『飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
飛べない翼をもって生まれてきたもののことを
わたしは知っている
すべてのことには因果関係があり、説明がつくと考えている人々がいることも
彼らは「飛べない翼」を意味のないもの、つまりは存在しなくてもよいもの、と結論づけた
そして彼らにとって、「存在しなくてもよいもの」が「存在している」ということは、不都合な事実となった
彼らの全てが説明のつく完全な世界において、「飛べない翼」はノイズとなり抹消しなければならない対象となる
かたや、「飛べない翼」をもつものたちは自分たちがノイズであることを自覚していた
翼を隠したり、飛べると嘘をついたり、無駄とわかっていて飛ぶ訓練をしたり、とにかく自分たちに意味があることを証明するのに必死になった
そうしなければ排除の対象となるからだ
だけれども、その矛盾を考えてみると一つの答えに行きつく
なぜ、「意味のないもの」が「存在している」のか
それは「意味のないもの」ではなく「意味を知らないもの」だからだ
人の考えうる理屈など、この世界が存在しうるこの世の根底に大きく横たわる理屈からしたら、ちっぽけなものでしかない
意味のわからないものを壊すということは、自分たちが考えつかないような理屈に干渉するということだ
例えば、一万人に一人の割合で「飛べない翼」をもつものが生まれてくるとしよう
だが、そのルールを人々は知らなければ、人々の不安をかき立てるものして排除されるだろう
しかし、結果として排除した者の子供が「飛べない翼」をもつことになる
因果関係がわからないという事は、実に恐ろしいことだ
ただ実際はこんな単純なルールなど存在しない
複雑な網の目のように絡まった因果関係が、目に見えず存在している
正しいことは、簡単ではない
昔の人々は意味のわからない理屈を恐れ、敬い、「神」と名付けた
わからないものをわからないものとして、置いておく
そういうことにして、秩序のある自分たちの世界に居場所をつくったのだ
今の世に「神」の入り込む余地はなく、人自らが神になった
しかしそれと同時に「飛べない翼」を、そっと受け入れる知恵も失った
いつの世も、わからないことでいっぱいだ
神や悪魔たちは、今も笑っているのだろうか
11.「飛べない翼」
保全報告にも読みたい気持ちを伝えてくださり、ありがとうございます。
本文できましたので、お送りします。なう(2024/11/13 12:45:57)
▶11.「飛べない翼」
10.「ススキ」博士のルーツ
9.「脳裏」
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1.「永遠に」近い時を生きる人形✕✕✕
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30年振りに訪れた宿屋を後にして。
人形は町から出るため道を進んでいた。
すると並木に差し掛かったところで、ピィ、ピィとか細い声が
地面の方から聞こえてきた。
雛が巣から落ちたのだと認識した途端、
先ほど出てきた宿屋の主人が少年であった頃の記録が関連づけられた。
人間1人、鳥1羽。
その命に対する判断は人間によっても状況によっても、同じ条件下においてすら気分という曖昧なもので変わってしまう。
巣から落ちた雛を見つける。
自然に手を加えるのは人間のエゴだとも、情けこそ人間に必要とも。
今はまだ飛べない翼でも、いつか飛ぶ。
その希望的観測に基づいた選択が正解とするのが人間だ。
周りの人間がこちらに注意を向けていないことを確かめ、
ひなの体の下に手を差しいれる。
そっと、ゆっくりと持ち上げて巣に戻す。
こちらが人形であるせいか、抵抗は少なかった。
静かに巣から離れれば、
母であろう鳥が素早く巣に入り、餌を与え始める。
様子を見ていると落ちた雛にも同じく与えられたので、
落下は偶然の事故であったようだ。
✕✕✕は道に戻り、歩き始めた。
とべない翼でも良いから
この世界からいなくなれるなら
不良品でも出来損ないでも飛べなくても
それでもいい
飛べない翼で何処にいくのかと?
