『過ぎた日を想う』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつか想われる今日は
時計の針が奪い去った
後悔と納得の全部でここにある
「過ぎた日を想う」
子どもの頃の私って、実はすっごく健康だったんじゃない?
と思うのは、最近身体にガタがきている気がするから…
子どもが小さいとすぐ風邪が感染るのは今回はさておき、一度身体を痛めると同じところを同じように何度も痛める
治ったといっても、多分元に戻ることはないんだろうなあ。少し切ない
吹奏楽部に入っていた。毎日自主練に合奏に励んだ日々。入部当初は楽譜が殆ど読めなかった。パートはパーカッション。おかげでリズムは読めるようになったけど、音階は読めないので楽譜にドレミを書いていた。
初めての定期演奏会でステージに立った時、隣に先輩がついて一緒に楽譜を追ってくれた。
演奏会は日々の成果を発揮する晴れ舞台。重ねる毎に楽しくなっていった。緊張すると何故か欠伸が出てしまうおかしな体質も演奏会を通して知った。
部活に励んでいたあの頃が一番の青春だったな。
過ぎた日を想う
眠る。
急に重力が何倍にもなったように、身体が沈んでゆく。おもたい水のようなものの中にいる気がして、またか、と嫌な気配がする。濁流はごうごうと、強く、深く、私を押しのけようと体あたりをしてくる。それでも私は言葉を発することもせず、ただただそこにいる。渦の中に飲み込まれて、ずっと海に飲み込まれているようだ。
眼を開けば、きっとそこはいつの日かの記憶の中だ。射影機はカラカラと廻り、映画が写すモノクロは、鮮やかな色彩を映し出す。マイクで拾ったわけでもない音は、遠くの時計の針まで鮮明に聞こえてくる。それはひとつの道のように長い、長い物語だ。私が見たすべてが、何万年も巻き戻って、また再生される。主演は私、出演者はその他のすべて。
いつも隣で笑っていた彼も、その辺を歩いていた名無しの通行人も、みんないつかと寸分たがわず動き出す。
私は、自分で目を覚ますことは出来ない。
今、生きている、未来の出演者の誰かがこの上映を止めるまで、私が今を生きることは無いのだ。
さあ、
眼を開けろ。
眼を逸らすな。
眼を凝らせ。
逃げることは許されない。
私が、すべてを受け止めるまでこの上映は終わらないだろう。
何度も、何度も、何度も。
私を渦の中へと引きずり込む。
いつか、この眼が視えるようになるまで。
後悔もある。喜びもある。
戻りたいと思ったことは何度でも。
もしも戻ってしまえたら、今まで積み重ねた私はどこに行ってしまうのだろう?
無かった事になって、積み上げた物も想いもリセットされたら、今までの私は綺麗すっかり消えてしまう。
それは嫌だなと、ぼんやり思った。
END
「過ぎた日を想う」
過ぎた日を想う
過ぎた日を想うと…
胸が苦しくなるの
もう…戻ってやり直す
こともできないのだから
虚しい…
次の一歩を踏み出す勇気
があれば…過去も思い出に
変わるのにね
まだ、過去の中で生きている
いつの頃が私にとって
1番幸せだったのだろう
大好きな人と初めて遊びに行った日
大切な人と過ごした日
子供が生まれた日
息子が巣立っていった日
小さな幸せを重ねながら
過ぎた日を想う
過ぎた日を想うことは悪いことだとは思わない
でもその先を想うことも大事
【過ぎた日を想う】
懐かしく想うより
後悔や苦しい想いになるのは性分なのかな
どうせなら
過ぎた日を温かな気持ちで想いたいものだけど
そんな気持ちになれる過ぎた日は
思い浮かんではくれない
あれは任天堂DSの発売日だった
自宅を始発で出発して
いまはなき横浜ヨドバシカメラの開店前
地下一階のシャッターの前に座って並んだ
どうしても本体を手に入れて
やりたいゲームがあったんだ
何故あんな情熱が湧いていたのか
今となっては不思議なものだ
過ぎた日を想う
若いときは仕事で疲れていても
飢えや渇きを満たすためのエネルギーがあった
今は予防線ばかり張って
飢えてしまう前に 対策してしまってる自分に
ふと気が付かされてしまった
「過ぎた日を想う」
中学から不登校になって、勉強もろくにせず通信制高校に入学して同年代の子達と比べたら劣っている生活をしている。
あの時頑張っていればもしかしたら全日制の高校に行っていたかもしれない。
あの時勇気をだしていれば友達ももう少しいたかもしれない。
色々あの頃に思うことはあるけど私は休むという選択肢で良かったと感じた。
今だって何度も死にたくなって耐えてる。
あの頃は今以上に死にたかった。
本気で死のうとしてた。
でも、家から出ないし道具の準備も出来ずにメンタルが少し良くなった。
もしあのまま頑張っていたらもっとストレスが溜まっていつか本当に壊れてしまったかもしれない。
休んでも辛い思いはしたし、している。
でも、自分の命と精神をどうにか守ってきたのは私があの時無理だと思えたからだと思う。
最後まで読んでくださりありがとうございます(*´˘`*)
ここ数ヶ月の事を思い返していると、
色々なことがあったなぁとしみじみ思う。
自身の未熟さや至らなさを知ったり…
人から抱えきれないほどの優しさや心強い励ましを貰ったり…
勇気の大切さや本当の優しさを教えてもらったり…
人は一人では生きていけない。
それを改めて学んだ数ヶ月だった。
こうしてトータルで見ても、
人からいただいてばかりで、
ちゃんと返せているか不安になるくらいだ。
きっと足りない気がするので、
自分にできることで返していこうと思う。
人から教えてもらった尊いことも、
いつか還元出来れば幸いである。
────────────────────────
過ぎた日を想う
過ぎた日を想う
それはどれほどまでに無謀で無意味で残酷なことだろういくら過ぎた日を想い過去を想ってもその想いでさえも過去になる意味を成さない行為の繰り返しに成り変わる
今は会えない人を想像して
少しだけ切なくなったりする
そんな時間が増えるのが
秋の良さだったり、ね
#過ぎた日を想う
「過ぎた日を想う」
ありし日に浴びた怒声の向こう側
我の小さき背中が見える
【過ぎた日を想う】
遠い遠いあの日々は現実世界では
思い出したくも無い記憶しかないのに
どうしてかきみが関わった思い出だけ
色づいて煌めきが見えるほど
きみとの邂逅はいつ思い返しても
安らぎを与えてくれる
2024-10-06
こんなにも哀しくなるのは何故ですか?
