『言葉にできない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
恥ずかしくて 不器用で 想いを素直に言葉にできない。カッコいい言葉とか気の利く言葉はいらないのに…
ありきたりの言葉でいい 思いを込めればいい。言葉は魂を宿し必ず伝わる。そう信じてる。
「……ッふ…」
熱い息が鼻から抜けていくのが分かる。
ここ最近は夜通し研究をしていたから、それが祟ったのかもしれない。しかも、特に夜が寒い。春が訪れてからすでに十日以上が経っているというのに何故こんなにも寒い日が続くのか。
まァ、ここでぐちぐち言っていても意味は無い。寝るに限る。
「言葉にできない」と言えば小田和正さん!!
名曲中の名曲
嬉しすぎると、距離が近すぎると
言葉にできないことが多い
歌に乗せると饒舌のなれるのはなぜだ?
彼は、人生のどん底にいる私を救ってくれた。
何してんだ
(おまえの居場所はここじゃないだろう)
素っ気なく思えた言葉の意味を感じとれた時の、
彼なりの不器用な優しさが嬉しかった。
心の温もりを体現した彼の傍になら、安心して居られる気がした。
私にはもう、建前なんて要らない。
手を握りしめた時の力強さで、貴方の愛を感じられたから。
(言葉にできない)
言葉にできない…
スパークリングワインの泡の一つずつ
覚えていたい宴の夜は
書いては消し
書いては消し
また書いては消して
結局
君を失くした悲しみの
深さと重さは
言葉にできなかった
# 言葉にできない
言葉にできないほどの出来事はノートやメモ帳に書くようにしています。
「言葉にできない」
ホワイトボートに言葉を書く
ワタシは口から言葉を云えないから
ホワイトボートに言葉を書くの
けどそれは上手く言葉にできないことだらけ
文字を書いては消すを繰り返す
説明できないわけじゃない
でも
それだけ衝撃的だったんだ
先生とか立場が上の方々って少し手抜いてズルしてる人の方を評価するから大っ嫌い。まぁ過ぎたことはもうどうでもいいけどさ、いや良くないけど変えられないし。。絶対に私の方が頑張ってたし相手のことはよく分からないけど、真面目が損するってこれかって実感したよね。頼むから私の視界から全員関わった人消えてくれ。今私はNちゃんと、Yちゃんのおかげですっごく充実してるんだ。一瞬でも視界に入ってくるとその時の記憶が蘇ってくるんだ。まず同じクラスなだけですっごく嫌なのに、、退部して辞めたことはいい決断だったと心の底から思うよ。部室なんて入りずらすぎて毎日心臓壊れそうだったしあんなイカつい集団私には処理出来ない。てか普通に遅刻とかありえないし既読無視も失礼だし、舐めてんの?まじでウザイからやめて欲しかった。あーこれも価値観って言われるんか、 人生価値観だらけだね。あーつら。まぁいいや!今楽しいし、頼むから消えて。それか変わった姿見せて。お願いだからよろしく。
言葉にできないときは
最高に気持ちが高ぶっているとき。
最高に気持ちが落ち込んでいるとき。
どんなときでも前に進み続ける
いつか言葉にできるまで
「……あの、さ」
口にしたかった言葉は音にならずに時間だけが通り過ぎていく。
彼に告白すると決めてからたくさんたくさん考えたのに。
「っわたし……ね」
心臓がうるさい。コンクールのときでもこんなにドキドキしなかった。
「…ゆっくりで、ゆっくりで大丈夫だよ」
落ち着いた優しいテノールが耳に入ってくる。
それと同時にあぁ…やっぱ好きだなって思う。
「わたし、君の歌がすごく好きなの」
目の前の彼は目を見張る。
そんな意外なことを言っただろうか。それでもさっきと打って変わって、私の口はよく動く。
「初めて聞いたときから、落ち着いた優しい声だなって思ってたんだけどね、放課後歌を口ずさんでいるときに君の声が聞こえたの。」
「…よく、ぼくだってわかったね」
私は首を縦に振りながら続ける。
