『飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自由に空を飛ぶことを
夢見ていた
青い自分
いつしか
諦めることで
守る術を身に付けた
風切羽を無くした僕
飛べない翼
雲ひとつない青空。
冬のピンと張りつめた空気の中を歩くのが好きだ。
朝の冷たくて新しい空気を吸い込むと
身体の中がきれいに生まれ変わるみたい。
新しくなった身体で毎朝願う。
今日こそは前に 進めますように。
思い出から離れられますように。
あなたを忘れられますように。
そうやってまた
同じ朝を繰り返している。
-飛べない翼-
木彫り作家の友だちが片手間に作った「飛べない翼」という名のキーホルダーは、あまりに素敵なので観賞用として飾ってある。
それが昨日、飛んでいた。
そういえば。
使ってもらえないと飛んじゃうから気をつけてと言われていたっけ。
「飛べない翼」
翼がつかえないのなら
足であるく
あってない物、無用な物、見かけだけで機能しない物。
「あーぁ空飛んでみたいなぁ。」私が言うと彼女は
「なんで?」と言う
「自由に飛べるのって良くない?」私は彼女に問う
「あーぁ,良いかも。でもどうして急にそう思ったの?」
今度は彼女から問いかけてきた。
「うーん...。なんとなくかな笑」
本音を言った時の反応が恐いから濁した答えを言った。
私が空を飛んでみたい理由
自由があるから
私は無意識の自分を苦しめてる気がしている。
家族の期待
友達や先生からの期待
そして自分自身の期待。
全ての期待に応えられるように
"私が"頑張らないと
みんなからの期待されるってことが
嬉しかったはずなのに今はそれが辛い。
私がどんな行動をしても 鳥かごにいる鳥のように
広い世界に飛び立つことが出来ない。
「みんなの期待が辛い」
こんなこと言ってしまった時,
その空気に耐えられる気がしない。
私は飛べない翼を持っているみたい。
これ以上
ズタズタに切り裂かないように行動してきたけど,
その行動が逆に首を絞めていたみたい。
彼女は言った。
「あなたとわたしは違うから
あなたが考えてること完全に理解できる訳じゃないけど,
もし困ってるなら,迷ってるなら
助け求めてもいいんじゃないの?」
彼女の言葉は驚く程に心に響いて
少し軽くなった気がした。
「...うん,ありがとう。」
そうか助け求めてもいいのかな?
私の翼は今は飛べない翼なだけで
絶対に飛べない翼なんてあるはずない。
自由に空を飛べる日を目指して
今日も一日をすごしていく。
─────「飛べない翼」
もうじき 冬になることを
空は私たちに 報せてくれてる
私はそれを伝えたいのに
上手く伝える術を 知らない
伝えたいことが まだ伝えれてない
心の叫びがあるのに
言葉が見つからず 誰にも届かない
私は鶇 口をつぐんだ私は
別に 言いたいことがない訳じゃない
言葉にしたい思いが募るほど
どうしようもなくて どうしようもなく
鶇 鶇 私は鶫の唄を唄うだけで
この思いだけは伝わればいいのになと
悔いることも多いけれど
私は自由に気ままに この唄を口ずさむ
私は鶇 口をつぐんだ私は
意外に 強情に物事を見てみたいんだ
言葉に出来ない思いもあるけれど
この翼は決して飛べない翼ではない
鶇 鶇 心の空へと飛んでいこう
夢を語れる大人に私はなりたい
私は鶇 言いたいことを心に抱えてる
私は鶇 口をつぐんだ私は
別に 言いたいことがない訳じゃない
言葉にしたい思いが募るほど
どうしようもなくて どうしようもなく
鶇 鶇 私は鶫の唄を唄うだけで
鶇 鶇 私は鶇の唄を唄うだけ…
#飛べない翼
『飛べない翼』
飛べない翼を持っている。
