『踊りませんか?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
踊ると聞くと、ある物語を思い出す。
赤い靴を履いた少女、あの時切り落とした足は
何処へ向かっていったんだろうか。
ころんころんと軽い音がすぐ近くで聞こえた気がした。
嫌なことでもあったなら
私と踊りませんか?
何もかも忘れて楽しく
今夜は踊り明かしましょう
踊りませんか?
テーマ 踊りませんか?
いっしょに踊ろう歓喜のワルツを奏でて、
一緒に踊ろう罪人貴族も巻き添えに、
最後には皆が倒れる。
「人間誰しも死と隣り合わせなんだよ〜」
僕達が満月の下で踊っていた時、物陰から聞こえた。
「そう、でもいい、僕は今が大切なのだから、昔のこととかは忘れてる。」
「...そっか〜」
「そういう子、僕は嫌い」
物陰から飛び出して、殺しにかかってくる人。涙を流しながら、手を震わせながら、殺しに来ている。
「あなたは人を殺さないでしょう?」
「...は?」
僕はそう言い、満月の下、高い高い城の上、最後の踊りを君に披露した。
「グシャ」
「僕の大切な人を奪ったのに...!奪ったのに...!まだ償いもさせてない!」
嘆く、ただの屍に。嘆く、屍の罪を。
「僕が...僕がいけないのか?そんなはずじゃ..!本当は...ホントは...」
思い詰めた少年は綺麗に、華麗に、光に照らされていた。
おわり
踊りませんか
星空の下
貴方は手を差し出す
掴みどころのない表情
本気なのか 気まぐれなのか
それでも手を取ってしまうのは
貴方が この現実を
忘れさせてくれるような
そんな気がしたから
「踊りませんか?」とかけまして
「グレープ」と解きます。
その心は「舞踏/葡萄」でしょう。
踊りませんか?
【⠀マナー講座 社交ダンス編⠀】
あなたはダンスパーティー会場にやってきました。
踊りませんか?
そう誘ってくるのは基本的に男性です。
なぜなら社交ダンスは西洋のダンス。
西洋の文化は男性にジェントルマンな振る舞いを求めます。
男性が女性をリードすることがスマートとされているのです。
ただ、最近では全てがこの通りではありません。
もちろん女性から男性に声を掛けたっていいのです。
何といっても時代は令和なのですから。
さて、もしあなたが声を掛けてきた男性と踊ってもいいわと思ったならば、男性が差し出した右手にそっと左手を添えましょう。
これで交渉成立、よろしくお願いします、の合図になります。
その際、あなたは男性の半歩前を歩くようにして、ダンスフロアへと移動します。
間違っても男性に引っ張られる形であったり、あなたが男性をグイグイ引っ張ってはいけません。
あくまでもエレガントに、男性にリードしてもらうようにしましょう。
またお断りする場合でも、ストレートに踊りたくないと言ってしまうのはよくありません。
疲れているのでごめんなさい、などお相手を傷付けないようにすることも大切なマナーです。
さて、曲が終わり席に戻ろうかという場面です。
その際、無言で席に戻るのもいけません。
お互いにありがとうございました、という挨拶があると良いですね。
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一緒に楽しく踊りましょう!!
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Shall we dance 普及協会
お題
踊りませんか?
踊りませんか?
ダンスパーティー。
そんなものが日本で行われるとは。
これも時代だろうか。
しかし困ったものだ。
参加しなければならない身だが、相手がいない。
パーティーはカップルでの参加と決まっている。
身近な人や事情を知る人には断られた。
ナンパ紛いの事でもしてみようか。
誰か私と踊りませんか。
いや、踊ってください。
美しい蝶のような貴女
宜しければ一曲お相手願えませんか?
貴女に釣り合うステップは
踏めないかもしれないけれど
もしこの曲を最後まで外せずに踊れたのなら
僕と一緒に人生を踊りませんか?
