『誰にも言えない秘密』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
みんなが幸せになるようにと願っていることでもたまにそれはルール違反だったりする。
指導を受けなくても反省しているならそれでいいじゃないか。ただの理屈に過ぎないが。
やりたいことをやればいいこんな世界を私は望まない。なぜなら、やったらやったでストレスが溜まるから。
苦い思い出、黒歴史、漁ることは許されない。私のプライドだけど。
たかが床に落ちているガムでも場所が変われば怒られる。理由が分からない。捨てることが駄目なのかましてやその行動が許されないのか。
今日あった私の黒歴史【 誰にも言えない秘密⠀】
『誰にも言えない秘密』
私には秘密が無い。
それが悩みでもある。
《誰にも言えない秘密》
ここでしか言えない秘密を話します
浮気しました
「……ああ、ちょうど良かった。少し誰かとおしゃべりしたい気分だったんです」
雨がトタン屋根を打ち付けるバス停、町の外れにぽつんとあるそこで、少女は左横の枝垂れた木の影に向けてそう言った。
制服なのも構わず吹き込んだ雨粒で濡れるベンチに腰掛けて、黒く曇った空と遠くまで見えない正面の風景をぼうっと眺めながら口を開く。少女にとって、影からの返答がないことはそう重要ではなかった。
ざわざわと風に吹かれた木の葉が擦れ合う。
「桜の樹の下には屍体が埋まっている」
「有名ですよね。小説でしたっけ。今や都市伝説みたいな扱いですけど」
雨音は時間経過に比例して強くなっているようだった。ぽつりぽつりと、しかしどこか無邪気にこぼされる少女の声ははたしてバス停の外にまではみ出しているのだろうか。波打つ屋根の溝を伝って繋がった大きな水滴が一つ、少女の目の前を滑り落ちていった。
「私、その話を初めて聞いた時、気になって気になって仕方なかったんです」
「作り話だろうって思っていても、もしかしたら本当なんじゃないかって考えがふと頭をよぎるんですよ」
わかりませんか? と少女は問いかける。代わり映えしない景色を真っ直ぐ見据え続けるその顔が枝の伸びる方向を向くことは決してなかったが、それでもその問いは、暗く落ちた影に対して共感を求めるものだった。返事はない。相槌が返ってくることもない。少女はその沈黙を快く受け止める。
「だから、確かめてみたんです。近所の公園に都合よく桜の樹がありまして。日も落ちて、そこで遊ぶ少しの子供も家に帰る頃に、家の倉庫からシャベルを持ち出して木の根元を掘り返しました」
「何があったと思います?」
「何にもありませんでしたよ」
「そりゃそうですよね。強いて言うなら土が、沢山の微生物の死骸が混じっているであろう土がありました。
でも、あの言葉が言いたいのはきっとそういうことじゃないんですよね」
残念そうな薄い笑顔。期待していたものが現れるはずはないと知っていたのにも関わらず、自分の手で夢を壊してしまったことへの後悔。少女は好奇心によって、秘めたままでいたかったはずの謎を殺した。
真実を知って、共有してなお、雨はやまない。一方通行のおしゃべりは続く。
「それから何年か後。割と最近ですね。家の裏手に山があるんですけど、その脇にある細い道路で動物が死んでいるのを見つけたんです。
ああ、もちろん私が殺したわけじゃないですよ? 多分事故かなんかだと思います」
「……何を思ったんでしょうね」
「私は裏山の、特に立派な樹の根元にその屍体を埋めました」
地面にぶつかって弾け、水溜まりの表面にとめどない波紋を作り続ける雨粒が、ざあざあと激しい音を立てている。少女の頭上で響くこもった煩いまでの音が、人知れず告白された事実をひた隠そうとしている。
陰惨に項垂れる枝が、葉が、地面につこうかというほど、少女の表情に興味を持って覗き込もうとしているようにしなる。
「桜でもなんでもない、名前も知らない、年がら年中緑色の樹です。どうしてかその時の私は、そうしたいと、そうするべきだと思い込んでいたんです」