みんなは何処へでも飛んで行ける翼を持っているのに、
私の背には何も無かった。
それが恥ずかしくて、羨ましくて、苦しかった。
みんなはその翼を使って何処へでも行けるけれど、
常に飛んでいるわけではなかった。
普段は歩いていたのだ。
だから私は翼を作った。
せめて見かけだけでも同化するように。
変な奴だと思われないように。
仲間外れにされないように。
ひとりぼっちにならないように。
飛べない翼は重くて脆くて邪魔だった。
でも、それがある限り私は私で居ることができた。
みんなを騙して自分を偽って、
それでも私は幸せだった。
やがてみんなは私の元を離れて、
何処か遠いところへ飛んで行ってしまうのだけれど、
それでも私は幸せだった。
幸せだと思わなければやっていけなかった。
私だって飛べないだけでみんなと同じ姿をしているし、
みんなと同じように笑ったり泣いたりしているし、
ただ飛べないだけで、それだけで、
私のことを「役立たず」と言わないで。
役に立たないことなんて私が一番よく分かっている。
飛べない翼は邪魔でしかない。
私が本当に欲しいのは、みんなと同じ飛べる翼だ。
飛べる翼は軽そうで丈夫そうで素敵に見える。
そう見えているだけかもしれないけれど。
『 飛べない翼』
私は堕ちてゆく
下へと堕ちてゆく
私には翼がある
だから落ちても平気なのだ
飛べれば
私は知っている。
だから、飛び降りる
この翼が
飛べない翼だと知っているから
もう、大丈夫だから。
今年の春
高校を卒業と同時に
一人暮らしを始めた…世界が広く見えた
これから始まる大学生活
ズボラな自分では心配になる一人暮らし
どれも、全てが私を空へ飛び立たせてくれた
知らない世界を…
6月に大学を辞めた
夢が分からなくなった。。
現実はそんなもん
高校時代、バイトで貯めたお金は100万近く
10月まで遊び続けた
免許を取り。ボロく安い中古の軽を買い、
行ったことのない県へ。。
運転をして2ヶ月で
20都府県を巡った。
自由になったつもりだった。
貯金が底を尽きた。ニートにも限界があった。
でも、何故か夢を見た。大丈夫だと
無論、無謀な考えであったために貯金は0
フリーターだ。
支払いが立て続けに。
死んでもいい。今の私は春とは違う
自由に空を飛んでいたあの頃とは違う
鷹のような美しい翼は
ペンギンのような飛べない翼になった。
かつては悠々と飛んでいた。
いや、今も飛んでいるのかもしれない。
私が飛べない翼と思い込んでいるだけで
飛べないのではなく
飛び続けるのが怖くなっているのだ
だから、飛べないふりをして防衛していた
違う。踏み出そう。諦めないで…
大きな未来へ。大きな翼で。。。
そろそろ寝た方がいいと思います
目はしばしばして正直なのに
気持ちが若々しさを発揮してるんダ
おでこのニキビ
5日前から干された洗濯物
風呂に入らずに寝ようとする私
まいっか、
誰も悲しまないし
そしてなにより
今日は楽しかった
私は気持ち浮いてた
多分5センチくらいさ
足りないことは
同じだけのハッピーを
あなたと共有できなかったこと
今日のところはとりあえず
ポストイットしとこう
#飛べない翼
それは私
子供の時から狭い狭い籠の中
こんなに大人になったのに
こんなに不自由
いつとべる?
私をもう放してください
自由に飛びたい
籠の中で死にたくない
ねえ、なんで飛ばないの?
僕には飛ぶなんて無理なんだ。
どうして、無理だって思うの?
飛び方なんて分からないし
だいいち落ちたら痛いに決まってる。
そうなんだ、君はどこにもいけないんだね。
いいんだよ、僕はこの場所で
普通に生きていくって決めたんだ。
でも、どうして哀しそうな顔をするの?
