『雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雪が降ると、面倒だ。車の雪かきをしないといけないし、寒さの対策もしないといけない。でも今年の雪は楽しみだ。真っ白な雪景色をあなたと見たいから、今日も雪を待つ。
『雪』
昔は、雪よ降れとずっと言っていた。そして、雪が降れば飛び跳ねるように雪に向かっていった。最近は、雪よ降れとも言わなくなった。逆に寒いから降らないでくれと思うばかりだ。でも、近年は、雪が降れば面白いのではないかと思い始めた。なので、今年の雪を待とうと思う。
「雪を待つ」
私は雪が嫌いだ。寒いし、道路状態は悪くなるし、交通機関にも影響が出る。
でも、出会って最初の冬、あなたと雪の日に雪だるまを作った時から雪も嫌いじゃなくなった。
今年はいつあなたと雪遊びができるだろうか。
真っ白な景色を、久しぶりに見てみたい
それで、その後は
子供みたいに、大きな大きな雪だるまを作ろうか
---二作目---
ふわりふわりと、雪が舞い散る様子を見るのが、俺は好きだった。
...寒すぎて外に出る気にはなれなかったけれど。
...でも、今は少しだけ雪降る時間に外に出たいなと思えるようになった。
あいつが、俺の手を引きながら、珍しくはしゃいでいる姿を見るのが、この上なく愛おしいと思うから。
だから今年は、雪が沢山降ってくくれればいい。
そう思うのだ。
#雪を待つ
150作目
雪が降って
世界が
真っ白になったら
私の息も
真っ白になって
言葉も綺麗に
白くならないかな
こたつで寝落ちたことに気付いたのは
午前一時をまわる頃だった
一応スマホを見るけどやっぱり返事は無くて、
ウェザーニュースが朝の雪予報だけ教えてくれた
止まってしまった音楽をつけなおして
またこたつに潜る
12月25日
どうせ君は来ないから、雪を待つ
『雪を待つ』
冬
朝焼けの霜
落ちるつららの雫
煌めくイルミネーション
あなたが零す白い息
朧気なとある真冬のきおく
だから私は
今日も
雪を待つ
「ああ、自由だ。」
この季節になると、私は空を飛べるようになる。
仲間とともに、青い空をめざして。
私は雪を待つ雪虫。
#雪を待つ
雪なんて、待ったことないが、聞いた話がある。
雪国から、南国の子供達に雪だるまを送る話だ。
雪だるま型の発泡スチロールに入れて送るらしい。
なんて、素敵な話だと感心した。
初めて、雪にさわる子もいるだろう。
今年も、待っている子がいるはずだ。
はぁっと息を吐く。白いもやが出てくる。
「もう冬か……」
小さく呟く。
空を見上げると、白い雲が空全体を覆っていた。
いつ雪が降ってもおかしくない。
もしかしたら明日降るかもしれない。
そんな期待を覚えた。
だが疲労のせいか、もう何も考えたくない。
帰路までの歩く速度を速めた。
12月になったからすきな人と、いたいしいつか一緒に行きたい冬でーとを
雪を待つ
いやいや待ちません。が大人になってからの本音
スタッドレスに替えて準備はOK
でも毎年大雪にならないことを祈る
10年近く前の大雪
在宅勤務のざの字もない時代
いつもなら20分くらいの片道を1時間以上かけて
自分頑張った!皆頑張った!(笑)
今なら在宅勤務ができるからまだよいかな
出掛けないなら雪もよいか
一面銀世界も悪くない
深々と周りの音を包み込みながら降る雪
空から雪が落ちてくるのか
自分が空に向かって上がっているのか
音のない世界にいるような
そんな錯覚をする日
そんな日を待つ
雪を待つ。
雪は冷たくて白くて綺麗。
俺とは大違いだね
どんよりと曇った空。
たまに吹く木枯らしがすぐ側で枯れ葉をくるくる回す。
冬だ。
ほぅと吐く息は真っ白で、鼻は真っ赤に冷たくなっている。
寒い。
つい、と視線を空にやった。
ねずみ色の雲が静かに蠢いている。
ほぅ、とまた息を吐いた。
私はこの雲を知っている。
毎年この時期になると空を覆う分厚い雲。
もうほんの少し寒くなれば空からちらちらと埃みたいな雪が落ちてくるのだ。
そうすればなんとなくこの寒さが和らぐ気がした。
早く落ちてこい。
早く、ここに。
【雪を待つ】
冬になると白い女が現れる
触ると溶けてしまいそう…
もう会えなくなると思うと辛いけど
触れたいなぁ
昔ね
まだ子どもだった頃
朝起きて 一面の雪景色だった時
寒いのも忘れて
一番最初に足跡をつけるのが
大好きだった
振り向くと
私の足跡が残っている
雪景色が
ワクワクするほど
嬉しくて
大人になったから
そんなふうに楽しめないけど
誰も踏んでいない雪の上を
歩くのが好き
雪よ 降れ!!
雪よ 積もれ!!
一面を雪景色にしておくれ!!
生きてたら後悔ばかり積もるから 雪の白さで隠しておくれ
来週は冷え込みますと天気予報 今年は独りで初雪を待つ
題目「雪を待つ」
雪を待つ
※若干メタい
綺羅「雪!今日のお題"雪を待つ"なんだって!」
雪「まぎらわし」
綺羅「まあわたし雪嫌いなんだけどね」
雪「待て待て文面で見るとどっちだか分からない」
朝、まだ日が昇りきらない薄暗い庭は静かだ。
一つ息を吐けば白く、吸えば肺の中から体の芯まで冷えるような空気に自然と呼吸は浅くなる。
竿についた朝露を素手ではたいて落し、倉庫の脇にある水溜めを覗いた。まだ水が凍るほどの寒さではないことに少しがっかりしつつ、水面に映る赤くなった自分の鼻先に冬の訪れを感じた。
「今年は降るかなぁ」
海に近く特別冷え込むような土地ではないからここら辺では滅多に雪は降らない。冷たい潮風が駆け抜け薄氷を張る程度の冷え込みしかない平野に情緒も魅力も一欠片もない。
薄く色づいてきた東の空を眺めて一拍。今日も天気は良さそうだと確信して洗濯物を外へと運び出す。風こそないものの遮るもののない平野では晴れているだけで洗濯物ははやく乾くのだ。利点はそのくらい些細なもので本当に味気ないことこの上ない。
昔、珍しく大雪になって弟妹たちとともにはしゃぎまわったのが懐かしい。ソリを引くのは私で弟妹たちはただ乗っているだけで偉そうにあっちへこっちへと指示を出してふんぞり返っていた。それに腹を立ててちょっとした復讐として木下に差し掛かったとき木の枝を叩いて弟妹たちに雪を落としたのだ。妹は泣きながら家の中へ駆け込み、弟は呆然としたあと楽しそうに笑い転げていた。
その後叱られはしなかったけど、妹には恨まれたし弟にはおやつをわけてもらえた。なんだか釈然としなかったけれど楽しかったのは覚えている。
だから、毎年息が白くなる度期待してしまう。
楽しかったあの時をもう一度、いや何度でもいい。
叶わない夢を、降らない雪を待っているの。
【題:雪を待つ】
『雪を待つ』
もう今年は終わってしまうのか
雪を持っていると
そんな事を考えてしまう
いつの間にか時が過ぎ
もう一年も経っている
日本には四季がある
春
夏
秋
冬。
この4つが循環され
時が過ぎていく
一つ一つに特徴を持ち
それぞれが美しい
この美しい日本を眺めながら
今年も雪を待っている