『誰にも言えない秘密』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰にも云えない秘密
秘密…この言葉って、刺激的で、妖しい雰囲気を持っていると思う…他人には、云えない事なんて幾つもある…
あの人の事が気になるとか…ついつい目で追ってしまう…偶然を装って、話に加わったり…気づいて欲しいから、している…なんて今は云えないから…あなたには、ヒ・ミ・ツ…
誰にも言えない秘密
大なり小なり
みんなあるはず
善いことならきっと
昇華されるだろうし
後ろめたいことなら
そのまま
ずっと
ベッタリと
心に貼り付いて
取れないんだろうな
ほら…
言わなくても
顔に出てるよ
僕の中には僕とは違う別の人格がある
それに気づいたのは中学の頃
気づいたきっかけは、記憶と友人からの情報だった
中学に入った頃はなんともなく普通に中学生活を送っていた。だが二年生進級に近づくにつれ途切れ途切れの記憶に不信感を覚えた
確実におかしいと思った僕は同じクラスの幼馴染兼親友に相談した
すると親友は僕の様子は明らかに変だと言った。
僕はこれからどうしていけば良いのか分からなくなった。
誰にも言えないこと
お母さんとお父さんが離婚した時、すごく悲しくて傷付いてた。周りから可哀想な子扱いされてしんどかった。
家族で仲良くしている人を見るとすごく羨ましく感じる。
小学生の頃に、同じクラスの男の子に無理矢理キスされて下半身触られた。
周りに相談出来る人がいなくて、親に相談しても私の味方になってくれるかわからない。先生に言ったことがバレたら酷いことされるかもしれない。学校に行ってまた同じ事されたらどうしよう。怖いって思ってた。学校に行きたくなくて休みたかったけど、私が理由を言えなかったから、ただサボってるだけだと思われた。何もしてない私が何故あんなに色々な人から怒られて怒鳴られないといけなかったの。ほんとは相談したかったんだよ。一人ぼっちで辛かったよ。
あの時の私に居場所なんて無かった。 今も無いけど…
6年間ずっといじめられていて耐え切れなくて死のうとした事がある。
ちゃんと首吊るために色々準備した。けど、まだどこかで生きていたいって気持ちがあったみたいで失敗しちゃった。ずっと死にたいと思ってる。高校卒業した今も死ぬか迷っているけど、もう少しだけ生きて30歳か40歳頃に死のうと思う。
最近メンタルが不調で死にたくて死にたくて仕方がない。
勉強も人間関係も辛くてプレッシャーを感じる事が多くて死んだ方が楽になれるんじゃないかと思ってる。
死んじゃだめなのはわかってるし、親不孝者になってしまうけど、本当にこの世から消えたい。死にたいじゃなくて、楽になりたいんだよね…
私は人と上手く話せないし、人混みがすごく苦手。どんどん呼吸がしずらくなって苦しくなって体調崩す。
こんな面倒臭い人といても誰も楽しくないだろうから、
私は死ぬまで一人でいる。彼氏も友達もほしいけど、私には無理だ。相手に迷惑かけてしまう…。
あと少しで誕生日を迎えるけど、全然嬉しくない。
むしろ嫌だ…。
一緒に生きようって言われるよりも、一緒に死のうって言われたい
そんな人に出会えたらきっとしあわせだろうな
しんじゃってもいいくらいにどろどろに溶かしてほしい
ぐちゃぐちゃにしてよ
しあわせなまましにたい、だれかといっしょにしにたい
ひとりはいやだ
ひとを愛せない自分なんてもういやだ
いっしょにしねたら、きっと人並みの人生をおくれるはず
しあわせだったなって心から笑えるよね?
誰にも言えない秘密
みんなひとつくらいはあると思う
私は数え切れないほどある
秘密にしている というよりは 隠している
言うほどのことでもないし、伝えて相手に害があるなら言わない
誰だって表と裏の顔があると思うから
秘密と裏の顔は違うかもしれないけどね
人生で
たった一度だけ
どうやったら
死ねるか?
