『誰かのためになるならば』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰かのためにと
自分を犠牲にするのはもう止めた
誰かの幸せも自分の幸せも手に入れる
だって私は欲張りだから
誰かのためになるならば
誰かのためになるならば、僕は全てを投げ出せる。そんな人がいるのだろうか。人間、、、というか生物は自分しか見えない。だから、他人の為に何かをするというのは、自分の後になってしまう。
「なってしまう」などと書いたが、別にそれが悪いこととは思わない。自分のことを先に。他人は後回し。そりゃそうだ。自分の仕事をできない者に他人を助ける資格がないとまで思う。だから、逆にやるべきことをして誰かのために、何かをしている人は、本当に凄いと思う。僕は自分のことで精一杯、誰かのためになんて、考えられない。
誰かのために、と考えられる人は余裕のある人。僕もいつか、余裕のある大人になりたい。
2024 7月26(金)誰かのためになるならば
誰かのためになりたい、誰かのためになっていないと自分の存在意義がわからなくなる。人に尽くすのは良いことだと思う。他人に対して肯定的にもなれるし、寛容的にもなれる。じゃあ、なぜ自分にはそうなれない? なぜ自分は許せない? 他から意識されないと自分を認識できない、でも他を見ると自分に劣等感が湧く。自分で自分を認識することがもっとできれば、と思う日常、人生。
誰かのためになるならば
私には何かをできるほどの力なんてない。
ただの人間だ。
でも、それでも私の生きる毎日が
私のひと頑張り、一つの行動が
誰かのためになることを願ってる。
特別な何かなんてなにもない。
でも、私にできることならば手伝いたい。
いつも、助けられているから。
誰かのためになるならば、私は何を犠牲にしても
厭わないことを知っている。
分かっているだろ?
お前や小さな命も使うことを。
誰かのためにとは言ったが誰は
貴方しか居ないのだから。
貴方自身に身を捧げるように
何でも尽くして上げたいんだ。
だから、その場から逃げないでよ……
"貴女は僕を置いて逝ってしまった。"
あの場から居なくならなければ安全なのに…。
悔しいよ…。僕は寂しいのに…。
新しい鳥を見付けに行かなければ。
誰かのためにも終わらせなければ。
風が今日も寒く感じさせる。
"大罪人よ、自由であれ。"
懐かしい声が聞こえた。
え?
なんで君が…。
"貴方を死ぬまで見ています。"
罪と愛情は紙一重である。
知らぬが仏、見て見ぬふりをして過ごしてね♪
誰かのためになるならば
父も兄も身勝手だった。
そんなふたりに可愛がられて我儘な妹。
共働きで常になにか作業をしている母。
「お風呂洗って」「洗濯物取り込んで」
細かい家事なら誰でもできた。誰もやらなかったけど。
だから私は頑張った。
それが母の為ならば、家族がまわる為ならば。
そのうち癖になっていったこの行動は私を蝕んだ。
主体性なんて皆無に等しかった。
どんなに今が辛くても、人のためになるならと行動した。
自分の話なんてできなくなった。
──きっと大丈夫。全部こなしてみせる。
それがみんなの望んだことだから。私に求めることだから。
それがきっと、みんなと私を繋げてくれる。
「貴方が選ばれました。おめでとうございます」
世界中の健康な人間から一人、臓器提供しなければいけない者がランダムに選ばれる。
「何で俺が!」
「どうして私なの……」
「早く帰らせてよ!」
ここに連れてこられた者は皆、思い思いに泣き叫んだり絶望したり様々だ。
「誰かの為になるならいいよ」
中には淡々と受け入れる人間もいる。これが運命だと言うように、なんの抵抗もなく。
「誰かの為、などと建前ではないのですか?」
ふと疑問に思った審査官は、そう聞き返した。光を宿していない瞳が審査官をじっと見つめる。
「私はちゃんと思ってるよ。偽善がほとんどだろうけどね」
淡々と、淡々と。長い黒髪を揺らして、少女は首吊り台に手をかけた。
『誰かのためになるならば』
誰かのためになるならば
自分は消えたっていい。
むしろ消えたほうが
誰かのためになるんだろうな。
「誰かのためになるならば」
誰かのためになるなら私は苦労も惜しまない
誰かのためになるなら何があろうとも笑顔でやる
誰かのためになるなら最後まで付き合う
誰かのためになるなら…
誰かのためになるなら私は…自分を犠牲にする
誰かのためになるなら…我慢する
それで救われるのなら…やらなければならない
でも
誰かのために動いて助けて苦労して辛くなって…
相手が救われたから自分も救われる…?そんなばかみたいなハッピーエンドなんてないよ。
誰かのためになるなら…いや。
誰かのために動いたあとは、私はどうなるの?