少女に悪気は感じられなかった。ただ不思議そうに、その光景を、抱いていたはずの感情を思い起こそうとしている。少女は自他ともに認める好奇心の塊だった。
脳裏に再生したその思い出が時間を進めるたびに、少女の声は弾み、胸を高鳴らせるようにその大きな目を見開く。今少女の目の前にあるのは天候の沈む町の風景などではなく、あの日の興奮と発見だった。
「そしたらどうなったと思います? そう、次の月、何となくその事を思い出して様子を見に行った春」
「そこには間違いなく桜が咲いてたんです」
「綺麗な花でした。目を奪われて、見ていると不安になるのが分かるほどの」
見間違えるはずも、迷子になるはずもない。少女の知っている限り、裏山の中に桜が咲くことなどそれまでなかった。
では誰かが植え替えた? 一体何のために。そこにあった何の変哲もない樹の下に屍体を埋めたことを、少女は誰にも打ち明けたことはなかった。
たった今、そこにいる真っ暗な影に気まぐれに口を開いたのが初めてだというのに。
「あの話はやっぱり本当だったんでしょうか。私が確かめた公園は、掘り起こす深さが足りていなかったとか。もしかしたら公園の桜も元は違う樹だったんでしょうか」
「それとも。私が、誰かがそうあって欲しいと思ったからそうなったんでしょうか。ただの作り話が広がって、都市伝説になったから」
疑問は尽きない。真相を突き止める術は知らない。
「ふふ。どっちにしろ、私のした事がバレたら怒られちゃいますから。これは内緒にしておいてくださいね」
少女はようやくバス停の横に視線を移すと、その影の中に佇む人型の黒い何かに向けてしぃ、と人差し指を立てた。軽いいたずらを親に隠す子供のように、頬を色づかせてお茶目なはにかみを見せた少女は、傍らに立てかけておいた傘を手に取って立ち上がる。
太陽が姿を隠している中で不自然な程に濃かった影は満足そうに、アスファルトへ雨粒と溶けて染み込んだ。
【誰にも言えない秘密】
誰にも言えない秘密
あの子が好き。
あの子が嫌い。
笑って人を評価する。
上から人を見下ろしてる。
仲間外れは怖いから、一緒になって笑ってみるけど。
本当は興味がないの。
あの子も、その子も、あなたのことも。
どうでもいいの。
なんでもいいの。
ねえ。
好きの反対って知ってるかしら?
<誰にも言えない秘密>
秘密があっても私はいいと思うんです。
それが
誰かを救うなら
誰かを笑顔にできるなら
誰かを幸せにできるなら
誰にも言えない秘密があってもいいと思うんです。
『誰にも言えない秘密』
それは、君を好きになってしまった事。
君は、まるでこの空のずっと遠い雲のような存在の人。
私なんかとは大違い。住む世界も何もかもが違った。
私の身体は弱くて、君と一緒になったら
君を不幸にさせてしまうかもしれない。
この「好き」という気持ちも、周りは許してはくれないだろう。
だから、この想いを胸の奥にそっとしまい込んだ。
......君の幸せを、画面の向こう側から見守っているよ。
フレンドリーにみせかけています。
人が好き。といつも子犬のように尻尾をふっていて
誘われると断りません。
本当は、一人が好きなのに。
寛容にみせかけています。
にこにこといつも笑っている。
本当は、腹わたが煮えくり返っていても。
みんな私のことを良い人といいます。
それが満足です。人から嫌われるのが怖い。
自分は人を好きではないのに。
そんな身勝手な人間であることは誰にも言えない秘密です。
「誰にも言えない秘密」
誰にも言えない秘密
穏やかに。いつもの調子で。
僕は君の話を聞き、相づちを打ち、笑ってみせる。
いつもの日常。だけど。
胸が苦しい。
後ろめたい気持ちと、これが正しいと思う気持ち。
混乱して、言葉が出てこない。
「何かあった?」
不思議そうに首をかしげる君に
平静を取り繕って、なんでもないと笑う。
なんでもなくはない。
君が隣にいるのに。
なんだろう。この、孤独感は。
この秘密を、君に打ち明けてしまえば
楽になれる?
