『雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雪が降って
世界が
真っ白になったら
私の息も
真っ白になって
言葉も綺麗に
白くならないかな
こたつで寝落ちたことに気付いたのは
午前一時をまわる頃だった
一応スマホを見るけどやっぱり返事は無くて、
ウェザーニュースが朝の雪予報だけ教えてくれた
止まってしまった音楽をつけなおして
またこたつに潜る
12月25日
どうせ君は来ないから、雪を待つ
『雪を待つ』
冬
朝焼けの霜
落ちるつららの雫
煌めくイルミネーション
あなたが零す白い息
朧気なとある真冬のきおく
だから私は
今日も
雪を待つ
「ああ、自由だ。」
この季節になると、私は空を飛べるようになる。
仲間とともに、青い空をめざして。
私は雪を待つ雪虫。
#雪を待つ
雪なんて、待ったことないが、聞いた話がある。
雪国から、南国の子供達に雪だるまを送る話だ。
雪だるま型の発泡スチロールに入れて送るらしい。
なんて、素敵な話だと感心した。
初めて、雪にさわる子もいるだろう。
今年も、待っている子がいるはずだ。
はぁっと息を吐く。白いもやが出てくる。
「もう冬か……」
小さく呟く。
空を見上げると、白い雲が空全体を覆っていた。
いつ雪が降ってもおかしくない。
もしかしたら明日降るかもしれない。
そんな期待を覚えた。
だが疲労のせいか、もう何も考えたくない。
帰路までの歩く速度を速めた。
12月になったからすきな人と、いたいしいつか一緒に行きたい冬でーとを
雪を待つ
いやいや待ちません。が大人になってからの本音
スタッドレスに替えて準備はOK
でも毎年大雪にならないことを祈る
10年近く前の大雪
在宅勤務のざの字もない時代
いつもなら20分くらいの片道を1時間以上かけて
自分頑張った!皆頑張った!(笑)
今なら在宅勤務ができるからまだよいかな
出掛けないなら雪もよいか
一面銀世界も悪くない
深々と周りの音を包み込みながら降る雪
空から雪が落ちてくるのか
自分が空に向かって上がっているのか
音のない世界にいるような
そんな錯覚をする日
そんな日を待つ
雪を待つ。
雪は冷たくて白くて綺麗。
俺とは大違いだね
どんよりと曇った空。
たまに吹く木枯らしがすぐ側で枯れ葉をくるくる回す。
冬だ。
ほぅと吐く息は真っ白で、鼻は真っ赤に冷たくなっている。
寒い。
つい、と視線を空にやった。
ねずみ色の雲が静かに蠢いている。
ほぅ、とまた息を吐いた。
私はこの雲を知っている。
毎年この時期になると空を覆う分厚い雲。
もうほんの少し寒くなれば空からちらちらと埃みたいな雪が落ちてくるのだ。
そうすればなんとなくこの寒さが和らぐ気がした。
早く落ちてこい。
早く、ここに。
【雪を待つ】
冬になると白い女が現れる
触ると溶けてしまいそう…
もう会えなくなると思うと辛いけど
触れたいなぁ
昔ね
まだ子どもだった頃
朝起きて 一面の雪景色だった時
寒いのも忘れて
一番最初に足跡をつけるのが
大好きだった
振り向くと
私の足跡が残っている
雪景色が
ワクワクするほど
嬉しくて
大人になったから
そんなふうに楽しめないけど
誰も踏んでいない雪の上を
歩くのが好き
雪よ 降れ!!
雪よ 積もれ!!
一面を雪景色にしておくれ!!
生きてたら後悔ばかり積もるから 雪の白さで隠しておくれ
来週は冷え込みますと天気予報 今年は独りで初雪を待つ
題目「雪を待つ」
雪を待つ
※若干メタい
綺羅「雪!今日のお題"雪を待つ"なんだって!」
雪「まぎらわし」
綺羅「まあわたし雪嫌いなんだけどね」
雪「待て待て文面で見るとどっちだか分からない」
朝、まだ日が昇りきらない薄暗い庭は静かだ。
一つ息を吐けば白く、吸えば肺の中から体の芯まで冷えるような空気に自然と呼吸は浅くなる。
竿についた朝露を素手ではたいて落し、倉庫の脇にある水溜めを覗いた。まだ水が凍るほどの寒さではないことに少しがっかりしつつ、水面に映る赤くなった自分の鼻先に冬の訪れを感じた。
「今年は降るかなぁ」
海に近く特別冷え込むような土地ではないからここら辺では滅多に雪は降らない。冷たい潮風が駆け抜け薄氷を張る程度の冷え込みしかない平野に情緒も魅力も一欠片もない。
薄く色づいてきた東の空を眺めて一拍。今日も天気は良さそうだと確信して洗濯物を外へと運び出す。風こそないものの遮るもののない平野では晴れているだけで洗濯物ははやく乾くのだ。利点はそのくらい些細なもので本当に味気ないことこの上ない。
昔、珍しく大雪になって弟妹たちとともにはしゃぎまわったのが懐かしい。ソリを引くのは私で弟妹たちはただ乗っているだけで偉そうにあっちへこっちへと指示を出してふんぞり返っていた。それに腹を立ててちょっとした復讐として木下に差し掛かったとき木の枝を叩いて弟妹たちに雪を落としたのだ。妹は泣きながら家の中へ駆け込み、弟は呆然としたあと楽しそうに笑い転げていた。
その後叱られはしなかったけど、妹には恨まれたし弟にはおやつをわけてもらえた。なんだか釈然としなかったけれど楽しかったのは覚えている。
だから、毎年息が白くなる度期待してしまう。
楽しかったあの時をもう一度、いや何度でもいい。
叶わない夢を、降らない雪を待っているの。
【題:雪を待つ】
『雪を待つ』
もう今年は終わってしまうのか
雪を持っていると
そんな事を考えてしまう
いつの間にか時が過ぎ
もう一年も経っている
日本には四季がある
春
夏
秋
冬。
この4つが循環され
時が過ぎていく
一つ一つに特徴を持ち
それぞれが美しい
この美しい日本を眺めながら
今年も雪を待っている
雪を待つ
「ねぇ、お母さん。雪ふってほしいなぁ。」
私のかわいいかわいい一人娘がクリクリした大きな瞳で言ってきた。
「うん。ゆうがサンタさんにお願いしてみ?
雪が欲しいって。」
「サンタさんが雪をくれるの?ふらせてくれるの?」
「うん。降るよ。ゆうがお願いするならね。」
ゆうの願いはなんでも叶えるからね。
だから来年も再来年も永遠に元気で優しい子でいてね。
ゆうが幸せで笑顔でいてくれるなら
それだけでお母さん満足だから。
愛しい娘に優しく微笑んで、
上に手をかざした。
上からは
冷たいけど、どこか温かい雪が
降ってきた。
わたしは雪を待つ。雪の降る日を待つ。
雪が降れば、あなたに会える気がするの。
雪の降る日をあなたと過ごしていたいの。
雪景色をあなたといつまでも眺めていたいの。
雪がやんでも、わたしのそばにいて…。
雪を待つ
まだ平凡な冬の道路を
あなたがこの道を通る時
必ず雪が降る
だから
雪が降るまで
あなたが目覚めるまで
私があなたを見つけるまで
雪を待つ
最近寒くなってきた
てことはあれが降る季節だ
私は
あの白い
『雪が降るのをずっと、ずっと
いつまでも待っている』