『風に身をまかせ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
風に身をまかせて
どこまでも歩いて、
行き止まりなんてないから…
どこまでも歩いて、
歩けない日が来ても、心が歩いて…
ああ 風に身をまかせるんだから、飛んでいってもいいんだ。
父はずいぶん長いこと、歩けないまま生きた。
今はきっと、飛ぶように自由に動き回っているだろう。
父の願いとともに、私の願いも叶えて。
風に身をまかせて
風船のように
飛んでいけ
風に身をまかせて
どこまでも
どこまでも
飛んでいけ
なな🐶
2024年5月14日1243
風の強いあの冬のことだった。
私は派手にころんだ。
冬は風が冷たい。
風に逆らわないようにしようと
風に身を任せていた。
ビュー と前から風が来た
足元には氷、両手は塞がっている。
あ、、オワタ(´;ω;`)
風に身をまかせて
飛んでみる すべてを手放して
どこまで行けるかな
海をこえて 山もこえて 雲の中をふんわりと…
まだ見ぬ地を目指してどこまでも
希望と不安と優しさと一緒に。
無意識に身を任せ
私の心の望む方へ
君の中の宝物
君の美しい愛情
一緒に育てていきたい
風に身をまかせ
今日が終わる
もしも明日があるなら
またなるようになる
だいじょうぶ
だいじょうぶ
風に身を任せ私は空へ羽ばたきたい
自由に羽を伸ばして遠くの空へ飛んでいく私とあなたはまるで鳥のようだな、笑
風に身を任せ飛んでいけるくらい体が軽くなったらどうなるんだろう?そのまま知らない土地まで飛んでいって誰かに拾ってもらえるかな?
でも降りられなくなったらどうしよう?
あと私が行きたかったの北海道じゃなくて沖縄だから風の向き逆じゃないと困るんだよねぇ
風に身をまかせて
ふらふら(~ ˙-˙ )~してみるのもいいかもね?
風に身をまかせ
飛んでいく飛んでいく
当てもなく
何もわからないまま知らない土地へ
過去の呪縛から解き放たれて
飛んでいく
空がとても綺麗で花の匂いがして
こんなに美しい公園があったなんて
嬉しい楽しいふわふわして
飛んでいく飛んでいく
どこまでも風に身をまかせて
風に身をまかせ。
風に身を任せて
どこへ行こう。
風に身を任せても
頑固だからなぁ。
明日も楽しみ。
風に身を任せて
どこに行こうかな。そうだ、追風が吹いてきた方向に行こうかな。あ、あんなところにカフェある!
あ、こんなきれいな川があるなんて!
子供時代に戻ったように冒険してみよう。
僕の、僕の彼女が死んだ
突然の事だった、トウから電話がかかってきて、
トウ「ホムラ!今やってるニュース、主人公さんじゃないか!?」
ホムラ「なんだい急に、ニュース?彼女がまた人を救ったんだろう?もう慣れたよ…」
トウ「違うっ!この、『女性深空ハンターが突然のワンダラー襲撃に会い、市民を逃がし、死亡…』年齢も、名前が、上の苗字だけ、出たんだが、主人公さんのと、同じなんだ…」
ホムラ「…は、な、なんだいその趣味の悪い冗談は、この前の個展に出席しなかった仕返しかい?
あまりにも、趣味が悪すぎる、言っていいことと悪いことが…」
トウ「そんなわけないだろう!こんなこと、冗談なら、良かったよ…」
ホムラ「…本当に、?」
トウ「…恐らく、今確認を取ってる、そっちからも頼んだ」
ホムラ「あぁ、わかったよ」
結果的に言えば、トウの言った通り、亡くなったのは彼女だった、昨日まで、僕のソファに座って、アイスを食べながらぐだぐだしていて、僕のキャンバスにこっそり小さな子豚を描いていた、彼女が亡くなった。
トウは気を使ってか、1度今入っている依頼を全てキャンセルしたらしい…トウらしくも無い、
葬儀はどうやら親戚だけしか出席できないらしかった、どれだけ頼んで、懇願しても、顔すら見せて貰えなかったよ、はは、神様は意地悪だね。
遺書なんかを用意していたらしい、まるで分かっていたのかな?どうやら僕宛のもあったらしい。
『ホムラへ
これを呼んでいるって事は、私はもう死んだのかな?それとも、隠し場所がバレたとか!?
