『距離』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
彼氏とは同じ県内にいるが遠い。
だから、ふと寂しいと思う時がある。
でも、この距離がきっかけで同棲をする事となる。
正直なところ、嬉しいが不安でいっぱいだ。
生活習慣の違う人との暮らしは大丈夫なのだろうか。
嫌な部分を見て別れてしまわないかと考えてしまう。
更には、あの距離があるから久しぶりに会える喜びを感じたり、一緒の時間を大切にしようという気持ちになるのではと悩まされる。
同棲をするのは失敗なのだろうか。
誰もこの答えを知る者はいない。
ただ、この決断に後悔をしないように2人で向き合えていけたら良いなと思う。
#距離
【past distance】
友達に、距離感が異常におかしい奴がいた。
そいつの名前は山田。
クラスでただ1人ふざけていて、みんなを笑わせてくれる。みんなに人気で良い奴。だが距離が近い。
何をするにも距離が近すぎる。
話す時は、拳2つ分くらい近付いてくる。
そんな山田だが、某ウイルスの感染拡大の影響で、距離を取らなくてはいけなくなった。
それからというもの、山田はとても静かになった。
ソーシャルディスタンスがどうとか言われ始めて、山田の異常な距離感はもう見れない物となった。
ある日、山田は黒板に文字を書き始めた。
『俺はみんなと話したい。でも今は話せないから、凄く悲しい。みんなと一緒に声を出して笑いたい』
その文字を見て、クラスのみんなが泣いた。
そこに担任の先生が来て、クラス全員が泣いているのを心配する。女子に言われて黒板を見る。
先生も同じように泣いた。
それを見て、涙を堪えていた山田も泣き出した。
声を出して笑えていた、あの頃に戻りたい。
クラスの誰もがそう願った。
距離
半径一メートル、手を伸ばせば届く距離に君はいる。
声の届く範囲に、気配に気づく距離に君はいるのに、ついに最後の日まで想いを伝えることはなかった。
アルバムを片手に寄せ書きを書き合うクラスメートにまぎれて、アルバムを差し出せば、君も同じようにアルバムを渡してくれた。
どうせもう会えないのだから、と言えなかった本音と想いを綴る。
そのままアルバムはクラスメートの手に次々渡り、戻ってきた頃には真っ白だったページが個性豊かな文字で埋め尽くされていた。
そこに見つけた少し不格好な、でも力強いその文字には見覚えがありすぎて、名前を見るよりも先にそれが君の文字だと気づいた。
そこに書かれた二文字を頭で理解した瞬間に走り出していた。まだ人で溢れかえる校舎の中でたった一人を探して、走り回る。
ようやく見つけた君はもうすぐ裏門をくぐりそうなところで、大声を出して呼び止める。
「待って!」
その声に足を止めた君が振り返って、目が合ったときなぜだか泣きそうになった。ゆっくりと近づいて、その手を伸ばす。
半径一メートル、それよりももっと近づいて、君の目の前に立つ。君の瞳に映る自分が見えるくらいの距離で、好きを伝えれば、君からも同じ言葉が返ってきた。
ずっと半径一メートルの距離だったそれが、ようやくゼロセンチになった。
距離
貴方との距離は35km
決して近くはない
でもどんなに離れていても貴方のためならいつだって駆けつけるよ
全てを捨てても貴方を愛そうとしてしまう私は重たいよね
分かってるから、いつも素直になれない
重くない私でいないと貴方の気持ちがまた離れていく気がして
私の想いが伝わらないように好きを抑えて
貴方に興味が無い振りをして
いつも素っ気ない態度になってしまう
そして貴方を不安にさせようとしてしまう
私は最低な人間です
でもどんなに不安にさせようとしても、
貴方は私が居なくても不安にならないし気にもしないから、
これはただの自傷行為に過ぎません
愉快なものです
私は傷つくのがとても怖い
あの苦しみはもう二度と味わいたくない
貴方といるといつも不安定だから
貴方といることを諦めようとした事も何度だってあります
けれど私の知らないところで
貴方が苦しんでいるかもと勝手に心配をして
気が気でなくなってしまいます
そうなるくらいなら自分を殺して
貴方を見守るためにそばに居る方がマシだと思い
今は貴方の隣で頑張っています
また貴方に要らないと言われるくらいなら
心の距離を保ちつつ
貴方の成長を見守り
そして時が来たら離れます
どうかその時が来るまで
今の距離のまま
傍にいることを許してください
元不要品の貴方の恋人より
物理的に
精神的に?
あるかないか
ないのもあるのも
限度がある
ちょうどいいが1番いい
さようなら
離れたのは私から
でも
離れて行ったのは
あなたから
距離
心友ちゃんに彼氏ができると...
距離が出来たみたいで正直に素直に『おめでとう』って言えん...