あなたが欲しいと願った日から時は過ぎ
運命が表れるなんて馬鹿な嘘だね
人知れず恋は加速するのに
また間違えちゃったの
下り道がわからないまま
愛が欲しいのは願いですか?
知らないったら知らないの
私は忘れたはずなのに
どうしてあなたを想い出すのか
愛なんていらなかった
愛し合うなんて知らなかった
未熟な林檎は腐ってゆく
「過ぎた日を想う」
「過ぎた日を思ってもあの日は戻って来ないんだ。
現実を見なさい」
カレーうどんを啜りながら云う先輩。またやさぐれている。
「…今度は何をやらかしたんですか?」
「失礼な云い方を。今も後悔してるんだ。」
先輩はカレーうどんを啜り、うどんを飲み込んだ後、遠い目をした
「何に後悔してるんですか?」
「…限定販売の馬のフィギュアをだな、たった1日の勘違いで
予約を見逃したんだ。その予約券を昨日偶然みつけてしまってな…。」
予約券には202x年10月6日と記載されている。数年前の予約券。
「私は予約締め切りを10月7日と思い込んでいてな、
7日に店に行って予約をしようとレジでこの予約券を出したら
予約は昨日で締め切りましたので無効ですと…」
「私は慌てて締め切りを見たんだ。そしたら6日…6日…ふふふ」
「限定販売の馬のフィギュアて…そんなに欲しかったんですか?」
先輩は限定販売だった馬のフィギュアの画像を見せてきた。
「良い馬だろう?私はこの馬のファンなんだ。
中々黒い馬が居るのはない。鬣が格好良いだろう?
額に星形の模様があるんだ。写真集も集めている。
出場となればレースを見に行く。ふれあいがあればふれあいに行く。
その馬のフィギュアが出るとなれば、必然的に買わざる得ない。
しかもこの馬の原型師が動物のフィギュアを作らせたら敵う者はいないと云われている人が担当している。この原型師のファンでもある。
絶対的に手に入れたいのだよ」
超絶に語る先輩のスマホにファンだと馬とファンだと云う原型師の作品が次々と映し出されいく。ついでに先輩が集めているその原型師の
コレクションも見せ付けられている。
「しかし…私は絶対的ミスをしてはいけないミスをしてしまった」
「その言葉、仕事にも使って欲しい言葉ですよ。使う場所を間違えてます」
先輩の視線はスマホに向けられ、耳には届いていないようだ。
「…数週間後に呟きの方で馬が届いたと云う報告呟きを見てな…
この時ばかりは呟きを見るべきではなかったと後悔してな…。
あの日のことは今も忘れずにいるよ」
先輩は冷め始めたカレーうどんを再び啜り始めたのだった。
【過ぎた日を想う】*120*
昨日…
電車に揺られ海を見ながら少し遠いカフェへ
コーヒーパフェ美味しかったなぁ
その後少し見慣れない町をぶらり
それからまた電車に揺られ美味しい焼鳥とワインのお店へ
スパークリングワインも白ワインもビールも
フワッカリッの焼鳥も
美味でした♪
その後…家に帰るにはまだ早いかな〜なんて思っちゃって
行きつけの居酒屋へ1人で立ち寄り
ライム、レモンサワー、大将と日本酒で乾杯
お腹いっぱいだったので
おつまみは軽くトマトとチーズのジェノベーゼを
もしかしたら立ち寄るかもって前に話していたのを覚えてくれていて
何気に待ってましたという言葉をかけてもらえ
幸せな気持ちになりました
そして今日は…
スタバでチーズケーキを食べ
カラオケで声枯れるまで歌ってきました
心も体もスッキリ爽快!
明日からまた頑張れそうです
題 過ぎた日を想う
人って過去を懐かしむ度に、心苦しくなる事が多いと思うんだ。
私だってそうだ。何度、あの頃に戻りたいと思ったか。
大人になったことによって自由が増えた。その代わりに沢山の責任が付き纏うようになった。
もう子供の時のように無邪気に過ごすことは出来ない。この世界を純粋に見ることは出来ない。
あの頃に戻りたい、あの子に会いたい。
ああ、最悪だ…
最後にあの子の名前を呼びたかった。
そうしたらこんなに後悔をする事は無かったのに。