『踊るように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「踊るように」
ぎこちないフォークダンスのように
あなたの事を知っていき
ワルツのようにそっと寄り添って
ルンバのように情熱的に愛し合い
時にはブレイクダンスのように激しくぶつかって
色々な曲を踊るようにあなたとの人生を歩みたい
騙されて、騙されて、気付かぬふりをして。
あなたがわたしに興味ないことは知っているけれど、
わたしは今日も両思いのふりをする。
#踊るように
【書く練習】
本日、何も浮かばない
取り合えず踊ってみる
何も浮かばない
すらすらと言葉が浮かんだらいいのだけど
何も浮かばない
ちょっと無力感
ちょっと書けないことが苦しい
そんな気負うもんじゃなかったはずなのに
ムリないようにって決めてたのに
いざ書けないと、ダメな気になってしまう
書けなくったって、誰が責めるわけでもないのに
自分が責めてしまう
なんのために書いてるんだっけ?
書くことが義務になるなら、書かない方が良いのかもしれないな
踊るように
「……ゃ」
「え?何?」
「好きやっ!」
「は?す〇家……?」
「ちがうわ!ドアホ!!」
「いでっ!」
「あ、ね、ねぇ、」
「何ー?」
「す、好きな人とか、おる?」
「好きな人〜?友達全員!!」
「そっちやない!!!」
「いたぁっ?!」
「…タイプ何、?」
「タイプぅ?僕のー?あー、心理テストとかでよく『貴方はド天然タイプです!』って書いてる!」
「なんでそうなるんや!!」
「痛いぃ〜!」
最近、頭を叩かれてます……。
心は踊ってるけどね??
君は気づいてないみたいだけど、僕は天然じゃないよ?鈍感でもないし。
僕も君のこと好きだし。
君の心に気づいてる。
僕の心は踊っている。
踊るように人並みをすり抜けていくあなたの背中しか見なければもう少し疲れずに歩けるかもしれない
「High jump」
君がどれだけ努力していたのかを、どれだけのことを我慢していたのかを、知っている。
僕はただ、祈ることしか出来ない。
そりゃ、良い結果を残せたら最高だ。
だけど、僕が祈っているのは、君が怪我をしないこと。
こんなこと、本人にはとてもじゃないけど言えない。怪我をしてサッカーを辞めた僕に気を遣ってしまうだろうから。
君がチラリと僕を見る。
右手を挙げて、踏み出す。
走って、走って、跳んで、くるりと一回転。
まるで翼が生えているかのように。
そして、すぐに僕の方を見る。
真っ直ぐに伸びた背筋。
満開のひまわりのような笑顔で。
それを見て、やっと僕は息が出来る。
それなのに、眩しくて、眩しくて、君がそのまま空に吸い込まれてしまいそうで、胸の奥が痛い。
────踊るように
【踊るように】
「ねえ。」
「どした?」
「やっぱり、なんでもないや。」
「なんなのそれ。」
春樹はまだこちらを見ている。
「美香。」
「だからーなんなの?」
「もし俺が美香のことが好きだって言ったらどうする?」
「どーもこーもないでしょ。だって友達でしょ?嬉しいよ。ふつーに。」
「ん。そっか。」
「?」
もう1度春樹のほうを見ると、顔をそらされた。よく見えなかったが春樹の顔が赤くなっていた気がした。
(本当になんなのあいつ…まさか、そんな訳ないよね?)
