『香水』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子どもの頃
『香水』といえば
香りの良し悪しよりも
それをまとうことに
興味があった
『香水』イコール「大人」
と感じていた
ある時、
まとい方を練習した
みんなに
気付いてもらいたし
でも、控え目でいたい
合わせて、
エチケットを学んだ
それは、
大人へステップ!
嬉しくて
ワクワク、ドキドキ!
       まー
香水
手首にしゅっとかける。鼻に近づけて匂いを嗅ぐ。
んー、なんか違う。
あの人の匂いではない。
時間が経つと匂いが変わると言うが、それでもなんか違う気がする。
自分でも馬鹿なことやってるとは思うけど、止められないのだ。
そして今日もあの人の匂いを探しに行く。
人によって匂いが変わるということも知らず。
香水
君がつけていた独特のあの香水
今思えばあの香水は
どこか懐かしい感じがした
君以外の傍にいた誰かか
僕の勘違いか
わからないけれども
どこかで嗅いだことのある匂い
嗚呼香水のせいで
思い出してしまったじゃないか
あの頃の君を
春は沈丁花の香水。
ミュゲやヒヤシンスもよい。
5 月になればローズ、梅雨近くはアイリスも合う。
夏はミントや柑橘系の香水。
蒸し暑い時の気分転換によくお世話になる。
秋はウード(沈香)。涼しくなってふと
落ち込む気持ちを持ち上げてくれる。
金木犀も好きだ。華やかな香りとともに
あのオレンジ色のたわわな花が脳裏に浮かぶ。
冬はバニラの香水。濃厚な焼菓子のように
寒い空気の中でも一瞬で暖かい気持ちになれる。
季節によって香水を使い分けると
何気ない生活にも潤いが出る。
今日はジューシーなオレンジの香りにしてみようか。
君との出会いは、ガーベラだった
君のつけているその香水に僕は、恋に落ちてしまったんだ
僕が君に何度話しかけても君は、見向きもしなかった…分かっていた君が僕なんかを好きになることなんて無いことは……
それでも僕は、君に話し続けた
あの日も君に話しかけた、すると君は笑った
僕は驚いた…けど、君の笑った顔を見てまた恋に落ちた
(やっぱり僕には、この子のしか居ない)と思った、あの日以来君から僕に話しかけてくれるようになった
そして僕が君に恋をした日から2年の年月がたった頃僕は君に告白をした
君からの返事は、「はい!」と目から涙を流したながらそう答えてくれた、思わず君を強く抱きしめた
その次の日から、君は香水を変えたそれはジャスミンの香りだった
なぜ香水を変えたのかは、分からないが君がつける香水は全て君を引き立てるための傍役に過ぎない
ある日突然君が「ねぇ、海に行かない?」と言ってきた「夕陽に浴びる海が見たくなっちゃった」と言った君は少し寂しそうだった
僕はまた笑った君の顔を見たかった、だから海に行くことにした
「ねえ!見てみて、海がオレンジに輝いてる」と笑顔で僕を見た「そうだね、また夕陽に染まる海見に行こ」と微笑みかけると君は「うん、約束」と微笑み返してくれた―――のに、あの日以降君が僕に微笑んでくれることも、笑顔を見せてくれることも減り、そして君は体調を崩すようになり日に日に衰弱していった
君の看病をし続けて、1ヶ月が過ぎた頃君を起こしに君の部屋に行くと冷たくなった君を見つけた
僕はまだ間に合うと思った、救急車を呼び病院に着いて先生が「残念ですが…息を引き取っています、多分ですが家で寝ている時にはもう……」と言われた
(僕には、君しかいなかったのにどうして―)
立ち直ることが出来ないまま君のお葬式が開かれ、お葬式が終わると僕はあの家に帰り君の部屋に向かった、そして君の机の上に何かのっているのを見つけた、それは君からの最初で最後の手紙だった
手紙にはこう書いてあった
私の運命の人へ
ごめんね…○○くんとずっと居たかった…けど…もう無理そう
私ね、本当は○○くんが話してくれる前から○○くんの事知ってたんだ、それでね○○くんがガーベラの香水をつけてるの知った日から私もガーベラの香水をつけるようになったの、そしたら○○くんが話してくれるようになって、あの日の事○○くんは『運命の出会いだった』って言ってたけど、本当は私が仕組んだ出会いだったの、ほんとの事言わなくてごめんね
これは私の勘だけど、1つだけ疑問に思ってることがあると思うんだけど、どうして香水をジャスミンに変えたのかっていうとジャスミンの花言葉が【あなたと一緒】だったからなの