苦労して寄り添った。自分も辛くなった。それで相手が救われた。じゃあ、私は…。自分で判断したからとか、自分も辛くなる覚悟をしなかったからとか、自己責任とか。人間は完璧じゃない。覚悟を決めても揺らいでしまうときがある。
優しい人ほど損をする世界。優しい人ほど死にたいと感じるのかもしれない。そして死んで優しい人がいなくなる悪循環。
だから私は「優しい」人にはならないしなれない。
私は私のエゴで動く。私のエゴで寄り添ったり助けたりする。それで自身が病んで辛くなっても…私は私のエゴで動いたから「仕方ない」って思うから。
終始何いってんだろう。ただ浮かんだ言葉を書いただけの詩を最後まで見てくれてありがとう
道路の道端に
"一輪の花"
キミは誰の為に
誰に見つけて欲しくて
咲いているの?
…誰かのためになるならば…
エネルギー保存の法則、位置エネルギーと運動エネルギー、幸福量保存の法則、レプトン数の和etc
この世のものは大抵つり合うようにできてる
平均をとれば当然上と下が生まれる
当たり前のことだが皆それで一喜一憂する
あぁ阿呆らしい
プラスがあればマイナスがある
誰かが儲ければ、誰かは損をする
誰かが勝てば、誰かは負ける
誰かが誰かを好きになり、誰かは誰かはを嫌いになる
誰かのためになるのなら、誰かはそれで嫌になる
皆で幸せなんて都合の良いことなんてない
そんな世の中
判断したくないとき、いっつも人はこう言うんだ
「誰かのためになるのなら」
それが他の誰かの不幸になるとも考えずに
誰かのためになるならば。
わたしは誰かのためになるように生きてない。
人助けに興味ないし。
人のためを考えなかった。
自分が幸せなら良いし。
自分さえ助かれば良かった。
だから。
私のためになるならば私はなんだってする。
誰かのためになるならば
暑くても暑くても
人の集まるところでは
マスクをして
手洗い、うがい
頑張っている
誰かのためにも
自分のためにも
自分のことは
自分で守る
あの数年間に
学んだこと
【誰かのためになるならば】
誰かのため、なんて
大それたことは考えていないけど
今日も文章かいて投稿する
わたしと同じ寂しい人に
なぐさめの言葉を届けるために
誰かのため、なんて
大それたことは考えていないけど
そして、わたしも受け取る
わたしに似た誰かが書いた言葉を
こうして同じ時間
同じテーマを考えている人が
何人もいるって事実が
心を少し暖かくする
誰かのためというわけではないけれど
わたしの言葉が誰かに届き
慰めになっていることを
仄かに期待して苦笑い
誰かのためになると
産まれてきたことに意味ができるみたいで
あこがれる
誰かのためになるならば、君のためになるならば、私の内蔵などいくらでもくれてあげる。
誰かのドナーに
【誰かのためになるならば】
誰かのためになるならば
最善を尽くす
たとえ命の危機があったとしても
誰かのためになるならば
どんなことをしてでも
全力を尽くす
〚誰かのためになるならば〛
誰かの想い出に残りたい。
誰かを幸せにしてあげたい。
そんな願いが続く日々。
どれだけ、どれだけ頑張っていても叶わず終わる。
誰かのために働く時間。
それで誰かを幸せに出来るならば、想い出に残れる
ならば、自分はきっと動きます。
だけど簡単に、幸せになんて出来ない。
沢山の時間を使ったって自分も幸せにならない。
でも、誰かと何かしら想い出が出来たら自分はもう
それだけで幸せです。
誰かのためになるならば
誰かのためになるならばたとえ死んでもいいわなんて偽善は言えないし、言うとしても一生愛した人にしか言わないわ。その人が裏切りはしない限り、
誰かのためになるのなら、私は人格を捨てててわも、あなたを愛したい
けたたましい蝉の声が響く夏のある日、僕は彼女に恋をした。