真剣に
考えたことがある。
絶望した時って
死にたい
じゃなくて
死ぬ方法を
具体的に考えるんだよ。
今は
もう
そんなこと
怖くて
考えないけれど。
#誰にも言えない秘密
誰にも言えない秘密
中学校からの付き合いである大切な親友の結婚式が、今日この日、盛大に執り行われた。
彼女は無数の祝福の言葉に包まれながら、幸せそうな笑顔を浮かべている。
その姿は、まるで純白の椿の花が咲き誇るかのように、清らかで美しかった。
(……好きだなぁ)
その言葉は口にすることなく、私の心の中に深く沈んでいった。
この思いは誰にも打ち明けることはない。
彼女に伝えることもなければ、誰かに相談することもない。
ただ私の胸の奥にそっとしまっておく恋心。
彼女の幸せを祝いながら、私は自分の秘めたる思いを静かに見送るのだった。
「時は良い子だね。」
何度も言われてきた言葉。こんな言葉、大っ嫌いだ。
「何でこんな事も出来ないんだ!」
昔、父から言われた言葉だった。その言葉を聞いて、俺の中に憎悪が生まれた。出来損ないに産んだのはお前達の癖に。努力をしてきたのを知らない癖に。何でお前達が上から物を言うんだ。どれだけ苛立っても、俺が逆らう事はなかった。
「ごめんなさい。」
いつだって自分の本音を隠す。俺の顔には仮面が張り付いていた。きっと誰も知らない、俺だけの秘密。
あの日から俺は、〝都合の〟良い子を演じていた。家族思いで、真面目で、強い子を演じた。時々思う。本当の俺を知ったら、皆はどんな顔をするのだろうか。本当は家族が大嫌いで、自分の評価のために不登校の子を利用したり、平気で嘘をつく俺。こんな俺、愛されるはずがない。自分で自分を嘲笑った。自分を殺し続けても、俺は仮面を外さない。
疲れた。こんな毎日もう嫌だ。俺の事を知らない癖に、時なら大丈夫、時は良い子、時は優しいなんて言葉を言いやがって。偏見だらけのレッテルを貼るな。期待するな。嫌なはずなのに、もう抗う気にもなれない。終わりたい。辛い。頭が支配される。それでも俺は、仮面は外さない。これだけが、俺の酸素を吸う方法だから。
俺の秘密は消えない。この亀裂だらけの仮面が、壊れるまでは。壊れたらどうしようかな。
誰にも言えない秘密 ホラー
こんにちは。鹿野万智と申します。
突然ですが皆さんにわたしの秘密を打ち明けます。
本当は言いたくないのですが、わたし一人で抱えるのも癪なので道連れにしようと思います。
「ねーなんの話してるの?万智」
「ちょっと、万智ちゃんはカメラに向かってお話し中だから邪魔しちゃだめだよ。万智ちゃん」
「ねー万智。わたしのブレスレット知らなーい?」
「えー!?万智ちゃんまた失くしたの?どこにあるとかは…」
「あ、万智これじゃない!?」
「それ万智のじゃなくて万智のだから!!色違うんだから間違えないでよ」
「ごめんね〜万智〜」
頭がおかしくなりそうですよね?わたしが一番おかしくなりそうなんだよ。なめるなよ。
まあ多分なんですが分身してるんですよ。鹿野万智という存在が。意味分からね〜!
コピペされたわたしなんて見たくないんですが。性格とかも違うし自分の顔であんな顔されるとムカつくんですが。×っちゃっていいですか?あ、でも自分だわ。
いや愚痴を言いに来たんじゃないだった。まあ、これがわたしの秘密です。よかったわ、言えて。そういう感じで、今わたしはわたしの分身と暮らしています。
…まあでも、なんだかんだ満喫してなくもなくもないし?いざとなったら他の万智に私のやったこととか擦り付けられるからいいんだー。へっへっへ。
そんな感じで、以上、“私“でした。
また会おうね
【誰にも言えない秘密】
幼い頃から対面で話している人の言葉が嘘か本当か
含みがあるかないかが判ってしまった
だから紙に描かれた世界が
嘘っぱちだってことも知ってしまっていた
世界はもっと醜くて汚い言葉で溢れかえっている
話したことのある人の会話を
殆ど覚えていられる頭のせいで
僕は何十歳も上の人たちからいいように使いまわされた
可愛くない子供だったんだろう
聞き分けが良くて世間に出すには丁度いい
自分の事が解っているから裏で手を出したって
表では言いもしない。便利な人形だ
そんな感じで生きてきたから取り繕うのが上手になった
そんな時に出会ったから、
きっときみは驚くだろう
きみに出会う前の方が
空っぽで自分が何ひとつない存在だったんだよ
2024-06-05
「誰にも言えない秘密」
誰にも言えなかった。
まだ恋か分からないし、とか、自分なんか釣り合わないし、とか、そんなことばっかり考えて、本人には愚か、友人にも、誰にも言えなかった。
だんだんと片想いは拗れていって、すれ違うだけで胸はいっぱいになり、目が合った気がするだけで心臓は止まりそうになった。
嫌いな食べ物も、話を聞いてる時の癖も、彼女が通り過ぎてった後の残り香も、全部覚えている。誰かと話していた、彼女の初恋の話だって。
好きすぎて伝えられなかった。