「だって、すごく優しい歌だったんだもの。だからわたしきみの歌がすごく好きだよって伝えたくって」
今日呼んだの。そう言うと彼は少し照れ恥ずかしそうに、そしてなぜかちょっとすねたように口を開く。
「そう直球で言うくせやめなって言ってるでしょ…でもありがとう。嬉しい」
じゃあ帰ろっかと声をかけようとすると彼がわたしの手をそっと掴んだ。
「まって。ぼくもきみのピアノの音がすごくすき…だよ。君みたいにふわふわしてあったかくてずっと聞いてたくなる」
今度はわたしが赤くなる番だった。
「あ、ありがとう。嬉しい…です」
ありきたりの言葉しか頭に浮かばなかったけど、本当に嬉しいと思った。
「でも、それだけ…?今日ぼくを呼んだのはそれだけを伝えたかったの…?」
私は思わず目を見開く。彼は少し頬を赤く染め私の目を見ていた。
「…それ、だけ…デスヨ」
「絶対ウソ。きみ、ウソ下手くそなのになんでウソつくの」
ジト目で睨まれるが、今日のわたしのHPはもう残り5くらいだ。これ以上反撃を食らうと死んでしまう。
「逆に何があると思ったの…?」
次は彼が言葉に詰まる番だった。
視線を彷徨わせたあと、決意を決めたようにわたしの目を見ていった。
「告白…してもらえるのかなっておもった!!」
清々しいほどの回答に私はあっけにとられた。
「え、あ、うん、え、なんかごめん」
「ちょっと!!ぼくが振られたみたいじゃん!まだ何も言ってないのに」
「振ってないふってない振ってない!!」
テンパって勢いよく否定しすぎた。気まずそうに顔を上げると目の据わった彼が言った。
「好きなタイプは僕みたいな声の人って言ったよね?」
「はい、いいました」
「結婚するなら甘やかして叱ってくれる人がいいって言ったよね?ぼくこの2年間君を甘やかしてでも叱ってたよね?」
「はい、甘やかしてもらいマシタ」
「音楽好きな人がいいんだよね?ぼく歌うの好きだから一緒に演奏できるよ」
「うん、しってます」
「あと他には何が必要?ぼくは君からしたらとんでもなく優良物件だと思うんだけど」
割と自信満々に言い切る彼に小さく拍手を送ると怒られた。解せぬ。
「今、君に告白したら君はオーケーしてくれる?」
彼が放った言葉に私は一瞬で赤くなった。それはほぼ告白だ
「………う、ん」
彼は一つ呼吸をすると言った。
「ぼくは、ずっと君といたいと思ってます。君を見れば可愛いって思うし、ピアノを弾いてる姿は綺麗で独り占めしたいけど全世界に見てほしいとも思うし、家族のはなししてるときはぼくもその中に入りたいって思うし、他の男子と楽しそうに喋ってるとちょっと嫉妬します」
一呼吸で告げられた愛の言葉に顔を赤くさせることしかできない。
「でも、誰より大切にするし、君のこと最優先で生きるし、甘やかすし叱るし今は言葉にしか出せないけど一生一緒にいる覚悟でそばにいるから、ぼくと付き合ってほしい……です」
最後だけ自信がなさそうに子犬みたいな一面を向けられたわたしの心臓はまた、ドクドク致死量並に活動している。どうしてくれるんだ、ときめき死してしまったら。
「わたしも君の全部が大好きなので、最優先にできるよう最善を尽くしますし、大切にするし、幸せにします。えっと、プロポーズ?待ってます。だから、これから末永くおねがいします。」
照れてはにかみながら言うと彼は赤くした顔を手で覆ってしゃがんだ。
「反則でしょ……」
「こっちのセリフです」
目があって笑いあったこの瞬間のことをわたしも彼も一生忘れないだろうと、そう思った。
#言葉にできない
友達ができた。
私は口下手で、上手く喋れない。台本を用意して、ようやく喋れるくらい。
そんな私だけど、友達ができた。その子は友達がたくさんいた。正直、別の世界の人だと思っていた。
でも、その子もいろんな悩みを抱えてるんだって偶然知った。当然だ。悩みを抱えていない人なんていなかったんだ。
そして、私達は友達になった。まだ上手く話すことはできないけど。
