『誰もがみんな』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰もがみんな、大なり小なり嘘を吐く。
なんだかんだで世界は回ってる。
誰もがみんな、あなたを愛してくれたらいいのにな。
わたしのちっぽけな愛なんて必要なくなるくらいに。
わたしの手を離れて、遠く遠くまで行けるように。
優しさと慈しみに揺られて、穏やかに眠れるように。
ただ、忘れないでくれたらいい。
そのひとつめの愛が、わたしのものだったことを。
#誰もがみんな
『誰もが 幸せになりたいと願う』
──個人的な考えだけれど不幸になりたいと心底願う人間はいないと思うわ。
彼女はそう呟いた。不幸になることが心の平穏を保つのであれば、それはその人にとってある種の利益や救いとなるのでしょう と。
そんな風に 誰も己の為に生きている のだと。だからこそ他人に優しくもできるのだと彼女は言った。
「幸福を願う。それ自体は悪いことじゃない」
摂理だわ。寧ろ そうでなくては生きている意味もないでしょう? 自分の為に生きていればそれでいいのよ。
ただ、己の為の人生を彩る一部として他人の存在がそこにあって、例えば笑顔やお礼に価値を感じて そうやって親切は広がっていくのだと。
「だからね、自己中心的でも別に構わないのよ」
自分を大切にするように相手を尊重して認めてあげさえすれば それだけで。
そうやって花のように笑う彼女はきっと誰より芯のある優しさに充ちていた。
新しい推しに出会ってしまった
それを喜んでいいのか分からない
誰もがみんな。
誰もがみんな、1度はきっとしんどいって感じる。
誰もがみんな、1度はきっと、苦しいって感じる。
誰もみんな、1度はきっと、消したい過去や隠したい過去がある。
誰もがみんな、きっと、隠し事の一つや二つ、それ以上あるはず。
誰もがみんな、1度はきっと、「殺してしまいたい」と思うほど憎く思ったことがあるはず。
誰もがみんな、「死にたい、消えたい」と1度はきっと、思ったことがあるはず。
誰しもみんな、1度はきっと、些細なことで傷ついたことがあるはず。
誰しもみんな、1度はきっと、人を信じられない時があったはず。
誰しもみんな、1度はきっと「愛して欲しい」と思ったことがあるはず。
誰しもみんな、1度はきっと、「____」と思ったこと、感じたこと、考えたこと、悩んだことがあるはず。
誰しもみんな、そんな感じだったらいいな。
誰しもみんな、私と同じことを感じて、思って、考えて、悩んだんだって思ったら、少しは心がマシになる気がする。私一人じゃないんだって。
誰しもみんな、1度はきっと思って欲しい。「世の中沢山の人がいるのに、私だけが苦しむわけない。仲間がどこかにいる。孤独じゃないんだって。独りじゃないんだって。仲間がいるんだって。だから、大丈夫じゃないけど、平気じゃないけど、仲間を探して、大丈夫だって、平気なんだってなるようにするんだ。」って。
1度はきっと、誰もがみんな前を向いて歩いて欲しい。
1度以上はきっと、誰もがみんな、下をみて立ち止まったり、泣きながら歩く人がいるはず。だから、私も、あなたも、下を向いて立ち止まっても、泣いても、前を向いてもいいはずなんだよね。きっとね。
私だけじゃない。
貴方だけじゃない。
だれもがみんな。1度はきっと。そう感じてくれるはずなんだ。
『誰もがみんな』(創作)
あの日の恋はセピア色
遠い遠い追憶の秘め事
誰もがみんな知る月を
自分の物のように思えたあの日
あなたに抱きしめられ
肩越しに見た月はレモンの形によく似てた
わたしだけのあなただと
思い込んでた遠い日の恋心
あの日の恋はセピア色
幼さと淡さに弾けて消えた遠い恋
誰もがみんな『卒業』する
2月も中盤に入ろうとしいてる。
高校に入学した当初は卒業なんて頭に無くて、
学校も友達も先輩も先生も全部が楽しくて幸せで
まだ三年もあると思っていた。
だけどもう『卒業』の時期
卒業式まで一ヶ月を切っていて
前まではふざけて「もう卒業だね」と言っていたのに
ふざける暇もないくらい卒業が近い。
自分が見送る側だったのに今度は見送られる側
入学式、日々の授業、朝練、文化祭、放課後の寄り道
一つずつ思い出す度にすごく切なくなる。
あー寂しいな。悲しいな。
この三年間あっという間だったな。
きっとこの一ヶ月もあっという間なんだろうな。
でもまだ時間はある。今はまだ。
誰もがみんな
娘の小学1年生の持久走「私いつも1番なんだ」と背の順一番前の娘が言った「へー良かったね♪」と軽く言ってたら…
全校生徒が見守る中、小さい女の子が本当に1番でゴールした!
誰もがみんな驚いた!
題「誰もがみんな」
誰もがみんなーーー生きている
ーーー息をしている
ーーー考えている
ーーー何かを感じている
ーーー何かに追われている
ーーー何かを成そうとしている
ーーー だれかの 大切な人に なりたい
特別じゃなくても いいから
夜の街を車で走ってる時なんかに、窓の外に見える建物に明かりが灯ってて、「ああ、あそこに誰か人がいて、普通に生活してるんだな」と思うと、不思議で仕方なくなったりすること、ない?
