』の作文集

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』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/18/2023, 12:09:43 PM

【鏡】
僕は去年笑えなくなった。
ゲームをしても、漫画を読んでも、友達と遊んでも。
そんな僕を受け入れてくれたただ1人の親友。
親友だけが寄り添ってくれた。
そして僕は笑えるようになった。
でも親友は笑えなくなった。
僕に寄り添ってくれてるうちに疲れて笑えなくなってしまったらしい。
今度は僕が笑わせる番だ。
『毎日鏡の前で笑って自分の笑ってる顔を見てみて。
運が良くなるらしいから。』
僕は運が良くなるにつれ笑ってくれると思った。
『………わかったやってみる』
よかった。
一年後にはもう親友は僕と笑ってくれた。
前よりもずっと楽しそうに。

8/18/2023, 12:09:31 PM



白雪姫に登場する魔法の鏡
鏡の国のアリス
合わせ鏡
泉鏡花

鏡は古来には銅鏡が贈答されるなど、強い神秘性が備わっている。

単に見た者の姿を対称の像として映し出す物である以上に、見た者と異なる像が結ばれると物語が生まれるようだ。

いや実際には、そんなこと、あり得ないんだけども。

現実を真実を実像を、おべっかも誇張もなく、ただ無作法に叩きつけてくる。キズや凹みでも無ければ、鏡はこれっぽっちも嘘をつかない。

鏡を覗き込む目的は、自分の姿が見たいからだ。
そこに、どんな意味を持たせるかは、映る自分自身のみぞ知る。

あなたは、どんなふうに形容するだろう。

8/18/2023, 12:07:15 PM

鏡。1日に何回見るだろう。
化粧をしているとき。髪をセットしているとき。
昔に買ったドレッサーを今も使っている。
長く使っているものだ。手鏡も持っている。
男女ともに必需品だな。身だしなみは、大切だもんね。

                   「鏡」

8/18/2023, 12:01:59 PM

あの山の上にね

  湖があるんだ

  風がない時には

  空を映し出してね

  それを見ていると

  心が静かになるんだ
 



               〜鏡〜

自然の中で過ごすのは
良いと聞いてるけれど
山に登った時に
山と繋がる感じがしたんだ
映像では感じられなかった
その感覚
そういうのを大切にしたい

8/18/2023, 12:01:41 PM


                      ず
                      か
                      ら
                      よ
                      り
                      出
                      で
           今          て
           日          み
                      ず
           山          か
           が          ら
           死          へ
           ぬ          呑
                      ま
                      れ
                      ゆ
                      く
                      湖
                      面
                      の
                      ふ
                      る
                      え

8/18/2023, 11:58:34 AM







母が若い時に使っていた、赤い鏡台を譲ってもらった。
まだまだ使える可愛らしい鏡台。嬉しくて、毎日そこで化粧をする。
なんだか、可愛くなれそうな気がして。
ふふっと笑みがつい溢れる。なんだか大人になったようだ。
赤い鏡台を大事に大事に使ってきた母の気持ちがわかる。
置いておくだけでも可愛いし、眺めていたい。
手鏡や起き鏡もいいけども、やっぱりこの鏡台が1番だ。

