『赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの出会いは運命だと
見えない糸のおかげと繋ぎとめたのは僕
この別れも必然と
見えない糸のせいにして引きちぎったのも僕
「ひとりにしないで」
それでもそれに縋ろうと手を伸ばした
見えたふりして
見えないふりして
『赤い糸』
薬指切ったら血が出てきたの。
ぽたぽたと垂れた血液で線が描けたから、
そのまま貴方の薬指に絡ませた。
ぎゅっと握ると少し痛かったけど、
ちゃんと私の血で輪っかを作ったの。
貴方が私に指輪をくれないから、
私が貴方に指輪をあげる。
ねぇ、赤い糸みたい。
これでやっと繋がれたね。
きっとこの糸は一生切れない。
それは、誰にも見えなくて誰と繋がっているかすら分からない糸
でも、人は皆赤い糸だと言ってる。
私の赤い糸誰と繋がっているのだろう。
愛ってなんだろう
人を愛すること?
人に愛されること?
他人に優しくすること?
会いたいと思う気持ち?
見返りを求めないもの?
愛ってなんだろう
なんともふわふわしていて
人によって定義が違うもの
僕の思う愛ってなんだろう
大人になるにつれ
分からないことが増えていく
考えるにつれ
本心が遠のいていく気さえある
様々な経験の中で
愛が遠のいていく
僕には愛がわかる日が来るのだろうか
誰かと誰か
運命を繋ぐのが 赤い糸 と言うらしい
けど実際どうなんだろ
途中で絡まった結び目で
辿る糸を間違えてやしないか?
本当に 辿り着くべき赤い糸に
辿りつけた人でも
必ずしも幸いであるとは限らないのでは?
何に対しても常に懐疑的な私
運命の赤い糸は 目に見えないはずだから
きっと傲慢な誰かが
無理矢理自分の想う相手との繋がりの糸を
赤く塗ったに違いない
《 赤い糸 》
『赤い糸』
この人こそ赤い糸だと思ってた
糸は長くて
お互いが糸を手繰り寄せていったら
絡まった先に私の糸は切れていた
この人こそと思ってた相手の糸は
どこか遠くまだまだ先に繋がっていた
私は切れてる糸先をじっと見つめつぶやいた
「なんだ、私の赤い糸の相手ってもういないんだ」と。
赤い糸
陽炎揺らめくアスファルトに屈みながら
『待ってて』って
解けたスニーカーの紐と
彼の笑顔と拭った汗と
蝶々で結んで
途切れそうなメロディの横断歩道
手を結びながら笑って駆け出た
そんな風に何度も
ふたりの糸を結んでく
赤い糸といえば恋人同士を結びつけるもの…。
そんな時もあったかなと思い出そうとしたが、なかなか思い出せないほど惚れた晴れたは過去の話である。
でも、振り返るとお互い惹きつけられる何かがあって今の相方と一緒に人生を歩むことになった。
それが赤い糸なのかな〜。
ただ、赤い糸に従ったことが正しい選択だったのか…と考える今日この頃でもある。
赤い糸ってあるんでしようね。
どこかで…
大好きな人とつながってたら
嬉しいなぁ。
喜んじゃうなぁ😃
赤い糸かぁ✨
#赤い糸
赤い糸(2022/7/1)
日本一長い自信ある。
海底ケーブルのような、そんな糸。
「これは当たり前じゃない。慣れてはいけませんよ」
転職後、初めて単独で仕事を終えた時、柿原さんからかけられた言葉。それはそうだ。人のつながりを絶つなんて真似、当たり前なわけがない。
「純くん、あれ見えますか?あの赤いの」
今回の仕事は先輩のサポート役。ターゲットを待つ徘徊の最中。隣りを歩くこずえさんが視線で示す、その先。一組の男女の姿があった。目を凝らすと、こずえさんが言う「赤いの」は簡単に見つかった。
あたりに人気はないが、万が一にも周囲に怪しまれることのないよう僕らは、ひそめた声を交わし合う。
「わ、あれってもしかして、有名な…?」
「そうそう、それです」
まじまじと見つめるわけにもいかないから、見たのはほんの数秒。それでもふつふつと胸に驚きと感動の入り混じった熱が湧く。
「あれはね、間違っても切っちゃだめですよ」
「ですよね、就業規則にも載ってました」
「試したことはないので、どうなるのかは本社も把握していないんですけど、やっぱり倫理的に」
