『風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【風に乗って】
足を掲げ風を見る
旅立ちの風が吹いている
糸を飛ばす
蜘蛛の子は風に乗って
未開の地へ旅立つ
その身一つを頼りに
生きていく
「ただいま」
「おかえりなさい…あなた」
上着を受け取ろうと立ち上がったその時、
窓辺のカーテンが揺れた。
え…この香り…
「どうした?」
「いえ…」
すっと消えた香りと引き換えに笑顔を作り我に返る。
…あの時、風が吹かなければ
もう少し気が付かないふりができたのかもしれない
「風に乗って」
風に乗って飛んできた君に、思わず顔を顰めてしまう。
花も繁殖期なのかもしれないね、花粉さん
君と旅をしよう。
いろんなことを見ようね。
たくさんのことを聞こうね。
さまざまなことを感じようね。
二人だけの秘密、二人だけの想い出、二人だけの宝物を。
見つけるために。
さあ、一緒に行こう。
陸を駆けて。
海を渡って。
風に乗って。
君と旅をしよう。
#2024.4.29.「風に乗って」
pkmn…かもしれない話。
はあああ〜〜…学校めんどくさーい…。
寝たーい……。
風に乗って
自分の内側に吹く風と、自分の外側周りで吹く風に大きな乖離があって、外側の風の色にほとほと疲れている今日このごろ。このままでは内側にまで侵蝕されそうで焦燥感に苛つく青臭き自分。さてこれはオノレの資質を育てる機会たり得るか、捨て置くが最良の対処か、まさかここまで「生身持つ人間が餓鬼の如く幻を貪る欲」に振り回され対峙する羽目になるとは思いもしなかった。それを避けて来たからなおさらだ。自分が触れたい風はどんな風かと、見つけ定めねばロクに光にも会えない。
…少し愚痴った。
「神は跳べないハードルを置かない」と聞いたことがある。なら、私にクリアできるものなんだろう。大切なのは自分自身にとって「それ」がどんな本質を持つかだ。
風を掴め。
血路が開いたらすぐに動け。風は変わるものだから。アエラスよ味方しろ。混戦を解け。
内なる風に乗れるように。
誰もが活きられるように。
風に乗って
渡り鳥の背に乗って
風に乗ってセカイを見て回れたら
セカイは面白く思えるだろうか
「風になりたいな〜。」
彼はよく言っていたっけ。今そんな事を思い出す私はきっと狂っている。自らを嘲笑いながら、私はフェンスに足を掛けた。
「よし、死のう。」
突然そんなことを思った訳では無い。前々から飽き飽きだったんだ。私の最愛の人〝彼〟が自殺したあの時から。
彼はイジメを受けていた。それに気付いていながら手を差し伸べない、彼の両親、担任、クラスメイト、そして私自身。全員が加害者だ。それなのに罰せられることは無い。その全てを疎ましく感じていた。だから、今日死ぬのだ。この死は、罪滅ぼしだであり、自分保護のためなら相手を蹴落とす人間の醜さの証明だ。そして私は、彼が死んだ屋上へ向かった。
屋上のフェンスを乗り越えた先に、彼は居た。生前と変わらぬ、穏やかな優しい表情で私を待っていた。
『なんでここに来ちゃうかな〜。』
風に乗って懐かしい彼の声が耳に届く。
『僕はまだ君に生きて欲しかったのにな。』
そう言って彼は静かに泣いた。
「仕方ないじゃん。君がいない世界に何の価値もないんだから。」
私は彼が死んでから、この世界から色が消えた。何も感じなくなっていた。だから、彼に会いに逝くんだ。
「止めないの?」
『止めないよ。だって君、すっごい頑固じゃん。それに僕も会いたかったんだ。最低な彼氏でゴメンネ。』
彼は申し訳無さそうに言った。同じ気持ちだったんだ。彼だけが私を認めてくれる。やっぱり、最高の彼氏だ。私は彼の目を見て、笑顔で言った。
「今から逝くよ。」
彼は、泣きそうな顔で笑っていた。
その日、私は風になった。
「風に乗って」
たんぽぽのわた毛 そよ風にのって
どこまでゆくの あそこまで
そらにうかぶ雲 そよ風にのって
どこまでゆくの どこでしょう
ピアノの音色 そよ風にのって
どこまでゆくの あの子のところ
わたしのきもち そよ風にのって
どこまでゆくの どこまでも!