別に何処へだって歩いていけばいいでしょう
「もう一度、やらないんですか。スノボ」
ジムの倉庫の整理中、それを手伝ってくれているアオイから発せられた一言。急になんなんだ? と思ったがアオイの目の前にはぼくが昔使っていたスノーボードが鎮座してあったのに気付く。そういえば、アオイには掻い摘んでしか話した事がなかった、と今更気付く。
「もうやらないよ。まあたまに足の調子のいい時があればやるかもだけど」
それもこの山だけだけどね、と付け足すと不足そうな顔。
「どうしてですか? ほら、ブルーベリー学園の、ポーラエリア! あそこでも出来ますよ」
念押ししてやらせようとしてくるアオイに苦笑い。スノーボーダーの夢を潰えてからあえて見ないようにしていた。向きあうと成し得なかった夢の残骸が突き刺さって動けなくなるから。全てはぼく自信の弱さ。
「わたし、何だかんだで見た事ないんですよね。グルーシャさんが滑ってるところ」
ボードに触れながらアオイは淋しそうにそう語る。その姿に一瞬息を飲む。
「……昔の動画とか、探せばいくらでもあるだろ」
「いや。それはそうなんですけど」
煮え切らない態度、言いたい事があるならはっきり言えば良いのに、と少し語気を強めてそれを伝える。
「何? はっきり言えば」
「その、グルーシャさんの知らない所で、勝手に昔を探るのは良くないなって……。でも、グルーシャさんが空を舞う姿は一度見てみたいと……。古傷に触れてしまったらすみません」
「……」
そう言って頭を下げるアオイに言葉を無くす。そんなの、気にしなければ良いのに。けれどそうぼくを気遣ってくれるアオイの優しさが心に染み渡る。
「……翼を無くしたから、昔のようにもう舞えないけど、」
「え」
ボードに近付き、今度はぼくがそれに触れる。何よりも大事だったぼくの宝物。今も色褪せていないのに忘れようとしていたぼくの弱さ。
「あんたが……応援してくれるなら、また頑張れるかも」
「も……! もちろんです! 何ならわたしが一番のファンになって熱苦しいくらいの応援をします! 絶対!」
あまりにも熱く強い瞳でそれを告げるものだから。思わずもう一度空を舞える気がしてつられて笑う。
夢に溢れたあんたを見ると、無くした翼の代わりをもう一度見つけられそうな気がするんだ。新しい夢と破れた代わりの希望を。だから、もう一度。
「最近全然滑れていないから、上手く出来ないかもだけど、見る?」
「……! はい!」
pkmn sv 飛べない翼
たとえ 空を飛べなくても
君は 海の中を 飛ぶように 泳げる
陸では あんなにヨチヨチと
可愛く 歩いているのにね
僕は 君を見ていると
嫌なことを 忘れてしまえるんだ
あぁ 水族館に行って
ペンギンを見たいなぁ…
随分久しぶりに 投稿してみました
直人
鳥籠の鳥は
手折られた羽を丸め
虚空を見つめる
籠の外で見た
液晶の映像が頭をよぎる
或る鳥は海を泳ぎ
或る鳥は荒野を滑走していた
鳥籠の鳥も 彼らも
空を知らない
しかし映像の彼らは
自由を知っていた
【飛べない翼】
飛べない翼、咲かない花、輝かない私の才能
〚飛べない翼〛
羽根が傷ついてしまったら飛び立つことができない。
飛べない翼を持った私は、社会不適合者。
飛べない翼
飛べる翼
どっちも持っている人はいない
どっちにも良いところがある
だけど、悪いところもある
正解がないのは当たり前のこと
私の体重で飛べる翼って
どのくらいの大きさなんだろう。
で、その翼を動かすのに
どんだけマッチョになって
どんだけ疲れ知らずになれば
飛べるんだろう。
地べたはいいぞ!
(飛べない翼)
飛べない翼
これがもしも鳥だとしたら、飛べた方がえらい?