でもね本当はもう1つ香水買ってて、それを使う前に私の――癌が転移が見つかったの、私小さい時に癌があったんだけど、手術をして取り除くことが出来たんだけど転移してることが最近分かったのそれで最後の日ぐらいはあの家で過ごしたかった
だから一緒に居れなくてごめん、一緒に夕陽の海見れなくてごめんね
最後に1つだけ、私からのプレゼント、私の引き出しの上から2番目に2つプレゼント入れてるから私と○○くんを出会わせてくれたあの香りとこれから築いていく為の香り
受け取って欲しいの、その香りの意味が分かるようになるまで
と書いてあった、君の言っていた引き出しを開けると、そこにはあのガーベラとローズの香水が入っていた
僕は君がつけるはずだったローズの香水つけている
前はそのローズの意味が分からなかった…でも今は分かる君がローズに込められたその言葉が…
あなたは分かりますか、そのローズに込められた言葉を――
マリリン·モンローがインタビューで記者からの
「寝る時は何を纏っているのですか?」
という質問に
「シャネルの5番よ」
と答えたのは有名な話
因みに私の夫は、加齢臭を纏って寝ている
『香り』
「ねぇ、なんでそんなもの飾ってるの?」
そう言って、僕はガラスケースの中の
古くて薄汚い香水瓶を指さした。
幼なじみの彼の家は、どちらかと言うと裕福な家庭で
家も新品同然にぴかぴかと輝いている
何より綺麗好きな彼の家で、香水瓶は周りから浮いていた
新しいものを買えばいいのに、なんて思っていると
「付けてみる?目を閉じててね」
と、彼は僕に微笑みかけて、ガラスケースの中から
香水瓶を優しく取り出した
「わ、わかった!付けてみる!!」
そう返事をして目を閉じる、一体どんな香りの
香水なのだろうか…と、内心緊張をしながら
シュッと吹きかけられたその匂いは、覚えがあった。
「………あれ?これって…」
思わず目を開けると、彼は悪戯げに笑っていた
「昔プレゼントしてくれたよね、思い出した?」
顔が熱くなっていくのを感じる
ずぅっと昔に、少ない小遣いを貯めて一生懸命悩んで
僕がプレゼントした爽やかな香水の香りだった。
「一番の親友からもらったプレゼントだ、
                                                        飾るに決まってるでしょ?」
お題【香水】
【香水】
 貴方の残り香を追いかけて
 何を言おうとしたか
 頭が真っ白になる
 
 甘くて 艶やかで
 それでいて少し苦い
「香水」(一行詩)
香水一滴で別な女を演じる
    ◆
香水の匂いで男を身に付ける
    ◆
香水は嗅覚を騙す
    ◆
香水の匂いで騙して騙されて
映画『ラストマイル』見てきました。
『アンナチュラル』も『MIU404』も大好きドラマなので、また少し広がったこの世界に浸りつつ、最終的にモヤっとする部分も抱えて帰って来ましたね。
そして今回、初めて匂いを感じた。
イシハラちゃんやイブキって、ここまでずっと無臭な存在だったのが、あの物流倉庫や配送車を介して認識し直すことで、空気に色がついた感じ。
きっといい匂いの部類ではないんだろうけど、やっぱり好きなやつ。
【香水】
《 香水 》
あの時の香りを街中でふわりと感じると
つい振り返って探してしまう
そして古い古い記憶なのに
はっきり思い出すあの日のこと
香水は大人のものだからと
つけたことがないまま
大人の半分くらいまで来たけれど
勧められるままつけてみたら
やっぱり大人になった気がして
いくつになっても大人になれる不思議
「いい匂い……」
後ろを振り向くと見た事のある男の子がいた
すると男の子も振り向き「〇〇?」
そこにいたのは幼なじみの凛だった
別に会う約束をしていたのではなく偶然会ったのだ
「久しぶりだよーというか偶然だね」
これは偶然ではなく運命だった
題名「香水」
香水
それは無色のベール。
包まれても見た目に変化はない。
近づいて初めてわかる。
だからそう。
ベールに気づけるのは、
その人に心を許されてる証拠。
柔軟剤、シャンプー、制汗スプレー、
飲む口臭サプリ、そして香水の香り。
女性専用車両に初めて乗った時 オオ…となった事があった。
「戦いだな…」
何もつけていなかったわたしも、降りた時には鎧をつけた様な気がした…
香水
香水って、香りがあるでしょう?
