『鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
蛇の指輪を無くした 銀色で目は黒い石
鋭い眼差し
地味なので 見つからないかもしれない
サイズが合わなくて ゆるゆるだったので
散歩の帰り道に抜け落ちた
コンクリートの道 端には雑草の草むら
探しながら道をひきかえす
草むらから小さな蛇が出てきた
その首には無くした指輪が掛かっている!
それならあの蛇を指に巻き付けなきゃ
指は無理かも 手首にでも巻こう
何とか捕まえなきゃ
あの指輪は蛇になろうとしたのだ
石の目に意志を感じた (石だけに)
自分が何だか分からなくなる時はある
蛇みたいな外見なのに 蛇じゃないなんて
人の指に巻かれるし意味分からない 悩むよね
私も人間のような外見をしているけど
たまに自分が人間なのか人間のような何かなのか
自信が無くなるし 無理もない 分かる~!
君「なんか怒ってるでしょう〜。」
僕「今日は運が悪かったよ。」
君「そっか。」
僕「眼鏡をなくして見えなかったから」
君「うん」
僕「みんな僕が怒ってるように見えたみたいなんだ」
君「やっぱり〜。」
僕「君も僕が怒ってるように見える?」
僕「やっぱり僕もコンタクトにしょうかな。」
僕「どうだろう?」
僕「ねぇ君はどう思う?」
「また来るね。」
好きなことがあると突き詰めたくなる性格は昔から変わらない。
これがやりたい!と思えば、直ぐに始めている。形から入るから、道具は増える。やる気のあるうちに一気にやってしまう。
だけど自分のダメなところは、続かないという所だった。
何か、これをやったらこんなご褒美がある!とか、形にしてやる気を起こさせないとなかなか続かない。
最初は、そんな自分が嫌で落ち込んだけど、それをプラスに変えればいいんだと思える時があった。
続かないのではなく、
広く浅くを、モットーにしているから、次々に興味があることに挑戦しているんだ!
自分勝手な置き換えなのは分かっているけれど、自己肯定感を高めるにはそれが1番だ。
何も持続できなかった自分だけど、
その思いだけは、持続している。
浅く広く、世界を広げる。
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【お題】高く高く
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私は彼が好き。
だけど、話しかける勇気がないから、いつも遠くから見つめるだけ。
それでも、たまに交わる視線が嬉しくて、それだけで満足だったの。
それなのに、「気持ち悪い」だなんて傷付くじゃない。
そんなに鋭い眼差しで私を見ないでよ。
私がしたことは、そんなに悪いことだったの?
ねぇ、誰か教えてよ…。
「何怒ってるの?」
と私はいつも言われる。でも実際その通り怒っているのは数える程しかない。
なぜこんなことをしょっちゅう言われるかというと、私は元々目付きが悪いのだ。
つり目でつり眉、基本的に口角は下がっている。
何度も言うが、怒ってる訳では無い。ただの真顔だ。
ただその顔つきのせいで離れていった人は多い。
それに話しかけてくるような人も少ない。
初対面なら尚更だ。
つまり私は友達が少ないというかほぼ居ないことだ。
“ほぼ”というのも、私に対して唯一離れない友達が1人いる。
小学校からの腐れ縁で高校まで一緒のユウマだ。
学年でも人気の彼は私に特別話しかけてくることはないが、
ほかの友人と同じように私に接してくれる。
小学校低学年の頃は昼休みなど一緒に遊んだりもしたが、高学年になるにつれて彼は男子と遊び、私は図書室に行くことが増えて接点は劇的に減った。
彼にとっては私は沢山いる女友達の中の1人でしかないが、
私の中でユウマは特別な存在だった。
