開けないLINE』の作文集

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開けないLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/1/2022, 2:11:31 PM

夏休みが明け、新学期が始まった。
夏休みの間に会えなかったクラスメイトたちと宿題が終わらなかっただの、海外へ旅行に行っただの他愛も無い話で教室内が盛り上がる。
そこへ担任が入ってきて、お決まりのセリフで生徒たちの気を引き締めさせ始業式を卒なくこなしていった。
そんな中ぼくは1学期の間に話せなかったクラスで最も人気のある女子、中新井サヤカさんと登校中に何かのキッカケでLINE交換ができて有頂天になっているところだった。
ぼくたちの学校は校則が厳しく学校で授業を受けている間はスマートフォンを貴重品として預けなければならない。
LINEを交換してすぐに貴重品係から回収されてしまい、未だに彼女へスタンプさえ送れておらずどんなものを送ろうか、それとも無難な挨拶か、いっそのこと休日に遊ぼうと誘ってみるべきか……。
こんなことばかりを悶々と考え時間は過ぎていくのだった。



お題:開けないLINE

9/1/2022, 2:08:05 PM

開けないLINE

貴方から来る連絡が自分の思ってるものと違うから

9/1/2022, 2:02:02 PM

開けないLINE

9/1/2022, 1:59:33 PM

開けないLINE

ポキポキ
軽快な音を立て
メッセージの受信を伝える
まだ開けない

ポキポキポキ
音は鳴り続け
気持ちを囃し立てている
ちょっとまだ

ポキポキポキポキ
あまりにもしつこくて
ついうるさいと思ってしまった
まだなんだよ

シン…

あれれ、あれれ
もう通知音は鳴らない
ずっと圏外から抜け出せない
まだまだらしい

それも伝えられない
LINEが開けないんじゃどうしようもない

9/1/2022, 1:57:54 PM

新着メッセージが2件あります

9/1/2022, 1:56:46 PM

『 開けないLINE』

君からLINEがきた、君のLINEを見たいけど怖くて開けない

9/1/2022, 1:49:48 PM

開けないLINE


私は友達が2人しかいない。
1人は幼馴染。
1人は会ったこともない人。

寂しいとは思わない。
こんだけ生きてて、
こんだけ1人だと慣れるもんだ。

だからLINEで開けない内容なものはない。
開けない理由がわからない
おばさんになりました。

9/1/2022, 1:49:33 PM

恋泥棒。/『ユイカ』

貴方を探して3秒
聞き慣れた笑い声に振り向いて

貴方を見つけて2秒
誰にも見えない口元がにやけて

貴方と目が合う1秒
その瞬間に やられた

もう抜け出せないや

9/1/2022, 1:48:07 PM

好きです。 付き合ってください。

そう伝えたLINE。

ぽこん。ぽこん。

二連続で鳴ったLINE。

携帯に飛びついたけど

開ける勇気のないLINE。

気になるけれど

開ける勇気の出ないLINE。

震える手で
スマホをタップ。

ぎゅっと閉じた目に
遮られる彼の返事。

「____________」



「開けないLINE」

9/1/2022, 1:42:56 PM

上手くやれているはずだった。
私は学校での人間関係のリーダー的存在、みんなから慕われる優等生を毎日演じていた。
クラスは王国、私は女王様。明るいお喋り好きな国民は皆賛辞を口にし反抗的なものはない。

事が転倒して真っ逆さまに急降下したのは夏休み前の登校時間、国の王座に座る私の前を拒んだのは他国から転校してきた大人しく根暗そうな国民。

「友達いないんでしょ」

礼儀知らずは長い髪の隙間からニタニタ笑う。この時点で彼女は根暗国民から疫病神にランクアップした。

「貴方よりは沢山いるわ」

ハッと鼻で笑って自分の机の引き出しをあさり、彼女が入れたカラフルな紙束を押し付ける。彼女は目を見開いてから二ヘラと笑った。そのまま頭を下げて逃げていくものだから少し辛辣過ぎたかもしれない。また会った時に気にしていたら謝ろうと思う。




(花火大会の日にあの転校生川に──)
(精神的にダメだったんじ──)

少しだけ見えるクラスLINEの文章は噂好きな国民らしく考察で溢れかえっていた。トーク数は100は軽く超えて、多分もっと増えるだろう。

「友達、いないって言えばよかったかな」

夜遅くなってなお増え続けるLINEをどうしても開く気にはならなかった。

9/1/2022, 1:36:34 PM

今どきこんな事を気にする私は
少数派だとは思ってる

だけど私は告白は直接でないと嫌だ

自分からでも
相手からであっても。。。

会って 顔を見て 勇気を振り絞って
震える声でもいい 時間がかかってもいい

始まりに 緊張感がもたらされなければ
終わりの時も結構あっさりしたものだ

今ここに書いてある内容が想像出来るから
私は決して開かない

それが不服であるというのならば
あなたの気持ちは所詮そこまでのものだから

《 開けないLINE 》

9/1/2022, 1:33:52 PM

そこにみつけようとする

誰かと繋がっている証拠を

何度も何度も開こうとする

合わない数字


信じたい 信じられない

誰を?