自分は狂ってるんじゃないかって。彼女にとって迷惑なんじゃないかって。
でも本当は、彼女に嫌われるのが、突き放されるのが怖かっただけなのかもしれない。誰にも言えない、なんて勝手な逃避だったのかもしれない。
いつも一人でぐるぐる
考えるけれど
やがて抱えきれなくなって
誰かに聞いてもらうんだ
だからどうやら
誰にも言えない秘密はないんだ
けれども誰もが
自分のことを
わからないと笑う
自分も
わからないと笑う
絶対にいえないから
でも、口が滑って友達に言っちゃう
「実は男の子だけど学校に好きな男の子がいます!」
そんな動画を見てキュンキュンしてる女性、コメント欄見ると多いですね。
そんな動画を見てキュンキュンしてるゲイの私も誰にもホントの事言えてなくて、少し自分を出しながら動画の欄にコメント残します。
「二人の未来が明るくなりますように🙏」
誰にもいえない秘密
最近は思ってない
そう言いながらもあの日からずっと
頭の隅では
死にたいと思っている
毎日毎日何かしらに追われ
楽しみにしていたことすら
面倒に感じている
あの時君のこと嫌いじゃない
と言ったが
好きとも言ってないからなと
思っている
君が僕以外の男の人が好きと知っていながら
君とキスする日の夢を見ている
絶対に覆ることのない
この場所で僕は
《誰にも言えない秘密》
秘密を他人に打ち明ける時どんな気分だろう
『お母さん...あの』
『どうしたの?』
『やっぱりなんでもない』
このやり取りを何回しただろう
私は秘密をお母さんに打ち明けれない
いくつもの私の秘密を悩みを知って欲しい
だけど私には勇気がなくいつも心に溜め込んでしまう
いつかみんなに打ち明けられたらいいのにな...
誰にも言えない秘密
それはやっぱり
誰にも言えない。
秘密は誰か一人に話してしまうと
絶対秘密ではなくなるものだと知っている。
「誰にも言わないでね」と言われたら
私は誰にも言わないのに、
その事で友人関係がおかしくなるのは
何故だろう?
秘密、は取扱い注意だ。
がたがた揺れる電車の中で、隣の少女は呟いた。
「みんな、みんないなくなっちゃったよ」
親も兄弟も親友も恋人もペットも、みんなみんな死んでしまった。そんな少女に残った一つの事実を、
少女はまるで、誰にも言えない秘密を打ち明けるように呟いたのだ。
先日知った言葉で「デミロマンチック」というものがある。
私も意味をきちんと理解していないけれど、親しい人にしか恋愛感情を抱かない、というものらしい。一目惚れをせず、全く知らない他人に恋愛感情を抱くことを理解できない、等が当てはまり、なるほどなと思った。
アイドルや俳優にハマることはあっても、恋をしたりする感覚はずっと分かっていなかった。学生時代に友人が、話したこともない男の子のことを「好き!」と言っているのを見て「顔と恋愛するの?」と思っていたし、知らない人からの告白は「どうせ体目当て」と心を閉ざしていた。後者は正直合っているかもしれないけれど、真偽はわからない。ただ、どちらも軽蔑していた。
そんな私でも、恋愛経験がないわけではない……と先日までは思っていた。誰にも言えない秘密というのは、自分から「恋人」を望んだことが一度もないと気が付いてしまったこと。
数年前に結婚した夫とは元々、よく遊びよく話す友人だった。というより、今も友人だと思っている。何年かかけて友人として仲良くなり、告白されたので付き合い、結婚したのだ。しかし、告白された当初は夫に恋はしていなかった。ただ、断ったら大切な友人が離れてしまうと恐ろしくなり、大切な友人なのだから要望は叶えたいと思い、私も好きだった付き合おうとなったのだ。これはとても不誠実だったと思う。
(一つだけ先に言うと、私は夫のことが好きだ。いまから友人に戻ろうと言われたら、そう考えると胸が痛い。)
幸運なことに、付き合う、という行為にそこまで激しい抵抗感はなく、彼ならばいいか、という気持ちで数年付き合った。その中で、どこから芽生えたのかわからない、家族とも友人とも違うような、家族であり友人でも恋人でもあるような情が育った。めでたしと言えるだろう。
しかし先日、デミロマンチックの話を聞いたとき、私のなかの「恋愛」とは友愛や親愛に付属可能なオプションであり、自分から生み出すことは出来ないのでは?と疑念が浮かんだ。
思えば恋人というものがいたとき、全て相手からのアプローチで交際が始まっていた。いつも私の心にあったのは友人を失いたくないという気持ちだけ。永遠に友人でも良かった。そもそも相手は友人としてではなく恋愛の相手として仲良くしてくれていたのでは、と考え泣いたこともあった。
疑念を持ったところで、恋愛感情などという形もなければ定義も曖昧なものに結論は出ない。漠然と、私はそういうタイプの人間だったのかもしれないなあと思うだけである。
これを夫に話すと不安がらせてしまう気がするので、私はこの考えを秘密にしておこうと思う。