さすがにあれを切るのは必要性も感じられないし、何より得も言われぬ罪悪感がすごそうだな、と思った。
「ていうか、本当に運命ってあるんですか?」
「うーん……難しいことを聞きますね」
「そもそもあれ、全員に出るわけじゃないんですよね?」
「はい。見る機会はそう多くないですね」
本当に運命があるのなら、あのつながりを切っても二人は結ばれるのかもしれない。でももし、切ったことであの人たちのつながりが失われてしまったら、運命なんてないってことだろうか。それとも僕らは、運命にさえ干渉してしまえるのだろうか。
神にさえ、人の定めの全てはわからないものらしい。だからこそ、いつか出会う大切な人の手を離さずにいられるように、胸を張ってそばにいられるように、今の自分に出来ることをしよう。そんな日々を積み上げよう。
「さ、素敵なものをみたところで、そろそろ時間ですね」
「はい、行きましょう」
人のまばらな道を行く。見えない自分のつながりが、何に届くのか、想像しながら。
〉赤い糸
人のつながりが見えて
干渉するのがお仕事の人たちの話。
昔書いてたオリジナル。
「運命って信じる?」
夢見がちな貴方からの、不意の問いかけ
「…さぁ、どうかな」
現実的な私は、関心を寄せることも無く
そんな私を見て、貴方は何故か嬉しそうに笑う
貴方の左手の薬指に巻かれた赤い糸を、私の左手の薬指にも、と
可愛く結ばれた糸は、運命を信じるには十分な
そんな晴れた日の昼下がり
無数に張り巡らされた赤い糸。
一つ一つ手繰り寄せて結んでみるけど、どれもこれも途中で切れてしまうものばかり。
結び方が悪かったのか、それとも最初から糸が弱かったのか…。
どうしたら本物の糸に巡り合えるのだろう。
結んで絡まってぐちゃぐちゃになって。
解けて、また一本になって。
もしかしたら私の糸なんて、もう価値がないのかも。誰にも見えていないのかも。
それでも、もしも…本物の糸に巡り合えることが出来たなら。
たまたま巡り会えたとして、最後まで切れない補償はないけれど。
お互いの糸を紡ぎ合って、深く折り重なっていけたらいいなと思う。
#赤い糸
赤い糸
私と彼を繋ぐ赤い糸
それは誰にも引き裂けない
愛の糸。だが、
それが本当の愛なら、という話だが
小指に繋ぐものなのか?中指か?薬指か?
私は……手首に繋ぐ。
私の相手は誰なんだろう
なんだかもう、出会っている気がする
中学の時の好きな人かな?
今の好きな人かな?
高校の先輩かな?
初めて付き合った人かな?
ねぇ、出てきてよ
赤い糸
赤い糸は
一本じゃない。
それか前に好きだった人の
赤い糸が
今好きな人に
繋がったのかも?
細く長い糸が
今は何本
繋がってるのかな。
「赤い糸」
わたしの小指にある赤い糸は どこに繋がっているのかな? 周囲は霧で見えず 赤い糸の方へ 歩いていく やがて目の前には 青い空 一面に花畑が 続いていた場所に あなた あなたがいる 抱き合う二人 そして赤い糸は消えてった時に 口づけを交わす
初めて会ったとき、「なんか信用できるな」と思って
笑った顔見てきゅんとして
そしたら向こうもそう思ってたみたいで
トントン拍子に付き合った
結婚して、子供がうまれて、幸せ。
そりゃ、いつもラブラブって感じじゃなくて、続いていくのは生活だからさ。むかつくこともある。
都度話して、ためこまないようにしてる。
好きとか以前に、人と人の関係だから、保つ努力は必要。
そこんとこの感覚はお互いにわかってる(と思う)。
人生いい時ばかりじゃないけれど、一緒ならなんとかなる気がしてる。
運命の赤い糸?どうかね。
こんなのどこにでもある、ありふれた話。
でもこれだけは言える。いまは見えない糸で、私たちは連帯している。
だから苦しい。だから頑張れる。
数多の痛みに染まり
最愛へと繋ぐ一筋の光
赤い糸。
赤い糸ってやっぱりあるんだろうね。
入る気のなかった部活に見学に行ったの。
中学の時にしてたけどしんどいから入らないで勉強しようって思って。
でも何故か見学に行ったの。
んでなんでか入部してた。
先輩に惚れた。
毎日が楽しくなったなぁ。
部活ある日はワクワクしながら授業受けれるや。
ん…。
ちょっと題とズレてる…。