『雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あれはいつのことだったか。
あの日はとても寒くていつになく雪が降っていた。
私が雪と戯れていたらこの辺りでは見たことのない
1人の少女と出会った。
そして一緒に雪だるまを作った。
その子は満足そうに笑って
「また遊ぼうね」と言ってくれた。
わたしはすごく嬉しかった。
次の日になって
"またあの子に会えるかもしれない"
と期待に胸を膨らませてそこに行ったけれど
あの子はいなかった。
少し残念だったけど、その日もいっぱい雪が積もっていたから、今度は一人で雪だるまを作った。
次の日も、その次の日も、そのまた次の日も、
あの子に出会えることはなかった。
それから何年が経っただろうか。
わたしは今でもあの子に会えるんじゃないかと
懲りもせず、毎年あの場所に足を運んでいる。
またあの子に会えることを
そして一緒に雪だるまを作ることを夢見て
わたしはいつまでも待っている。
私が生まれて初めて見た雪
ふわふわと
堂々と
白く輝いて
綺麗だった。
私はまた
あの景色を見たくて
雪を待つ
「雪を待つ」
白くて冷たいあの季節を
僕はずっと待っている
全部真っ白にしてくれる
あの日のこともそのときは
汚いものは全部隠して
煩い音は塞いでしまえ
彼氏に冷めた
君を見たくない
雪を待つ
あなたは消えて
わたしは雪を待つ
あなたが残した
輝く宝石を
抱えて立ってる
惨めなわたし
いつか分かる時が
来るのかな
あなたが消えた理由
わたしが惨めな理由
僕の所は雪が降らない。
だけど何年かに1度少しだけ降るとこがある。
雪が降ると僕らは祭りのように騒ぐ。
今年は見れるのを少し期待している僕がいる…
雪を待つ
君と雪が降るのを私は待ち続ける
雪が降れば君と簡単に手を繋げる
ただ雨が降った時は君は来なかったってことだよね
雪なんか待っても待っても降ってこない。
けど
もし降ったら、君と一緒に見たい
早く!早く!今か!今か!と
雪を待つ