『誰にも言えない秘密』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰にも言えない秘密
まあ、そんなの色々ありまして
結局はさ、ありのままなんぞや
この世の中は受け入れてくれず
それこそ、秘密だなんて
あってもなくても
他人から見たらそれは
空白に過ぎないんだろうな。
つまらない話を聞いていたり、暇な時間が長かったりする時、人にバレない範囲でだが、よく空想をしている。
あんなことがあったらいいな、面白そうだな、というように。空想にはリラックス効果があるようなので、創造が好きな人、得意な人は暇な時に空想するのはオススメかもしれない。
誰にも言えない秘密
棺桶まで持っていくしかない。
誰にも言えない秘密とは、そういうものだ。
話したところで、わかってもらえない。
むしろ非人格者だと思われるような秘密だ。
今でも自分の心を苦しめる秘密だ。
なぜそんなことをしたのかと後悔している。
でも、自分がやったことには間違いがない。
一生苦しみながら、亡くなったら自分と一緒に
消え去るものなのだろう。
辛いが仕方がない。
若い時にやってしまったことだから。
『誰にも言えない秘密』
毎朝の身だしなみは欠かさずにやること。
どんなに寝坊したとしても。何があっても。
それは、死んだじいちゃんとの約束だった。
そんなわけで今日も私は鏡の前に立っていた。
出かける二時間前に起きて、家事をして、髪を整える。去年から通い始めた高校のセーラー服を着る。
もちろんアイロンはばっちりで皺はほとんどない。
月曜日じゃないからと、自分に目をつむる。
じいちゃん特製の尻尾と耳をつけたら完璧だ!
「おはよう」
「おはよー!」
元気な挨拶が飛び交う中、異形たちにまぎれて校門をくぐる。
生まれてすぐにこちらへ迷い込んだ私は孤児だ。両親は人間だとバレた途端に殺されたらしい。
化け上手なじいちゃんが助けてくれなかったら、私もとっくにお陀仏してただろう。
そんな命の恩人は、数年前、化学の神に選ばれて転生してしまった。神になっても見守ってるぞ。それが遺言?となった。
とにかくこの世界の住民に人間だとバレないこと。
それは誰にも知られてはいけない秘密だったのに。
「お~はよっ、ヒトちゃん」
誘導に乗せられてつい、この耳がお手製だとこぼしてしまった。半年くらい前の森林合宿で。
この、犬の大将に!
同じイヌ科なのに臭いがしないと指摘されて焦ったのがいけなかった。風で香水が消えかけていただけだったのかもしれないのに。
これ以上ヘマはしないと威嚇する私と、それを見てにやける犬の大将。
本日一戦目のゴングが鳴ろうとしていた。
みんなが持っている誰にも言えない秘密。僕だって持っている。だけど、言ってしまったらそこで終わり。誰にも言えない秘密というのは言わないから価値があると思っている。言わない事で自分の純粋な考え方や気持ちができるからだ。秘密はあっては行けないものでは無い。大げさかもしれないが、秘密があることで僕は生きているかもしれない、そんなふうに思えるほど、秘密は大切にしている。誰にも言えない秘密なんてもっとだ、言えない秘密というのは自分の本音、つまり愚痴を言える場所だ。隠したかったら隠せばいい、だから、隠し事があるということに自信を持って生きて欲しい。もしも隠し事がない人がいるとしたらその人は愚痴も吐けず苦しんでいるはずだ。だから、自分を責めず誰にも言えない秘密を大切にしよう。
静かだ。
白い清潔な壁には、澄ました顔で並ぶ肖像画。
その中で、彼女は澄まして、柔らかな微笑みを浮かべていた。
流れるようなウェーブのかかった、ブロンドの髪。
長いまつ毛を跳ね上げた、アーモンド型のパッチリとした目。
形良く、ツンと立った鼻の横に、ふっくらと赤みを持った頬を持ち上げて。
控えめに挿した紅をさりげなく見せて、笑っている。
「本当は私、こんなに綺麗じゃないの」
地下のアトリエで、冴えない画材に囲まれた貴女はそう言って笑った。
「私じゃなくて、私の見本だけど。お父様が可愛い方が良いっていうから、仕方なく、ね」
そう言って、貴女は柔らかく、卑屈に微笑んだ。
それでも、額縁の中の名画のように美しかった。
この肖像画を買ったのは、ちょうど一年前の雨の日だった。
