『踊るように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
・3.『踊るように』
学校からの帰り道、桜の花びらが地面に沢山舞っていた
風でクルクルと踊っているようだった。
そう思ったがもうそんなことを嬉しそうに報告しても
お前はいいよな、中学生にもなって頭の中がカラッポだもんな
って言われそうで。特に父親には。
ただいま
とだけ。
【続く】
「踊るように」
音楽に合わせて踊るように身体を回したり、ジャンプをしたりなどしながらスキップするの。
気分が良くて空もすごく綺麗。
でも気づいたら海にいたの。
一度は立ち止まってみたものの誰かに呼ばれた気がしてまた音楽に合わせて踊るようにスキップしながら静かな海の中に消えてくの。
「今度は誰かに愛される人になりたいな」って思いを込めて。
私は今日もピアノを引く
今日は洋楽でも引こうかな
そうして私はトムソン椅子に腰をかける
ゆっくりと鍵盤蓋を上げ
自分のペースでピアノを弾いていく
•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎
段々とスピードか早くなり
まるで
ピアノ自体が歌っていて
踊り子のように踊っているようだった
見たことのない景色を見た時
大好きなあなたからのLINEが来た時
誰かの為になれた時
想像以上に美味しいパンが焼けた時
「ありがとう」って言われた時
自分自身を超えられた時
明日が来るのが楽しみになった時
幸せを噛み締めた時
"生きてる"ってこういうことなんだって
色んな一瞬一瞬が私の心を踊らせる
#踊るように
踊るように 歌うように
描くように 祈るように
一文字一文字に命が吹き込まれる。そうして文ができ、本が生まれる。根っからの本好きな私にとっては、本とはちいさな魔法だ。様々な事柄に追われる日常を、言葉と物語で支える魔法。
本は私を直接助けてくれるようなヒーローではない。でも、幸せになれる魔法を教えてくれる。本を読んでいないときだって、それはいつも私を元気づけてくれた。
だから私は今日も本を読む。
これは、私から本へのほんのささやかな感謝の手紙だ。
踊るように
クイッククイック
スロー
贈りものです、ご友人
【踊るように】
イヤホンで耳塞いで
跳ねた音の粒を辿る
誰にどんな目で見られても
世界を素敵に渡る方法
2024-09-07
─── 踊るように ───
燃え上がれ燃え続けろ
煙火は天まで届け
最後の輝きを見せて
鉄のにおいと血のにおいと
流す涙は何色か
全てを身に纏い足掻き苦しめ
私が見ていてあげる
今日のお題。踊るように。
はじけ鍵盤
乗せるアクセント
ステップ刻んで
熱いクレッシェンド
タンゴを魅せる
聞く人見た人
踊るような
今はピアノに
全てこめて
ちなみにこの後思いっきり間違えて先生にお咎め喰らった
作者がここに。皆さんはやる機会あっても楽譜忘れるほど
全部込めないように注意してくださいね!
