『雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は子供の頃から雪が好きだった
友達と雪だるま作ったりするのが好きだった
だからきっと私は今年も雪が降るのを待っているだろう。
初雪をあなたといっしよに見れたら
きっと今年の冬は誰よりも幸せなんだろうな
雪を待つ。
明日には
振りそうな
雪を待つ。
手がずっと
暖かい推しなら
私の手も
握って
暖めてもらおう。
雪が降ると
本当に寒いけど
「こんな日もあったね」と
思い出を増やそう。
息を吐く
かじかむ指さき
つんとする鼻の奥
上向く目線
凍える息を見つめる
少し期待してしまう灰色
あの、時が止まってしまうような感覚が好きだ。
はやく、
はやく閉じ込めてほしい
あの時間だけは、心穏やかにいられるから。
しんしんと、おともなく、ふる
雪を待つ
『雪なんて、待つものでもないだろうに。』
どこまでも白が続いている。俺は白いなぁくらいしか思わないけど、隣の少女はそうでもないようだ。
「これが、ゆき…………」
“雪”という言葉をやたら丁寧に発音して彼女は微笑んだ。
それもそうか、彼女にはこれが初めての雪なのだ。
俺には冷たいだけの雪のひとひらだって、彼女からしてみれば余程物珍しく映っているかもしれない。
俺がぼんやりと突っ立っている横で、きゃあきゃあ楽しそうにはしゃぐ姿は、なんというか。
「…………つまらないな」
暇を持て余して足元の雪を踏み固めながらぼやくと、彼女がようやくこちらを向いた。
鼻を赤くして、髪には雪がほんのり積もっている。
「寒いのは嫌いですか?」
「べつに嫌いという程じゃない。…………そろそろ室内に戻らないとまた風邪引いて寝込むんじゃないか? あんたの看病を任される俺の身にもなってくれ」
俺の肩をすくめる仕草に、彼女は不機嫌に鼻を鳴らす。
「そうやってすぐ拗ねるのは良くないですよ。好きな子に嫌われちゃっても私、知りませんからね」
もう嫌われた後なんだがな、という返事はしまっておいた。 そんなにこの景色が面白いのだろうか。
俺には到底理解できない。
…………。
(雪/禅,李里)
君と手を繋いで
雪道を歩きたいなぁ…
音の無い白い世界へ
私を連れて行って
もう何も聞きたくないし
何も見たくないから
腰抜けで無力だよね
それでも生きたいと願う私は
きっと愚かなんだろう
まあ 嗤ってもいいよ
毎日毎日雪を心待ちにして
不格好に生きていくことにするよ
#雪を待つ
寒くなってきたね
夏生まれだから?寒いのは苦手
えっ?知ってるって⁇
そりゃそうだよね
もうすぐ付き合って4年だもんね
2年前の冬あなたが転勤になった
だから冬は、苦手プラス大嫌いになったの
お互い仕事が忙しくて
それが有難かった時もあったけど
強がりな私でもどうしようもなく甘えたくなって
困らせて喧嘩したこともあったね
心の中ではごめんなさい出来るのに
素直じゃない私 可愛くないよね…
寒いのは苦手だけど
今年は冬が待ち遠しかったよ
クリスマスはお家で過ごしたいな
2年間おつかれさまでした
2人ともがんばりましたって
ぎゅうっってくっついて
窓の外に雪…ホワイトクリスマスにならないかなぁ
(雪を待つ 歩惟ai)
雪を待つ。
あなたが居ない冬。
雪を待つ。
ただ、雪を待つ。
雪を待つ
灰色の空から静かに舞う
音が吸い込まれる
外界から切り離される
真っ白な世界でひとりぼっち
月明かりの糸をとおして
つめたく優しくふる雪は
今このときの景色を閉じ込めて
冬がおりるこの時を抱きしめているかのよう
冬はやっぱり、キンと冷えていなくちゃね
家の中が寒いのはちょっと困るけど
暖冬だって、喜んでる人もいるけどさ
やっぱり冬は、
真っ白な世界じゃないとって思うんだ
空と地を細やかな覆いで、空気の境を埋めるよう
しんしんと、静かに照らす夜道の街灯
絶え間なく振る雪を待つ
#雪を待つ
雪は嫌い
滑るし怖い
寒いだけやし
けど、あなたと見るなら、、綺麗に映るかも、、
あなたがいたら雪もロマンチックに映るかも、、
全てあなたがいるから
雪が振るのを待っている。
寒いねって、言いながら身を寄せて。
君の温もりで、温められていた私の体。
あれ、今日は寒いな、あっ、そっか。
君が隣に居ないからか…。
今年も雪が降るのかなと今日も雪を待つ
毎年、雪を待ってる。
あの時一緒に遊んだ、あなたの姿が目に浮かぶから。
今年は、雪降るかな。
けど今回は遊べないよね一緒に。
可愛くなくてごめんね。さよなら。
memory 𝒩𝑜.9
#雪を待つ
私は雪が来るのを待っている。
なんでって?
雪はね、私の背中をいつも押してくれるものだから
今日も好きな人とクリスマスデート
昨日、大好きな人から告白された私。
結果はOK。
昨日だけじゃない、2人で遊んだり話したり
あなたからいつも手を握ってくれた。
でも、私は出来ない。
なかなか私から勇気をだして手を繋ぐことが出来ないの。
ごめんなさい
でもね、こんな私でも出来る時はあるよ、
冬限定だけどね?『雪』の力を借りるんだ。
雪は特別だよ。
だって私のお母さんが教えてくれたおまじないがあるから。
「雪はサランの背中を押してくれるおまじないがあるのよ」
「雪にも精霊がいるからね(*^^*)」
そう言われた日から私は雪が特別になった。
雪が降った日は何でもできる気がしたから、
だから今日、自分から手を繋げるように待ってる。
何を?
私はおまじないを願う。私は、“雪を待つ”
2021年12月15日
ひらひらと舞う白い雪たち
それを見て柔らかく笑う君
君に会うために、僕は雪を待つ。
『雪を待つ』
君と出会ったのは、雪の日。
君と別れてたのも、雪の日。
だから僕は、今日も雪を待つ。