でも、これだけは言っておきたい。言葉にするのは苦手だけど、伝えたい。
友達に。友達になってくれて、
「ありがとう」
『言葉にできない』
急に変わった環境
いつまで続くけわからない不安
親子の因縁
振り回されてばかりの人生
ちょっとした不信感
ほんとに言えないのは
感謝の気持ち
言葉にできない
嬉しすぎて言葉にできず、泣いてしまう。
「落ち着いて」と言われながら、
ゆっくり話し始めた。
_言葉にできない
だから伝えちゃだめって誰が決めたの
『ココア』
世界のねじが緩みはじめて 比較的長い雨が降る
ヨークシャーテリアも服を着る 私の手のひらに
ひとさじのココアパウダー 内緒の恋の始まりは 温かい飲み物だった
言葉にできない
大谷、大丈夫かな。
今朝のニュースでは、実は6億ではなく24億だったそうだ。
以前の記者会見で淡々と説明していたが、言葉にはしてみたものの、本当の感情は整理できていないのではないだろうか。銀行口座の管理まで任せるくらい、信頼していた相手に裏切られた。大谷にとっては、金額よりもそちらのほうが大きいんだろうな。
比べて申し訳ないが、僕も学生時代、仲違いしたことがある。クラスメートだったが、突然何かが合わなくなった。どちらが悪いということでもなかった気がする。原因は何だったかな。はっきり思い出せないということは、きっとくだらないことだったのだろう。
友情が崩れ去るのは悲しいね。恋人と別れることはあっても、友人と離れることはないと思っていたから。
もう何年も会っていない。もし会えたら、あのときの仲違いは何だったのか、笑って訊けるぐらいの時間はたったはずだ。
……はずなのに。なんて声を掛ければいいか、言葉が全く浮かんでこない。
暗いな、僕は。
金曜だし今日はカラオケにでも行こうかな。
ヴェネツィアのゴンドラ漕ぎのおじさんを見習って。陽気にさ。
歌は良いね。もう言葉があるから、自分の心から絞り出さずに済む。
さて、何を歌おうか。明るい歌がいい。春だしね。
言葉とリアルの違い(テーマ 言葉にできない)
今ここにある何か。
自分という肉体が鼓動する音。
目に入る光。
苦しい心。
足りない睡眠時間。
つらく長い仕事時間。
これらから何を思うだろうか。
現代のブラック企業?古代の奴隷?
その後、『パソコンに向かって』と続けば『現代かな』と読者は思い、『皆でオールを漕ぐ』とか『鞭が跳ぶ』とかが続けば『現代ではないな』と読者は思う。
また、時代が分かっても、情景がありありと浮かぶまで文字を紡ぐと、長大な文章になる。
そして、それだけやっても、おそらく読者それぞれの心の中の情景は異なる。
言葉が紡げることと、紡げないこと。
心の現れを、その機微を、言葉で正確に表すことはできない。
アナログ音をデジタルデータに変換するように、言葉にすることで、実際の現実から『言葉で表現できる範囲』に切り取ることになる。
そして、その(仮)デジタル化した文字情報が、読者の頭の中でアナログに変換される。
そのとき、読者の頭の中に浮かぶ光景は、(仮)デジタル化された文字から、読者の知識と経験によってデコードされたものだ。
人物Aが恋をした。
と書いても、読者が恋を知らなければ、情景は浮かばない。
パソコンに向かって
と書いても、パソコンを知らなければ、意味が通らない。
言葉とは、本質的に孤独で、互いに理解し得ない我々に渡された『か細い糸』なのだ。
言葉にできない範囲は広く昏い。
『言葉にできない』
頭に連ねる空想と心を震わせる心情、
確かにそこにある景色はいざ言葉にしようとすると、
まるで靄が掛かったように朧気になる
そこにあるはずなのに、ここにあるはずなのに、
どれ程の努力を重ねても理想には決して届かない
筆を取り、書いて、書いて、書いて、書いて、
あの時描いた幻想を、あの時感じた感動を
この頁に書き記すことが出来る日が来るまで
言葉にできないものを追い続けている