『香水』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『香水』
香水の似合う女性は素敵
私は似合わないと思っている
時々HERMESの『ナイルの庭』というトワレを使う
ほのかな香りと色合いが気に入ってドバイの空港で買った
ハイヒールを履いた背の高い金髪の女性がおなじものを買っていた
彼女なら似合うね!
この女性は、どんな香りの香水を好むの?と興味がわく知性の持ち主が、さりげない爽やか香りを漂わせると、その香水の名前が知りたくなる
ニースの帰りに、香水の工房を尋ね、自分で調合してみた
自分で調合した香水は好きだった
もう、無くなったけれど
自分に合う香りをさりげなく使える素敵な女性になれたら、嬉しいね
でも、あまり興味がないことを私自身は知っている
「香水」
カモミール
ローズマリー
ミント
コリアンダー
レモン
セージ
チャイブ
透明なガラスの急須に
それらを入れ
まだ暖かいお湯を注ぐ
少し待つと
青、赤、黄色、
色とりどりな花が咲いた
香水 ──
古代に遡ると
こんな物語が展開される
花々、薬草を摘み
それらを急須の中で咲かせ
瓶に詰め
衣類に染み込ませ
香りを楽しむものである
と ──
もうキミには二度と会えない。
家の中に微かに残る香りがそれを実感させてくる。
この匂いの香水が存在するのなら、ボクはそれにまた出会いたいと思ってしまうだろう。
今、思うと
君は香水をあまりつけなかったね
『強い香りが苦手』、だと言って
全く化粧っ気のない
香水はおろか
口紅もまったくつけない
君だったけれど
僕は、そんな飾り気のない
君が大好きだった
まだまだ側に居てほしかった
けれど。運命は、宿命は
笑って仕舞うくらい残酷で
僕は君と別れねばならなかった
僕は何も出来ないまま
何も君にしてあげられないまま
君は僕のもとから去って行った
そんな
君を思いて
今年の夏が終わりゆく
#香水
“香水”
五感の中で嗅覚が1番記憶に残るんだって
だから香りは思い出を蘇らせる
良い思い出も、悪い思い出も…
君の思い出の香りは何かな?
木の香り、金木犀の香り、バラの香り
バニラの香り、ミントの香り…
香水を身に纏い
誰かの中に自分の記憶を香りとして残す
それもまた素敵だよね
大好きなあなたの香水、またつけてよ。私の安心する匂い!私好みの香水、プレゼントしちゃおうかな…笑
【香水】
デパートですれ違った女性の
ふわっとした香水の匂いが
わたしはいいなって思った
自分の身に気を配れるって
素敵なことだと思うんだ
一体
何の花の香りだったのだろう?
香水―――
リビングですれ違った時、貴方からに香った甘ったるい
香水の香り。それは、噎せ返るような女物の香水だった。色んなブランドのものが混ざっていて気持ち悪い。
「あーあ。」
寝室で独り呟く。また、不倫されちゃった。
これで何回目?さぁわかんない。そろそろやめてよ。
まいだーりん?
🍀香水
先生は無臭。
本当に無臭。
通り過ぎる時何も匂わない。
そういえば匂いは1番記憶に残るって聞いたことがある。
声は直ぐに忘れてしまうけど、匂いは残り続けるって。
つまり……
いや、写真とかあるから、忘れないから!
まぁでも多分、香水とかの匂いは無くても、
穏やかで、優しい匂いはしそう。
めいいっぱいに太陽浴びた暖かい植物の匂い。
ちなみに私は外国の様な香水の匂い大の苦手なので
何も匂わない先生は良き。
香水
なぜ匂いというのは記憶から消えないのだろう。
匂いを思い出すとあの頃の感情が全て蘇る。
あなたからふと香るあの優しい匂い、もうきっと会うことはないけど、いつか思い出す時がくるのかな。
娘のお気に入りの香水はGUCCI
私のお気に入りの香水もGUCCIになる
香水
一生忘れることが出来ない呪い
私があげた香水とは
違う匂いがしたんだ。
彼女に近づくと
髪の毛からシャワーの香りが漂う
気づいたらそれを触れながら感じてるんだ
『好きな人と
たまたま同じ香水だった』
2人で並んで歩いている時に言ってきた
その香水をつけながら
つける?なんて笑いながら
都合が良いこの瞬間も
見ないふりするこの想いも
全部全部知ってるくせに
全部全部、置き去りのまま
そんなこんな考えながら
されるがままに君が僕の腕に染みつける
君と同じ匂いだ
君の好きな人と、同じ匂いだ
脆く儚い
いつ崩れ落ちてもおかしくないものに
忘れられない記憶なんて
植えつけないでほしかった
もう、手遅れだよ
君の香りに包まれてしまった
夜中にいきなりさいつ空いてるのってLINE
君とはもう3年くらい会ってないのにどうしたの
あのころ僕達はさなんでも出来る気がしてた
2人で海に行っては沢山写真撮ったね
見てよ今の僕をクズになった僕を
人を傷つけてまた泣かせても何も感じとれなくて
別に君を求めてないけど横にいられると思い出す
君のドルチェアンドガッパーナのその香水のせいだよ
今更君にあってさ僕は何を言えばいい?
「可愛くなったね」口先でしか言えないよ
どしたの?いきなりさタバコなんかくわえだして
悲しくないよ悲しくないよ君が変わっただけだから
別に君を求めてないけど横にいられると思い出す
君のドルチェアンドガッパーナのその香水のせいだよ
別に君をまた好きになることなんてありえないけど
君のドルチェアンドガッパーナの香水が思い出させる
何も無くても楽しかったころに
戻りたいとかは思わないけど君の目を見ると思う
別に君を求めてないけど横にいられると思い出す
君のドルチェアンドガッパーナのその香水のせいだよ
別に君をまた好きになるくらい君は素敵な人だよ
でもまた同じことの繰り返しって僕がフラれるんだ
香水
君の匂いに包まれたらどれだけ幸せだろう。
空席になっている
貴女のいた場所
私の心の中にまで入り込んできた
香水の香りが仄かに漂う
"伽藍堂に見える"空間は
確かに貴女の存在を証明している
貴女がいなければ
存在し得なかった空間
今
そこには
私の想いと願いが形取っている
漂う香りも
纏わって
つまり"好き"ってこと
簡単なふた文字
あの人は香水なんかつけてなかった
でもいつも柔軟剤の柔らかい香りがして
それがすごく落ち着いて
なのに
今はもう思い出せない
もう一度だけでいいから
会いたいよ
香水君の好きな匂いだったこの匂いまだ覚えてる…
悲しいのは私だけ…