に沿ってたくさん並んでる様子すごく好きなんだ
#高く高く
人生どんどんハードル上がってくよね。「神は乗り越えられる試練しか与えない」って言うけど、じゃあ死ぬやつなんかいないんだわ。つまり神は嘘つきか、そもそも力なんてないかの2択。前になんか、野球選手だったと思うわ。「乗り越えた壁はいつか自分を守る盾になる」って言ってた。ところで、イエスも野球選手も人間である。ゴータマ・シッダールタも菅原道真も。
でも天照大御神は弟神にイラッとしたのでテメーがいないと世界が真っ暗になるの知りながら引きこもりになったわけで。そのハードルは本当に避けて通ってはいけないのか、今一度考えるべし。
高く、高く
いつか遠くの世界を見られるよう
いつか遠くのあなたが見つけられるよう
昨晩から作品を作り続けていた。
長旅に身を任せた手紙みたいに、ゆっくりと音楽を聴きながら。
雨から逃げ続けていた気で、ずっと雨玉は僕の耳元に鳴り続けて、僕の作品にバックコーラスを奏でていた。
でもそれがやんでしまっては、僕は何か物足りない気がするんだ、
ただ降り続けるその前に、戻っただけというのに。
それは飼い主をなくした野良犬みたいなことだろうか。
夢幻の声がだんだん大きくなって 轟いたみたい
僕の言葉が手の隙間からこぼれ落ちて、どんどん消えてしまう夢を見た。
ずっと何かを追いかけて、水溜まりを踏んで、水が飛び出したところで目が覚めた。
今度、というあるかも分からない概念に私は心に縋っていた。上手くいくと思っていたから、そんなに悲しんでいたのだと、いつ気づくことが出来るのだろう?
その門を通るところから、私はもう諦めなければならなかったのかもしれない
変な赤色なんて、最初から塗りたくら無ければ良かったのかもしれない。
いつまでも、隣にいてくれる飼い主を探し求めていた
ように。冷たい戦争みたいな、そんなものが欲しかったわけではなかったのに。
時報が知らされることを、全く知らなかったみたいな僕でいた。
僕は雨玉にいつから追いつけるんだろう。
高く高く
焚き火をたいた
空高く煙が上がる
どんどん上に上がって
どこまで上がったかわからない
思い出と共に全部灰となり
残ったのはみんなの中にある記憶と
自分の骨だけ
みんなは泣いてるが
泣かなくてもいい
人は死ぬが
みんなの記憶の中では生き続ける
その人の生きた証として
今の君たちがあるのだから
「死」は
悲しいことじゃない
誇らしいことなんだ
#高く高く
私は現在、ライバー活動している。
競走するコンテストで常に優勝を狙うもの。
いつでも優勝とるために、1位取るために戦ってる。
私はまっだまだ努力が足りてない。
けど気持ちは高く上を目指してる。
絶対優勝したいよね。
10/14
暗い話題ばかりの世の中だけど
未来に希望なんて感じられなくても当然だけど
こんな時だからこそ
常識も
人の目も
場所の制約も
自分で無意識に掛けているストッパーも
すべて取っ払って
あなたはあなたなりでいい
自由に舞いあがれ
高く高く
高く高く
高く高く空に手を伸ばした。
高く高くもっと高くにいる。
君にこの手が届くように。
今でもたまに思い出すんだ。
思い出すだけ悲しくなるって分かってるのに。
幼き日の君の手を握って。
花火を見に行った事。
はたから見ればやんちゃしてた僕を。
君は憧れだと言ってくれたね。
あれから10数年。
今でも受け止めきれない僕がいる。
今の僕を君が見たらガッカリするかな?
憧れのお兄ちゃんは。
ただ何も考えず突っ走ってた若かりし頃の僕で。
今は失う事ばっかりに怯えている僕。
一度だけ聞いてみたいよ。
高く高く空の上にいる君に。
弟として幸せでいてくれたかを。
姉よりも可愛くなくちゃ
姉よりも賢くなくちゃ
姉よりもおしとやかでいなくちゃ
姉よりも人に好かれなきゃ
ずっと2番手だから
ずっと1番に見られない
どんなにすごいことしたって
姉はもっとすごいことをしてたわ
そればっかり
私に使う時間なんて
両親には無いのかもしれない
きっと、これからも姉よりも高く高く上をめざないと
2番手の私なんて、もう必要なくなるのかも
高く高く
上がっていく物価
上り詰めたその先で
また
種をまく人
生まれたての 頃は 寝返をうつ だけで褒められた 。
幼稚園児 の頃は逆上がりをするだけで褒められた。
小学生の頃は 足が早いだけで 注目の的に なった 。
中学生の 頃は テストで どんなけ 頑張っても 平均点しか取れなくて 、失望された 。
大人になるにつれて 、求められるものが
どんどん高くなって 、多くなっていって 。そんなプレッシャーが 私の首を強く 締めてくる 。
だんだん呼吸が出来なくて。言葉も発せられなくて 。高く高く 高く、あぁ 、胸が張り裂けそうだ !!!
ぷつん。
誰かに 手を差し伸べて欲しかったな 。
なんて 。
高く高く
大空に憧れて、高く高くジャンプしたあの頃。
楽しいことも夢もいっぱいだったあの頃。
どこまでもいける、そんな気がした。
でも今はどうだろう。自分から心の翼を折り
どこにも行けずにいる。
そんな自分を見てあの頃の私は嘆くかい?
高く、高く、風船を飛ばしていく。
ふっ、と手から離した風船が、青い空へと吸い込まれるように、なんの曇りもなく、澄みきって飛んでいく。
あの風船についた糸に、この地上でつながる誰かをもとめて。誰かに、心が届くように。
きっと心のやさしい誰かが、自らの手元に吸い込むように手繰りよせて、
やさしく見えない糸がこの世界につながる。
そんな世界をずっと昔から夢見ていて、
いまそれを想い出す、