『誰にも言えない秘密』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【誰にも言えない秘密】
僕、ずっと先輩のことが好きだった。
先輩の眩しい笑顔も
先輩のすぐ寄り添ってあげられるその性格も
全部が好きだった
だから先輩の一番になりたくて色々努力した。
だけど先輩は違う誰かと笑ってた。
先輩の僕らの関係は後輩と先輩だったらしい。
僕の気持ちを伝えられず先輩は卒業した。
この気持ちは誰にも言えない"僕の秘密"
小学生の頃、ピンポンダッシュ、したことある。
下校時に、なぜか始まってしまった、ゲームに負けた人がピンポンダッシュする、という馬鹿みたいな遊び。すごく嫌だったのに、やめよう、って言えなくて、そして私が負けた。
ピンポンダッシュしたあと、何年も、何年も、その家の前を通るたびに罪悪感。誰にも言えず、中学卒業までずっと引きずっていた。
大人になったいまでも、どの家だか覚えてる。リアルに感覚を思い出す。
そして、じわーっと嫌な気持ちになる。
誰にも言えない秘密があります。
貴方の事を好きになってしまった事。
誰にも言えない秘密があります。
貴方の事を自慢してる事。
誰にも言えない秘密があります。
いつか、貴方が引退してしまう前に告白しようとしてる事。
『誰にも言えない秘密』
私には誰にも言えない秘密がある。
それは、今通っている高校を転校したいことだ。
憧れの志望校だったのに…
それなのに入学してそうそうかなりのギャップを感じた。なんでなんで…
理由は、このミソフォニアや感覚過敏の影響で毎日同じことを繰り返している自分に嫌気が差したことと勉強が思い描いたものと全く違ったことである。『辛い…行きたくない…』
学校がある日は毎日、朝起きてから終わるまで憂鬱である。こんな状況を変えたい!そして楽しい高校生活を送りたい最近はずっとそう思っている。
密かに調べていいなと思っている学校があるが、そこでもまた同じことが起きたらどうしようとお問い合わせのメールすら送ることができない…
どうしたらいいの………………………………
誰にも言えない秘密。ふと部屋の隅で考える。
ああ、考えるだけで心臓の音が大きく体中に響く。
二文字で表せるこの感情。
ピンク色をしたそれは体の中を動き回る。
もう、ずっとそれしか考えられない!
誰にも知られたくない。
私の中にとっておきたい。
いつか君にも共有したい。
…………君が…
…………
…………
好き。
誰にも言えない秘密
言ったら秘密にならない
誰にも言えない秘密は
一生誰にも言いません
というか
思いつかないだけなんだよね
なな🐶
2024年6月5日1423
誰にも言えない秘密
誰にだって秘密はあるさ。
君だってそうだろう?
恋愛でも、仕事でも、人間関係でも、趣味でも…
僕にも「絶対に『誰にも言えない秘密』」というのがあってさ。
君にだけ教えてあげるよ。
って、教えちゃったら『誰にも言えない秘密』じゃ無くなっちゃうね。
じゃあ、教えないでおくよ。知られると困っちゃうからね。
いつか、君の手で知っておくれ。
…知られるのは困っちゃうけどね。
誰にも話したことのない秘密は山ほどある
そのうちの一つについてお話させてください
私は嘘つきである。ということだ
嘘つきと言ってもテスト範囲や人の死などのことではない
昨日のご飯はハンバーグなのにパスタと答えたり一般には「虚言癖」とも言われるものだ
これをぼくは辞められなくなってしまった
理由はたったひとつ。
自分のことをあまり知って欲しくないから
自分以外の人にあれこれ聞かれたり知られると
私は怖くなって怖気付いてしまう
ぼくは私だけを守るために
この秘密を墓まで持っていかないといけない
「誰にも言えない秘密」
誰にも言えない秘密があることは
ここだけの秘密
私は、きっとこれからも女性が好き。
だからね、2人にこの人と結婚がしたいって言う日は
来ないと思うの。
ごめんなさい。
【誰にも言えない秘密】
私には誰にも言えない「ヒミツ」がある。
それは、あの子と付き合っていることだ。
今すぐでも誰かに伝えて自慢したい。みんなに知ってもらいたい。でもあの子との「ヒミツ」は守らないといけない。あの子と付き合っていることは誰だとしても「ヒミツ」。絶対に誰にも言わない。
私には秘密がある。誰にも言えない。
その事を考えている時は寝れなくなって、なぜあんなことをしたのだろう、と考えたりする。
それでも明日はやってくるから、私は秘密を神社に書きに行くことにした。懺悔、的なやつである。
「あぁ、八百万の神よ、私は、私は。」
ここから先は私も言うのが難しくなり、やはり、いいです。と言い残して来た道を帰ろうと思った。
正確に言えば帰った、はずだった。
『そんなに気になることを残して何処に行こうと言うのかな』
……そこに居たのは男でも、女でも、オカマでもなく、
「…神様?」
『そうだ』
神様だった。
その日、私の1番の秘密は更新した。
実は、寂しいです。
とってもとっても、寂しい夜があるんです。
友人もいるし、大切な家族もいます。
好きなアーティストもいます。
自分は愛されているはずだと信じています。
だけど、そうじゃなくて。そこじゃなくて。
例え、誰か大切な人に抱きしめてもらったとしても、埋まることのない寂しさがあるんです。
原因のない、自分の中で生まれただけのものだから。
何とか紛らわしながら、毎日生きているんですよ。
〝誰にも言えない秘密〟
『誰にも言えない秘密』🧡
僕は弱虫だ。
一人で悩んで
一人で泣いて。
何にもいいこと無いのに
その方法しかわからない。
周りには言えない。
知られたくない。
そう、強がるたびに
人は離れていく。
皆さんは誰にも言えない、「秘密」は、ありますか?