「風に乗って」
屁が風に乗っていく
うれしいなー
我が屁よ
誰かの鼻にとんでけー
見えないなー
くさっ
帰ってきた
向かい風だ
どこからか香るあなたの甘やかさ 春を教えて沈丁花
風に乗って
2024 4/29(月)
風に運ばれ
私は宙を歩き
暫く冒険した後
湿った土に
着地した
咲け
たんぽぽ
強く 咲け
#16 風に乗って
ピアノ弾けるようになった。
最近3日休みだったじゃないですか、暇だったので好きな曲をずっと弾いてました。
マジで左手の移動が激しすぎて弾いてるときに「えきっしょ」って思わず口に出したのは秘密🤫
取り敢えず全部はまだ弾けないけど、サビの部分は弾けるようになりました☺
GWが来たらもっと、時間が増えると思うから、頑張って弾けるようになりたいな。
そういえば皆さんは「血液型占い」や「星座占い」などを信じたりしますか?
生憎俺はあまり信じないのですが、聞かれたときに「B型」と本当のことを言うと引かれるのはなぁぜなぁぜ?🤔
B型ってろくなイメージを持たれてないんだなって思うこの頃ですね。
俺がB型でも、嫌わないでください。悲しみます😢
何でこんなに今日はしっかりとした話をするのかって…?そんなの、明日学校だからに決まってんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!
はい、てことで皆さんは早く寝て、明日に備えて、仕事とか学校とか頑張ってくださいね。
そしたら俺も頑張ります。
おやすみなさい。
風に乗ってどこまでも
貴方と共に行けたら良かった
そう思う僕の隣に貴方は居なくて
あるのは綺麗に磨かれた小さな石
だから貴方の気持ちを乗せて
代わりに僕が行ってきます
貴方が見たかった景色を
聞きたかった音を
感じたかった風を
僕が感じてきます
お題『風に乗って』
風に乗って
くて暗くて寒い
世間体もお世辞も体裁も、脳に刻まれたように皆やっている。
お前は変なんだと、世間の風潮が私を指さす
そんな"風"が、私の心の重いものを落としていく
カラン、カラン。パリン、パリン。
"風"に乗って、私の大切なものが飛んでいく
「風に乗って」
青空の下
風に乗ってどこまでも飛んでいく。
ふわふわゆらゆらどこまでも
行き先はまだ分からないけど
軽くなっていくよ。
心の重荷は地面に落として
たんぽぽの綿毛の気持ちになってみよう。
風に乗って
俺は風に乗って
自由な場所に、彼女と行きたい。
だが、なんでこんなに虚しいのだろう。
現実にそんな場所はないのだからな。
私は風が好き
夜の風も好き
だって風が吹くと嫌なこともパッと忘れさせてくれるから
全部は忘れられないけど、この瞬間は何も考えないでいても風が変わりに進んでくれるから
学校の事で辛いことがあっても風だけは背中を押して一緒に進んでくれる
家に着くまで足が思うように進まないこともあるけど、風が頑張れって応援してくれてる気持ちになる
本当は違っていてもそう思えるような気持ちにさせてくれる
思い浮かんだことを書いてみるのって難しいな
風に乗って
風は多くのものを運ぶ。
凧、風船、匂い、温度。
具体例を挙げればきっと無限にあるのだろう。
流れに身を任せ、風が吹く限りどこまでも飛んでいける。
人は飛ぶことができないから、どこにでも飛んでいけるものたちが羨ましいと私は思う。
でもね、君が風に乗ってどこかに飛んでいくことだけは許すことができないんだ。
花粉。君のことだよ。
子どもの声が聞こえる。
どんよりと、のしかかる灰色の雲をつんざくように、笑い声が飛び交う。