彼女は大垣製薬社長、大垣裕彦の一人娘で僕達とは別世界の人だ。それに加えて才色兼備とくるんだ。
もはやラノベのヒロインかなにかなんじゃないか。
その日はクラスメイト達と夏祭りに行く予定になっていた。
「今夜、近くの神社で祭りがあるんだが大垣さんも行かない?」
と僕はいつもの様に大垣さんに声を掛ける。
彼女は
「ごめんねぇ。今日はお父さんと用事があるの。」
互いの家で遊ぶ程の仲の僕からの誘いは断らない彼女に珍しく断られてしまった。
仕方が無いので家に帰り、無意識にテレビを点ける。
ニュースでは彼女の家から煙が昇る映像が映し出された。
僕は大急ぎで自転車に跨り、彼女の家に向かった。
野次馬を掻き分け、乾いた銃声が響く敷地内に入る。
煙が充満する中、彼女を探すがどこにも居ない。
彼女の部屋から男の声がする。
僅かに開いた扉からそっと覗くと、耐火スーツに身を包み、手には小銃が握られていた。
「なんなんだアイツら……」
「誰だ!」
1人の男が気づいたのかコチラに銃口を向け近づいてくる。
僕は隣の部屋に転がり込んだ。
床には血痕が伸びている。タラリと嫌な汗が頬を伝う。覚悟を決めて血痕を視線で追う。
どうやら血痕は本棚で途切れているようだ。
辺りを見回すと赤黒い血が付いた本がある様だ。徐ろにゆっくりと前に傾ける。すると本棚がゆっくりスライドし、この部屋には似つかわしく無い白く無機質な扉が現れた。
その扉の向こうは僕を飲み込むかの様な暗闇が続いている。
創作物の中でしか見たことも無いソレに、僕は高鳴る心臓を抑える。
後ろから鈍く部屋を蹴破る音が響く。
僕は戸惑いと覚悟の混じった拳を握りしめ扉の中に走り出した。
彼等に追いつかれない様に……
無我夢中で走ると開けた場所に出た。
薄暗い中、緑色の液体が不気味に光る部屋に出た。
「なんだコレ……」
そこには彼女と瓜二つの灰色のスライムの様なモノが培養槽の中で眠っていた。
「見られちゃったね。実は私、人間じゃないの。」
後ろから静かに寂しそうな声が響く。
中央の機械では白衣が赤黒く染まった大垣裕彦の姿があった。「ようやく私の悲願が達成される。この誤った世界を滅ぼし新たなる世界に作り変えるのだ。アハハハハハハハハハハハノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \!」
狂気じみたその笑い声が室内に響き渡る。
突如、けたたましい破裂音が鳴り響く。
その瞬間、柔らかいスライムの様な物に呑まれる。
吸収しきれなかっただろう衝撃が彼女の体を吹き飛ばす。吹き飛ばされた肉体は這いずりながらも彼女に集まり再び体のパーツを形成していく。
「噂通りの化け物らしいな」
そう言って耐火スーツを纏った男達の中からリーダーであろう男が出てくる。
彼女は鋭く通った声で
「失せなさい!貴方々に渡す物など何もありませんわ。」
と言ったあと何かブツブツと呟き始める。
すると周りにあった培養槽の中身が不規則に動き出す。動き出したソレは培養槽を割り、這い出てくる。
這い出てきた不定形のソレは彼等の前に集まると1つの個体として体を形成しようとするが生成が不十分なのだろうか、形成しきれず崩れ落ちる。
3m程の塊になった所で彼等に襲い掛かる。
彼女は僕に向き直ると
「この技術が彼等の手に渡れば悪用されてしまう。それは阻止しなければいけない。
それに私はお父さんを止めたい。私はこの世界が好きだから、君が生きているこの世界を守りたい。
コアを失った私達は、塵になって消える。そうすれば彼等も目的を失い、お父さんも止められる。お願い、私のコアを破壊して。」
「何言ってるんだよ。そんな事僕には出来ないよ!君を殺す事なんて僕にはできない。」
彼女は透き通った真っ直ぐな瞳で僕を見つめる。
「誰かの為になるならば、私の事はいいの」
僕が聞いた彼女の最後の言葉だった。