そんなことはないだろう。
聞いてしまえば、君は辛い思いをする。
きっと、どうしたらいいかわからなくなる。
だから。
自分の罪は、誰にも言えない。
誰にもいえない秘密
言葉にしてしまって楽になれるなら、きっとそれは誰にも言えない秘密ではないのではないか。
言語化できない経験が、世の中には溢れている。
誰にも言えず秘密にしなければならないことは、時を経ても言語化に苦痛が伴う。そして、言語化しても苦々しい思いは、容易に消滅しない。
そういう言葉にできなかった想いをどこまで受け止められるか。秘密を打ち明けられる側にも問われるような気がしている。
だから、私の誰にも言えない秘密は、海洋散骨されるその日まで細胞の中だけにとどめておきたい。
はたから見れば、「なんじゃそりゃ、そんな大した事でもないじゃないか!」と、爆笑されることだとわかっていても。
私があと死ぬまで1ヶ月
まだ誰にも言ってないの、
大切な彼にさえ…言えずにいる
ずっと言わなきゃって思ってた。
それでも言える気がしなくて、
ずっと隠してきた…
あと、1ヶ月
それなら、未練なんてない方がいいに決まってる
私がやることは彼を自由にすることだ
「ねぇ、話があるの…」
「どうした?なに?」
「……その、別れて欲しいの、 」
「……なんで、?俺なんかしちゃった?直すから、、どうして、」
「違う。あなたの問題じゃないの、ごめんね」
「じゃあどうして、、」
「あなたには私じゃダメなの…」
「そんなことない!!!君じゃなきゃダメなんだ…ねぇ、なんで急に別れようなんて言うの」
あぁ、最終的泣かせてしまったな…
「ごめんね、さようなら」
「ねぇ、!!やだ!!」
大丈夫、あなたならきっといい人が見つかる
1ヶ月後
「なんで、言ってくれなかったんだ…」
そんなに残酷なことがあっていいのか、
君はさ、隠すのがほんとに上手だね…
「ねぇ、もう1回やらせてくれよ」
君がいる世界でもう一度やり直させてくれ。
そしたら二度とこんなミスしないから
君が1人で死なないように、頑張るから、
だから
「もう1回だけ君の声を聞かせてよ」
誰にも言えない秘密
う〜ん、本当に言えない。
ちょっとした性癖…。
墓場まで持ってかないとだよね(笑)
[誰にも言えない秘密]
誰にも言えない秘密ありますよ!
でも、今ここで言ったら秘密じゃなくなっちゃうの
言うのやめときます!
夜7時になると新しい『お題』が表示される。
そっとアプリを開き
思考を巡らせる楽しみと
どうしようかな?て想像しながら描く物語。
ちょっとした恥ずかしさは
「誰にも言えない秘密なんだよ。」
誰にも言えない秘密はいっぱいある。
こんな匿名で不特定多数の場に言える秘密は、誰にも言えない秘密じゃないよ
ヱ?
誰にも言えない秘密を教えてくれッてェ?
なァに言ってンのサお客サン。
誰にも言えないから秘密、なんでさァ。
お客サンも好奇心旺盛なのはよっくわかりますがねぇ。
猫を殺したくァ、ねぇでしょう?
お題『誰にも言えない秘密』
この屋敷の小さな主様は、遂にベリアンさんを呼んだ。その前はミヤジさんだったし、さらにその前にはハウレスで……他の執事たちを呼んでは部屋の片隅でコソコソ話。主様は話を終えると必ず、
「ね、みんなにはナイショ」
と言ってくふくふ笑い、呼ばれた執事は俺に生暖かい視線を送って出て行ってしまう。ボスキに至っては「よぉ、色男」などと意味深にニヤッと笑っていた。
ハウレスが呼ばれた時には堪えきれず、
「俺には教えていただけないのですか?」
と近づいて話しかけたけど、
「フェネスには特にヒミツ!」
そう言ってハウレスの後ろに隠れた。
主様は一体俺に何を隠しているんだろう?
俺だけ仲間はずれなんてつらい……。
俺が俯いていると、話を聞き終えたらしいベリアンさんは大袈裟なくらいに主様に耳打ちした。
「フェネスくんのことが大好きだなんて、他の執事の皆さんには絶対に言えませんね。そのような、誰にも言えない秘密を私に教えていただきありがとうございました」
……えっ!?
