『開けないLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
言葉の並びに恐怖を覚え
あのまま閉じた画面には
一生呪いのように
こびりついている
開けないLINE
開けないLINE
今はほとんどLINEで連絡をする事が多いから、
LINEが開けなくなったら困るけど。
LINEを開くプレッシャーがなくなるなら、
それはそれでいいかもなー。
ただ、先週末も公式LINE以外のメッセージが一何一つ届いていない自分には、
あまり関係ないけどねー
『開けないLINE』
ひらけない/あけない
小さなすれ違いの積み重ねから
縁が切れてしまった友だちがいた
思い切ってLINEを送ったけれど
既読がつかないのを見るのが怖くて
あるいは、付いていてもリアクションがないとしたら
…と怖くて
そのままにしていた
けれどずっと心の底に残る塊が気持ち悪くて
年賀状を出してみた
数ヶ月後届いた返事には
倒れて入院していたこと
倒れたはずみで携帯が壊れ
連絡が取れなかったと
手紙の最後にLINEのIDが書かれていたことに
ここ数年の塊が消えていくようで
けれど、検索しても出てこない
今度はわたしのIDを添えた手紙を書いてみよう
『開けないLINE』
鬱期に突入すると…
これが始まる
他の人には関係ないだろ?
と思うだろうが…開けないものは開けない
一応母なので…
子供からの通知だけはONにする
私にとって家族は子どもだけだから
という理由と
過去も今も
どんなに鬱期でも母親の役目を
サボったことがない
この役割だけは果たさないと…
毒親の連鎖は止まらない!
ということを知っているからだ
彼らの帰る場所でいなければならない
だから…そう…だからこそ
私は生きていられる
彼らの帰る場所だからだ!
子ども以外のLINEは通知オフにしても
誰からもこなければこなかったで病むのだ
既読にもしないくせに勝手なのは承知だ
ウザすぎる
それはわかっているのだが…
申し訳ないが…それが鬱期なのだ
『開けないLINE』がたまり
あまりにも返信がないと電話がなる
電話には一旦出ないのだが…
そのとき初めて『開けないLINE』を開く
あ~
心配してくれたんだ…
それに安心すると
なぜだか、鬱期が少し軽くなる
独りじゃないことを確認できるからだろう
いつもごめんね
こんな私を心配してくれてありがとう
この頃
『開けないLINE』が
気付くと増えてきてる!
開けないのか
開かないのかは
どっちでもよい
わたしにとっては
「50歩100歩」だから
既読しないLINEの数が
わたしの今の生活の一面を
表してる
まー
開けないLINE
通知が来た。スマホを見るがLINEは開けない。
時間は10時半くらい、いつもは学校に行っている時間
誰も連絡することは無いだろう。
体が重い。頭が痛い。
何もすることが無いからテレビをつける。
有名な芸能人が、ワイドショーで文句をつける。
「文句をつけたいのはこっちだって」
ベランダに出ても、部屋にいても身体はしんどい。
いろいろな人がお題について述べる『書いて』すら
書くことができなかった10時半くらい
やっと気持ちが落ち着いて書けることが思いつく。
『 』
❦❧
親友だと思ってたのに。
一週間前、塾の帰りに偶然真帆と会った。正確には真帆とその彼氏。多分、彼氏。知らない人だけど手を繋いで歩いていたから。
私は知らない。真帆に彼氏ができたことなんか。夏休みで毎日は会わないからって、言ってくれてもいいよね? 電話だってLINEでだっていいんだから。
私を見た真帆は「あっ!」と焦った顔をして、それから私に近づいてくる。でも私は顔を背けて来た道を駆け戻った。
しばらくしてピコンとLINEの通知音が鳴る。通知欄にポップアップされたトークは『ごめんね――』から始まっていたが、全文は分からない。
私は知らない。知りたくもない。偶然会わなかったら教える気もなかったくせに!