8/18/2023, 11:58:16 AM

家のお隣さんが野良猫に餌をやったり

寝床を提供したり外猫みたいにしてた。

ウチの庭で粗相したりしていたり

ウチの前に餌入れであろう納豆の空きパックが散らばってたり

猫を見る度イライラしていたのだけど

ある日、次男が

3匹の猫に勝手に名前をつけた。

ネーミングセンスがかなり面白くて楽しくて

そこから猫たちを見てもイライラしなくなり

なんなら可愛く思えてきて

昨日なんかは姿を見かけず心配までしてしまった。

次男はかなり問題児で

勉強も全く出来ないし嫌いだし

中3のこの夏に偏差値38とかをたたき出す子なんだけど

とにかく生きていく力がみなぎっていて

周りの人に恵まれているし

簡単なことで愛着は湧くということ

ポジティブ変換の大切さ

そんなことを気づかせてくれる存在で

子は親の鏡とか言うけど

いやいや違う…すごい子ですよほんと。

8/18/2023, 11:56:06 AM

『鏡』2023.08.18


 二リットルのミネラルウォーターのペットボトル、卓上の加湿空気清浄機、クエン酸の粉末とシェイカー、ペンケースに台本、メイク道具にフェイスタオルを数枚。
 これで鏡前の完成である。
 どんな舞台でも、これらは必ず用意するようにしている。ミュージカルともなると、ここに楽譜が追加されるが、おおむねこのようなかたちだ。
 メイク道具は眉を整えたり、ヒゲを剃ったりするもので女優さんらのように多くはない。
 鏡に向かって口を開けたり閉じたりと、顔周りの筋肉をほぐすマッサージをする。
 とても人には見せられない顔もするが、ほかの皆もやっていることなので気にしない。
 普段の自分でいられるのは、今この時だけ。
 メイクさんに舞台メイクを施されると、その瞬間から違う自分になる。
 それをお客さんより先に見ることが出来るのだから、楽屋の鏡というものは贅沢なやつだ。役得と言ってもいい。
 普段の自分、役に入った自分、泣いた自分、笑った自分、怒った自分。
 それら全部を受け入れて見せつけてくるこの板は、ある意味誰よりも正直者なのかもしれない。

8/18/2023, 11:50:06 AM

【鏡】

鏡は色んなオレの顔を知っている。

オレは生まれた頃から
『美しい』のだった。

父のように心優しく、
母のように美しく生まれたオレは
まさかこの『美しさ』のせいで
苦しむとは思わなかった。

だが憎き親から受け継いだ
この顔と体があるからこそ
オレは愛されてきた。

決して嫌味では無い。



オレは男として生まれたが
『女』の顔をしていた。

そのせいで 物好きな男が
近づくようになった。

男が母にわざわざ近づき色仕掛けをしてにまで
オレは狙われた。

母はそんなことも知らず
常に『オトコ』を欲しているので
何も考えずすぐにその気になった。

夜、母が眠った頃
オレは男が無理やり体を荒々しく触れるのを
恐怖に震えながら我慢していた。




すっかり幼い頃に『オトコ』を知ってしまったオレは
ねじ曲がった『ソチラ』の方にかたむいてしまった。

仕草、話し方、服装も
『女』のようになってしまった。

もう男への色仕掛けはお手の物。

ネズミが罠にかかるように
ストンと落とすことができるようになった。

顔も体も美しい
完璧な『美女』となった。

『男』にでも『女』にでもなれる美しいオレは
ちょっとした自由を手に入れた。

…でもいつの間に
体を自分で粗末にしてにまで手に入れた
『金』と『愛』ほど
虚しくなるものはなかった。

この顔のせいで
この美しさのせいで…
オレは…!




オレは…?







…僕は










僕は『普通』の子供になりたかった。




普通に女の子を愛したかった。

僕にも好きな子が居たんだ。

でも今の僕にはもう出来なくて…手遅れで…

普通の恋愛をしたかった。

でももうこの名前に付けられた運命からは
逃れられなくて…



『愛の人』

『愛人』…

だから『愛斗』





僕は
『愛される』という呪縛から
逃げることが出来ない。

8/18/2023, 11:47:40 AM

鏡よ、鏡。
この世で一番…

なんて、
聞かせないで。
言わせないで。

魔法は自分でかけるの。

鏡に向かって唱えるの。

私は綺麗。

わたしは美しい。

世界で一番。

聞かせない
言わせない。
言い聞かせてみせて。

–鏡–

8/18/2023, 11:45:32 AM

『鏡』


を見るのが昔から苦手だ

自分の姿を出来ればあまり映したくない


でも、鏡という物自体は好きだ

鏡に空を映してずっと眺めていたい


モチーフとしての鏡も好きだ

どこか不思議な雰囲気を醸し出している気がする


別の世界の入口になっていたりして…

なんて思う気持ちも分かる気がする




そう言えば余談だが

白雪姫の物語で

王女様が鏡に問いかける場面が多くある


現実にあなたはだれと鏡に問いかけ続けると

狂ってしまうと聞いた事があるし

実際鏡ではなく友人だと思っていた人物に

問いかけられ続けたことがあるが

気が狂いそうだった

あれはよくない

白雪姫の王女様も心を病んでいそうだ




うん、やはりここは鏡で空を映そう

平和が1番

8/18/2023, 11:44:00 AM

誠実 

  勤勉 

  実直 

  剛毅 

  清廉  

  正直

  温厚 

  柔和 

  寛大 
  

 