「もう少し身を預けて頂けますか?」
「こう、ですか?」
「ええ。貴女は大変筋が良い。その夜会服もよくお似合いです」
「·····お上手ですのね。どうせ皆さんにそう仰ってるんでしょう?」
「――まさか。私は本当の事を言っているだけです」
淡い微笑みと共に齎されたのは、甘く、だが酷く真っ直ぐな言葉だった。
聞いた事の無い音楽だった。
だから壁の花でいたのに。そもそも私の身長ではパートナーはなかなか見つからない。なのにその人は、ごくごく自然に私に手を差し出してきてこう言ったのだ。
「踊っていただけますか?」と。
「·····どうして私を選んで下さったの?」
「恥ずかしながら、私もこの曲で踊るのは初めてなんです。どうしようか迷っていたら壁の花になっている貴女を見つけました」
「その割には慣れていらっしゃるわ」
「そうでしょうか。貴女が心地よく踊って下さってるならこんなに嬉しいことはない」
「·····」
歯の浮くような台詞だ。けれどその言葉に偽りは無いのだろう。眼差しや、声の深みでそれくらいは分かる。少し、興味を持った。
「いつも、思っていました」
「?」
「踊るように歩いていらっしゃる、と」
「·····はは、そんなつもりは無いのですが。あの子にも浮ついているとよく言われて·····」
「違います」
「違う?」
「·····その、所作が優雅で、美しいと、ずっと思っていたのです。歩き方だけでなく、戦場にいる時、も·····」
あの方の隣に、ずっといただけの事はあると――。
「ああ、ごめんなさい。私ったら何を·····」
離そうとした手を握り返された。
「ありがとうございます。まさか貴女にそういう風に見られていたとは」
「·····」
本当の事ですもの。そう言おうと顔を上げたのに、言葉が出て来ない。なぜなら彼は、私を見つめて·····今にも泣き出しそうに眉を寄せたから。
「·····」
儚く消えてしまいそうな微笑みは、私の胸にさざ波を引き起こす。
「貴女とこうして話が出来て良かった」
「私もです」
曲が終わる。フェードアウトする音楽に促されるように、人々が散っていく。
寄り添っていた二人の体もゆっくり離れていく。
彼は優雅に一礼すると、ゆったりとした足取りでバルコニーへと消えていく。その姿すらダンスの続きのようだ。
彼の姿を見たのは、それが最後だった。
END
「踊るように」
はじめまして!
歌詞や独り言や好きな名言など書きますのでよろしくねん
私はピアノの天才、今日は発表会の日
やはりお父様もお母様もいない
まぁ、どうせ金賞だからね
そう思って発表会は始まった
まずは私の挨拶、私の演奏そして次に凡人たちの番
そろそろ凡人たちを見飽きていた時、とある男の子が私を魅了させていた
その子はさも凡人のようだが、私より遥かに上の”なにか”を持っていた
彼の演奏は踊るように、そして完璧で音が跳ねていた
彼が戻ってきた時、私は思わず声をかけていた
彼の演奏に恋をしてしまったのだ
〘 踊るように〙
「踊るように」(一行詩)
踊るように筆は伸びてはみ出す
◆
くるくる踊るように酒の蓋は回ります
◆
一升瓶は踊るように倒れていく
◆
緑色の渦巻きは今が狙撃態勢 煙が踊るようにな
◆
踊り場に駒の仕合が踊るように回り出す
◆
指先は踊るようにキーボードを叩き打つ
あ、牛乳買いに行かないと
そっと立ち上がると目の前が歪んだ
ぐらぐら崩れる視界
倒れたらだめだ
明日も仕事なんだ
これくらい良くあること
必死の思いでもたつく足を前に進める
膝が床に付かぬよう
社会人のワルツ ワン・ツースリー!
倒れる訳にはいかないのだよ
休めるわけがないのだよ!
踊るよう
「今まで、よく頑張ったね」
たった一言、私の積み重ねた3年間は無駄じゃなかったのね。
高校最後の部活の日。今まで、多くのことを教えてくれて、普段は滅多に人を褒めない。そんな人に最後に貰えた言葉、、。すっと胸に入ってきたこの言葉に、視界が何故かぼやけてしまう。
私はきっと今日のことを忘れない。忘れなれない。心には、ほんの少しの寂しさと、嬉しさとこれからへの希望が残って、、。私は、次の曲を踊り出すかのように、沈みかかった夕日と、顔を出した星空の元へ部室のドアを開けてとびだすのだった。
※初投稿です。ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
猫がトンボを狙っている
まるで踊るように動いている
目が合ったら
気まずそうに去って行った
そのまま続けていてもよかったのに……
もう少し見ていたかったなぁ
猫の舞
踊るように
人生、暇つぶし。
心を踊らせわくわく楽しく気楽に生きる。
同じ時間を過ごすなら楽しい方が絶対にいい!