そのあとも何度か送ってきていたけれど、今日まで真帆からのLINEは開いていない。開くものかと意地になっていたのもあった。でも昨夜からは少し迷い始めている。だって今日から二学期が始まるから。クラスメイトなんだから嫌でも顔を合わせる。他のクラスメイトだって私たちの様子を見たら、どうしたらいいのか困るだろう。もしかして先に彼氏のできた真帆を羨んでると思われるんじゃない? それはほんっとに嫌! 私はただ親友だと思ってなんでも悩みを打ち明けてきた真帆が、なんにも言ってくれなかったことが悲しかっただけ。
……どうして? 真帆。
私は知りたかったよ。どうやって彼と知り合ったのか。どちらから告白したのか。初デートは何を着ていったらいいかな? なんて相談されたかったよ。
学校へ向かう電車に揺られながら、心もゆらゆらと揺れる。スマホを握りしめて、LINE画面を開いてトーク一覧を眺める。
開く? ブロックする? それともこのまま?
電車を降りたら学校まで歩いてすぐ。自転車通学の真帆とは教室で顔を合わせるだろう。だから開くなら電車に乗ってる今が最後のチャンス。
結局、真帆からのトークをタップすることはできずに電車を降りた。
……ああ、でもやっぱり……。
改札を出てすぐに足を止める。もう一度スマホ画面を点灯させた。LINEのアイコンをタップしようした時、ちょうど通知音が鳴る。真帆からのトークだ。
『改札出たとこで待ってるね』
「――!?」
顔を上げると視界に過ぎったのは真帆の姿。スマホを握りしめて、泣きそうな顔で私を見ていた。
「……真帆」
私と目が合うとゆっくりこちらへ近づいてくる。目は赤くて瞼も少し腫れていた。涙をいっぱい溜めた瞳を揺らして、なんて言おうか迷ってるみたいに口を開いては閉じている。
自信なさげに足取りは重い。とうとう頬に涙が零れて、真帆は立ち止まってしまった。
私は真帆に向かって駆け出した。震えそうになる声を誤魔化すために、大きな声で言う。
「真帆〜久しぶり! 元気だったー?」
私のほうこそごめん。開けなかったLINEの返事はこれから直接伝えさせてね。
#19 『開けないLINE』 2024/9/2
開けないLINE。
100件以上の通知が溜まっていた。
【開けないLINE】
スマホから音がなる。
LINEだ。
ベッドに横にした身体を起こそうとするが上手く動かせない。
すると鳴ったスマホを誰かが取る。
もしもしー。はい。
あ〜そうなんですね。いや〜それは困りますね笑
次の瞬間には会話が聞こえてきた。
相手は誰だろう。会社の同僚だろうか。
それとも取引先だろうか。
話しかけようと思っても声が出ない。
興味の赴くままにスマホの方へ行こうと
私を囲む柵に手を伸ばす。
それに気づいた様に電話を終わらせてこちらへ来る。
抜け出されたら困るんだけどな〜。
なぁ、そろそろ時期だし柵なくすか?
男が誰かに向かって話しかける。
その男の名前はわからない…
ここがどこかもわからない…
又スマホからLINEの音がした。
でも私は開くことができない。
なぜなら私はまだ小さな赤ん坊だからだ。
開けないLINE
英語打つのめんどくさいからカタカナでラインって打とうとしたら普通に予測変換にLINEって出てきた。もう完全に日本のインフラって感じだな、LINEって。
やっぱり無料でメッセージを送れて通話も無料は強すぎるよな。あの無料の通話ってなにか制限あるんかね。どうでもいいけど。
基本的にことが全部無料なのに儲けてるってあのスタンプがそんなに利益出てるのかな。それともスタンプ以外に収益を上げる方法があるのかな。
普通に考えたら広告か。でもLINEって広告とかあまりないよな。てかLINEが稼いでる方法なんてどうでもいいか。
LINEといえばスタンプだよな。あれは便利だ。ケチな俺がついちいかわのスタンプ買っちゃったくらいだしほかの人はもっと買ってるんだろうな。
それで開けないLINEというお題だけど意味がわからないしどうでもいいや。それより呪術の決着がついたからジャンプの話しようぜ。
呪術なんだけど今週はカグラバチが面白かったかし巻頭カラーだったからまずカグラバチで。
カグラバチは正直最近は微妙だったんだけど今週はいい感じにコミカルでよかった。先週まではちょっとシリアスすぎて俺にはちょい口に合わなかった。
個人的には今週くらいのノリが面白いと思う。それで思ったのがワンピースのギャグだな。戦闘の時にもギャグ入れるのはこういうシリアスになりすぎないためなのかなって少し思った。
んで呪術だけど決着がついたから一応感想書くけど微妙だったな。尻ぎれとんぼというかあまりにもあっさりと、というかこれで終わり感のある決着だった。
すくなは隠してた技も見せてちゃんとしてたんだけどなんだろうな、この消化不良感は。まあ別にいいんだけどね。今まで面白かったし最後くらいこれでも。
会社を辞めて、もう何ヶ月経つ?