私を




「開けないLINE」

9/1/2022, 1:31:33 PM

通知を指で流す。
ため息をついてそっとトークを非表示にする。
ごめんね。
わかって。
私のことは諦めて。
『なんでそれを伝えないの』
『なんでブロックしないの』
私が悪いのかな。
私がひどいのかな。
いい人でいたいの。
面倒くさいことはきらいなの。
ギリギリのところで。
私は何も悪くないの。
思っていたいの。
わかって

9/1/2022, 1:26:49 PM

「開けないLINE 」

あなたとの喧嘩 悲しかった でも言いたいこと これでもかっていう程言った 帰って泣き崩れ 電話やLINEがきたけど開けず 泣きたいたけ泣いた チャイムが鳴り あなただった 泣いていた 謝っていた 扉を開けて 二人で抱き合い泣いた やっぱりあなたが必要だと 改めて知った

9/1/2022, 1:25:05 PM

開けないLINE

どんなやりとりも大好きな思い出だから
思い出せば
きっと泣いちゃうよ

9/1/2022, 1:24:24 PM

深夜になると感情の起伏が激しくなる。

あなたと話すのがすごく楽しくて、
自分の言葉を見返すとすごく気持ち悪くて。

普段ならひとつひとつに時間をかけて
あなたへの言葉を紡ぐけれども、
夜は少し脳みそのネジが外れてしまうから

まるで別人のように甘くなってしまう。

朝になるとさっきまでのやり取りがひどく
滑稽に、愚かに見えて

「……あぁ、もう!なんでこんな事…」


あなたとのLINEが開けない。



開けないLINE /

9/1/2022, 1:22:33 PM

「開けないLINE」

通知は常にオフにしているから開かない限りメッセージが来ているか、そうでないか分からない。
だから余計に開けない

開いてしまったらメッセージが来ているか、来ていないのか分かってしまう。

がっかりしたくない。知りたくない。知るのが怖い。

知らないまま、来ているかもしれない。という想像に浸っていたい。夢を見たままでいたい。

来ているか、来ていないか分からない宙ぶらりんな、
ふわふわとした状態でいたい。

知らないままなら、がっかりする事も、辛くなる事もない。
 
でもいつかは開かなくてはいけない

そう分かっていても今日もまた開けない。
勇気が持てないまま時間だけが過ぎていく。

9/1/2022, 1:03:49 PM

開けないLINE。


あぁ、嫌だ。

LINEだけじゃない。

メールも。

電話も。


全ての通知を無視したい。



ゆっくり布団に沈みたい。
お気に入りのクッションを抱いて。
何も気にせず過ごしたい。

でも、いつの間にか手の中にあるから。
見たくない通知も、見る羽目になる。
今だって、そう。

あぁ、嫌な依存症。

9/1/2022, 1:00:43 PM

お題「開けないLINE」

すれ違いが始まりの喧嘩
始まりは些細なものだったはずなのに、
意地の張り合いをしてしてしまっていた。

たった一言のごめんなさいを打つために、どれだけの時間を使っただろう、どれだけ手が震えていただろう

スポン、という愉快な音と同時
胸には強い圧迫感と焦燥感。
なんの緊張なのかはもはやわからない。

ただひたすら、自分の胸をなでながら、
大丈夫とやり過ごした時間。

ピコン、と着信音が鳴り、君の名前と
「新着のメッセージがあります」
の表示にどきりとする。

ふぅ、と深呼吸をしても、なかなか指が進まない。

「どうか仲直りできますように」
精一杯の願いを込めて、指に力を込めた。

9/1/2022, 12:53:58 PM

028【開けないLINE】2022.09.01

ある日のことだった。きゅうにLINEを開けなくなった。アイコンをタップしてもタップしても、LINEが開かなくなってしまった。
パニックになりそうになりながら、家族にたずねてみた。家族のスマホは、ちゃんとLINEが開いた。翌日、職場の人にもたずねてみた。やはりちゃんと、LINEは開いた。そして、なぜ私のスマホだけきゅうにLINEが開けなくなったのか、だれもおもいあたるふしがなかった。インターネット関係に詳しいS君なんかは、親切にも一時間くらいあれこれ調べてくれたが、同じような症状はヒットしなかった。

結局、そのままひと月たった。私のLINEはいまだに開けない。だけど、開けないなら開けないなりに、なんとかやっていけている。それに、LINE特有のわずらわしさから解放されて、実は、ホッとしたりしてるのだ。
もう、ホンネをいうと、このままなおらずいてくれるほうがありがたいんだけど……みんながあいかわらず心配してくれてるから、さすがにそれはナイショにしている。

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