ただ寂しいだけなんやけどねw
私の心友ちゃんやのにっていつもしゅんってなるw
ただの嫉妬でおもろすぎw
人との距離感は日によって変わる
仲良しの友達
家族
すべて分かり合えたと思うのもつかの間
ほんの些細な違いに不安になり
埋めがたい距離を感じる
そういう気持ちに構いもせず
そばに来たと思えば離れていくのに
不安にならない存在
我が家の猫様に
私は日々救われている
物理的な距離があっても
ココロが近くて
次に会ったときには
昨日の続きのように盛り上がる
いいヤツだったな
元気でいるといいな
# 1
ソーシャルディスタンスをお忘れで?
ちゃんと保ってください
はい
距離は大事です
お題 「 距離 」
夢までの距離は
あとどれくらいあるのだろう
夢に近づいているのか
遠回りしているのか
わからない
そうこうしているうちに
夢にトライできる時間も
少なくなり
夢、そのものの意味も
分からなくなってきた
夢までの距離は
あとどれくらいあるのだろう
神様、教えてください
題「距離」
"ソーシャルディスタンス"
一時に比べると口うるさく言われなくなった。人の温もりを求めて、寂しがりやな人間にとっては辛い時期であっただろう。
人は一人では生きていけないが、誰かに依存し過ぎれば相手も自分自身もいずれは苦しくなる。
傍に居たい、気に入られたい、好きで愛おしくてたまらない。自分以外の人にそんな情を抱くのは生きているから、人間に生まれたからこそ。本当に素晴らしいことだ。誰かをそんなふうに思い、付き合えたなら、あなたはみんなに自慢していい。自分以外の人をこんなにも大切に思って生きてこられたのだと。
だけど、自分を犠牲にして、気持ちや感情を抑えて、嫌な相手にも媚びを売り、うわべだけのお世辞を言うのも人間として生きるからこそ必要なこともある。ウイルスにより人と人との出会いや交流を阻害されることも。
いつの時代も人は誰かと生きるために、人間関係を円滑にするために努力し、模索する。
距離
あなたとの距離はどれくらい?
縮んだかな?
離れたかな?
近づいたら離れる。
いつか距離が無くなりますように。
昔は今より3キロやせていた。
その頃の体型に戻るには、その体重に戻るには相当な距離があるように思える。
まだ自分が幼稚園の頃。
先生が好きすぎて、ずっとまとわりついていた。
でも、先生はみんなから大人気。
なんであの子としゃべってるの? その子はいじめられっこなのに。
小さい頃なりの強い嫉妬を覚えた。
親に甘えまくっていた時。
最初こそ、自分が長子だったから、とても優しく、なんでもお願いも聞き入れてくれた。
でもいつしか、弟がうまれ、愛情がまるっきり感じられなくなって。
初めて身内にまで強い嫉妬を覚えた。
近付いてしまうから、こんな気持ちになるんだ。
塾とバイトでは好きな人ができた。
幼少期の近付きすぎを踏まえ、遠く離れた場所から好きな人を見ていた。
すると、好きな人に近付く他の異性が気になり始めた。そのまま付き合うパターンも見せつけられた。
自分は思いを伝えることもできず、ただただ辛いだけであった。
近付き過ぎると、ヒートアップして攻撃しそうになる。
遠すぎると、思いを募らすだけで進展がなく虚しくなる。
適度な距離、それは一体、どのくらいの距離なのだろう?
【距離】
言ってしまえば壊れる関係_
そんなのとっくに解っていた。
友達では満足出来なくて、
貴方の“特別”に成りたくて。
今の立ち位置はグレーゾーン
自分の気持ちより優先してしまう
後戻りが出来なくなってしまうことに_
私は今日もその不安にかられて、
“好き”を隠す。
そんな悩みを友達に相談したら
『お前は、バカだ。恋に純情があってたまるか
実る恋には、傷つく好意もあるから成立する。
不純でもいい。フラれてもいい、だから、
気の済むまで“好き”でいればいい』
そう言って、私と友達の距離は0になった。
後に友達はこう語るのだ
『友達やめて、俺の彼女になってください』
離れてみるとよくわかる
どれだけ特別なものだったか
あれほど嫌だった環境も人も言葉も
距離が遠くなるほど大事なものになる
それはもう二度と手に入らないから
離さないように記憶の中に閉まっておこう
距離
人には何かしらの
距離というものがある
遠く感じたり
近く感じたりする
丁度いい距離を保つのは
難しい
複雑な図形の上を秒速●cmで進む、点Pと点Qの●秒時点の距離を求めよ…って問題、よくあったな。
しょっちゅう出てくる点Pと点Qは何者なんだって、みんなで笑った。
違うところからスタートしても徐々に近づき、あるとき交差することもある。
同じところからスタートしても、進む速さが違って距離が離れていくばかりのときもある。
あらゆる人の生が絡み合う中、必死に動く点Pと点Qは、私と、誰なんだろう?
点Pと点Qのように、正確な距離がわかればいいんだけどね。
計算できない、俯瞰もできない、条件もわからない複雑な人間関係に、今日も振り回されています。
距離
どんなに離れていても
どんなに遠くても
僕らの愛の
距離は変わらないよ。。。