人との関わりを最低限に抑え、息を潜めて生活をしている。人間が怖くて仕方がないから。
だけど、最近はよくお世話になった上司の夢を見る。信頼できる人だった。それでも、最後は一括りにしてしまって。たまに来る通知も無視していたけど。
「何度も送ってすまなかった。どうか心穏やかに過ごしてくれ」
開けないライン
『ただ一言、震える指先で』
【開けないLINE】
LINEどころかスマホすら開けないわ
や る こ と 多 す ぎ \(^o^)/
「やるぞ、やるぞ、やるぞー」とか
「やればできる!」とか
言葉を思い出してやる気になるけど。
道具を買ってやった気になったり
始めたけれど継続出来なかったり。
高校生の時、セーターを編もうとして
前身頃だけ編んで満足して
たくさんの毛糸玉をみて空しさを感じていた事を何故か思い出す。
それでも
何かを変えたくて 変わりたくて
いつまでも自分探しをやっている。
さぁ やりますか。
「小さな事も一歩から」
開けないLINE?
そんなこともあったっけ
いつから開けてないの?
忘れちゃった
しょっぱい思い出
なんて事にしておこうかな
開けないLINE
画面の向こうの
文字が積もる
サイレントにして
音を消しても
通知は残り
見ないふりで
遠ざけるほど
存在は大きくなる
読まれなかった
メッセージは
宙ぶらりん
ごめんね
許してね
勝手だよね
君の幸せを毎日願ってる
微笑むアイコンに
語りかける
開けないLINE
長々、書いてそうなLINEとか、グループLINEで、みんなのトークに乗り遅れたりしたときや、開けないというか、開くの億劫だなぁと思うことあります。
LINEは、既読がつくので、なるべくスピーディーに 返信しないといけないと思ってしまうし。
とても便利なツールでありがたいですが、あまり、縛られ過ぎないようにしないと、疲れると思います。
夫と喧嘩した
1週間くらい口を聞いていない
ブーブー
夫からLineが来た
内容はだいたいわかっている
ごめん、とか
二度としない、とか
今後頑張る、とか
仮にそんな内容だとしても
私はまだ許していない
今は放置しよう
1日後
ブーブー
2日後
ブーブー
3日後
ブーブー
開けないLineが溜まってきた
4日後
そろそろ許すか
開けないLINE
返事きてるかなとか既読付いてるかなって不安になるからLINEは開けない。あの日から君と連絡を取る事をやめてしまった。私にはなぜだかわからなかった。
連絡をしなくなったあの日から忙しいのかなとか具合でも悪いのかなとか不安になってばかり。せめて返事を返さなくても良いから既読だけでもつけてほしい。いつかまた連絡を取り合える日まで私はずっと待ってるよ、君から連絡が来る日を信じて
#開けないLINE
思いがけない人からの嬉しいLINEは、もったいなくてすぐ開けられない。
ゆっくり素敵な返事が書きたい。
気が利いててさりげなくて、また返信したくなるような。
用事を済ませて部屋のドアを閉めて、宝物を開けるみたいにポンッと開く。
たくさん文字が並んでいて、わくわくする。
私が返信してもいつも既読無視の君
既読をつけてしまうと、君からLINEがなかなか来ない事を知ってるから開けないLINE