まぁ、前者の前提で話を進めます。
ホムラ、今までありがとう、愛してたよ』
そこからはずっと愛の言葉ばかりだった、いつも照れてなかなか言ってくれないのに、こんな時だけ、こんなもので…ききたくなかったよ、きみのくちから、ききたかった、っ、!
最後にひと文、裏に書いてあった、
『ねぇホムラ、私の骨はね、あなたの故郷、リモリアの海に撒いて欲しいの、これはほかの人宛の手紙にも書いてあるから、きっとこの手紙と一緒に私の骨が渡されると思う、だからお願い、これが最後のおねだりだよ!』
あぁもちろん、君のお願いならいくらでも、って、いつもなら平然と言えたはずの言葉も、今はただの嗚咽としてしか出てこないよ、
うん分かった、彼女が無くなってから約2週間、ようやく覚悟が着いたよ。
そうと決まれば、!ということで、海にやってきた
5日もかかってしまったよ、途中で君が好きそうなお菓子とか、納豆味のチョコなんて物もあったんだ
思わず買ってしまったね、本来ならこんなもの海に入れるなんてだめだし海の神にも怒られてしまいそうだけど、最期なんだ、餞別として向こうで食べておくれよ。
ホムラ「今までありがとう、僕の、ボディーガード、いや、僕の愛おしい最初で最後の恋人さん」
あれから1ヶ月、今は大して前と変わりなく日常が続いているよ、レッドも元気にしているし、昨日は水換えもした、聞いておくれよ!ようやくレッドの恋人を連れてきてあげたんだ、名前はまだ決めてないけど、何がいいかな、今はお見合い中だよ、君がいたら、レッドに声援を送るんだろうなぁって、
君の代わりに僕が声援を送ってあげてるよ。
ねぇ、レッドも居るし、レッドの恋人もいる、
もちろん僕もいるよ?だからさ、早く生まれ変わって、僕の所へ来ておくれよ、猫でも僕は頑張って君のお世話にしてあげる!だから、会いたいよ…
𝑒𝑛𝑑
彼女だけが居ない、ごく普通の世界
何となく生きて、運命の様なものに揺られながら。
そんなふうで居たいのですが、
風を起こせる人間にならなくちゃ駄目でしょうか。
【風に身をまかせ】
題 風に身をまかせ
モシ、モシ、フーライボーをご存知?
⋯⋯ そう⋯⋯ いえ、彼もあなたのように、一つ所に留まらない方だったから。私、あの方に一言お礼を言いたくて、ずっと探しているのです⋯⋯ 。
あら、協力してくださる⋯⋯ ありがとうございます、ありがとうございます。
⋯⋯ 小学生の頃の話です。あの方とは、ここのような小さな公園で出会いました。いつものように赤いランドセルを背負って、同じクラスのAちゃんに虐められて泣きながら帰っていた時、公園のキリンさんの遊具から足が出ているのを見つけたのです。私、ヒトが倒れてる、ってびっくりして、急いで近づいて中を覗きましたら、狭いキリンさんの中に、男の人が体を曲げて詰まっていたのです。よぉく見ていますと息をしているのが分かって、ほっとして、
「モシ、おにーさん、」
って、声をかけたのですが、返事がないのでもう一度、
「おにーさん、風邪をひいてしまいますよ」
って言うと、あの方は、バチッ!と目を覚まされました。そして、
「⋯⋯ オ、おお、夢だ」
って、よく分からないことを言って。のそのそキリンさんから這って出てきました。私と目線を合わせて、両腕を掴まれて、ニコニコ笑って、
「お嬢ちゃんは天使かな、悪魔かな。それとも妖怪か、今回はどうなんだ、オ────イ、カミサマ───、あハアハアハァハ、ハ。答えろよ」
って叫ぶから、私怖くなって、
「あ、あなたが決めていいわ」
って、泣きながら答えました。そしたら、あの人は一寸きょとん⋯⋯ として、
「オレが決めていの⋯⋯ オォ、これは初めてだなァ⋯⋯ 。じゃあメイドさんね、可愛から。メイドさんの仕事はオレをお世話することです。お腹がすきました。あと15分以内に腹が満たされないとメイドさんを殺したくなってしまいます。がんばってね」