狂ったようにカメラを抱えて、冴えないフィルムを焼く友人が、いつものように、持ち込んできたものだった。
芸術が好きで、かつて同じ夢を志す同志であった俺に、“鑑賞”という趣向を知ってもらいたい。そう彼は言った。
その日も俺は、彼のように狂気に魅入られることも、天才のように神に魅入られることもなく、人型の炭素循環器としてダラダラと稼働していた。
だからかもしれない。
彼の持ってきた二束三文の絵の中に、気怠げに額縁の外を見下ろす、妙に大人びた少女のその肖像に、どうしようもなく惹かれた。
言い値で買い取り、使わなくなってカビの生えたアトリエへ運び込み、一息ついたところでその肖像の少女は、眉を顰めた。
「随分と辛気臭いお部屋ね」
御伽噺のお姫様か、貴族のお嬢様のように、美しく上品な顔立ちとは裏腹に、辛辣で、卑屈で、皮肉屋だった。
貴族調の、洗練された所作と丁寧な口調が、彼女の言葉の端に吊り下げられた、陰とした真意を却ってよく引き立てていた。
彼女はよく笑った。
ピクピクと片頬を引き攣らせる、皮肉な笑みで。
そんな清濁を呑んだ彼女と会話を交わすたびに、俺は刺激された。
いつの間にか、俺は考えるようになった。
元のようにやりたいことを見つけるようになった。
スケッチブックを、また手にとるようになった。
一応は深窓の姫なのよ、俺が笑うようになってから、彼女はいつもの皮肉な笑みでそう言うようになった。
「深窓の姫って設定なの。その方が評判も綺麗で箔が付くし、何かの間違いで哀れな殿方が付くかもしれないでしょう?」
彼女は、いたいけな少女のように、両手で口元を覆って、くすくすと笑った。
「私はどう足掻いても部屋から出てはダメなんですの。こんな身体と器量では、家の爵位に泥を塗ることになりかねないもの。出れませんわ。だから」
一拍置いて、彼女は悲しみと諦めの混じった微笑みを浮かべた。
「ずっと、深窓の姫ですの。そして、私はこの絵の私しか、残ってはいけないのよ」
とあるニュースが美術界を騒がせた。
ネットニュースから始まったそれは、瞬く間に平和な先進国のニュース番組を征服した。
『有名画家の日記、発見される! 未発見の作品発見の期待!!』
そこに載っていたとある貴族の娘の肖像画。
その特徴は、完璧に彼女と一致していた。
「私、美術館へ行きますわ」
ある日、彼女は言った。
「美術館へ行って、良家の完璧なお嬢様、少女肖像画の名作を演じてやりますの。そして、私を地下に閉じ込めた世間の人々というものを拝んで、騙して、“詐欺”というやつを成し遂げてみせますわ」
ですから、彼女は、俺の手元にある請求書とカタログをチラリと見やり、ぴくりと頬を引き攣らせて笑った。
「私を引き渡すと良いですわ。御礼をたんまりとってね」
彼女は笑みを深めた。
「ここで話したことは全部秘密ですわよ?誰にも言わないでね。レディの秘密を話すのは紳士の風上にもおけないですわよ?」
彼女は、辛辣で、卑屈で、皮肉屋で、頑固だった。
彼女の決断を翻すことは、俺には一度もできなかった。
だから。
彼女と過ごした一年間の思い出は、秘密だ。
彼女の口の悪さも。翳りのある苛烈な性格も。抹消された悲しい過去も。本当の笑い方も。
誰にも言えない秘密。誰にも言ってやるものか。
美術館の額縁にかけられた彼女は、無邪気に微笑んでいる。
本当に大した女優だよ、憎まれ口を小声で叩いてやる。
美術館の柔らかな照明が、彼女の額縁の影を、くっきりと壁に照らし出していた。
・誰にも言えない秘密
私には秘密がある
でも君にだけ教えてあげるね
私実は異世界から飛ばされたんだ〜
私の住んでる世界は好きなことばっかりできる
自分がしたいようにしても周りに迷惑がかからない
学校も行かなくていいし、勉強も仕事も嫌ならしなくていい
こんな世界行ってみたくない?
「これは墓まで持ってく話しだな」
おしゃべりな私が
いまだに誰にも話してないこと
秘密なんて抱えることができたのか
何でも話してるようで
重要なことは話さない
秘密なんてつくるものじゃないな
猫が好きで、撫でてる時は少し緩むその表情も。
私達に厳しくするも、それは愛情からくるものだとバレバレな所も。
全部大好きです。
…なんて、教壇に立って話す貴方を見て誰が言えようか。これは誰にも言えない秘密。
でもひっそり慕うぐらいなら、許されるよね?