私は、あります。多分誰にだってあると思います。
このお題で一応書いてはみたものの
納得いく出来には至らず
結局消してしまうことにする
消したポエムは頭の中に
誰にも言えない秘密となった
【誰にも言わない小さな秘密】
完全な匿名なんだから気にせず投稿しちゃえばいいのにね。見栄というか変な美意識が働くのがとても不思議。こういうのを自意識過剰と言うのだろうか。
実はね…私の部屋は汚部屋なんですよ、バレてないはず
秘密は誰にも言いたくないからある
信頼してる人、信用してる人などには"話せる"
でも、人は皆家族にすら言い難い秘密を、
1つや2つ持っていると私は思う。
人は秘密を持っていて、それを隠そうとするから
"嘘"を付く
そして嘘を付く事でお世辞や猫被りを覚える。
秘密があるからこそ、
この社会は成り立っているのかもしれない
お題〚誰にも言えない秘密〛
誰にも言えない秘密
ここで書いても、誰一人共感することも、失笑することも許されない。
だから書けるんだけど、、、
俺の前妻は別れて7年後、自ら命を絶った。
理由ははっきりとはわからないが、
その時、お母様から連絡があったんだ。
亡くなったと。泣きじゃくった。
それから、18年も経ったある日、遠い遠い彼女のお墓に手を合わせに行ったんだ。
年老いたご両親様が一緒にいらっしゃったんだ。
山の中にある少し寂しい場所に彼女のお墓があった。
何故か線香に中々火が点かなかったんだ。
そして墓石のてっぺんに小さなカエルがずっと俺をみていたよ。
『何年待たせたんだよ!今頃来やがって!』
帰り際に両親に言ったんだ。
「御嬢さんを幸せに出来なくてすみません。」 「まだそんな事言ってるのか。」母親の言葉はとても重く深いものだった。。。
帰り道の車中で、お墓参りの時に何故か出なかった涙が叫びと共に流れ落ちた。
ごめん。ほんとうにごめん。俺と巡り会ったばっかりに、こんなに早く命を落とすことになって、、。
『私の梅干し』
宮沢 碧
「あー、それ!それは動かさないで。いいの、いいの、そのままで!その代わりこれお願いできるかしら」
私は新しく入ったバイトさんに指示をする。
私たちは今日、引っ越しをする。母がカフェを始めてみたいと言うのでお店を新しくするのだ。何代も前から使っていたお店、前田煎餅店はこうしてまもなく伽藍堂になって行き、物を置いていて周りと色の変わってしまった壁や床を私はそっと触って歩いた。飴色に変わった床や棚、おじいちゃんが若かった頃によくタバコを吸っていたと言う窓。瓶がたくさん並んでいたカウンター。たまにお客さんまで入っちゃう掘り炬燵。
「ありがとうね」
からっぽで冷たくなったようなでも、まだほかほかの温もりのするような、まるで起きたての布団のようなぬくもりのする部屋に声をかける。引越しといっても通り2つ離れたところで、まぁ、別にここを売ったり壊したりする訳でもないのだけれども。
「あとはこの荷物だけですね。どこ、持ってきますか?」
私の足元にある大きな段ボールを指差して、焼き担当の職人、源二郎さんが話しかける。
「じゃぁ、私の助手席にお願い。重いので気をつけて下さい」
「わかりやした。おっ、本当だ、重い。そしたらあっしはこれでトラック出しちゃいますね。車で先にお店向かいます」
「ありがとう、そうして下さい。私もすぐ向かうから」
天地無用と書いてある箱を持って源二郎さんは店を出る。
カフェをオープンさせるのは初めてだし、本格的に店を継ぐことになるのはドキドキする。でもこうして私よりもずっと長い間この店で働いてくれているベテランの職人さんも辞めることなくついて来てくれる。新しいバイトさんも入る。初めこそみんなと同じ東京のオフィスワーカーみたいなりたくてどこか気もそぞろに働いていたけれど、これからは違う。母がとは言え、新しいことを始める。やっと自分の中でもワクワクする気がする。何より調べたり、自分の意見を聞かれたり自分が必要とされていることが嬉しくて自分から動こうと言う気が起きて来ていた。
戸締りをして私は車に乗り込む。シートベルトをする時、助手席の先程運んでもらった段ボールを見て心が弾む。天地無用。中身は私の漬け始めた梅干しだ。今年、私は内緒で梅干しを漬けたのだ。おばあちゃんが毎年の習わしのように漬けていた梅干しのように。この家に生まれてるのだから今更な言い方だが、実のところ梅を漬けるのはまるで『秘伝のタレ』のような気がしてこの家にすっかり馴染んでしまったようで伝統をすっかり継承してしまったようで気が進まず、今まですることができなかった。それを今年はふとやってみようと思えたのだ。勿論昔教えてもらったおばあちゃんのレシピで。心とは不思議なものだ。
車をゆっくり出す。さぁ、新しい始まりだ。この梅干しでお店に働いている人に賄いを出す。そしていつかは梅ざらめの梅に使えるような家族も職人さんにも認めてもらえるような梅を漬ける。お客さんに喜んでもらう。それが今の私の夢だ。これはまだ誰にも言えない秘密。
カフェ しだれふじ、前田煎餅店は一週間後にオープンする。
2023/06/05
お題 誰にも言えない秘密