「誰にも言えない秘密」
誰もに言わないよ
ここに居る人にだって
口を開かなければ
不幸になるのは一人だけでいいから
誰にも言えない秘密
誰にも言えないからここでも言えないってことだけ言っとくね
つまりあるよね秘密
完
ヴヴヴヴヴヴヴヴ⋯
低い振動音が建物全体に反響する。ガチャガチャと金属のぶつかり合う音、工業用オイルの匂いが鼻につく。ここは機械の国。今からおよそ1000年ほど前、ホモ・サピエンスは絶滅した。それはアウストラロピテクス、ホモエレクトスのように新たなヒト科生物によって滅ぼされたのではなく、他ならない自分達の手によって終焉を迎えたのである。人類史における最高の頭脳と呼ばれた男はこう言った。「第三次世界大戦がどのように行われるかは私にはわからない。だが、第四次世界大戦が起こるとすれば、その時に人類が用いる武器は石とこん棒だろう」と。第三次世界大戦においてどれほど強力な兵器が使用されるかは推し量りかねるが、第三次世界大戦後、何も残らない地上において次の対戦があるとすれば石とこん棒がしようされるという平和への警鐘を兼ねたメッセージだ。しかし第四次世界大戦というものは訪れなかった。あまりにも平和の機関がながかったためだ。戦争は科学技術を凄まじい勢いで発展させるというが、平和の庇護の元で1歩ずつ科学技術は発展して行ったのだ。その最たる例が完全人工知能である。21世紀の科学的テーマは思考であった。思考とはなにかその模倣を完成させる上で思考そのものの定義付けから仕組みの解析へ莫大な資金と時間が費やされた。その成果として完全に自律的に思考する人工知能と言うものが完成した。その時点でシンギュラリティが発生し科学技術はまさに時を置き去りにするが如く発展した。人びとが夢描いたあらゆる事象が人々の手によらず完成されたのだ。そして来る第三次世界大戦、科学者と呼ばれた者たちは以下にして人工知能の倫理コードを無効化して兵器利用するかに躍起になっていた。試みが上手くいった国々から大きな力を持ち、もはや以前のパワーバランスなど意味をなさなかった。あとは人工知能同士による高次の争いが始まる。そこに時間というものは存在しなかった。気がつくと地表から人々は消滅し、機械たちのみが残る。壊れた倫理コードにより人類のみが不要と判断されたのか、人工知能同士による戦争の結果なのかは誰も知る由もない。しかし、人類は全て絶滅したわけではなかった。正確にいうと人工知能によって人類を模倣して生成された生物は絶滅しなかったのだ。彼らは機械を身にまとい、機械のように振る舞うことで人工知能との共存を行ってきた。その社会はまさしく全ての存在が全ての存在のために役割を果たすといった社会で、おそらく生存という行為が報酬を与えるような報酬系が回路に組み込まれているのだろう。機械の星は何処まで行くのだろう。いつまで続くのだろう。人類がいなくなったあとの地球は自然が支配すると人類は想像していたが、自発的に生産改良を行える機械があれば半永久的に存在し続けるのだ。私は生物だ。いずれ死んでしまう。私は生物でありながら機械として生きている。機械として社会に組み込まれることで生きながらえている。「おい!待て!」ある夜、夜店を見回っていると怒号が聞こえる。少年が陽気な機会が店主を務める屋台からオイルを数本、電池を1本盗んで走り出した。人工知能は常に合理的な判断をする。彼らの中で盗むという行為が合理的であると判断されたら実行する。足が付きにくく捕まりづらい夜店はよく盗難が起こるのだった。だが、今回は少し状況が異なった。特にこれといって特殊な走行パーツを身につけていない彼は合理的というよりも無謀にみえた。私は咄嗟に「こっち!」と彼の手を引っ張る。少年を人通りの少ない裏路地に隠した。ここは悪意あるプログラムによって生成された対戦の産物とも呼べる人工知能達がよく利用している場所で、監視カメラも無ければ、個体識別、位置情報の特定をされることもない。「あの、どうして」少年は首を傾げながら私に尋ねる。「そんなことより、なんでこんなことをしたの?」1番の疑問が飛び出る。「じ、実は僕、機械じゃないんです」ーどくんと心臓が揺れる。生物である私にしか備わっていない機構だ。こんなことって本当にー。動悸が止まらず、手のひらに汗をかく。「わ、私も実は機械じゃないの、」「ほら証拠にー」テンパってしまった私は偽装用の装甲パーツを取り外し、腹部を露わにする。これは自分が生物という他ならぬ証拠で、あ。少年の胸部から鋭利な何かが飛び出したと思うと、私のお腹を突き破った。「非機械生命体を発見。たった今排除しました。」少年は何処かに報告する。店主が全力で追いかけなかったのも、少年が誰にも捕まらなかったのも全部仕組まれていたことだった。機械の星には私は必要ない、らしい。
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