一目見た時からお慕い申し上げておりました
きっとこの先も変わらずに
私と踊りませんか?パーティの時、こんなこと、切り出せるだろうか。相手は誰でもいい。意中の人でもいいし、友達でも、名前も知らない他人でもいい。
僕は、無理だ。隣に住んでいる友人の家のチャイムを押せないほど内気なのだ(これを内気と呼ぶのか?)。相手が友達だとしても、無理だと思う。まして、意中の人?名前も知らない?例えそれが、相手に顔がバレない着ぐるみ仮装パーティでも、縮こまって、結局誰とも踊れなかったと、1人トボトボ歩いて帰るのがオチ。貴方から見れば僕が不幸アピールしているようにしか見えないだろうか。しかし、これは事実である。
ま、どうせ、そんなパーティに呼ばれるわけがないし気楽に過ごすか。それか、貴方が声をかけてくれますか?私と踊りませんか?、と。
『踊りませんか』
どうか、明日が今日になるまで、今際の際を迎えるまで、私と一緒に踊りませんか?
踊りませんか?
踊りませんか?
ゆうの
罰ゲーム。
踊りませんか?
BOMBOYの
曲を。
踊りませんか?
久しぶりに。
雨の中
わたしはダンス部に入ろうか迷っている
気になってるダンス部の部員がチラシを配っていた
雨の中びしょ濡れになりながら
ダンス部の部員が
「もしよければ受け取ってください!
あなた達も宜しければ私たちと楽しく踊りませんかー!!」
といいながら少し濡れたチラシを配っている
部員「あなたも私たちと踊りませんか?」
踊りませんか?
誰の目も
気にせずに
音に合わせて
踊りませんか?
あなたとなら
夢の世界で
なな🐶
2024年10月4日2276
馬鹿は賢い人の前では
陽気に踊っていなきゃ
生活出来ない
"私と共に踊りませんか?"
今日の依頼はとある組織からの依頼だ。
どうやら潰して欲しい組織があるらしい。
そこそこ大きな組織を潰すなんて、久方ぶりだ。
ボスの所まで侵入?正面から潰す?
色んな考えが頭によぎっていく。
嗚呼、楽しみだ。
実に簡単に忍び込めた。
警備が心配になるよ、警戒心が足りてないね。
さて、この扉を開けばターゲットが居るはず。
ガチャリ
「ノックも無しに何の用だね?」
『失礼、忘れていたよ。』
「...うちの者じゃ無いな、誰だ。警備員はどうした」
『殺しはしてないよ。というか、会ってすら居ないしね(笑)』
「侵入者か。」『That's right!! 』
彼はまだ、自分が殺されないと信じている。
地位も金も持っているから、交渉すればいける、と。
馬鹿だなぁ、私はそんな優しくないのに。
私は彼の手をとって、こう言った。
『...今宵、私と共に踊りませんか?』
その夜、一つの組織が一晩にして、潰れた。
お題〚踊りませんか?〛
キラキラしたシャンデリアなんか必要ない。
星空のほうがもっとずっと素敵だわ。
きれいで豪奢なドレスなんか必要ない。
それじゃあ自由に踊れないでしょ?
かっこよく着飾ったおとこの人なんか必要ない。
私にはもう、かっこいいヒーローがいるもの。
ねえ、英雄さん。
私といっしょに踊りませんか?
▶踊りませんか? #24
踊りませんか?ご友人
踊りません。
そうですか......それはとても悲しいです。
・・
アレで踊るならいいよ。
・・
アレ...ですか。
良いでしょう...
それでは踊りましょうか!ご友人!
___...クイック クイック スロ-...___
「踊りませんか?」
書きたいですが、時間が無いので、ある時に描きます!
ごめんなさい!
お題残す用です!すみません...
踊りませんか?
