『風に身をまかせ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
仕事、プライベートに関わらず考えが
煮詰まってしまった時は、一端その思考
から離れて気分転換。
時には『風に身をまかせ』るようにボー
っとする時間も大切かもしれない。
〜お題『風に身をまかせ』〜
何処までも、自由に飛んで逝けたなら。
ト リ カ ゴ
...この普通と言う基準の中じゃ、私は少し息苦しいよ
---二作目---
次々と変わってく、流行の風、情報の風。
それが逆風になったり、追い風になったり。
身を任せた方が楽なのだろうけれど
任せ切りだと、身体が着いて行けず、疲れちゃうからさ
偶には、自分の決めた建物の中に、避難してもいいんじゃないかな。
#風に身をまかせ
299作目
風に身をまかせで思い付いたのは、タンポポしか無かった。
そういえば最近タンポポ見てないな、外出てないからかな。
「みて兄ちゃん!星が風にふかれてる!」
ところどころにある、夜空につまようじで穴を開けたみたいな、白い点々をゆびさして、弟がおれを揺らした。
あくびまじりに、弟がゆびさす星をみあげてみるが、別になんのへんてつもない、ただの星だ。
「星だな」
とりあえず言ってみたら、弟は深く頷いて「そうだね!キレイ!」と言った。
さっきの「星が風にふかれてる」とは?
弟の、最高にイケてる思考回路が覗き見れそうだ。
「……なんで起こしたの?」
キョーミホンイで聞いてみたら、弟はハッと思い出したみたいに仰々しくおれを振り返って「そうだ、星が風にふかれてとんでっちゃってるんだってば!たすけてあげなきゃいけないでしょ!」と、まくしたてた。
おれは、もう一回空を見上げてみて、星をじーっとみつめてみた。
そしたらやっと、ちょっとずつ、星が移動しているのがおれにもわかった。
なるほど。
これを、風のせいでとんでっちゃってる、たすけてあげなきゃ!って解釈したんだな。
やっぱり超イケている。
「……なんで起こしたの?」
からかうつもりで言ってやったら、プスーッて顔を赤くした。
「もうッ!やくたたず!」
「へへへ」
ポコられながら笑ってたら、弟はふっと動きをとめて、おれをじっと見つめ出してきた。
じーっと、なんか、怪しむみたいな目で。
「なんだ?なんかついてる?」
うーん、と一声うなって、目をつぶって、また目をあける。
顎にてをそえて、顔だけはこっちへ向けてるが、目は斜め上に向けながら弟がやっと話した。
「兄ちゃん、なんでいま笑ったの?」
と思ったら、クソマジメな顔でめちゃくちゃどうでもいいことを聞いてきた、たまらない。完全におれのツボだ。
「ブッ……へへ、へ、ハハハ!」
「ええ……?なににツボってるのだ、いったい」
……しばらく笑いころげてから、息をついたら、もう一回聞かれた。
しかし、改めてなんでって言われたらむずかしい。
悩むおれに、ぐぐっと近づいてくる弟の顔をちょっと押しのけた。
「フツーにおもしろかったから……?」
「から?って、兄ちゃんに聞いてるんだよ!」
弟は、つっぱねてる手ごと、ぐぐっと近づいてきた。
おれがヒョイっと手を離すと、勢いあまって、ガクッと顔から地面に突っ込んでってしまった。
でもすぐ、もーっと言いながら起き上がる。
おれはそれと同時くらいに、うしろへたおれて、足をくんだ。
「難しくてわかんないや」
弟は、一拍だまってから、おれのとなりへ大の字に寝転んだ。
そしたら、弟はガサゴソいいながら、おれのほうを向いてきたので、おれも頭だけ転がして、弟を見る。
「……ごめんね!
兄ちゃんを困らせるつもりはなかったんだよ」
ちょっと申し訳なさそうに言われて、おれは正直たじろいだ。
弟には、おれがふてくされたようにみえたらしい。
「いーよ、気にしてないし」
ヨユーにわらってやると、弟も安心したみたいで、ニコニコした。
もう一回、おれが頭を上へ向かわすと、パピルスも顔を夜空へむける。
真っ暗で、ところどころ穴があいてて、ところどころ濁った雲が流れてる夜空をふたりで見上げて、おれは笑った。
まあまあたのしいからだ。
今夜の夜空は……おれにとって、あんまり綺麗なものじゃないけど、弟にとっては、綺麗でずっと、いきいきしてるんだろうと思う。
「あんがい星も、風にながされるのがたのしいのかもしれないね」
となりから、意外にもマジメな声がきこえてきて、ちょっと驚いたが、その言い草がまるでさっき、弟にポコられながら笑ってたおれみたいに聞こえたので、すぐ返事はできた。
「おれみたいに?」
「……ボクみたいに!だし!」
「へへ。そうだよな」
やっぱり、弟にはあの星が、おれよりずーっと綺麗に見えてるらしい。
弟には、まただ!なんで笑ったの?って聞かれたけど、今度もわからないと言った。
ふわ、ふわり。
たんぽぽの綿毛が飛んで行くのが見えた。
風に吹かれて、舞って、遠いところまで。
今咲いているたんぽぽたちも元はああして風に身を任せた先で芽吹いたのかな。
そんななんでもないようなことを考えて木漏れ日の下を歩くのは心地が良かった。
(風に身をまかせ)
【風に身をまかせ】
完璧主義な私は
先を読み過ぎて失敗を恐れる
そのため
はじめの一歩が歩めない
誰かにおしてもらったら、もらったで
その誰かのせいにしがち
悪い癖だね…
でも今、多分、人生で初めて
【風に身をまかせ】て毎日を生きている
そう思えるようになったのは
私の周りの仲間がいい人すぎるからだろう
今までの人生で
そんな仲間が出来たことがなかった私にとって
それは凄く新鮮で奇跡だと思っている
初めて
自分で友達を作れた仲間である
この仲間たちに出逢えなければ
私は今も固定観念や、完璧主義を
やめられなかったと思う
【風に身をまかせ】生きることが
こんなにも素晴らしいことだと知った
海外の友だちが出来たのも
私の人生で初めてで、
色々な文化に触れることが出来たことも
衝撃だった
それで私は随分心が軽くなった
私と出逢ってくれた仲間たちに感謝しかない!