暑い日が続くので、涼しいスーパーにでも行こうフードコーナーでアイスを食べよう。
車で着いたとたん、踊るように建物に吸い込まれていく子ども達。迂闊にも笑ってしまった。
冷房の効いたドアを開けると、落ち着くと同時に
少しだけ心躍るのは大人も同じだろうか。
特別な場所でなくてもいい。
普段の環境を、日常をほんの少し変えるだけで
潤いを感じるようになったのは
私が大人になったからなのか、老成したのか。
わからないが、こんな小さな幸せを楽しく思えるのも悪くはないよね。
踊るように人生をトントンって行きたいなーなんてむりだけどね笑、
トントントンだったら幸せじゃんか
気の合う私たちだった。
本音を話せる仲というより、隠すべき本音が似ていたのだ。どこまで隠すべきか、どう本音っぽく同調するか……。有り体にいえば、価値観の一致というのだろう。
この子といると、ちょうどいい助け舟を出してそれにポンと乗れるくらいには気が楽なのにお互い全てを預けるわけなくて、話さない本音もそりゃあると、わかっているのも楽だった。
見た目や雰囲気も似ていたのもあって、ニコイチと呼ばれるくらいには一緒にいるように見えていて、都合が悪くなると、お互いの名前を言い訳に悪びれもなく使い、後の第三者を混じえた会話でそれが判明しようが、やったなあいつ、というより共有しといてくれよ、という気持ちが先に来る。察したけど合わせなかったからバレたわ。ついでに被害者面しといたよ。面白いこと起きたら教えろ。
許せないことが起きた。ふざけている。担任が適当な仕事をして、いい顔して学年主任の頼みなんか聞くから、我々は面倒事どころじゃないことに巻き込まれた。我慢して終わる話では無い。このまま野放しにしておけぬ。
私は久々に怒りに燃えて、抗議しに行った。主任を呼び出し、怒りを抑えて淡々と話す。感情的だと我儘だとながされる。順序を追って、相互の認識の確認を取りながら、落ち着いて。論理的におわったはず。
「うーん。そうなんだけどね、どうにかならない?」
ならない。ならないといったらならないのに何故同じことしか返さない。会話する気がないのか。押し切るつもりだな。たまるか。
放課後を費やした末、なんとか決着はつけた。最後に「また何かあったらよろしくね」と明らかに理解も反省もない調子の良いことを、「失礼します」と言って職員室を出ようとしたところで投げられたので、思わず「いい加減にしろよ」と爆発して出戻りそうになったところを、「またなんかあったら! あったらまた聞いてから決めるので!はい! 失礼しまーす……」と私をあいつが遮ってくれたおかげで頭が冷える。
私たちには珍しく、遅い時間に学校の廊下を歩く。もう日が落ちかけてるじゃないか。空、赤……。
「……こわくなった?」
「ぶっちゃけめちゃくちゃこわかったです」
背後にね、見えたもんね、字幕が。逃がさないって縦書きで。……炎背負ってた気がしてきた。紫の……。
いつもと違って気が抜けたように吐き出している。
「ありがとう、最後で台無しにするところだった」
「いや、それ以外の私、居ただけだからね」
「あんたビビって何も言わなかったもんね」
「普通あそこまで強気でいかないんだよ!」
「それでよかったんだけどな、口挟んだら逆に歯止め役になって先生にとってやりやすくなるじゃん」
「……コワ〜。もう絶対怒らせない……」
「今更あんたには簡単に怒らないよ、まだ一緒にいたいしね。」
「この火力の人間が他人じゃなくて友達なのありがて〜」
「調子いいくせに意外と事勿れ主義よね」
「そっちが黙ってるだけで常に過激なんだよな〜」
まあ何もかも合致するわけがなく、同じ事に怒ってもこんなこともあるのだ。私たちが同じ1で、1×1が同じ1になるから一緒にいるのでは無い。どちらかがもつ1が増えたら1引いてやり、0にして平和になんとかやっていくのだ。
誰もいない校舎を、「大人しい生徒」同士の私たちは、笑い声を上げながら踊るように歩き出した。
【踊るように】