『風邪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
聞いたところによると、
人間は
本来
体に菌を
寄せ付けないために
免疫があると
言われている。
時に、
体の反応として、
意図的に、
ウイルスを
体に取り込み
発熱を
促す
機能があるらしい。
体に溜まった
菌や毒素を、
一緒に
出すからと言う。
風邪を
引いたからと、
慌てずに、
鼻水や、
発熱が
あるのは、
ちゃんと、
自分のからだに
免疫力が
機能している証拠。
この際、
体をしっかり休めて、
また、
エネルギーを
回復させる、
状態と、
理解すれば、
無理もしないかも。
#風邪
「マジでキツい」
「俺、スゲー熱有るわ」
「マジでヤバいわ」
構って欲しいんだよ
だって心細いだろ
そう思ったのに嫁はピシャリと言い放つ。
「キチーなら寝てろ。熱有るに決まってンだろ。インフルだぞナメんな馬鹿。」
嫁はこう言う時の口の悪さは天下一品。
ちょっとヤンチャな巻き舌でキレて来る。
そしてその下らない馬鹿な俺の為に卵雑炊、とぽつんとひとつ飴玉を乗せた盆を差し入れてくれた。
この前車検に行った時に貰った
タイヤメーカーのロゴ入り付箋に嫁の文字が見えた。
"早く良くなりますように"
ダバッ
涙より先に鼻水が出た。
汚ねぇ、と思ったのに涙まで出てくる始末だ。
嫁がどんな思いでこの付箋を付けてくれたのか。
「ありがと、」
その時、スマホが光った。
通知が来てる。
見ると、嫁の欲しいものリストのURLがズラリ。
「分かったよ、何でも買ってやるよっ、」
風邪をひいてしまった
こんな時あいつがお見舞いに来てくれたら、
なんて妄想を
風邪
風が吹くのも怖いけど 風邪をひくのも怖い
目に見えない大切なもの
日頃気付かない優しさや思いやり
いつも見ている天井や壁
あらゆるものに感謝するための
風邪っぴき
(風邪)
急に寒くなったね
凍えそうな寒い朝
風邪引かないように
気をつけようね
起きた時に届いていたメール
それだけで
ポカポカ暖かくなった
【風邪】#40
風邪をひいてしまいました。
熱もあるので、今日は、ベッドで
ゆっくり休みたいた思います♥️
風邪をひいたとき。
喉が痛くてしんどくて食欲がないとき。
あなたが作ってくれたおかゆは他のどんな食べ物とも比べ物にならないくらい最高に美味しかった。
あの味はずっと忘れない。
元来、ぐっすり眠る体質なようで、あまり夢を見ない。
なので皆がよく言うような「風邪をひいたときに見る夢」を見たことがない。
これは非常に残念なことだ。周りの人の共通認識についていけないのは、とても辛いことなのだ。
わかる〜!などと口先で宣っても、内心疎外感にガックリと項垂れている。とても辛い。寂しい。
話についていけない疎外感は、あなたも感じたことが一度くらいはあるだろう?それこそ、文字に耽っているようなあなたなら。
見てみたいのだ。「風邪をひいたときに見る夢」を!
ああ、どうか神様、見せてください。
クリスマスのチキンだって、あげるから!
【141,お題:風邪】
このお題来た瞬間、マジで「は?」ってなりましたね
と言いますのも、ちょうど私インフルの真っ最中でして
もう熱とかめっちゃでて、「うわ、久々にこんな風邪引いたわw(゚∀゚)ウヒョーw(瀕死)」
と、なっていたところなんですよ。
なんてタイムリーなお題なんだ......
もしや貴様......見ているな...?
※追記
妹にインフルうつしたら治りました!
部屋に布団を敷いて、
その布団から窓の外を覗こうとして
頑張っても体は持ち上がらないから
あらためて
風邪をひいているという実感をもつ
この熱で布団をあたためて
今日はずっと眠っていよう
風邪を引くと身体の免疫力が上がる。
風邪を引かないと健康でいれる。
こうプラスに考えよう。
ー翼ー
感情があるって素敵だ
自由だ
嬉しい楽しい気持ちだけじゃなく
怒り悲しみ、嫉妬だってする
人を嫌いだと思える
こんな感情持ってはいけないと思って
気づいたら蓋をしてた
でも、溢れて蓋が壊れた瞬間から
僕は生き始めた
止まってた時間が動き出したんだ
感情がある世界って
こんなにも広くて
自由なんだ
僕は僕を殺してた
熱を出した君は
いつもの元気はなく
うつろな視線で
こちらを見る
そんな君もたまには
良いなと思う
私を許して
風邪
朦朧とする意識の中、俺は無意識に彼女を呼んでいた。
「……」
握られていた手はまだ温かい。
お題
「風邪」
しぶとい火球に
消炎剤を吹きかける
ちりちりと周縁を焼く
喉に垂れる線香花火
/ 風邪
寒いね
そう言う君はくしゃみをする
風邪ひいたかな
笑いかける君の顔に
焦点を合わせると
鼻が少し
赤くなっていた
#風邪
何処から貰ってきたんだろう。目の前で力無く横になる同居人はマスクの下で何度も咳き込み、苦しそうに呻いている。気が付くと枕元に置いていたペットボトルが空になっていたので、キッチンに行き冷蔵庫から新たなアクエリアスを持って行った。
ベッドの上の彼は謎の言葉を発しながらそのペットボトルを飲み始める。普段の覇気を感じさせないあまりにも頼りない姿はある筈も無い事に鬼胎を抱かせる。
少しは楽になるだろうか。彼の頭を厚い手のひらで優しく撫でれば、気持ち呼吸が楽そうになった、気がした。
「早く良くなれよ」
恐ろしくてたまらない、いずれ自分にも降りかかる不穏な影が彼に懐いている。
連れて行かないで、一人にしないで。
頼むから余計な事を心配させるな、と祈るように彼の手を握った。
#風邪
風邪について思い浮かんだこと
・『風邪』ほど曖昧で大雑把な病気はないと思う。
風邪の症状は多岐に渡り、他のほとんどの病気にも当てはまる。
ちょっとしんどかったり、声が変だったりすると大体みんなは「風邪引いたの?」ときいてくる。
体調を崩せば『風邪』という言葉で片付けれるなんて、まるで『風邪』は全ての病気を表しているかのようだ。
・風邪は至るところに潜み、人間にいかにして忍び込むかを常に模索している。だから人間も常に油断せずに対策している。お互い休みなくそれをしているのだからどちらも大変で、立派である。
風邪はいつ暴走するか分からない。二年前はコロナとして暴れ回っていたのだから、恐ろしいものだ。今日も、そんな風邪に侵されぬよう体を鍛えるぞ。
雨が降るとしらず、かっぱをもたずに自転車で、学校に出掛けた娘。帰り、どしゃ降りになってるのに気づく。仕方ないから、濡れながら家に帰ってきた。冷えた体、風邪をひく前に、温かいお風呂に入って、一休み