  あなたは
  その背中で

  常に
  人としての生き方を
  教えてくれました

  そして
  最後に教えてくれたのが

  死への
  旅立ち方でした




  お父さん


  今日も
  あなたの
  愛の大きさを
  しみじみと思う
  わたしです


  あなたの
  娘であることを
  心から
  誇らしく思う
  わたしです






         # 誇らしさ(249)

8/18/2023, 11:43:52 AM

鏡…

本来は顔や髪型、立ち姿、後ろ姿を確認するための道具なのに、迷信や不吉な例えも多い神秘的な意味合いも兼ね備えてそこにある。

大きさや場所、装飾や照明で印象ががらりと変化するのも、面白い。

合せ鏡は良くない…とか、割れた鏡は縁起が良くない…とか、夜中に見ては行けない…とか誰が言い始めたのかも解らない不吉な言い伝えは、何となく守っている。

小説などでも、鏡の世界は氷のように冷たいと言われているので、こちらが生きている温もりのある世界なら、鏡の世界はもう一人の自分の偽物で、こちらの動きを、ただ真似ている造り物で、触ると冷たいのかもしれない。

鏡は見る日の気分で、自分が違って見えるので特に、顔や表情を確認するのは、とても意味がある大事な習慣だと思う。

悲しい時は見ないので、嬉しい!楽しい!時はより倍になるように髪型や表情をチェックする…もう一つ心して見る時は、怒り、恐れ、悔しい時。

多分、物凄く目をそむけたくなるような表情をして、頭から湯気が出ているはず…深呼吸、深呼吸、無理に笑わなくてもいいから、とにかく、深呼吸だ。

鏡は直接、自分と対面して確認できる便利な道具。

もう一つ、大切にしている鏡は…
(人の振り見て我が振り直せ)の言葉だ。

他人の行動や仕草を、自分に置き換えて確認できる忘れてはいけない気持ち。

迷信や不吉な意味合いではなく、全ての鏡には魔法が、もれなく付いていると思っている…どの場所で見たとしても、不完全を完全にしようとする目で、皆、見ているから。

毎朝必ず私は、洗面台の鏡を炭酸水で拭く。

どんなクリーナーよりも、一瞬で綺麗になって今日一日分の魔法が、かかると思うから!

鏡よ鏡…今日の私の一日は…


*読んで下さり ありがとうございます*

8/18/2023, 11:43:41 AM

『鏡』


もしも、おとぎ話のように僕が喋れたら
毎朝顔を合わせるお嬢さんに教えてあげたい。

毎朝、毎朝、僕の前で
「今日も寝癖が直らない」ってイラついたり、
「制服のネクタイの流行りの締め方がわからない」って頭を抱えたり、
「またニキビができちゃった」って嘆いたりしてるけどね。

僕は思うんだよ。

毎朝最後に「まぁ、いっか」ってニコッて笑うその顔が
1番キレイに映っているんだよって。

8/18/2023, 11:43:39 AM



 鏡の中に映る私は、ときおり笑う。
 目の奥は、いかにも意地悪く光る。

 鏡の中に映る私は、ときおり泣く。
 左目だけから涙を流し、右目は感情が窺えない。

 鏡の中に映る私は、ときおり無表情だ。
 笑う気力も泣く気力も、取り繕う余裕すらない。
 
 私の心の中と、鏡に映る私は別の人格だ。
 なぜって?
 心と表情が噛み合っていないから。

 笑いながら、心では泣いている。

 泣きながら、心では笑っている。
 
 感情を隠しながら、悪知恵を働かせている。

 鏡に映る私は、誰の感情を宿しているの?