って言うから、私急いで家に帰って、おにぎり握って持っていったのです。本当なら警察に行くのが正解なのでしょうけど、掴まれた腕がものすごく軋むものだから、絶対に逆らってはいけない類の人だって本能で分かったのでしょうね。
おにぎりを食べ終わったあの方は、米粒がついた手で私を撫でて、
「ご馳走様でした。いい夢だなァ⋯⋯」
って言うから、私一寸不思議に思って、
「夢じゃないわ、おにぎり温かかったでしょう」
って言うと、彼は吹き出して笑っていました。笑いすぎて咳き込んでいたんですよ。
笑うのに満足したのか、次は、「オレはフーライボー、現(うつし)の夢に沈みー、こっちに来いよーと、坊主をひっくり返すー」と、歌いだしました。
私なぜだか、その歌を気に入ってしまいました。
だから、ダメだと分かっていても、それからもあの方に会いに行ってしまったのです、おにぎりを持って。友達はいませんでしたから、放課後はいつもフーライボーと過ごしました。フーライボーは最初は怖かったけれど、それはお腹がすいていたからで、お腹が満たされるといつも笑ってくれるのです。
フーライボーはいろいろなことを知っていて、たくさんお話を聞かせてくれました。彼が言うには、「メイドさんのお給料も払えないような甲斐性なしなので⋯⋯ 」と、私が楽しいことをしてくれていたようです。
ある時、ずっと気になっていたことを聞いてみました。
「フーライボーはどこから来たの?なんであの時、キリンさんの中で寝てたの?」
って。そしたら、
「オレは現実世界出身だよ。キリンさんの中で寝てたのは、キリンさんがオレのママだからだよ。今回はそういう設定らしいです」
って。よく分からないことを答えられました。
「ここは夢の中なの?つねられたら痛いでしょう」
って、フーライボーの手の甲をつねって聞いたら、
「痛い、メイドさんじゃなきゃ反射で殺してたね。つまりそういうことなんです、ここはオレの思い通りの世界なんです。可愛いメイドさんがご飯を持ってきてくれるんです。長い夢だなァ⋯⋯ 」
って、どう考えても分からないことを言われました。今思うと、常人には理解することなんて到底できない、狂人の域に触れていたのでしょうね。
そうして、フーライボーと出会って2ヶ月が経とうとしていました。いつものようにフーライボーのところに行こうとしていた時、AちゃんとAちゃんの友達に捕まってしまいました。どうやらAちゃんは、私が毎日のように放課後を楽しみにしているのを怪しんでいたようで、フーライボーと遊んでいることがバレてしまったのです。夕方、私は運動場の裏にある草むらに連れていかれて、
「不審者と仲良くしてるなんて怪しいわ、あなたも悪いことしてるんでしょ」
って、怒鳴られて、「土下座しなさい」って命令されました。どうしてAちゃんに謝らなければいけないのか見当もつかなかったけれど、言う通りにしないと痛いことをされると知っていたので、膝を着いて頭を下げました。すると上からAちゃんの笑い声が降ってきて、なんだかすごく情けなくて、涙が溢れました。でも泣いているのを悟られたくなくて、歯に力を入れて必死に息を殺していました⋯⋯ 。
その時、ふっとAちゃんの声が聞こえなくなりました。次に周りの女の子たちの甲高い叫び声が耳をつんざきました。でも私は、全然怖くなかったのです。だって、その声に交じって、私の大好きな歌が聞こえていましたから。
女の子たちの声も聞こえなくなって、私はようやく頭を上げました。そこにはとっても怖い顔をしたフーライボーがいました。
「メイドさァん⋯⋯ オレァお腹がすきました、こんなのはオレの世界じゃないんですが。どうしてくれる⋯⋯ こいつら殺していいか、オレの夢を壊したんだから」
と、フーライボーは怒っていました。お腹がすいているだけじゃない、何か決定的な引き金を引いてしまっているようでした。