香りって言うのは、その人を表す象徴なのだと考えるわ
人にはそれぞれ香りがあるでしょう?
ふと、香りを嗅いだときに
 あ、あの人の香りだ。
  みたいに香りって素敵よね
香り伝にその人を思い出せるもの。
けれど、同時に残酷よね。
思い出したくない人も思い出しちゃうんだから
ちなみに、自分友達2人に最低なことをしてしまったんです。
学校で1人1人に会って謝るつもりです。
こういう時、心臓がバックバクです。
後悔しないように、
誠心誠意素直に謝罪の言葉を伝えたいと思います。
ちなみに、学校は、9月2日の月曜日です。
その日に言いたいと思います。でも、我儘だけど、怖いものは怖いよね、、。
✦香水✦
僕は香水が好き。
その日の気分に合わせて香水も変える。
それが楽しい僕のモチベーションにもなる。
その時に他人の意見なんて気にしない。
香水の好みだなんて人それぞれじゃん。
香水臭いっていう人は
自分の好みしか尊重しないんだろうね。
他人の否定的な意見なんてどうでもいいんだよ。
自分の想いで生きよ?
香水
 女性用ってイメージだよな、香水って。最近は男性用もあると聞いたことがあるようなないような。
 どちらにしても自分で香水を買ったことはない。それにしても香水なんて買えるのは金持ちだよな。
 商売上必要ってんならともかく自分への香り付けのために金を払うってのはずいぶんと余裕のある生活をしていらっしゃいますねって印象だ。
 なにしろこっちは飯食う金すらろくにないからな。食いたいものも食えない毎日よ。
 とはいえ俺も嗜好品に金を使うことは結構あるからな。こういう贅沢品に金を使うのも生きるために必要なことだよな。
香水
もしも 雨が 香水だったらどーする?
イヤだな  強烈な匂いが行けども行けども 
降り続く限り ・・・ いや降り止んだ後も当分の間 
微かに香るだけなら いーにおいの香水も 
ザァーザァー 降って 外一面同じ匂いに立ち込められたら
頭痛くなるな  気持ち悪くなるな
いつもなら強烈なワキガでメーワクな
湧草君と一緒に居てもちっとも気にならない
台風で来たら堪らないぞ!
洪水が 香ずい だぞ!
政府は自衛隊を派遣して 香水(降水) 地域に空から ファブリーズとリセッシュとコラボで開発した消臭剤を散布します!
      あ~  臭い臭い。
あの人が好きだった香り。この匂いだけで思い出す。あの人の隣にいれた幸せを。辛さを。悲しみ、喜び、全ての感情が蘇る。
どこで間違えたのだろうか。最初から間違っていたのだろうか。
後悔しても取り戻せない。過去を悔いても何も変わらない。全ては自分の愚かさが原因だ。
やっぱり出会わなきゃ良かったね。