8/18/2023, 11:42:40 AM

僕は、鏡を見るのがあまり好きじゃない。

そこには、みんながカッコいいと褒めてくれる姿は映るが、

僕の普通じゃない内面は、映してくれない。

だから、本当の僕を映してくれるのは、人だと思っている。

ある人に内面を見られたとき、その人は僕を受け入れてくれた。

僕はとても嬉しかった。

内面を受け入れてくれたのと同時に、存在も認めてくれた感じがした。

そして少しだけ、鏡を好きになれた気がした。

8/18/2023, 11:41:43 AM

『鏡』

太古より、鏡は神に祀られており、神具の1つです。
日常に溶け込んでいて特別感はあまり感じませんが、不思議で神秘的な物でもあります。

例えば、「鏡映反転」などは二千年以上前からの謎とされ、数々の天才たちが挑んできたテーマでもあるので、難解さすら宇宙レベルに思えてしまい、ますます神秘的な気がします。また、文学作品でも「鏡」がキーワードの作品も多いですよね。
鏡の魅力は、魔力のような神秘だけではなく、謎も深いからこそなのかもしれません。

8/18/2023, 11:39:12 AM



鏡を語る時の人の雄弁なことといったら

卑弥呼なら
ドラキュラなら
白雪姫の継母なら
ひみつのアッコちゃんなら
きっと違うだろうに

人を惑わすもの、鏡
私を見つめてクククッと笑っている

8/18/2023, 11:36:42 AM


鏡が好きじゃなかった。
博士が作成したクローンは数多くいるが、その中でも異様な顔立ちをしていた。目や鼻などの過不足はないものの、人間を元に見た際口元が特殊らしく、歯というものがなかった。
その代わり、強力な体液により食べ物を溶かすという食材の味が分からないクチだった。
気にしているのを勘付かれたのか、口元を隠す覆面を博士は作ってくれたため、そこに関しては現在大きくは気にしていない。
問題は顔色だった。他に比べて圧倒的に顔色が悪く、不健康的な見た目がどうにも気味が悪く好きになれなかった。皆は気にしなくても問題ないと言ってくれてはいるものの、青白い自らの肌を見てあまり良い気分はしなかった。
ある日、やはり「無感覚」という肩書きから、神経なども抜かれたような見た目にされてしまったのか。考えたくないが、どうしてもそのことが頭によぎって支配をしてくる。
「考え事かい?」
「ああ、慎太郎」
彼の名前は青鷺慎太郎。同僚みたいなものだ。基本的には、礼儀正しく安心感を与えるような声色と話し方。
「やあ神已。下を向いていたら視野が狭くなるよ。そんなのつまんないさ。俺が無理やり上を向かせてあげようか?」
ただしかなりの危険思考。
「お前に頼めば首の骨が心配だ」
「よく気づいたね。それで?悩み事?」
まあ正直こんなことを言うなんて贅沢すぎると思う。しかし無意識に口は動いていた。
「簡単に言えば肌色のことを考えていた。皆とは違うから多少気になってしまって」
「ふーん」
「すまない。ただ……少しだけ他人に共有をしたくて」
そう。それだけなんだ。それだけで十分。このことを自分一人で抱えていないという事実だけで救われる…
「神已のことだから解決しようとも考えてないでしょ?」
危険思考ではあるが、慎太郎について一つは分かっていることがある。
「全く考えていない」
「じゃあ俺から言えるのはこれだけだね。話してくれてありがとう」
彼は温もりがないわけではないことだ。
「こちらこそ。聞いてくれてありがとう」
その日をきっかけに、部屋の鏡を真っ直ぐ見れるようになった……ほんの少しの間。

8/18/2023, 11:35:35 AM

鏡に映った自分の顔が嫌い。

目、鼻、眉、輪郭、口、全部がコンプレックス。
どれだけ可愛くなろうとしても
心が満たされない。

マスクをつけて、前髪を伸ばして。
できる限り顔が見えないように
自分を保つ。

いつになったら自分は輝ける?
可愛い人たちみたいに、私だって、キラキラ輝きたい。

「自信を持って!女の子はみんなかわいいから!」

そんなわけ、ねぇだろ。


『鏡』

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