別に哀しくなんてないさ、だけど、この翼は重たくて、僕を少し、息苦しくさせるんだ。
暗闇のなかで一人丸まっている
飛べない翼を折り曲げて
旅立つ時まで息を潜めて
あの月にいきなさい
弱い私は勇気が出ないまま
誰かが引っ張ってくれるのを待っている
光放つには自分から飛ぶしかないのよ
あなたと何年だろう
さよならと言ってしまえば
きっと新しい世界があるだろう
あなたと一緒の場所にもいけない
あなたが来てくれるのを待つだけ
ずっとずっと飛べない翼
だけど飛べない翼っていうよりは
ホントは、、
飛びたくない翼
さていつ私は飛び立とう
この翼で
【飛べない翼】
テーマ“飛べない翼”
鳥が全て飛べる訳ではない。
鳥のように飛べたらいいなどと
簡単に口に出してはいけない。
そう。
ワタシのようになりたくなければ…。
鳥になりたいと日々願っていて
いざ、鳥に転生したら、
飛ぶ事が出来ない鳥だった。
(ラノベのタイトル風。多分面白くない。)
飛べない翼
折れた翼では、飛べない。
堕天使ルシフェルの翼は、折れたけど。
歩くための足は、まだ、ある。
180°違う生き方を私は、しよう。
正義とやらが、私にあるのだったら、それも賭けてみようじゃないか。
飛べない翼は、過去の私だ。
#飛べない翼
飛べない翼を持った
飛べない鳥は
空を飛ぶ鳥の様に
空を飛びたいと思っているのだろうか?
羨望と嫉妬の眼差しで
空を見上げるのだろうか?
きっとそんな事はない
空なんて飛べなくても
なんの不都合もなく生きてきたのだから
勝手な価値観で可哀想とか決めつけるな
飛べないことは
欠点ではない
堂々と生きればいいだけだ…
🌈黒猫のつぶやき🌈
飛べない翼がくっついていたら
実はコレ飛べないんですと
いちいち言わなきゃならない
面倒この上ない
ついてなくて良かった😮💨
『飛べない翼』
飛べない翼?
だから何なのか
ペンギン、ダチョウ、キーウィ、エミュー、ヒクイドリ
他にもたくさんいる
飛べない翼を持つ彼らは弱者か?
そんなことは無い
飛べなければ飛べないで別の生き方がある
自分に出来る強みを生かし
自分に出来る生き方をする
それが生きるということだ
だから、飛べない翼でもかまわない
空を飛ぶ夢を見た。
いつもは見上げるばかりの鳥達と並び、僕たちの街を見下ろした夢。
大海原を眼下に、大きく両手を広げて駆けていく夢。
目が覚めた時、先程まで繰り広げた正に夢のような体験に、落胆と興奮が同時に襲いかかってきた。
もしかしたら現実だって飛べやしないか──そう考えた僕は、ベッドから手を広げてジャンプしてみた。
結果、僕は地球の重力には逆らえず、ドンっという重たい音が部屋に響いた。現実はなんてつまらないんだろうと、朝からため息を吐く始末。火を見るより明らかな現実に、口をとんがらせたくなりもする。
ランドセルを背負い、学校に行く前にお母さんに夢の話をした。
あらいいわねなんて、適当な返事でお茶を濁される。あの興奮を一ミリも理解されていないことに心底腹が立ち、挨拶もそこそこに玄関の扉をいつもより強く閉める。
登校中もただ、あの夢の中に囚われていた。
どうやったら飛べるだろう。
どうやったら空へ羽ばたけるのだろう。
鳥だって飛べるんだ。人が飛べないわけないじゃないか。
頭の中は、ずっとそれだけだった。
授業にも身は入らず、広げたノートに翼を授かった人間を描く。絵ならいくらでも空を飛べるのに。夢の延長線上に、落書きで妄想を膨らませた。
ぼぅっとしてると先生に注意された。まずい、ノートを見られたら注意では済まない。僕は急いで落書きを消し、態度だけは真面目に授業を受けるふりする。
それでも尚、僕の頭はあの空の中だった。
家に帰り、ベッドに倒れ込む。
もう一度あの夢を見られたら。そんな思いで、宿題もゲームも放り出し、目を瞑る。
──もう一度、もう一回あの夢を。
僕は微睡みの中へ落ちていく。
飛べない僕に、翼を授かる方法はこれしかないのだから。