『誇らしさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誇らしさは大切な能力だと思う。それは自信に直結している。ただやりすぎると、何コイツ、うざ。と思われてしまう。これを傲慢という。
例えば、「ボクチン、おフランスに旅行に行ったんだ。ま、君たち庶民には縁のない話だと思うけど、HAHAHAHA」これが誰の台詞か、分かる人もいるだろう。これは、自分が金持ちであることを誇り、他人を馬鹿にしている。これを高慢という。だから、この話を聞いた主人公は、不快な気持ちになる。
対して、自分を誇らなすぎるのも考えものである。例えばずっと、僕なんか、僕なんかと呟いている人と関わりたいと思うだろうか。
つまり、「良い匙加減。」これである。この規則を守れば、大体は上手くいく。一つ一つの言葉に気を付けて、相手を思いやることが大切なのだ。
私は若い頃から切磋琢磨することを好み、自己鍛錬を怠りませんでした。晩年には血縁外からの初の社長に、そしてその後会長になり、多くの社会貢献もしました。それが私の誇りです。
私は若い頃から、アイドルとして多くの人に夢や希望をお届けしてきました。生憎病気で早逝することになりましたが、私の闘病姿はファン以外の人にも勇気と元気を与えました。それが私の誇りです。
私は世界各国を回り、青少年ボランティアとして貧しい国の子どもたちの生活の質向上と教育の支援に力を入れてきました。自分の人生の大半をアフリカに捧げ、アフリカには私の子どもと呼べる若者がたくさんいます。それが私の誇りです。
……誇らしさとは人それぞれだね。
はい、次の人。
あなたが、自分を誇らしいと思うことを教えてください。
私は、……私は、幼い頃からいじめにあい、ずっと不登校でした。ろくに就職もできず、バイトで食いつなぎました。もちろん、一生独り者です。でも、私は、寿命が尽きるまで生き延びました。生きることを諦めませんでした。それが……私の誇りです。
……人それぞれだね、本当に。
はい、次の人。
(お題:誇らしさ)
言葉にすることはない
でも
胸のなかにはいつもある
………誇らしさ
誇らしさ
私たちは唯一無二の存在だ。
誰かと全く同じ経験なんてできない。
自分だけのストーリーがある。
それってすごい事だと思う。
『お題:誇らしさ』
ごめん。いま俺、すっごく誇らしい。
最強の武器を手に入れたんだ。
なんでも貫く最強の武器さ。
誇らしさ満点。
なんでも防ぐ最強の盾があったとしても、俺の誇らしき武器の方が勝っちゃうに決まっている。
何処で手に入れたかを聞かれると、RPG上で俺が不利になるネタバレになっちゃうから若干濁しちゃうけど。
うーん、神様とかを祀っている場所……で、正しいかな。
こんな美味しい話、誰かを唆すのも勿体無い。
俺の強さを示す、それだけで充分だ。
この何とも言えないほこらしさ、実に良い気分だ。
「誇らしさ」
作¦花二個爽(はなにこさやか)
キスが苦手だった。
いつも夫に笑われていた。
それがとてもとても嫌で、浮気相手と練習をした。
リップクリームを塗って砂糖を口に含んだ。
舌を絡めて、唾液を交換した。
すると夫は満足気に顔をとろけさした。
もう馬鹿にされない、これで浮気相手ともおさらばだ。でもこんなことでキスが上手くなったとて誇らしくなんかないが。
誇らしさ
いろいろと考えてみた
浮かんでは消え
浮かんでは消え
どれかひとつだけでも
掴めたらいいのだけれど
何ひとつ残らなくて
てのひらはからっぽのまま
鏡の前すこしだけ微笑む
今のわたしを見ていてほしい
『誇らしさ』💙
あなたの諦めないとこがすき。
いつも厳しくて
僕達に容赦ないけど
優しさがちゃんとあるところもすき。
あなたのことを
よく思わない人が
いるかもしれないけど
僕にとってあなたは
頼れる誇らしい存在。
だからこそ
そのままでいてね。
人生に誇らしさを持ちたい。
今は持てていない。
いつか死ぬときに誇らしく思えたら。
「誇らしさ」とかけまして
「先輩からお食事に誘われた」と解きます。
その心は「おごり(驕り/奢り)」かもしれません。
誇らしさ…か。
ちっちゃい時、埃の事だと思ってたなぁ…w
私は私のアホらしさが、
大好き。
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
誇らしさ
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誇らしさ
特に誇るものがないって人
きっとそれが誇るものなんじゃないかな
真っ白のパレットは何色にもなれるから
誇り
あった方がいいけど、捨てても良いと思うくらいがちょうど良い。
「誇らしさ」
特に誇らしいこともないけど
今まで一生懸命、不器用に生きてきたつもり
誇らしさ
もっと勉強を。 なんのための勉強だろう。
もっと運動を。 なんのための運動だろう。
自分に自信を持って。 これは親の教育でできた功績だ。
「あなたが息子で誇らしい」 「出来損ないはいらない」
そう言って貰えるように。 そう言われないように。
あの人たちの夢を僕が叶えるんだ! 俺の夢ってなんだ?