私の心が踊り出したような気がした。
今日は早起きして踊るように遠出をしようと思っていたのですが、体調不良の為、臥せっておりました。
車で一時間程、ガーッといったら、海があったり山があったりするThe大自然な所があって、そこへ行こうと計画していたんですが...まぁまた今度に。
人は弱ってくると自然を求めるのかもしれないねぇ...と言ったところで、今日はこの辺で。
まだ暑い日もあるでしょうから、皆様はどうかご自愛の上お過ごし下さいませ。
踊るように
風に乗って
くるくると回る木の葉を
何の感情もなく見ていた
今は何も考えたくなかった
人間には幸せな時と不幸せな時があって
自分は今
間違いなく不幸せな時だった
何も考えないのは逃げだろうか
この木の葉のように
風に逆らうことなく
手のひらで踊っていられたら
幸せだろうか
いいや
逆らいたい
自分の幸せは自分で決めたい
不幸せな運命を断ち切るように
踊るように回る木の葉を踏み付けた
「踊るように」
静かな町の片隅に、小さなダンススタジオがあった。白い壁に囲まれたその空間は、日差しが差し込むとキラキラと輝き、まるで夢の中のようだった。スタジオの主、佐藤美咲は、毎日ここで生徒たちにダンスを教えていた。彼女自身もまた、踊ることが大好きだった。
美咲は、幼い頃からダンスに魅了されていた。彼女の母は元バレリーナで、家の中にはいつも音楽が流れていた。母の優雅な姿を見て育った美咲は、自然と自分も踊りたいと思うようになった。彼女は毎日、母の背中を追いかけるように練習を重ねた。
ある日、スタジオに新しい生徒がやってきた。名前は健太。彼は内気で、初めてのダンスレッスンに緊張している様子だった。美咲は彼に優しく声をかけ、少しずつ心を開いてもらうことにした。レッスンが進むにつれ、健太は少しずつ自信を持ち始め、彼の動きは次第に生き生きとしてきた。
「踊ることは、自分を表現することなんだよ」と美咲は言った。
「心を開いて、自由に動いてみて。」
健太はその言葉に勇気をもらい、次第に自分の殻を破っていった。彼の踊りは、まるで彼自身が解放されていくようだった。美咲はその姿を見て、嬉しさがこみ上げてきた。彼女は、ダンスが持つ力を改めて実感した。
数週間後、スタジオでは発表会の準備が始まった。美咲は生徒たちに、自分の思いを込めた作品を踊るように指導した。健太もその一員として、舞台に立つことになった。彼は最初は不安だったが、美咲の励ましを受けて、少しずつ自信を持つようになった。
発表会の日、スタジオは緊張感に包まれていた。美咲は生徒たちを見守りながら、心の中で祈った。「みんなが自分を表現できるように、楽しんで踊れますように。」そして、いよいよ健太の出番がやってきた。
舞台の上で、健太は一瞬の静寂の後、音楽に合わせて踊り始めた。彼の動きは、最初はぎこちなく感じたが、次第にリズムに乗り、彼自身の感情が溢れ出してきた。観客の視線が彼に集中し、彼はその期待に応えるように、全力で踊った。
美咲はその姿を見て、胸が熱くなった。健太はまるで、彼自身の心の中の世界を表現しているかのようだった。彼の踊りは、観客の心を掴み、会場は拍手で包まれた。健太は最後のポーズを決めた瞬間、会場は大きな拍手に包まれた。発表会が終わり、健太は満面の笑みを浮かべていた。
「美咲先生、ありがとうございました!踊ることがこんなに楽しいなんて、知らなかったです!」
美咲はその言葉に心から嬉しさを感じた。
「あなたが自分を表現できたことが何よりも大切だよ。これからも、踊り続けてね」
その後も、健太はスタジオに通い続け、ダンスを楽しむことを忘れなかった。彼は美咲の教えを胸に、仲間たちと共に成長していった。美咲は、彼らの成長を見守りながら、自分自身もまた、踊ることの喜びを再確認していた。
ダンスはただの動きではなく、心の表現であり、他者とのつながりを生むものだ。美咲はそれを教え続け、彼女のスタジオはいつも笑顔と音楽に満ちていた。踊るように生きること、それは美咲にとって、何よりの幸せだった。
立花馨
蝶が飛んでいる。
ヒラヒラと踊るように飛ぶ姿はいつ見ても美しい。
「好きな虫は何?」と尋ねられたら、私は迷わず「蝶」と答える。
どれくらい好きかと言うと、蝶を見かけただけで重い足取りが、踊るような足取りに変わってしまうくらい好きだ。
特に、アゲハ蝶科が好ましい。
アオスジアゲハやクロアゲハが持つ羽の美しさは、筆舌に尽くしがたい。
神は細部に宿るというが、本当にその通りだと思う。
そんな愛おしい蝶だが、彼らの飛び方はユニークだ。
真っ直ぐ緩やかに飛んでいたかと思えば、急にスピードを上げたり、ジグザグ飛行したりと、こちらの予想の斜め上をいく。
蝶道などの関係にもよるのだろうが、パターンがまったく読めない。
邪魔にならないよう道の脇に避けても、飛び込んでくるのだから驚きだ。でも、そういう不思議なところも愛おしい。好きという感情も面白いものだ。
前は良く出会っていたのだが、生活時間が変わってからは滅多に会えなくなってしまった。
どうやら蝶たちの時間とズレてしまったことが原因らしい。
時間が変わるだけで、出会えなくなるものは多い。
出会うことは、当たり前ではないのだとしみじみ思う。
綺麗なものや美しいもの、不思議なものに出会う時、或いはそれについて思いを馳せる時、私は好きなアーティストの歌詞が頭に浮かんでいる。
「君に驚異と 敬意で考える」
森羅万象を思う上でも、この言葉以上に相応しい言葉を私は知らない。
故に、私にとってこの言葉はお守りだ。
この世界に対して、優しい目を忘れない為の大切なお守り。
優しい目で軽やかにこの世界を行けば、素敵なものはそこかしこに見つかる。それを幸せと人はいうのかもしれない。
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踊るように
踊るように
今ごろ彼女は何をしてるだろうか。
考えているだけで夜が明けそうなほど僕は彼女のことを考えてしまう。早く寝ないと。明日は大事なテストがあるのに。
彼女はちゃんと勉強したのだろうか。そんなことを気になりだしたらキリがない。今何時なのか分からないまま、僕は彼女を考えながら眠った。
朝起きると、彼女からLINEが来ていた。
「おはよー今日テストだよ勉強した?」
『おはよーしたよ』
「まじ?私何もしてないよ」
『また赤点?』
「どうだろうね」
『じゃあ学校で』
「はーい」
なんて会話をして朝からにやけてしまった。
心が踊るように動いて痛くなるほどだった。
踊るように舞う
踊るように酔う
お酒に酔ったら色々踊るように動いてしまう!
