『過ぎた日を想う』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
良くあの時 声を掛けれたな
良くあの時 続けられたな
良くあの時 耐えたな
自分エラいえらい(輝)
何故あの時 ドジぶちかましたのか
なぜあの時 深夜テンションに身を任せたのか
何故あのとき もっとねだらなかったのか
なぜあのヴゥ〜ふぅ〜(涙)
たまには過去の作品振り返ってみれば?
あなたと出会ったあの日から何かが始まったの。でももう過ぎちゃった、、
過ぎた日を想う
歳を重ねると、本当に些細なことでも
すごくキラキラしてた事のように思い出す
高校の時、初めて手を繋いで歩いたこと
ぎゅーってされたこと
バイクの後ろに乗って
景色が飛んでるみたいに見えたこと
こうやって書いてると
あれもこれも思い出して
少し照れくさい気持ちになる
あの頃の私の気持ちを少しだけ思い出す
過ぎた日を想う
昨日は終わり、今日が来、明日を待つ
憧れた明日は、いつも残酷なほどに狭い
過ぎし日に馳せた願いを
志を、呟きを
想いを
私が忘れたとしても
期待などしなかったとしても
過去の栄光に縋り付いても
私は私以外になれないのだから
おまえは歩くしかないのだよと
あの日の母の言葉を想い
その先にあるのが絶望でも希望でも
私はきっとこうするだろうと
過ぎた日のことを想いながら
名残惜しさに潰えてゆく
「部活辞めます。今までありがとうございました。」
小学3年生から続けてきた野球。
高校1年の冬、僕は野球を辞めた。
まあ、理由は色々あって、野球への熱は冷め、小説を書くことに専念しようと思った。
まあ元野球部の身としては、休日なんてやることがなくて仕方がない。
なんとなく部屋の整理をしていたら、スポ小の卒団ムービーが出てきた。
まあ、見ていると思うこともあるわけで。
思い立ったがままに自転車を飛ばして今は廃校となった小学校へ。
始めて野球ボールを投げたブルペン、低くなったマウンド、剥がれかけのホームベース。
その一つ一つが懐かしくて。
スマホを構えながら、過ぎた日を想う。
ありがとう。
さようなら。
朝のうちはくもり空
静かな町を歩いていく
いつも吠える犬も
眠たそうにしていた
こんな朝早くに
起きるなんてこと
君といればなかった
甘えていた僕さ
過ぎた日を想う
繰り返し寄せる波のように
瞳を伏せて呟いた
別れの言葉
あの日から全てが
変わり果ててしまったんだ
それは悪いことじゃなく
気づき始めたから
朝のうちはくもり空
静かな町を歩いていく
少しずつ雲が
風に飛ばされていく
過ぎた日を想う
君をずっと傷つけていた
いつも謝るだけで変えられなかった
俺は自分勝手だと分かっていながら
君をずっと傷つけていたんだ
それでも微笑んでくれる君がいて
そんな君に俺は甘えていた
君の心の中は涙で溢れていたのに
君がいなくなって俺は
俺は今更後悔してるんだ
バカだよな
今とてつもなく君が恋しい
笑顔や声や抱きしめた温もりが忘れられない
こんなバカな俺の事は全て忘れてくれ
君に幸せな事が沢山あるよう祈ってる
「今ね、すごい甘えたい」
ずっとこのまま、
ふたりの身体が絡み合うままで
_過ぎた日を思う
温めたシナモンロールを食べたから過ぎた日が全て幸せに変わる
「過ぎた日を思う」
君と離れた日を未だ想う
仕方の無い事だったとしても
あの離され方はあんまりだ
僕はまだ君を想っていた
君も僕を想っていた
そうだろう?
193テーマ【過ぎた日を想う】
悲しいお話が出来上がりました(
“親の関係で強引的に離されたふたり“
という捉え方でお願いします
それでは、またいつか
意味はないと理解していながらも、想わずにはいられない。
粗雑に歩いてきたあの日々の道端に少しずつ落としていた後悔が拭えない。
─過ぎた日を想う─ #86
苦しんだ日を想う日は数あれど悔やんだことはなかったんだなぁ
過ぎた日を想う
母歴18年。
娘は間違いなく育て難かった。
神経質でこだわりがあり
ご機嫌斜めで、よく癇癪を起こした。
食に対する欲がなく
食べさせるのに苦労した。
やっと寝たと思ったら短時間で起きた。
空想のオバケちゃん達と皆で
お風呂に入るため、長風呂だった。
買い物など出先では、走り回ったり
駄々をこねることはなく
ひたすらしがみついて抱っこだった。
子育ては大変だったはずなのに
想い出すのは、写真で切り撮ったような
娘の笑顔ばかり。
今の不安な毎日も過去となり
そんなこともあったねと
一緒に笑い合えるのだろう。
過ぎた日を想う
過ぎてしまったたくさんの日々。
あの日には戻れない。
どれほど想っても過去でしかない。
変えられない戻れない。
後悔ばかりが募る。
過去より今や未来に目を向けるべきとよく耳にするが、それでも過去を想ってしまうのは何故だろう。
人間の性だろうか。
「美味しいですねえ、薮さんこれ、この栗の炊き込みご飯、絶品〜」
そうだろうそうだろう。