そんなわけない。
飛べなくたって他にできることがある。
翼をつけていることが全てではない。
たとえ飛べない翼だとしても、
ほかの生き方で楽しむことだってできる。
翼は必ず必要ではない。
Q. 翼があるから生きていける?
A. 翼がなくても生きていける。
結局は見た目が少し変わるだけ、中身は変わらないものなんだ。
飛べない翼…
それはまさに
僕のことを表しているといっても過言ではないだろう
みんなは飛んでいるのに
僕だけが飛べない
みんなから
バカにされて
ひとりで…
それでも
どうしようもない世界に
僕は、僕たちは
存在しているんだと
改めて実感されられる…
No.173『飛べない翼』
飛べない──だって私の翼は透明だから。
飛べない──だって私には勇気がないから。
飛べない、私は飛べない。
それって絶対?
飛べるまで挑戦してやる。
この偽物の翼を本物にしてやる。
汚い翼でも良い。
だってそれは私が挑戦をした証だから。
あの子は、自由に明るく羽ばたいている。
とても大きく綺麗な翼。
それに比べ、
私は、暗くうずくまって羽ばたくどころか、羽を広げずにいる。
羽を切られて飛べない翼。
私のツバサ。
私のツバサは、誰がカギを握っている。(;_;)
自由という、言葉にアコガレるんだ🎵
一人では、何も出来ないことが多いから『あんずちゃんは、詠になるんだと想うな~^_^🎵』と、陽葵ちゃんは、言った。
『誰かに、委ねるのも悪くないと想うぜ。』と、木田太一君は言った。そうかな~。
夏音ちゃんと陽葵ちゃんは、コソコソ話してた。二人揃って歌を歌ったんだ。🎵
ーー『君の失くしたハートのボクは、今もほしいんだヨ。ーーせーの!!もっと君に恋したい、スキスキ星人。🎵アイラブユーの気持ちにウソつかないで。地球的藩中範測超えて、スキスキデイデ
。君と甘い色に超えたいの、ダッダッダッ🎵チュッチュッチュッ。君の声がボクのいるリーズン🎵ーー好きは、見えないと分かんないからー。🍓』
と、いきなり二人は、歌って、『せーの!!あんず、お誕生日、おめでとう㊗️ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。』
夏音ちゃんと陽葵ちゃんは、大きなハートマークを私に、拵えてくれたの✨️♡
木田君は、ズルい!!オレも歌いたいし、入りたかった〰️☹️と、木田君の字口wwwでも、イイなぁ〰️✨️🎵この風景、『みんな大好き💛ありがとうネ💐』と、私は、言った。
『つまりは、イヤなことがあったら全部〰️!!宇宙のせいにしちゃえ。あんず🎵』と、高橋悟君まで、言った。ヒールに言った、
『オレも、高橋と大きなハートマーク作りたい〰️✨️』と、木田君は、瞳をパチパチさせながら行った。www
『nothanks❢』と、高橋君は、困っていた。
木田君が『あんず、おめでとう🎵』と言った。『最後になったけれども、オレからも、おめでとう㊗️』と、高橋君も言ってくれた。
最近、TVで知った言葉。『ForeverSuiteGood-bye』
ーー何時もでも続かない風景だけれども、心の中にはこんな暖かいものがあります🌟✨️(*˘︶˘*).。.:*♡
蒼さんに、エンムさんのマネをしてもらったことも、私には、大切な宝物だから🌟✨️ーーありがとう💛
終わり
※まやかしの杜の物語を書くのに、ちょっと、勉強をしたいと想います(._.)リハトの師匠の魂胆とか、諸々と_φ(・_・練ります🤔
宜しくお願い致します🙏(^_^;)すみません(^_^;)(._.)
【飛べない翼】
嘘で固められた飛べない翼を広げる。
大丈夫、大丈夫と笑う君が谷底に落ちていった。
…あーあ。
"また"いなくなっちゃった。
fin.
羽が切られて飛べない翼
それでも 再生する
また飛べる。
逃げ出さないように 羽根をきる。
社会のるつぼみたい。
飛べない翼
あの人のように自由に飛べる翼があればいいのに
私の翼は飛ぶことが出来ない…どうすればいいの…
こくんと飲んだ塊
青い星で生きる為
地上を闊歩する為
目に見えるそれが
全てのようだけど
大切にしてるのは
皆違うようだから
忘却は喜びなのか
悲しみか思い出す
時期が来たのなら
きっと見えるはず
『飛べない翼』