がっかりだ!
お酒に溺れ無いようにしなきゃ!
ワン、ツー、スリー。
初めてだからついついバランスを崩してしまう。
ばたん、と倒れ込む君を受け止める。
ごめんねと軽い謝罪をしつつ、再度2人で立ち上がる。
もうこの手を離さないようにと。
ツギハギだらけの体を隠すように、
純白のチュールのドレスが揺れている。
見た目だけで見れば重さがありそう。
まぁ、今の彼女は皮膚と骨しかないから、
とんでもなく軽いのだけれど。
レコードから流れる音楽に合わせ、歩数を合わせる。
自分の手で工夫してよかった。
日本は火葬文化だもんね。
人の体が、粉しか残らないなんて残酷だよね。
聞き慣れたサイレント、赤のランプが当たりを照らす。
フィナーレだ。彼女を抱きしめる。
二度と会えない現実から逃げるように、
油の海にマッチを投げた。
、踊るように
作品No.160【2024/09/07 テーマ:踊るように】
誰かの手の上で踊る
そんなふうに
一生を終えたら
楽だろうなぁ
あと何曲踊ったら
あと何人踊ったら
あなたは私の手を取ってくれるのか
笑みを浮かべるその横顔は
狂おしいほど美しい
柔らかく伸びるその指に
触れる日を今も待ち望む
あなたが私の手を取ることはことはありえない
それは同じ向きの手袋のようなもの
それは噛み合わない歯車のようなもの
だけど
貴女を想うこの心だけが
今も確かに拍動している
跳ねるように踊るように
 ̄[踊るように]
踊るように
人生なんて刹那だから…
そう云って、私に声を掛けてくれたね…こうして出逢えたのも、何かの縁だから…
人生は、エンドレスな、ダンスみたいだと思って…なんだか判らないけれど、その、不思議なパワーで、それぞれの舞台で、踊るんじゃないかな…踊りには、パートナーが必要で、それが、君だと思っているから…
そう云われて、何となく手を差し出した…微かな戸惑いと、不安なんかあるけれど…でも、あなたとなら…
敵の足元にライフル乱射して「ははは! 踊れ踊れ!」っていうのやってみたい。
……だけど僕にはライフルがない。踊らせたいような敵もない。
心はいつでも半開き、伝える言葉が残される。
あぁあ〜、あぁ〜⤴︎
え? もういい? そっか。そんじゃ、また明日。
お題『踊るように』
太陽が西に沈む頃、普段静かな町の小さな神社に灯りが集まり笛や太鼓、歌声が聞こえました。
賑やかな音に誘われて行くと数十人が大きな櫓を囲んで盆踊りを楽しんでました。
いつの間にか私も周りの真似をしながら何周も回っていました。
そして、何年か経ち私は櫓の上で太鼓を叩く様になっていました。
人生何があるかわからないですね。
「踊るように」
僕の村には定期的に開催される祭りがある。
それは死者を弔うもので日本の葬式のようなものだ。
村の長老が無くなった。
誰よりも村のことを思う人だった。
長老には夢があった。
それは「自分が死んだ時、悲しみに涙をするのではなく
笑って見送って欲しい」というものだった。
長老は悲観的なことが嫌いだった。
知人が無くなったら悲しいものだ。
皆涙し、踊って弔う。
その日は長老の弔い日。
笑って送って欲しいという長老の願いにみなが答えた。
踊りながら村のみんなは
「長老、今までありがとう。」
「あの世でも幸せに!」
「村のことは私たちに任せろ!」
皆が長老への最後の言葉をかけていた。
皆、終始笑顔で楽しそうに
踊る彼らの目には涙が流れていた。
〜Ending〜
In,Gandhara,Gandhara
They say it was india
Gandhara,Gandhara
愛の村 ガンダーラ