人から望まれる人になるんだ! 俺のやりたいことってなんだ?
誇らしく!誇らしく! なんて惨めな人間なんだろう
ねぇもっと! まぁいいや
僕を見て!評価して! 誰も俺を知らないし
誰よりも存在感を出すんだ! もういっそ消えてしまいたい
そうすればいよいよ! そうなればいよいよ
僕は誇らしい人生を 俺の人生に誇らしさ
歩めたことになる! なんてなかった。
「誇らしさ」
とうの昔になくなってしまった、尊厳
本日、クライアントの嶋野様訪問 息子様より、森ノ宮病院にて入院中。胆石、心臓病など、我慢ォして、下半身が壊疽になり、足を切断しなくてはならない。半年前治療西村専念。
妻の胃がん検査結果より、腫瘍が増えている。9月4日より入院
私は人生で一度だけ誇らしいと思ったことがある。
私は幼い頃から女の子らしいとは間違っても言われないような性格をしていた。
喧嘩では負けたことなかったし、スカートをはきたいとも思わなかった。
当然、周りの大人は良い顔をしなかった。
「女の子なのに」「病気じゃないの」
親でさえ私に嫌悪感を覚えていたと思う。
けど、幼なじみのそれはそれは可愛い女の子だけが私の存在を肯定してくれた。
その子と一緒にいられるならば何を言われてもよかった。
私たちは同じ中学校に入ってからもずっと仲良しだった。
私も少しは女の子らしくしてグループにも入ったりしてた。
でもその子は可愛くていろんな人からモテてたからいじめられた。
しかもいじめてた人達は私の入ってるグループの子だった。
私は逃げちゃったんだ。弱かったから。
昔は怖くなかったのに周りから何か言われるのが怖くなったんだ。
でもついに逃げ続けられなくなった。
私もその子をいじめなきゃいけなくなった。
いじめなきゃ私が次の標的だから。
ハサミを渡されてその子の前に立った。
前に立って顔を上げたらその子は昔と何も変わらない笑顔で私のこと見てたんだよ。
ビックリしちゃった。
逃げて逃げて逃げ続けたのにどうして?
なんでそんなに笑っていられるの?
って。
そしたら、こんなの私じゃないって思った。
いつから周りの目を気にするようになったの。
その子と一緒にいられれば何を言われても良いって思ったはずなのに。
気づいたらグループの子と掴み合いになってて奪われたハサミで顔に傷が付いた。
周りの大人にはまた「女の子なのに顔に傷なんて」とか言われたけど気にしない。
だってこれは意味のある負傷だから。
私は自分で変われたことを誇らしく思ってるよ。
何をしても必ず否定の言葉を吐かれる世界なら私は私を誇らしく思える生き方をするよ。
誇らしさなんて私には持ち合わせていない。他人より誇れることはなく、生きている。
誇らしさとしてあげるなら友達だろうか。こんな私でも好きだと言ってくれる人がいる。ついてきてくれる後輩がいる。
それは誇ってもいいかもしれない。
「誇れるものなどなにもない」と、感じ始めたのはいつだろうか。
私にとってそのタイミングは、新卒の就職活動まで遡る。
自己PRを考え、貴社のために、と頭を捻って自分自身の「誇れるところ」を探していた。
今になって思う。
その時に考え導き出した自分の「誇らしさ」は、正しかったのだろうか。
自分で出した答えです。と、当時はそう感じてただろうと思う。
改めて、「誇らしさ」の言葉を肌で感じてみる。
どうだろう、
いつかのワールドカップで興奮した実況者が言っていた、
「〇〇選手は、日本の誇りです!」と。
また最近では、「これが日本の誇る大谷翔平だ」と。
これを聞いて、私は感じた。
「誇らしさ」は、その人物の「能力・才能」とリンクするのではないか、と。
だから、大学3年生の当時の私にとって自己PRは、
数学よりも難問だったことは無理もない話だろう。
まだなにも成功体験をしていない、何者でもない人間だったからだ。
では、今の私はどうだろうか。
なにか、人より長けている能力や才能はあるのだろうか。
答えは、わからない。
なぜなら、「あなたはここが誇らしい」と、言ってくれる人がいるか否かが、大きく影響するからだろう。
「誇らしさ」は、自分自身で名乗るものではないのかもしれない。
誰かに言われて初めて気付くものなのかもしれない。
だから私は、
いつか誰かに、
「誇らしいね」と言われるために努力をしようと思う。