『透明な水』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
濁りのない綺麗な水。透き通っていて、不純物のない……かつての私も、こういう感じだったのだろうか。
気分転換にやってきた山の湧き水をすくって、私はしばらく考えた。
生まれたばかりの私も、混じりけのない水で、でもいろんなものに触れあって、いつの間にか濁っていった。
山からの湧き水は酷く冷たく、でも柔らかかった。
不純物を今から取り除くというのは、難しいものだろうか。
私はただ透明な湧き水に指をつける。
私は汚れきってしまった。疲れたのだ。
だから、もう最期にしようと、この人気のない山の中に入った。
でも、ここには人の手のおよんでいない、綺麗な自然があって、こんなふうに綺麗な水もあって、綺麗な空気が漂っている。
今の私は、自ら命を断ちたいというどす黒い淀んだ心だけれども。
透明な水から指先を離す。なんだか、少しだけ心が透明になった気がしたから。
もう少しだけ、生きてみようかな。
適当に歩いてきた山道を私は戻る。足元には透明な水が帰り道を示してくれていた。
【透明な水】
「透明な水」
無色透明なもの
遠くが透き通って見える
その透き通った世界は
現実の腐りきった世界と違って綺麗な世界
ひとつの透明なガラスに入った透明な水
それは水の塊と共に溶け
雪の溶けた跡のような水滴が
ガラスに張り付いて様々な光景を見せてくれる
無色透明で無味無臭の特徴のない水
生命には必要不可欠なもの
だがそれはひとつの世界が宿っていて
とても素敵なものなのだ
早苗「喉かわいた~。何かないかい?」
翔吾「ただの透明な水ならある」
早苗「ただの透明な水。緑か茶色にならないかな?」
翔吾「ならない」
早苗「ならないのか」
「透明な水」
透明な水は何にでも変えられる💧
透明な水に色はついていない。
水はどんなところで使われるか。
例えば、【絵の具🖌】
絵の具では沢山の色に変えられる🌈
透明な水は人間と同じだと思う。
何もない、分からない状態から始まって
沢山の知識〔色で〕染まってゆく。💐
だから、沢山の色で染っていきたいと思う。
なんか真面目になってしまいました笑
良ければ♥お願いします🙏🙇
透明な水のように…嘘も妬みも…全部全部が…なくなればいいのに…
透き通ったきれいな…何色にもなれる…
そんな関係になりたかった…
すけるような透明の水
それを眺めていると心が洗われる感じだ。
スピリチュアル的な?
ドロドロした気持ちが洗い流されていく。
でも…
少し時間がたつと、またドロドロした気持ちになる
ずっと透き通った心を持ち続けるのは大変だ。
ストレス社会だから仕方ないのかな?
私の心は泥沼のよう。
透明な水。
花は、水を吸いながら
何を想い、生きているのだろうか。
その透明な空間に
花びらからかもしだす空気を
そっとこぼす。
もし触れられるなら
触れてみたい 空気の泡。
水。どうしてキレイだと
安全だと認識してるのだろうか。
私達、人間も水を持つ生き物だけど
どこまでキレイかなんて
はかりしれないだろう。
色鬼やろ!
鬼は色を言って、皆んなはその色にタッチするの!
鬼に捕まる前に指定の色に触ってね!
色に触る前に捕まったらアウトだよ!
『いろ、いろ、何色?
なんでもいいから言ってみろ!』
透明!!
「え? 透明?」
「は?無理じゃん」
「透明?そんなの簡単じゃん!
空気だよ!」
「あぁそっか!みんな触れるじゃん!」
「えぇ?!そんなのずるいよ!触ってないもん!
はい!タッチ!」
「だって触れられねぇもん!お前の方がずるいよ!」
ジャー…
「公園の水道の音だ!お前なにやってんの?」
「え? ほら「透明」に触れてるの!
これはセーフでしょ?」
–透明な水–
『透明な水』
透明な水のような心でいられたら
心に映る景色はどんなでしょう?
水面のように逆さまならば
美しい景色になるかしら
水面のようにさざ波立てば
すべて歪んでしまうかしら
透明な水のような心でいられたら
心に映るあなたはどんなでしょう?
透明な水。
透明な水で
口を
潤したら、
身も心も
透明に
なるかな?
暑い時は
透明な水で
身体中を
ずぶ濡れにしたい。
真っ黒なインクを一滴、おまえに垂らしてしまった気がしている。
それが、オレの最大の罪。
おまえは、絶望的に綺麗だったから。オレのせいで、汚れてしまったように思う。
でも、こうも思うんだ。オレごときが、おまえを汚せるはずがないって。
オレという無理難題を解き続けるおまえは、きっと間違わない奴だからな。
透明な水
あなたの澄んだお水は
キラキラと輝いているの…
でも
気付かれなくて
…
かなしい…
透明なお水は
あなたを求めているわ
透明感はあなたの
魅力…
わたしの心を
助けているわ…
ありがとう
透明な水
ただ透明な水……
そこには、思惑が隠れていたり
明白な○意や、浄化するための工夫だったり
相反するものが、同じように見える
透明だから、〇〇だからではなく
自分の五感を使って
物事を理解していきたいものだ
見えるものすべて同じかもしれないけど
中身が同じとはかぎらないのだから
茹だっていても冷えていても常温でも変わらない。
友達から始まったわたしたちも特に変わらない。
当たり前は物によって変わるってほんとだ
"透明な水"
透明な水____
透明。
綺麗で美しい。
でも、気持ち悪い気もする。
インスタで写真始めました。
よかったらみてみてください→daiz1806
『透明な水』
綺麗だな、と思った。
触れようとしたら、それは危険だと怒られた。
触れてはいけないらしい。
納得がいかなくてうなっていたら、
何かを見せてくれた。
そして、それを水の中に落とす。
それは、じゅっ、と音をたてて溶けた。
これは確かに危ない。
教えてくれてありがとう。
礼を言って別れたけど、今になってふと思う。
あれは水が特別だったのか、
それとも、その『何か』が特別だったのか。
[透明な水]
波のない海を抱える
あたしの心に
無造作に投げこまれた小石
水面に浮かんだ王冠は
静かに静かに広がり
くずれ
たちまちあたしの心は
ざわめきはじめる
透明な水を飲むと、自分も透明になる。つまり、透明マント。すなわち、透明タイル。すなわち、おじさん。
自分は、どんな色にもそまれるようになりたい
透明な水
澄んでいる水
美しい水
光を反射してきらきらと輝いている水
なのに、私の顔をうつした途端
なんだか濁った気がした。
あぁ、私が醜いから。
水さえも濁らしてしまうのだろうか。
水にうつった私の顔。
いたたまれなくなってばしゃんと水をはたいたら
私の顔はぐにゃりと歪んでもっと醜くなった。
ぽろぽろ涙を零す。
私の涙は、こんなにも、透明なのに...。
「透明な水」