土曜日、今日は彼女と二人でゆっくり宅飲みしようと酒をたっぷり買い込んだ。二人とも飲むのは結構好きだ。つまみも色々一緒に作って、マンションのベランダに椅子を出し、昼過ぎからのんびりいい調子でビール、チューハイ等々、ちゃんぽんで飲む。熱くも寒くもない、秋の爽やかな風が吹いている。
「美味しいねえ」
「これも美味い」
酒を飲み、あてをつまみながら、彼女の描く絵について、俺の仕事の話、そして次に出かける場所の情報など、話題は尽きなくて、楽しい時間が過ぎていく。
彼女は昔から絵を描くのが好きで、ずっと描き続けている。半分プロと言ってもいいだろう。でも俺は芸術のことはよくわからなかった。
「何で抽象画ってあるんだろうな」と酔いにまかせて、前から気になっていたことを彼女に尋ねてみる。
「綺麗なものやすごいものなら空や海や山とか描けばよくないか?」
彼女はちょっと困った顔で、
「確かに世界には綺麗なものやすごいものがいっぱいあって、それだけでも全然いいと思うんだけど……、私が抽象画を描くときは目に見えないものを描いてることが多いかな」
「目に見えないもの?」
「そう、気持ちとか夢とか」
「ふーん」
「無理してわかろうとしなくてもいいよ。絵なんてどう感じても自由だし、つまらないならそれでもいいの」
彼女はあっさり言った。
「でも時間が経ったら、見方も変わるかもしれないから、今は、と思っとけばいいかもね」
そしてグラスに入れた白ワインを一口飲んで、ゆっくり言葉を探しながら、
「あなたは自分が面白味のない人間だと言うけどね、スポーツとか仕事とか普段はそれを楽しんでるじゃない? 人の楽しみは色々だよ」
「そういうもんかな」
彼女の絵や彼女の興味があるものがよくわからないことは、俺の引け目になっていたのだ。
「ただ、私が好きなものを楽しんでくれたらすごく嬉しいから、いろいろおすすめしちゃうんだけどね」
彼女はいたずらっぽく笑った。
夕暮れが近付いてきた。
お互いだいぶ酔いが回ってきたなと思っていたら、彼女が突然、
「ねえ、踊らない?」と言い始めた。
「は? 踊る? 何を?」
「いいから、こっちこっち」
手を取られて、ベランダは目立つからとリビングの真ん中に連れて行かれる。
「ちょっ……、おい!」
彼女が俺の腕の中に入り込み、胸に顔を埋められる。
「ほら、昔でいうところのチークダンスとか、スロウダンスって感じ」
俺が固まっていると、
「ほら力抜いて。揺れてるだけでいいから」
戸惑う俺の体を揺らすと、スマホをスピーカーに接続して曲を流し始めた。
「せっかくだから、ロマンチックに行こうかな。古い曲だけど、『Lo/vin' You』Sha/niceの歌で」
彼女は緩く体を揺らし始めた。ガチガチの俺を見上げて笑いかける。頬を俺の胸にそっと押し当てて、
「目を閉じて、私に合わせて体を揺らせてみて?」と言う。
彼女の匂いと柔らかさを感じる。彼女が曲のリズムに合わせてゆったり揺れるから、俺も少し合わせて揺れてみる。これでいいのか? 目が合うと彼女はニコリと笑う。くっついた身体が温かい。
とびきり澄んだハイトーンの声がラララララ、ラララララとスピーカーから流れてきた。
「洋画とかでこういう風にホームパーティーで踊ったりするでしょ。一回やってみたかったんだ」
頬をふんわり赤くして、ニコニコしながら彼女が言う。
こんなのこいつと付き合わなきゃ絶対しなかったよなあ。かなり気恥ずかしいけど、彼女と一緒に揺れてるのは嫌じゃない。
「次は、『Time Af/ter Time』Tu/ck & Pa/tti バージョンで」
テンポが変わり、優しいギターの音に重ねて、深みのある少し掠れたような声が語るように歌い始めた。
何曲か流れ、ベランダから覗く空がゆっくりとオレンジ色から青に染まり、そして藍色に変わっていく。星が光り始めて、部屋は夕闇に沈んだ。
彼女なら今この時をどんな風に描くだろう。
俺の大事なものは、家族と仕事だけじゃなくなって、彼女も含まれてしまった。
わりと単純だった俺の心にいろんなことが、まるでキャンバスに描くように、俺が思いもつかないような色で、柔らかくそして複雑に塗り重ねられていく。
それは悲しいことじゃなくて、時を重ねていくゆえの豊かさで、とても幸せなことだと思った。
そうか。
抽象画について、彼女が言ったことがやっと腑に落ちる。見えないもの、何かに例えられないこの気持ちを絵にするのなら。
夕闇の中、彼女の体温を感じて体を揺らしながら、小さな頭の天辺を唇で触れた。
彼女は目を開けて見上げてくる。その瞳はきらきらと光る。
でもそれじゃ物足りないから。
俺は軽く目を閉じて、唇を少し差し出してみる。彼女はくすくす笑うと、俺の首に手を回し、そっと唇を重ねた。
#47
以前書いたものをリメイクしてみました。
「踊りませんか?」
「踊りませんか?」と気取って手を取る君と、
笑いながら輪に入る盆踊りの宵