それは恋愛感情などではなく、ただずっと腐れ縁が続いている唯一の友人だからだ。
「ねぇ、あんたユウマの何なの?」
前述の通りユウマは学年の中で人気だ。
ユウマの事が好きな女子は多いし、噂ではファンクラブまであると聞いたこともある。
そんな中で小学校から一緒で、陽キャグループでもないのに声をかけられる私が邪魔なのか
派手な女子から問い詰められることがまれにある。
『漫画以外でこういうことってあるんだ』
と初めて呼び出された時は恐怖もあったが、真っ先にそう思ったものだ。
私はいつも通り
「ただの友達です」
と答える。私の地味な見た目もあってか、大体
「あんたみたいなやつユウマに似合わないから話しかけないでよ。目障り」
的なことを毎回言われ、去っていく。
今回も決めゼリフのようにその言葉を言われ、彼女らは満足げに帰って行った。
『少女漫画ならここでユウマが来るんだろうな』
とは言っても現実はそんなはずはない。
私はくるりと踵を返し自分の教室まで戻って行った。
帰り道、家の最寄り駅へと向かう電車の中で偶然ユウマと会った。
はたと目があい、私は昼間のこともあってか目を逸らす。
「ねぇなんでシカトするのー」
そんな私に対してユウマは話しかける。
「ユウマのファンに話すなって言われたから。ユウマに似合わないってさ。」
「そんなの気にすんなって〜。」
ヘラリと笑うユウマの顔を見て、何も言わずまたフイッと視線を逸らす。
「あ、さっきまで拗ねてたけど、今機嫌いいっしょ?」
なぜ分かるのか。ユウマはいつも私の感情を当てる。
「そんなことない」
読まれているのがなんだか恥ずかしくてうつ向く。
「………俺、ユキの目好きだな〜。カッコイイ狼みたいでさ」
私のことをユキと名前で呼ぶのは両親とユウマくらいだ。
肉親以外で呼ばれることは無いのでちょっとくすぐったい。
「狼は初めて言われた。私の目はカッコ良くは無いけど」
「ユキはさ、自分のこと卑下しすぎでしょー?もっと自信持ったらいいのに。それに俺はユキだから話しかけてんだよ?」
私は黙った。
嬉しい気持ちの反面、ユウマが眩しすぎて返事をするとキツいことを言ってしまいそうな気がしたから。
ユウマもそんな私の気持ちが伝わったのかは知らないが、それ以上何も言ってこず、二人一緒の方向に揺られながら最寄り駅に着いた。
「これからもさ、どんな態度取られても俺はユキの友達だからな」
改札を抜けてから急に声をかけられた。
ユウマの方を見ると、真剣な眼差しだ。
『なんでそんなこと言うんだろう?』
私は彼の意図が全く分からなかった。
「??…うん…?」
ユウマは私のキョトンとした顔を見てハハッと笑った。
「分かってないの?まぁ、そりゃ、分かんないか!」
本当に分からず引き続きキョトン顔を継続する私にユウマは相変わらずニコニコと私を見つめる。
「分からないならいいや〜、とりあえず外野がなんと言おうと俺らは友達だからね〜?」
私は人の感情を読み取ることが極めて苦手だが、さすがにこの言い方は馬鹿にされてる。
ギロリと無言で睨むと、ユウマは
「その目、好きだわ〜」
と言いヘラリと笑う。
「…変態?」
そう言った時の私の目を見て、彼は嬉しそうに笑ってこう言う。
「あ、また喜んでる〜」
【鋭い眼差し】~完~
個人的に柴咲コウさんの目付き大好きです。
私自身タレ目気味なので無い物ねだりなのです…笑
いつも♡︎ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
鋭い眼差し。
背が高いから
たまに
鋭い眼差しで
見られるなぁ。
鋭い眼差しの中には
言えない事が
たくさん
あるのかも?
その
刺すような眼差しから
発する 言葉
振り返れば
確かに
交わされた言葉は
否定的
眼光柔らかならば
言霊も暖かく
勇気を貰えるモノに
変わりますか?