いつもありがとう❤︎
「風に身をまかせ」
風に身を任せて飛んで行けたらいい。
どこか遠くに。
誰も私のことを知らない所へ。
【もう一歩】
耳元にはびゅー、びゅーと風の音だけが聞こえている
今日は雲ひとつない快晴
なんていい日なのか
そういえば、最近はろくに休みもとっていなかったしちょうどいい。
田舎の実家に返って顔を見せるのもいいな
それともケーキでもかって1人パーティーでもしようか
楽しそうだなぁ。
なんてね。
そう反芻して歩みを進める
風が傷だらけの私を包み込んだ
風に身を任せて
不思議な猫と出会ったの
空気読まないから
その場の空気を崩して
いく
何もないかのように
風に身を任せて…
散らかし放題散らかして
…姿を消した
不思議な猫…
でも…
戻ってきて
なんておもう
振り回されてるだけ
なのにね
笑っちゃう
風に身を任せて
風に身をまかせ
午後6時、多くの人が帰る道を
あえてずらして
滅多に通らない細い道を
母とサイクリングしたことがある。
当時の私は
私なりに一生懸命に頑張ってて
でも、それが結果に繋がらなくて
そんな思いを抱えて
逃げれなくなってた
そんな時に
唐突に自転車で走り回ってみたくなった。
母にとって午後6時は
1番忙しい時間のはずなのに
私の後ろを静かについてきてくれた。
それがすごく嬉しかった。
風に身をまかせ どこかへ飛んで行けたらいいのに。
月曜、仕事
火曜、仕事
水曜、休み
木曜、仕事
金曜、仕事
土曜、仕事
日曜、仕事
あぁ なんで仕事終わらないんだろう。
あぁ なんで頑張ってるんだろう。
あぁ なんで怒られるんだろう。
なんで怒られないように仕事してるんだろう。
人の顔色を伺って、選択をして
自分に余裕がなくなる。
イライラするし、涙出るし、
あぁ ゆっくり風に吹かれながら雲を眺めたい。
生きてるって感じたい。
ここは息が苦しいな
今日も
私
生きれたかな。
いつからか景色を見るのをやめてしまった。
時間に追われ忙しく動いている。
人は時間に遊ばれている。
予定を詰め込み、スマホを片手に。
変化のないつまらない日常を過ごしている。
何を生き急ぐ必要があるのだろうか。
辺りを見渡せば、
新しい日々がすぐそこにあるのに。
虫の鳴き声、風の音、飛行機の通る音
普段は気にならない "言葉" に耳を傾けて。
"非日常" がすぐそばに。
#風に身をまかせ
5月14日(火) 20時00分
風に身を任せ、塵と化す。
何処へ飛んで行くのか、見当もつかない。
そんな人生も良いかもしれない。
吹く風に身を任せて、ふわふわと飛んでいく。
自分の気持ちは歌に乗せて、風に運んでもらう。
大好きなあの人にこの歌が届くといいな、なんて思いながら私は作った紙飛行機を飛ばした。
風に身をまかせ
強風だ
追い風ならば身をまかせよう
見上げると
鳥がホバリング
強風の中
その場にとどまっている
その後急降下してどこかへ飛んでいった
風に身をまかせているだけじゃ
目的地にはたどり着けない
気がつけば向かい風
大丈夫
我が体重は風に負けないぞ
風に身をまかせ
風に身をまかせて、自由気ままに歩く。
どこまで行くかは、分からない。
だけど、風が止むまで歩き続ける。
なんとなく、歩くと出会いも別れも巡り会う。
風に乗って優しい香りも運んでくる。
今日はどこまで歩こうかな。
風に身を任せ飛んでいく
ひらひらと
あの一枚の葉は
次の旅へと向かって飛んでいく
下校している時の空が綺麗だった。
小説を読んでいると、今日のような空が出てきて。
なんだか自分もその小説の中に入り込んだみたい。
そんな時に吹いて来た風が気持ちよくて、一人で自転車を漕ぎながら風に吹かれていた。
「ああ、5月の風だ。」
#風に身を任せ
ありあまるほどの情報や便利さを手に入れたのと引き換えに
簡単にプライバシーが暴かれる昨今
風に身を任せるより
身を隠せる頑丈な殻があったらいいなぁ
風に身をまかせ………
出来たらいいね(´▽`)ノ鳥みたいに山から海の上を旋回したり 時には蝶々みたいに、揺らいだりね✨
それは良いな~ よーし決めた!
今日の夢は 風に乗って旋回やな🙆
まずは一杯😉ルンルン🎶
ちづまるこ