足元では、溶けかけた飴を運ぶ蟻たちが列をなしている。
俺は、公園のベンチに座り、履いてきた革靴の爪先を、地面に擦り付けている。
手に持ったペットボトルのキャップを捻り、中のスポーツドリンクを流し込む。
スポーツドリンクは酔いが回りやすいので酒とは飲み合わせが悪い、というのはデマ情報らしい。
アルコールによる喉の渇きに、スポーツドリンクのウリである、ミネラルや塩分といったものは不必要らしいが、だからといって、スポーツドリンクがアルコールを吸収させやすくするかといったら、そうでもないらしい。
…スポーツドリンクメーカーが、こぞっていう情報なので信用しきれない、と考えて、そこで自分の捻じ曲がった性根に気づく。
爽やかな口の中に、苦々しいものが混じった気分だ。
祝日。連休。国民の休日。
社会人にとって暇を持て余すような1日に、狙いすまして企画された同窓会を抜け出して、俺は1人、公園の蟻を見つめている。
性根が捻じ曲がっているからだろうか、それとも大人になるということはこういうことなのだろうか。
同窓会は大して楽しくなかった。
近況報告から始まる生活水準の探り合い、“ロマンティックな再会”目当ての現実主義者の睨み合い…
そんなギラギラの野心を剥き出しにした同級生を中心に、過度に美化された“青春”と称される思い出話が始まった時には、もう耐えきれなくなって、出てきてしまった。
あの時の友情に泥水をかけられた気分だ。
そう思いながらベンチに腰掛けて、目に入ったピカピカの革靴に、自分も同級生の目を気にして見栄え良くしていったのだ、ということに気づいて、非常に情けなくなった。
まだ大して飲んでいないはずなのに、脳がぼんやりと揺れる。頭を上げる気になれない。
革靴には、どう間違えたのか道を外れたような蟻が、ちょこちょこと登っている。
…と、その靴の先に、一対のスニーカーの爪先が現れた。
顔を上げてみる。
公園に屯しにきた中学生くらいだろうか、口を一文字に結び、負けん気の強そうな、何処か脆そうな顔をした少年が立っていた。
よく見ると、顔に擦りむけた傷が生々しく見られる。
髪は不揃いに伸び、ささくれた指の先に、縦筋の入った頼りなさそうな爪がついていた。
少年は何か言うでもなく、俺に、手に持っていたものの片方を勢いよく突き出した。
綿毛だ。たんぽぽの。
俺が勢いに押されるまま、それを受け取ると、少年は俺の横に腰掛けて、自分の分の綿毛を吹いた。
吐息に、綿毛は舞う。
すぐ落ちてしまうかと思ったが、こんなに凪いだ気候でも、風は吹いているらしい。
白い綿毛は風に乗って、ふわふわと空に漂う。
俺も、綿毛を吹いてみた。
白い綿毛は風に乗って、また違う場所へと、ふわふわ漂う。
…風が吹いている。成程、今日の風は確かに心地良い。
それから、俺と少年は綿毛を吹いた。
風に乗るってどんな気分なのだろう、と考えながら。
話は何もしなかった。
それが果たして正しいことなのか、俺には分からなかった。
綿毛を吹き終わると、どちらともなく立ち上がった。
歩き出そうとした少年に、俺は一言、なんとなく放る。
「ありがとう。…またいつか」
この先は何を言ったらいいか分からなかった。
でも、それを聞いた少年が、強張った頬を、少し緩めた気がした。
【風に乗って】
もうそろそろ ウインドサーフィンの季節だ
波の上をビューンと走る
ボードの上から
魚が泳いでいるのがよく見える
風が来ると一気に重たく感じる
だから 体重を後ろにかける
ぐんと 前に進んでいく
風に乗ると気持ちいい
もっと上手くなって
風を上手に掴めるようになりたい