「ダメよ、殺すのも痛いことするのもダメよ、お願いします、機嫌直してください、今からおにぎり持ってきますから、ね、ね、お願い⋯⋯ 」
って、私はとにかく、これ以上怒らせないように必死でした。しかしフーライボーは少し悲しそうに眉を寄せて、「もう遅い⋯⋯ 」と、言いました。
「もう遅いんだ、オレの夢は壊れた。オレは夢から覚める、サヨナラだね。最後の給料だ、お前を楽にしてやる」
と言って、意識のないAちゃんを私の前に立たせました。フーライボーはAちゃんを後ろから支えて、
「グーで殴れ。いいか、パーじゃない、指紋が残るからな。グーだ」
と、私にAちゃんを殴らせようとしました。私はそんなことできるわけが無いと首を振ったのですが、
「やらなきゃ殺す。これ以上夢から覚まさないでくれ」
って、懇願されたものですから、私は、覚悟を決めて、フッと息を吐いて、Aちゃんを右から殴りました。
その瞬間、罪悪感とか、申し訳なさよりも、何よりも強い快感を感じました。横に倒れていくAちゃんを見て、「ざまぁみろ!」としか思わなかったのです。フーライボーは満足気に、
「ゲラゲラゲラ、よくやったなぁ、いや愉快です。夢見が良かったなァ、スッキリ起きれそうだ⋯⋯ 」
と言って、「オレはフーライボー、夜の夢に浮かびー、帰ってきたぞーと、坊主をひっくり返すー、」と歌い歌い、フラフラ去ってしまいました。
それから7日後、警察の事情聴取とか、カウンセリングとかを受けさせられたけど、やっと開放されたのであの公園に行ってみました。いつも詰まっていたキリンさんにフーライボーの姿はなく、ジャングルジムの上にも歌うフーライボーはおらず、鉄棒をしてひっくり返っているフーライボーもいませんでした。ちなみにAちゃん達も、酷い怪我をしたのでしばらくは学校に来られませんでした。その怪我のうちのひとつが私に付けられたものなんて、Aちゃんも誰も知らないのです。
それから、私、もしかしたらフーライボーの言う通り、この世は私が寝ている間に見てる夢なんじゃないかって思うようになりまして。それなら私の思い通りになるはずで、そうじゃないとおかしいでしょう。あなたもそう思いますよね、ね。こんなふうに思えるようになったのはフーライボーのおかげなのです。感謝を伝えたいのです。早く会いたくて、仕方がないのです。
【風に身をまかせ】
たんぽぽの種みたいに
風に身をまかせてみたら案外花開いたりして。
ひるがえる草葉の白の渡りきて
我飲みて過ぐ 初つ夏のハグ
#短歌 #書く習慣 20230514「風に吹かれて」
風に身をまかせ
ふわふわと歩く
気のむくままにのんびりと
何も考えないでゆったりと歩く
長閑な景色を楽しむ
たまになら、そんな日もいいかな
草原に私は寝転んでいた。
風が吹くと草木が揺れ、私もまた転がっていく。先には大海が見える。
潮がひいた砂地に着いても止まらない。
動かない。このままだと海に落ちる。
でも、不思議と楽なのだ。眠いときみたいに無理に動かしても思うようにいかないのだ。
だから、別に良い気もしてくる。
水音が響く。あたりが夜みたいに変わって、息ができなくなる。海底にはたくさんの人がいた。皆寝転がっている。そのほとんどは、頭を欠いていたり、腕や脚がない。
でも、その顔は寝息が聞こえてきそうなほどに安らかだ。それで良いのではないか。
そう思った私を誰かが押しあげる。
顔を向けると、その中の一人が眼を開き腕をバンザイするみたいにして、私の身体を押していた。
「まだ」
そう聞こえた。私は必死に錆ついた身体を動かして、草原に戻っていった。
『風に身をまかせ』
きみに靡く私。
遊んでいたのはどちらだったかしら。私は確かに過去のほとぼりを取り返してしまったわ。
地球を一周するにはずっと速いわね。もう一周してきたら?
"風に身をまかせ"