「ナラタケのお味噌汁も、ご飯に合う!ほっぺた、落ちます!美味しい〜」
当然だ、俺の料理の腕をもってすれば。これぐらいどうってことない。
「天才ですねえ、秋の季節の食材の良さをふんだんに引き出せますね、薮さんなら」
まーな! と内心では鼻たかだかだが、俺は平静を装って「いいから黙って食べなさい」とクールにあしらう。
部下の花畑に、ひょんなことから手弁当を食わせたことで、懐かれてしまった。お給料日前はカップ麺ばかりですと打ち明けられ、勢いで「そんな食生活はダメだ。うちに飯を食いに来るか?」と言ってしまった。
やばい、パワハラ兼セクハラで訴えられる!と思いきや、「良いんですか?薮さん、神!救世主!」と崇め奉られる始末。
そんなわけで、花畑を家に呼んで手料理でもてなすのが月末の習慣になってしまった。
「今日も大変ご馳走さまでした。美味しゅうございました」
手を合わせて花畑は頭を下げる。
「お粗末さま。たくさん食ってくれて、ありがとうな、作り甲斐あるよ」
「食べ甲斐があるお味だからですよー。ほんと、薮さんの料理、私いくらでも入りますもん」
なんでだろー、あ、私食器洗いますねーとシンクに立つ。俺はその姿をしげしげと見つめ、こいつ変わったなと思う。こんなに笑うやつじゃなかった。いつも面白くなさそうに仕事をこなしてた。そつなく立ち回り、周りの正社員のプライドに触らない程度に手を抜いて、ほどほどの仕事量を捌いていた。
もっとできるやつなのに、勿体ねえな。俺はそう思っていた。
料理を食わせてやる代わりと言ってはなんだが、花畑に俺の直属で働いてみろと水を向けた。コピー取りとかじゃない、創造性のある仕事を任せてみたくなった。
今、花畑はおはなばたけとは呼ばれなくなってきた。職場で。
しめしめ。
……でもまぁ、ふにゃふにゃと適当に手を抜いて、学生バイトみたいにサボることを考えてる頃のこいつも懐かしい気もするな。
俺の視線に気づいたか、花畑は「なんです?」と聞いた。
「いやーー、冷やしておいたプリン、食べるか?」
「手作りの?食べますっ」
諸手をあげてはいはいっと花畑は飛び上がった。
俺は笑って一個だけだぞと釘を刺した。
「やぶと花畑3」
#過ぎた日を思う
過ぎた日を想う
休んどけばよかった
休めるだけ休めばよかった
過ぎた日を思う
現在を生きる私が過去を振り返るとき、大抵は過ぎた日のあたたかで優しかった日々に心を巡らせていることが多い。
いつしか愛し愛された遠い記憶の森へと舞い戻り、すり減り萎みかけた私の一部を修繕するためだ。
それは私の腹を擦る母のか細く白い指だったり、頭を撫でる父の分厚く大きな手だったり、姉が差し出す色とりどりの飴玉だったりと、その時々で違うけれど。
気付けば未来へと自然に思いを馳せている私がいる。
そこで初めて知るのだ。
自分がそれほどまでに消耗していたことを。
過ぎた日を思うことは、私にとっての手当であり、治療の意味を持つらしい。
お題
過ぎた日を思う
息をするように、「好きだよ」
「可愛いね」なんて日常茶讃辞。
キスしたいと思ったときに
いつでもあなたにキスができた
そんな日々が
もう過去になって久しい。
恋が、恋しい。
〈過ぎた日を思う〉
「過ぎた日を想う」
振り返っても、後悔しても、あの日には戻れない。
あの時こうしたら。もしこう言えば。
タラレバはキリがなくて、後悔ばかりの日々。
あの時、貴方を引き止めたかった。
「別れたくない」「私を選んで」「あの娘の所になんか行かないで」
溢れる言葉は沢山あったのに、何一つ言えなかった。
多分、私が引き止めれば貴方は私を選んでくれた。
「俺と一緒に···」その続きを飲み込ませたのは私。
だって、私は貴方が居なくても生きていけるから。
貴方が居なかったら、辛いけど、でも笑えるし、自分の人生を楽しめる。
でもあの娘は、私が持っていない、儚さと、危うさを抱えてる。
精一杯強がってるけど、貴方が居ないと駄目で。
愛情だか、依存だか、独占欲だか。
何なのかはわからない。
でも、貴方が居ないと駄目な事は確かで。
だから、言えない。言えなかった。
「私は大丈夫だから、行ってあげて。」
貴方は言葉を飲み込んで。でも、一言だけ。
「オマエはいつもそうやな」
責めるように、諦めるように。
私も、貴方も、沢山の言葉や気持を飲み込んだ。
不器用だったけど、精一杯誠実であろうとした。
今振り返ると、実はあの娘は意外としたたかだし、私も決して強い人間ではなかった。
でも、人を犠牲にする自分でいるか、貴方と居ることを選ぶか、って言われたら。
きっと毎回葛藤する。悩んで、苦しんで、泣いて。
でも、毎回同じ道を選ぶと思う。
絶対に後悔はするけど。せめて自分の気持位は伝えたいって思うけど。伝えるべきだと思うけど。
でも、過ぎた日を想う時に、自分を好きでいたいから。誇れる自分でいたいから。
だから、私はきっと同じ道を選ぶ。
─── 過ぎた日を想う ───
過去から未来へ続く呼吸