誰にも言えない秘密
ひとりで留守番中、
寂しいから一人二役して
会話してること
窓から差し込む光がキラキラ輝いて
渋い声のおじいちゃん先生がBGMを奏でる
わたしは斜め前に目を向ける
少し猫背な背中
机の中に窮屈そうに詰め込まれた足
脇腹にシワの寄った白いワイシャツ
軽く座り直して窓を眺める横顔
とっさに教科書を立てて顔を隠す
「やばい。見すぎた。」
少し教科書をおろし、さりげなく周りを確認する
「バレてなさそう。セーフ。」
頬が緩み、小さくため息をつく
そしてまた一点を見つめる
これはわたしだけの秘密
「誰にも言えない秘密」
2024.06.05(水)【誰にも言えない秘密】
私には誰にも言えない秘密がある
家族、先生、バイト先の先輩や店長などみんなに言っていない秘密が
それは「私には友達がいないこと」
これを聞いてどういうこと?ってなった人もいるだろう
私は昔から友達というのが嫌いだった
きっかけは友達になろうとしていた人に裏切られたからである
それからというものトラウマになりつつあったこと友達という単語
家族には自分の妄想で描かれた友達とのエピソードを話している
先生にはこの学校には友達がいないだけで他校にはいる と話している
友達って難しい
「誰にも言えない秘密」
目で見えない秘密
口で味わえない秘密
耳で聞こえない秘密
手で触れられない秘密
誰にも言えない秘密は形の無いもの
私が一番向いてることは、黙々と折り紙でくす玉をつくったり、積み木でお城を作ったり、好きな文章を写経したり、考えたり、そういうことであり、最も居心地が良いと感じるのは、親戚や家族が飲んでいるリビングの隣で、賑々しくも遠い声を聞きながら寝転がっている、和室でひとりの静寂です。
『誰にも言えない秘密』
誰にも言えないから…
言えないのだ
ただこの場所だけが
私の本音を言える場所だ
ここに私の本音を書くことで
私は…だいぶ救われた
鬱やパニック障害、不安障害、発達障害
毒親のこと…
今までの辛い過去
大切な仲間や
大好きな人のこと
愛している人のこと
ここに書くことで
『誰にも言えない秘密』や
「誰にも言えなかった自分の過去」
それらを
整理することが出来ている
自分の気持ちを後回しにしてきたから
本当は自分が今、どう思っているのか?が
全くわからなかったのだ
だから
私の今まで、そして、これからの作品全てが
ノンフィクションであり
『誰にも言えない秘密』となる
フィクションであって欲しい忌々しい過去
それでも今、私には
書くことが大事なのだ
その時々は今をただただこなす事に必死で
感情など消し去らなければ生きてはこられなかった
だから今、私は…
その頃の感情を、痛みを
しっかり受け止める必要がある
でなければ…
無感情のままでは新しい道は開けないのだ
だからさ
みんな暇なときに
私のノンフィクションの世界を覗いてみて下さい
こんな人生でも
必死に生きている人もいるんだって
少しは希望が見えるかも知れないよw
誰にも言えない秘密
誰にも言えないから「秘密」なのだ。
私にもいくつかある。
秘密にした時点で
誰にも言わない。
それが大切な人であっても。
大切な人だから言わない、とも言えるけど。
「めちゃくちゃ意味深…」
「見ても言わないよ?笑。ってかそんな大層な秘密持ってないし。私も。」
「怪しい…」
そう言うとシロくんはさっきより大袈裟に
私を見つめてきた。
いたずらっ子のような表情のシロくん。
「無理に聞きだす気もないくせに」
「…バレたか笑」
彼のこういうところ、
本当に好きだ。
でも今これを言ったらなんか負けな気がして
あえて言わないことにした。
これも「誰にも言えない秘密」…かな?
ほんとに好きな人は
あの頃からずっと好きな人
別の人生歩んでいても
いつも心の支えになってる
誰にも言えない秘密
誰にも言えない秘密はね。
それはね、僕の部屋には彼女がいるんだ。
でも、その子ぴくりとも動かないんだ。
それで、その子頭から血をとろ〜っと流してるんだ。
とっても綺麗な赤色だよ。
雪のような白い肌に、薔薇のような綺麗な赤。
ふふふ、とっても綺麗。
ばくだけの美術品。
そして、誰にも取られない、奪われない。
僕だけの彼女。目は瞑ってるけど、美しい。
誰にも触られない。
嗚呼、嬉しいな。
はあーずっと一緒だよ? 一生離さないからね。
___ちゃん♡ ふふふ
墓場まで持ってくよ
それが私の美学なの
#誰にも言えない秘密
誰にも言えない秘密
自分が悪いし、気持ち悪いし、自分死ねって思う。
何でかって?
誰かに言いたいけど誰にも言えない。
何があっても
言ったらいけない。
私家族を裏切ってる。