鋭い眼差し
どうか私をそんな「鋭い眼差し」で見ないでほしい。
私は君に恋してはいけないんだ。
そんな資格はないんだから。
鋭い眼差し
私は目が嫌いだ。
怒った目や、
蔑むような目や、
笑って優しい目も嫌い。
目は訴えてくる。
それが強すぎて私は怖い。
目なんかなければいい。
それはそれで怖いからやだ。
これも習慣かしら。
寝起きの貴方を見て思う。
その「鋭い眼差し」は、
怒ってないって分かったの。
寝相の悪い貴方を見て、
私は無意識に手を動かす。
ポットの電源を入れて、
コップには珈琲を用意。
おはようの言葉は、まだ後でね。
鋭い眼差し
意図しないで、誰かに鋭い眼差しを向けてしまう‥。そんな経験の話です。
子供がまだ小学生のころ、
お母さん、凄い目で見てるよ、
と注意されたことがありました。
空いた電車の中、反対側の席に座る人を、意図せずに鋭い眼差しで
見ていたのを子供に注意されたのです。
はっと気づいて、恥ずかしくなりました。悩み事も多く、知らず知らずにそうなっていたのでしょう。
子供に教えられた、今でも心に残る経験です。
あれ以来、ずっと気をつけています。
普段とはあまりにも違った。
いつもはわたあめみたいに、ふわふわで甘い顔を見せる。
流行りのわたあめじゃなくて、昔ながらのやつ。
純真無垢な、真っ白の笑顔を君は見せる。
それが違う。
横から盗み見るように見た君の顔は違った。
まるで相手を刺すような眼で向こうを見る。
私だけだと思ってた。
貴方はいつもふわふわしてて、
何処かに飛んで行きそうだったから。
貴方の初めて見る顔が嬉しくて嬉しくて、
ほんとに嬉しくて。
君の手をぎゅっと握った。
#鋭い眼差し
「鋭い眼差し」
論文。
鋭い眼差しで、指摘をする教授。
そんな観点があったのかという、思いだった。
真剣な眼差し。
着眼点って色々とあって、世界って広いなと思う。
私もそんなふうに、文章の視点を、磨いて、
眼差しを優しく、そして、思いやりを持って
表現していきたい。
君の仕事の時の眼差しみたいな…
10.15
家の周りにはよく野良猫が出没している。何故野良だと断言するのかといえば、理由の一つは目つきが鋭いのだ。ずっと飼い猫だった個体に比べて、野良猫期間がある個体は目つきが鋭いように思う。
当然、警戒心も強い傾向があるので、猫派を自認する私がいくら撫でたいと思っても近づかせてくれるコには出会ったことがない。
しかし、一匹だけ不思議な行動をするコがいた。
数年前のことだ。
玄関を出たところで、そのコが日向ぼっこしているのを見つけた。向こうも私に気がついて、いつでも逃げ出せるように体勢を整えたのがわかった。
むやみに近づいて脅かすのもかわいそうだ。けどやっぱり可愛いな、とその場に立って見ていると、なんと向こうから近づいて来るではないか。
初めての行動に戸惑っている間に、足のすぐ脇をかすめてそのコはどこかへ行ってしまった。
また別の日。同じコが同じところにいるのを見つけた。今度も逃げない。これはもしかして撫でてもいいのか、と淡い期待をして私が一歩踏み出すと、そのコはあっという間に三歩分くらい距離をあける。期待はしょせん期待だなと思わず苦笑いして、何の気なしにその場へしゃがんだ。すると、また向こうから近づいて来る。手を出したい気持ちをこらえて見ていると、警戒しつつも膝のすぐ脇を通って行ってしまった。
ツンデレ猫。
撫でさせてはくれないけれど、至近をわざわざ歩いて行くそのコに私が着けた仮名だ。その後何回か遭遇したが、いつの間にか見かけなくなった。
鋭い眼差しの可愛いあのコは今どうしているだろうか。
お題:鋭い眼差し
あなたは一言だけ
「うそつき」
と言いました
僕は口が上手いから
色々な言葉を操って
様々な比喩や表現方法を使って
自分自身すら煙に巻く
騙し仰せた気になって
誤魔化しや、言い訳に塗れて
歪な形でバランスをとって生きている
なのに
あなたの飾らない真っ直ぐな眼差しに
いつも撃ち抜かれてしまいます
餌を片手にゲージへと近寄る。とぐろを巻いていた彼は、匂いを嗅ぎつけたのか身体をほどいて扉へと近付いてきた。じっとこちらを見ている……ように見える。実際はそこまで見えていないはずだけど。
逃げ出さないようにガラス扉を少しだけ開いて、餌を差し込んだ。
獣
鋭い眼光で
捕らえ
鋭い牙と爪
喉笛を
噛み砕き
引き裂いて上げる…
血を啜りて
潤して
肉を喰らい
欲の業
欲のまま
狂気と宴の快楽に…
孤独を纏う
衝動の残劇
感情は捨て
殺戮の狂者
生きる為の
知を獲る者
鋭い眼差し____
綺麗で、大きくて、優しい。
そんなあなたの目が怖いの。
ごめんね。
「鋭い眼差し」
私と歩くと 一緒に歩いている人も
変な目で見られるから
一緒にいない方がいい。
鋭い眼差し
鋭い眼差し隠し…
遠くから
あなたを見つめてる…
まわりからこわいと
言われて傷ついた経験が
あるの…
ホントは…
こわがりで臆病な
だけなのに…