自分の人生にまるで関係のないところで人が生きてることが、にわかに信じられないってゆーか。
かなりエゴイストな考え方だと思うけど、人間なんて誰もがみんなエゴイスト。
だって、自分のことしか認識出来ないんだから仕方ないよね。
例えば、イギリスに行ったことがないから、イギリスは本当は存在しないんじゃないか、とか。
いや、もちろん馬鹿げた考え方だとは思うけど、テレビとか写真でしか見たことない訳だから、本当にある!とは言い切れないってのもホントのところ。
捏造かもしれないじゃん。
誰が何のためにそんなことするんだ?って話だけど。
勢いに乗ってもっと言っちゃうと、自分がイギリスに行くってなった時に、イギリスは初めて作られる。
イギリスに行こうとする「自分」がいるから、イギリスが認識されて姿を現す。
そんな考え方…怖っ!って思うけど、普段の生活の中でイギリスのことなんか考えないでいる時、自分にとってイギリスは「無い」んだよな、実際。
独我論とか言うらしいね、これ。
とゆーことは、数ある悩み事も、意識さえしなければ「無い」ってことか。
…まあ、そりゃそーか。
悩み事として意識しなければ、それは悩み事じゃない。
意識しないのが難しいんだけど、イギリスだって消せるんなら、あながち無理な話でもないような気がするな。
誰もがみんな、自分を持って生きてる。
ジェダイでもない限り、他人を操ることは出来ない。
そんな世界で、独我論に則って考えれば、すべては自分の気持ちひとつってこと。
社会や世間を気にし過ぎても意味が無い。
だって、世界は自分を中心に回ってるんだから。
自己中なイメージの強い独我論だけど、そー考えると頼もしく思えるなんてこと…ない?
最後に、今回やたらイギリスを消しちゃったような気がするけど、別にイギリスが嫌いな訳じゃない。
出来たら消えて欲しい国は他にある。
大っぴらには言えないけど、まあ、独我論持った男が支配してるような…ね。
誰もがみんな知られたくない過去の
一つや二つあるだろ?
誰かが言ってた気がする。
あの子は歌が上手
あの子はものしり
あの子は笑顔が素敵
あの子はたくさん友だちがいる
あの子は勉強が得意
あの子はとても優しい
みんな素敵なモノを持ってる
あなたも素敵なモノを持ってる
そうでしょ?
『誰もがみんな』
ー誰もがみんなー
誰もがみんな私のことなんか知らなければいいのに
誰もがみんな 争いたい訳じゃない
みんながみんな 敵対してる訳じゃない
嫌いだからそうしてる訳じゃない
話せばわかる
叶わないこと知っている
知っていながら夢を見る
儚い可能性にかけてみて
また絶望しては下を見て
天使に救われ上を見てる
そうやって生きてきてる
死にたいけど違っていて
生きたいのが合っていて
わかってほしいけれども
一括りにはされたくない
なのに少しも伝わらない
そうやって生きてきてる
生き物なら、誰もがみんな持っている。
命滾る、熱い心臓。
ちいさいちいさいちいさい私は
あの日あなたに教わった
お医者さんでもカラスでも
全く同じということを
あなたの言葉は私の血液
あなたの言葉がすごくすき
誰もがみんな ひとつなの
あなたが教えてくれたこと
誰もがみんな、って平均化したり並列的に括ったりできるだろうか…?
私はある意味「高レベルド変態」とも言えるかもしれないのだ。私の頭の中で考えたり見ていることのすべてを「全開」で言葉に組み上げて、それらのすべてを表現しても、たぶん伝わり難いか、まったく伝わらない。タブンネ。
私は反社会的な考えも倫理的でない考えも無いつもりだ。「良識」を逸脱してはいないはず…だし、無難なところをうろうろするのも一応できる、はず。
北斗有情猛翔破も使わないし、ローリングクレイドルで町内一周したりもしない。どんなに怒ってもジャーマンスープレックスとかパイルドライバーとかキメたりしない。ゴングハンマーは自分で握っていたいけどね。ゴングを自分でぶん殴ってリングへジャンプインだ…じゃなくて。話が逸れた。
少し前までは、「自由というやつは誰もがみんな求めるもの」などと思っていたが、そう単純なものじゃないと考えてしまうことがあった。どうやら、「自由」になるための「心の準備」ができていないと、「自由」が辛さの原因になってしまうらしい。
「自由」への渇望の果てに自由を発見するなら、それほど苦しい思いはしないだろう。でもいろいろな状態の人がいる。中には「自由」へ放されると“自分を保てない”心理的状態にある人も居るのだと、思い知らされた。
汎用性の高そうな「自由」を例えにしてみたが、つまり、「誰もがみんな、~だ」という観点が、難しい時代になった気がするって思うだけだ。
誰もがみんな幸せになりたいって思うよね
私も幸せになりたい
好きな人と
宇宙は無から飛び出た1つの点から始まった
それなら誰もがみんなその点から始まった
誰もがみんな同じ1つの点から始まった