『風邪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
久しぶりに風邪を引いた。辛いな。今日は学校を休みになったから嬉しいけど辛くていやだ。でも久しぶりに親に看病して貰ってら少し和らいだ。
「いつもありがとう。」
お題『風邪』
声が少しおかしいのに貴方は気づいて、のど飴をくれた。
甘くて、爽やかな味。
たったそれだけのことだけど、好きになってしまった。
私のことを少しでも気にしてくれたこと嬉しかった。
私は貴方を毎日気にするようになってしまったよ。
貴方が風邪をひいた時用に、のど飴を買ったよ。
次は私が貴方に優しさをあげたい。
#風邪
PM. 風邪
風邪で声が枯れていても、
鼻声でも...
そんな自分も好きでいたいじゃない。
新しい洋服を買って
美容院に行って
楽しみにしていたのに
どうやら風邪をひいたっぽい
明日は行けないかもしれない
楽しみにしていたのに
あなたとの初デート
#風邪
#62
#風邪
勝手に恋をして
独りよがりで諦めて
それでも
寂しがりだから
ウダウダして強がって言うんだ
しばらくはそっとしておいて…
心が風邪をひいただけだからって
風邪
吹き抜ける風に思わずクシャミが出る
どことなく寒気がするのは
実際に気温が低いから…だけではなさそうだ
たちの悪い風邪が流行っている
そんなことを聞いた気もする
今日は早く帰って栄養価の高いものを食べて
暖かくして寝てしまおう
風邪は初動が大事だ
食料と栄養ドリンクだけはしっかりと買って
家路を急ぐ
翌朝
息苦しさで目を覚まし
喉と節々の痛みを感じ
しっかりと発熱までしていた
初動をしっかりしたところで
だめな時はだめなようだ
風邪
たまにはこういう日があってもいいね。休んでみよう。
言葉を丸で囲ってみたら少し余白ができるね。
その中に別に何も入れないでもいいんだ。
目を閉じてもいいし、少し遊んでみようかな。
きっと楽しくていいんだ。
風邪。
風邪をひいたら
暖めて
もらいたい。
風邪をひかないように
元気に
まずは来月まで。
年末年始も何とか。
300字小説
子供の守り神
生後半年を過ぎると赤ん坊は母親から貰った免疫が切れるという。
うちの娘も七ヶ月で初めて風邪をひいた。熱を計り、座薬を入れ、鼻水を吸い、ぐずるのを妻と交代で抱いてあやす。変われるものならと抱きながら、うとうとしていると
『姫の一大事じゃ!』
『使いの者は帰って来ぬか!』
『ただいま帰り申した!』
『して、狐の長老はしかと薬を渡してくれたか!?』
『供物を渡したら、大喜びでくれ申した!』
『ささ、姫。この薬をお飲み下され』
翌朝、娘の熱はすっかり下がっていた。じいさんに、この家には子供の守り神がいるとは聞いていたが……。
「……俺の秘蔵の地酒が無い……」
どうやら、供物とやらに使われたらしい。
「……まあ、いいけどな」
お題「風邪」
風邪を引いている
見えない風邪を引いている
消えない風邪を引いている
もうずっと長いこと、心が風邪を引いている
私は風邪を引いている
暑くて寒くてお腹すいたけど食べたくなくて
小さい頃、お母さんが風引いたときに食べたりんご
迷惑かけないようにそのまま齧りついた
懐かしいな
なんか頭が痛い
体がだるいし
吐き気もする
なんでだろう
病院にいく元気もない
今日は大人しく家にいるか
馬鹿は風邪ひかないんじゃなくて
ひいたことに気づいてない
なんでこんなだるいんだろう
〈風邪〉
最近、よく
「まじ?」「やば!」「かわいい!」「えぐ」
とか、よく使われているのを耳にします。
ん〜かわいいはまだわかるけど。。
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そうしてわたしたちの会話は貧しくなった。
うつくしいものをうつくしいと言おう。
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ここ本当に好きです
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午後の草に落ちている雲の影はうつくしいと。
行き交いの、なにげない挨拶はうつくしいと。
過ぎてゆく季節はうつくしいと。
さらりと老いてゆく人の姿はうつくしいと。
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こういう所が、語彙力がない私にとってとても尊敬できるなぁと感じます
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あざやかな毎日こそ、わたしたちの価値だ。
何ひとつ永遠なんてなく、いつか
すべて塵にかえるのだから、世界はうつくしいと。
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12月16日(土)
今日の朝、この館を出ていった彼女を見て、風邪を引かないのかと疑問に思う。私はもう風邪を引きはしないだろうから、風邪だなんて言葉が出たのも久々だ。最近は久々なものが多いな…
身体が冷えてきた。布団に包まっても寒くて仕方ない。独りが好きなはずなのに、弱ると孤独を自覚する。いくつになっても弱い。私は弱い。
君は風邪をこじらせていると聞いた。
早く治してよ。
君がいない○○なんて、嫌なんだよ。
これがわがままだなんて、わかってるよ。
ごめんね。
つい最近の話。
台所にて、家族全員で漫談に興じていたところ、いきなり弟が、くしゅん、と小さな嚔をした。するとそれにつられて自分、母、父の順で嚔をした。一瞬場が静まりかえって、そして皆で大笑いした。
風邪とは趣旨を異にするが、これが我が家のホッコリエピソードである。
#風邪
風邪をこじらせても
家のことをしないといけない
私は辛い
ご飯作ってあげると
言う言葉はなく
ご飯早く作ってと
言う言葉は
通常運行でやってくる
熱が出た。
おまえが、当たり前みたいに看病してくれるから、オレは深く感謝する。
こんなに愛情をもらっていいのかと、たまに思う。でも、そんなこと言ったら怒られるんだろうな。
小さな喫茶店で
あなたとふたり
天気予報を信じ
窓越しに
何度も空を見て
待ちわびる初雪
降り積もれば
明日はきっと銀世界
雪だるまはふたりの合作で
雪合戦もしたいね
なんて
愉快な想像に話も弾む
店を出てすぐに
見渡した空にも
一片の雪もなく
落したため息の大きさと
その白さに
ふたり同時に笑い合う
他愛もないひとときが
何より楽しくて幸せだった
あの
雪待ちの日
# 雪を待つ (351)